更新は今まで以上に遅れると思いますが、何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m
西暦2001年―――。
都内を中心に、人間には起こし得ない不気味な殺人事件が度々発生していた。
後に《不可能犯罪》と呼ばれることとなる、それらを起こしていた者たちを、警察は未確認生命体と異なる未知の存在としての意を込めて《アンノウン》と命名。
正体を暴くべく、捜査を開始した。
だが……
その正体はハッキリ言って、
鴻上鎮守府 執務室 09:14 a.m.
提督として、まだ駆け出しの新人である映司は、朝刊に目を通しながら哀しい顔をしていた。
「酷い………まだ子供じゃないか………ッ」
被害者は小学生の少年で、遺体は発見された当初、樹の
「提督……あまり自分を責めないで下さい」
今朝のスケジュールを確認し終えた五月雨が、映司を慰める。
そこに、横で間宮アイスを頬張っていたアンクが割り込んできた。
「無駄だ。今のそいつには、どんな慰めの言葉も聞こえちゃいない。人間が一人死んだ………その事実だけで、頭ん中は一杯だ」
「アンクさん………」
一瞬の沈黙の後。
「―――ああっ!?また勝手に間宮券を使いましたねッ!!隼鷹さんや香取さんから、あれほど注意されていたのに!!」
「ウルサイ!!文句なら
「そんな無茶苦茶なっ!!」
この口喧嘩で、先程までの重く沈んだ空気は吹き飛んでしまった。
……と、そこにノックが。
「あ…はーい!どうぞー?」
映司が呼ぶと、「失礼します!」というハキハキした声が聞こえてきた。
「朝潮型1番艦、朝潮です!提督、どうぞよろしくお願い致します!!」
「朝潮ちゃん、だね。こちらこそよろしく♪」
気付けば、映司に少しだけ笑顔が戻っていた。
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足立区内 10:18 a.m.
揚陸侵艦と別の殺人事件と上層部が判断したのか、現場には一条の姿は無かった。
警視庁鎮守府のメンバーの一人にして、捜査一課の刑事である後藤慎太郎は、過去の経験を活かして隅々まで調べていた。
「後藤さん、何か見つかりました?」
声をかけてきたのは、同じ部所の先輩であり、17年前に起こった海難事故《あかつき号事件》の英雄と称されている刑事・氷川誠であった。
「氷川さん。……いいえ。残念ながら、まだ……」
同じ警察官として、それぞれの道で戦い続けている氷川や一条といった、尊敬すべき先輩たちに少しでも追いつきたいと思いながら、後藤は過去の反省を忘れることなく己を鎮める。
「……それにしても、何故また不可能犯罪が……」
後藤の疑問に、氷川も頷く。
「ほんとに……揚陸侵艦のことと言い、先日の怪物騒動と言い。原因と呼べそうなものも思い当たりませんし……」
二人して唸っていると、一人の刑事が声を掛けてきた。
「流石の《あかつき号の英雄》や元・鴻上ファウンデーション会長の忠臣も、不可能犯罪相手では肩無しという訳ですか」
「北條さん……」
捜査一課所属のエリート刑事・北條 透。
不可能犯罪及びアンノウン出現が頻発していた当時、氷川やその仲間をやたら敵視し、顔を合わせる度に嫌味やら妨害工作をしてきた男である。
「上層部は、今回の件をアンノウンの仕業と見て捜査を進めるようです。そうなれば……G3システムの再起動は勿論、G5ユニットの実戦投入もされるでしょうね。状況によっては《G7システム》も使うことになる、かも……」
北條が氷川や後藤に話をしている中。
青葉に引っ張られるようにして、真司は事件現場にやってきた。
「先輩、早く早く!あっ、カメラ落とさないで下さいよ?」
「あ…あのさ……青葉ちゃん?荷物を持つのは構わないとして……。先頭に立つのって、普通逆じゃね?」
先の一件以降、弱みを握られた(…と、少なくとも本人はそう感じている)真司は、正式に青葉とペアを組むことになった。
そして、今回がペアを組んで初の取材となったのだが……
「ゴメンね、霞ちゃん?面接が終わって、通知もまだなのに買い物に付き合わせちゃって」
「良いわよ、どうせこれが最後の縁だろうし」
「ん?何か言った?」
「な、なんでもないわよっ!」
途中、向かい側から来る、買い物帰りの男女―――翔一と霞の二人とすれ違う。
「―――!」
「………?」
この時はまだ、翔一も真司も、互いに関わり合い、後に起こる大きな流れに巻き込まれていくことを知らない………。
かなり間を空けてしまいました。申し訳ありません!m(_ _;)m
ペースは遅くなってしまいますが、またボチボチ進めていきます!
人気投票その6
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津上翔一
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氷川 誠
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霞
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霰