着任先の新提督が色々とマトモじゃない。   作:夏夜月怪像

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長らくお待たせしました。

クウガ編第3章、決着です!


24話 : 荒波

揚陸侵艦という、新たな敵と対峙したことで目覚めたクウガの新たな力。

 

 

海の神の名を有する、クウガ・トリトンフォームはドラゴンロッドを巧みに振るい、ザビューに反撃を開始した。

 

 

「ボシャ・ブバ!」

 

 

手刀を繰り出そうとするが、クウガはドラゴンロッドでこれを防御。

往なして、すかさず突きを食らわせつつ、左腕の連装砲を構える。

 

 

「当たれッ!!」

 

 

連装砲は火を噴き、ザビューに命中する。

 

 

「グゥ…!ビガラァッ!!」

 

 

機銃を抜き、構えたところを再びロッドで打ち払われ、さらに顔面を殴られる。

 

 

それは一発、二発と打ち込まれ、反撃の暇すら与えない速さであった。

 

 

「オオリャアッ!!」

 

力一杯に殴られ、ザビューは勢いよく吹き飛ばされる。

 

 

「きゃっ!?」

 

 

ちょうど大淀の前に倒れたため、ザビューは大淀を仕留めようと立ち上がる。

 

 

しかし、そうはさせないのがクウガである。

 

 

素早く回り込んで、ザビューの足をロッドで払い、片膝を着かせて背中を打ち、さらに連装砲で追撃する。

 

 

「大淀さん!」

 

「あ…吹雪さん!一条提督に、妙高さんたちも……」

 

 

「大丈夫ですか!?」

 

「周りを心配するのは結構ですけど……提督はもっとご自分を大事にして下さいな」

 

 

大淀に声をかける一条に対し、妙高はまるで姉妹たちに接するかのような穏やかさで注意する。

 

 

 

「グッ…ウガアァァァ!!」

 

怒りに声を荒げ、2丁拳銃で機銃掃射を仕掛けるザビュー。

 

 

「っ!!!」

 

「危ないッ!!!」

 

 

「フンッ!!はああぁぁぁあああッ!!!」

 

 

ザビューが引き金を引くよりも速く、クウガは皆の前に立ち、ロッドを構えた。

 

 

そして、ザビューの機銃が放つ弾丸を全て弾き、一条たちを守り抜いた。

 

 

「ッ!?バン・ザド……!!」

 

 

 

驚愕するザビューに、本日何度目かの砲撃を浴びせる。

 

 

そして

 

 

クウガはドラゴンロッドを振るい、跳躍。

 

 

 

「ッ!!!」

 

 

「オオリャアアアアアァァァァッ!!!」

 

 

ドラゴンロッドによる鋭い打突・トリトンスプラッシュドラゴンがザビューの右胸に命中。

 

 

 

「グゥウウッ!!?ヌウウゥゥゥア……!!」

 

反撃しようとしたザビューから、クウガはバックステップで離れる。

 

 

ロッドを軽く振り、構え直して警戒を怠らない。

 

 

 

当然、艦娘たちも念の為に主砲を構えていたが。

 

 

 

「グゥ……ウグウウ……ゥァ…アアアア……ッ!!!」

 

 

必殺の一撃を受けたザビューの右胸には、クウガの必殺技が直撃した証である『鎮』の古代文字が刻まれており、そこからエネルギーが注がれ、身体に亀裂が走る。

 

 

「アアア……ガアァアア……!!」

 

 

やがて、ザビューの腹部の装飾品がひび割れた瞬間。

 

 

「アアアアァァッ!!!」

 

 

爆発。

 

炎に包まれながら、その身体はバラバラに砕け散った。

 

 

 

「………」

 

ドラゴンロッドを振り、構えを解くクウガ。

 

 

その右手には熱がこもっており、左腕の連装砲の銃口からも煙が微かに漏れていた。

 

 

 

 

変身を解き、雄介は一条と大淀たちの下へ駆け寄る。

 

 

「大丈夫だった?大淀さん」

 

 

雄介の問に、大淀は

 

 

「………♪」

 

にっこり笑いながら、サムズアップ。

 

 

「でも、お腹空いちゃいました♪」

 

 

その一言で、雄介も吹雪たちも笑顔になった。

 

 

それを見た一条も、満足げな笑みを浮かべながら先を歩きだす。

 

 

「あっ!司令官、待って下さいよぉ〜〜!!」

 

それを慌てて追いかける吹雪。

 

 

「あんまり走ると、転けるぞ〜?」

 

「あらあら、長門さん。それはフラグですか?」

 

 

吹雪に呼びかける長門を、妙高がクスクス笑いながら冗談を吹っかける。

 

「おわっ!?」

 

 

それは現実となり、吹雪はコケた。

 

しかも前のめりに転んだため、後ろにいる雄介や電たちにパンツを見られるという結果に。

 

「はわわわわっ!?五代さん、女の子のパンツを見ちゃメッなのですぅ!!」

 

 

「だいじょぶ!みてないなのですっ!」

 

慌てる電と、技の一つである声マネで電のモノマネをする雄介。

 

 

 

「あ〜あ……遅かったかあ」

 

そんな雄介たちを、離れた所から見ていたのは北上と島風。

 

 

「あれが今度の提督かぁ……」

 

「どうする?ゆーすけもかなり信用してるっぽいし……長門たちとも打ち解けてるみたいだし」

 

 

「ん〜〜〜〜……」

 

 

少し唸りながら、北上は空を見上げる。

 

 

 

「…………ん。悪くないんじゃね?」

 

 

 

 

____戦果報告。

 

石ノ森鎮守府

 

 

《揚陸侵艦殲滅艦隊》

 

旗艦 妙高…損傷、軽微。MVP

 

随伴艦 長門…損傷、軽微

    吹雪…中破

    電…小破

 

 

重巡洋艦妙高の勇戦により《滑空奇襲鬼》による被害増大を阻止、同時に未確認生命体第4号の新形態・通称《軽巡4号》の敢闘によって撃破成功。

 

 

判定___《勝利》。




今回で一旦クウガ編を中断しまして、次は別の仮面ライダーと艦娘の物語を見せていきたいと思います!


果たして、誰が来るのか!?

その前に、やっぱ登場人物紹介かなあ……(;´Д`)

本作の人気投票その1

  • 五代雄介
  • 一条 薫
  • 吹雪
  • 長門
  • 大淀
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