着任先の新提督が色々とマトモじゃない。   作:夏夜月怪像

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どうしよう……

テレビ本編、全話を把握してるのってほとんどねえよアタイっ!!


ファンブック頼りになっちまう……!

こうなれば、『タイムベント』で遡るしか……!!


26話 : 青葉のヒミツ

真司が青葉を連れて、外に出た頃。

 

 

真司の先輩にして、目標である女性記者の《桃井令子》とOREジャーナル編集長にして真司の大学時代の先輩である《大久保大介》は近場の食堂で昼食を摂っていた。

 

 

「まったく……城戸くんは、もう少し賢くなるべきだと思うんですよね?単細胞でバカだし!仕事を覚えようって姿勢は認めますけどバカだし!!」

 

「令子…俺も大概アイツをバカ呼ばわりしてるけど、飯を食ってるときに言うのはどうかと思うぞ?」

 

 

令子の愚痴に苦笑いする大久保だったが、店に置かれたテレビのニュースを見る。

 

 

『引き続き、揚陸侵艦関連についてのニュースをお伝えします。江東区に出現した《水上潜伏鬼》は、未確認生命体第4号と交戦し……』

 

 

「第4号って……たしか、18年前に現れたヤツじゃないですか?それがなんでまた……」

 

 

「…………まぁ、俺らが追ってるヤマとは直接関係無さそうだな」

 

 

 

そう呟き、また黙々と箸を進めるのだった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

荒川区内 12:10 p.m.

 

 

「………前から気になってたんだけどさ」

 

「はい?」

 

 

ふと、真司は青葉に尋ねた。

 

 

「青葉ちゃんは、どうしてウチの会社を受けたの?そんなに仕事熱心だったら、もっと大手の新聞社でも採用して貰えそうなのに」

 

 

 

それは、本当に素朴な質問のつもりだった。

 

「……もしかして、今の聞いちゃマズい質問だったりする?」

 

 

自分から聞いた手前、真司は冷汗が出るのを感じた。

 

 

こんなに真面目で、しかも可愛らしい娘がまさか……大学を受けずに高卒でこの業界に飛び込んだというのか?

 

 

そうだとしたら、他人にはとても打ち明けられない諸々な事情を抱えているのではなかろうか?

 

 

考えれば考えるほど、真司はいかがわしい想像をしてしまう。

 

(うああああぁぁっ!!ダメだダメだ!何を考えてるんだ、落ち着け俺!!)

 

 

しかし、焦れば焦るほど、考えないように意識すればするほど妄想は膨らんでいくばかり。

 

 

 

「先輩……」

 

「ごめん!!言いたくないなら良いんだ……!!」

 

 

「……良いですよ」

 

 

 

「…………え?」

 

 

青葉の一言に、真司はポカンとする。

 

 

 

「先輩になら………青葉のコト……教えちゃっても、良いです……よ?」

 

 

 

「青葉……ちゃん……?」

 

 

 

その台詞と表情に、真司は一瞬思考がフリーズした。

 

 

 

 

 

(え……教えるって……何を?青葉ちゃんが?俺になら話せるコト……って、ナニ?まさか……いやいや、そんなコト……)

 

 

「……も、もう……恥、掻かさないで下さいよ………」

 

 

少しだけ顔を赤らめ、モジモジする仕草に、真司は固まった。

 

 

(まさか…………本当にソッチの話なのか―――ッ!!?)

 

 

「先輩……私……」

 

「ち、ちょっと待って!?ばば、場所は選ぶべきだと思うよ!?」

 

 

しかし、青葉は告げた。

 

 

 

「私、青葉は…………《艦娘》なんです」




お気づきかと思いますが、龍騎編はカンペキオリジナルストーリーとなります。

クウガ編同様、テレビ本編終了後の新世界であるためです(ヽ´ω`)

人気投票その3

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