着任先の新提督が色々とマトモじゃない。   作:夏夜月怪像

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長らくお待たせしました。


アギト編第1章、盛り上げて参りますッ!!


66話 : 超越生命体(アンノウン)未確認生命体(グロンギ)の違いとは何か

雄介と大井が一条と合流しに向かっていた頃。

 

 

翔一の下に霞が来店した。

 

 

「やあ。ハガキは届きましたか?」

 

「ええ……届いたし、中身も読んだわ」

 

 

霞の様子に、翔一は不思議そうな顔をする。

 

 

「……何かありました?」

 

 

翔一の質問に、意を決した霞は顔を上げて宣言した。

 

 

 

「あの……。採用してもらったばかりなのに、勝手なことを言うけど……バイトの件、採用を取り消して下さい!」

 

 

「…………」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

池袋 12:16 p.m.

 

 

「一条さん!」

 

「すみません、提督。遅くなりました」

 

 

謝罪する雄介と大井に、一条は気にするなと言葉をかける。

 

「不可能犯罪って聞きましたけど……被害者は、どの様な?」

 

 

尋ねる雄介に、一条は答える。

 

 

「遺体の状態や現場の状況を簡潔に説明すると………首の骨を折られたことによる窒息死の後、街路樹の虚の中に押し込められていた」

 

 

「深海棲艦は勿論ですけど……揚陸侵艦の犯行でも例の無い手口ですね」

 

 

一条の説明を聞きながら、大井も驚きを隠せない。

 

 

「―――そうだわ!提督、私たちも此処へ来る途中、奇怪な事故に遭いかけたんです!」

 

 

「なんだって……!?」

 

「そうなんですよ!バイクを走らせてたら、前の方からこう…ギュンッ!!と突っ込んできて……。まぁ、ギリギリ避けられたんですけど」

 

「…そうか……」

 

 

雄介の言葉に安堵する一条。

 

 

と、ここで吹雪が疑問を提示した。

 

 

「……あれ?司令官……五代さんたちが遭遇した、その怪現象………資料で見た不可能犯罪の一つと似てません?」

 

 

「!」

 

その一言に、一条や長門、陸奥もハッとなる。

 

 

「言われてみれば………」

 

「《高速で突っ込んできた、謎の塊に撥ね飛ばされたことによる粉砕骨折》………!資料にある事件と内容がほぼ一致している!」

 

 

ここで、雄介が改めて口を挟む。

 

「じゃあ………今回の事件や事故が、どちらもアンノウンの仕業だとしたら………」

 

 

「アンノウンは、なんで人を襲うんですかね?」

 

 

 

未確認生命体ことグロンギは、自分たちの中で取り決めたルールに基き、人間を標的とした殺人ゲームを行うため、『プレイヤー』以外の者たちが手を出すことはほとんど無かった。

 

 

しかし……

 

 

アンノウンに関しては、単独による犯行もあれば、複数で犯行に及ぶケースもあり、未確認以上に目的や意図が読めない。

 

 

「俺たちも、その点についてはまだ答えを出せていないんだ………」

 

「提督にも、手がかりが掴めない……と」

 

 

一条の言葉に対し、大井も不安げに呟く。

 

 

「誰か、一緒に考えてくれる人は居ませんかね……」

 

 

雄介がそう呟いた時。

 

 

「失礼します……一条さん、それから艦娘の皆さん。そろそろ対策会議の時間ですので、会議室の方へ………」

 

 

 

アンノウン事件解決に貢献した、堅物な刑事の氷川誠が顔を出した。

 

 

「氷川さん……」

 

「………?一条さん、そちらの方は?」

 

 

「あ…こんにちは♪」

 

 

これが、《2000の技を持つ男》と《いかなる戦いからも逃げない男》の出会いであった…………。




どうしよう……何か、考えているシナリオを書こうとする度に違うスポットが文面に表れるぅ……(;´Д`)


アギトを、はよ活躍させたいッ!!

人気投票その6

  • 津上翔一
  • 氷川 誠
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