ボチボチと進めてまいります(-_-;)
※一部、訂正いたしますm(_ _)m
千葉県
闇夜の中、1台のワゴン車が川沿いを走っていた。
「おら!大人しくしやがれってんだ!」
「イヤ!!イヤァァっ!!!」
乗っていたのは運転者を含めた20代前半ほどの男4人のグループと、それに捕まったらしい若い女性1人だった。
「おぉ?結構いいカラダしてんじゃん〜!」
「ウッホゥ、マジ?それなら朝までコース待った無しじゃね?」
「フゥーっ!」
会話などから察するに、手当たり次第に襲って暴行をすることを目的とした暴漢グループらしい。
「早いとこ適当な場所探そうぜ!
「って、オイ!?前、前!!」
「へ?―――うっわ!?」
欲にまみれた会話で盛り上がっていた最中、道のど真ん中に、ガッシリとした体格の男が一人立っているのを発見。
慌ててブレーキをかけた。
「っち……!オイコラ、オッサン!!あっぶねえだろぉが!!?」
「………」
「聞こえねえのか!?さっさと退けよ!!ぶっ殺すぞコラァっ!!!」
その男は、若者たちの脅しが聞こえていないのか、微動だにしなかった。
やがて、痺れを切らした男たちは車から降りると、力ずくで退けようとした。
……しかし。
「………?…っ!?くっ!オイ!退けよ、オラッ!!」
一人でダメならと、二人がかりで押すが全く堪えない。
見た目は人間のハズなのに、まるで巨大な鉄の塊に触れているかの様だった。
「クッソ!!何なんだよ、コイツ……!」
流石に疲れたので、一息ついた……その時だった。
「ヅギパゴ・ヂヂンダン・ザザ!」
自分を押しに掛かった二人の顔面を、それぞれ片手で鷲掴み。
「フゥンンヌァッ!!」
勢い良く路面に叩きつけた。
グシャッ!!という鈍い音と共に、男たちの顔面はトマトのように潰されていた。
「うわぁ!!?ああぁぁぁあっ!!!」
「キャアアアァァァッ!!!」
残った男二人と女性は、車から飛び出すと逃げ出した。
女性は男たちからも逃げるために川辺の方へ、男たちは不審な殺人者に背を向ける形で元来た道を走っていく。
それに対し、殺人者の男は唸り声をあげながら、鬼の様な険しい形相と赤錆色の肌をした、カバの様な特徴を備えた怪物へと変身。
そして、乗り捨てられたワゴン車を抱き込むと、なんとそのまま持ち上げ……
「ヌウウゥアッ!!!」
男たちに向けて投げつけたのだ。
ガシャンッ!!!
投げ飛ばされたワゴン車は、逃げる男たちを押し潰し。
そのまま爆発した。
「ラズ…ズゴゴ・ビンザァ!!」
獲物を仕留めたことを誇るように、怪物は大声を張り上げた。
そして……運良く逃げ延びた女性は、度重なる恐怖を味わったことにより、声を出せなくなってしまったのだった………。
「フゥアアアアアアアアアアアアアァァッ!!」
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そんな事件から一夜明けて。
文京区 ポレポレ 10:08 a.m.
「いらっしゃいー……あれ?一条さん!」
「しれぇ!長門さんに吹雪ちゃんも!」
警察並びに提督業務の両方で休暇を取れた為、一条は長門たちへの労いを込めて来店した。
「あらあら!一条さん、いつの間に結婚してたの!?しかも子供さんまで?ま〜〜〜!可愛らしいお嬢さんだこと……」
「すみません……彼女たちは、職場の部下です」
「……そう、なの?」
「……はい」
長門と一条のツーショットを初めて見た玉三郎の早とちりは、雄介を始めとした店内のメンバーに妙な空気をもたらした。
気になる話の続きは、CMの後!!