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警視庁鎮守府 資料室 10:39 a.m.
合同捜査本部からの指示とはいえ、現場から外されたことに若干の不満を抱いていた一条は、鎮守府で待機してもらっていた吹雪と長門、そして長門の姉妹艦娘である《陸奥》の協力の下、《不可能犯罪》に関する記録を一から見返していた。
「うぅぅ……。司令官〜、私たちなんでファイルの山と格闘してるんですかぁ?」
個人的に艦娘としての仕事から引き離されている様に感じていた吹雪は、そう嘆く。
「深海棲艦に対する警戒は、由良くんを旗艦とした警備隊に頼んでいる。緊急の際には連絡をするよう伝えてあるから、心配するな」
「でも、揚陸侵艦の場合はどうなんですかぁ!?」
懸命に食い下がる吹雪を、陸奥が宥める。
「吹雪ちゃん。提督には提督の考えがあるのよ。あんまり質問攻めしちゃったら、せっかくの考えがまとまらないかもしれないわ」
「陸奥さん〜……」
すると……
「………これだ!」
一条が見つけた、1枚の写真。
画質の荒い画像の中、怪人と思しき複数の影と戦う、もう一つの影。
それは、クウガによく似た、金の2本角を持つ戦士の姿だった。
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ORE ジャーナル 10:44 a.m.
「う〜〜ん……」
「すいません、先輩……青葉が前に出過ぎちゃったばっかりに………」
犯行現場の写真を撮り、取材と併せて独自に調査を……と言うのが青葉の狙いだったのだが、あと一歩のところで警官―――それも杉田刑事に見つかってしまった。
「見たところ、まだ新米のようだが……
悪いな、と現場から締め出されてしまった。
「くっそ〜……これじゃ、また編集長たちから文句言われちまうよぉ……」
「あと、桃井先輩からのお灸もキツいですね」
苦笑いしながら、真司の嘆きを聞いてやる青葉。
―――と、その時。
「っ!」
「先輩!この音……」
カードデッキを持つ者、そして現時点では青葉だけが聴き取ることの出来る、ミラーワールドから響く《戦いの音》。
「………急ごう!」
「はい!!」
人目の付かない、オフィスビルのショーウィンドウ。
真司と青葉は二人、そこに全身を映すように並び立つ。
「そうだ。今更だけど……青葉ちゃん、艤装はどうやって仕舞ってるの?」
「それが……初めて向こうから帰った後、先輩のと似た様なカードケースに……」
そう言いながら、藤色をベースに錨のマークを刻んだデッキケースを取り出す。
「艦娘の艤装が、ミラーワールドに適応化した……ってことか?」
疑問は尽きないが、ショーウィンドウの向こうでは、昔と比べ物にならないくらい大人しくなったドラグレッダーが、まだかまだかと宙を舞いながら待ちかねている。
真司と青葉が、左手に持ったカードデッキをガラス面にかざすと、カードデッキのホルダーでもある変身ベルト・Vバックルが映し出され、それは反転し、真司と青葉それぞれの腰に装着される。
左手を腰に添え、右腕を胸の前で真っ直ぐに伸ばす真司。
同じく左手を腰に添えて、右手は親指と人差し指を立ててガラス面をびしっと指差す青葉。
「変身!!」
「艤装、展開!!」
カードデッキをVバックルにセットすると、青葉は艤装を装着。真司は三方向から現れた鏡像を纏い、龍騎に変身した。
「青葉、取材…じゃなかった、出撃しますっ!」
「っしゃあ!!」
青葉の掛け声に合わせるように、龍騎も喝を入れて、二人はガラス面の中へダイブ。
ミラーワールドと現実世界を繋ぐ道《ディメンションホール》を渡るための次元輸送機・ライドシューターに乗り込み、龍騎は青葉と並走するのだった。
アギト編なのに……アギトの出番を最高のタイミングにしたいだけなのに、ちゃっかり龍騎が出張って来ちゃったァ(;´Д`)
アギト、そしてG3の活躍を期待している皆様!ごめんなさい、ごめんなさい!!
人気投票その6
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