クウガ編第3章、決着です!
揚陸侵艦という、新たな敵と対峙したことで目覚めたクウガの新たな力。
海の神の名を有する、クウガ・トリトンフォームはドラゴンロッドを巧みに振るい、ザビューに反撃を開始した。
「ボシャ・ブバ!」
手刀を繰り出そうとするが、クウガはドラゴンロッドでこれを防御。
往なして、すかさず突きを食らわせつつ、左腕の連装砲を構える。
「当たれッ!!」
連装砲は火を噴き、ザビューに命中する。
「グゥ…!ビガラァッ!!」
機銃を抜き、構えたところを再びロッドで打ち払われ、さらに顔面を殴られる。
それは一発、二発と打ち込まれ、反撃の暇すら与えない速さであった。
「オオリャアッ!!」
力一杯に殴られ、ザビューは勢いよく吹き飛ばされる。
「きゃっ!?」
ちょうど大淀の前に倒れたため、ザビューは大淀を仕留めようと立ち上がる。
しかし、そうはさせないのがクウガである。
素早く回り込んで、ザビューの足をロッドで払い、片膝を着かせて背中を打ち、さらに連装砲で追撃する。
「大淀さん!」
「あ…吹雪さん!一条提督に、妙高さんたちも……」
「大丈夫ですか!?」
「周りを心配するのは結構ですけど……提督はもっとご自分を大事にして下さいな」
大淀に声をかける一条に対し、妙高はまるで姉妹たちに接するかのような穏やかさで注意する。
「グッ…ウガアァァァ!!」
怒りに声を荒げ、2丁拳銃で機銃掃射を仕掛けるザビュー。
「っ!!!」
「危ないッ!!!」
「フンッ!!はああぁぁぁあああッ!!!」
ザビューが引き金を引くよりも速く、クウガは皆の前に立ち、ロッドを構えた。
そして、ザビューの機銃が放つ弾丸を全て弾き、一条たちを守り抜いた。
「ッ!?バン・ザド……!!」
驚愕するザビューに、本日何度目かの砲撃を浴びせる。
そして
クウガはドラゴンロッドを振るい、跳躍。
「ッ!!!」
「オオリャアアアアアァァァァッ!!!」
ドラゴンロッドによる鋭い打突・トリトンスプラッシュドラゴンがザビューの右胸に命中。
「グゥウウッ!!?ヌウウゥゥゥア……!!」
反撃しようとしたザビューから、クウガはバックステップで離れる。
ロッドを軽く振り、構え直して警戒を怠らない。
当然、艦娘たちも念の為に主砲を構えていたが。
「グゥ……ウグウウ……ゥァ…アアアア……ッ!!!」
必殺の一撃を受けたザビューの右胸には、クウガの必殺技が直撃した証である『鎮』の古代文字が刻まれており、そこからエネルギーが注がれ、身体に亀裂が走る。
「アアア……ガアァアア……!!」
やがて、ザビューの腹部の装飾品がひび割れた瞬間。
「アアアアァァッ!!!」
爆発。
炎に包まれながら、その身体はバラバラに砕け散った。
「………」
ドラゴンロッドを振り、構えを解くクウガ。
その右手には熱がこもっており、左腕の連装砲の銃口からも煙が微かに漏れていた。
変身を解き、雄介は一条と大淀たちの下へ駆け寄る。
「大丈夫だった?大淀さん」
雄介の問に、大淀は
「………♪」
にっこり笑いながら、サムズアップ。
「でも、お腹空いちゃいました♪」
その一言で、雄介も吹雪たちも笑顔になった。
それを見た一条も、満足げな笑みを浮かべながら先を歩きだす。
「あっ!司令官、待って下さいよぉ〜〜!!」
それを慌てて追いかける吹雪。
「あんまり走ると、転けるぞ〜?」
「あらあら、長門さん。それはフラグですか?」
吹雪に呼びかける長門を、妙高がクスクス笑いながら冗談を吹っかける。
「おわっ!?」
それは現実となり、吹雪はコケた。
しかも前のめりに転んだため、後ろにいる雄介や電たちにパンツを見られるという結果に。
「はわわわわっ!?五代さん、女の子のパンツを見ちゃメッなのですぅ!!」
「だいじょぶ!みてないなのですっ!」
慌てる電と、技の一つである声マネで電のモノマネをする雄介。
「あ〜あ……遅かったかあ」
そんな雄介たちを、離れた所から見ていたのは北上と島風。
「あれが今度の提督かぁ……」
「どうする?ゆーすけもかなり信用してるっぽいし……長門たちとも打ち解けてるみたいだし」
「ん〜〜〜〜……」
少し唸りながら、北上は空を見上げる。
「…………ん。悪くないんじゃね?」
____戦果報告。
石ノ森鎮守府
《揚陸侵艦殲滅艦隊》
旗艦 妙高…損傷、軽微。MVP
随伴艦 長門…損傷、軽微
吹雪…中破
電…小破
重巡洋艦妙高の勇戦により《滑空奇襲鬼》による被害増大を阻止、同時に未確認生命体第4号の新形態・通称《軽巡4号》の敢闘によって撃破成功。
判定___《勝利》。
今回で一旦クウガ編を中断しまして、次は別の仮面ライダーと艦娘の物語を見せていきたいと思います!
果たして、誰が来るのか!?
その前に、やっぱ登場人物紹介かなあ……(;´Д`)
本作の人気投票その1
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