クウガ編などに負けず劣らずの急展開、お見逃し無く!!
71話 : ミラーワールドの深海棲艦。そして『仮面ライダー』
不可能犯罪が発生し、取材及び調査に臨もうとした真司とパートナーの青葉。
しかし、現場の刑事たちから追い出されてしまい、調査が行き詰まってしまう。
これは、そんな中で真司と青葉がミラーワールドからの信号を受けて、ミラーワールドへ突入してからのお話―――。
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「よ…っと!」
「よいしょ!」
ライドシューターから降りて、周囲を見回す龍騎と青葉。
「……ん?青葉ちゃん、いつの間にカメラを……」
「はっ!すみません、つい癖で……」
一度来たことのある世界とは言え、自分の意思で訪れるのは今回が初めて。
記者としての好奇心からか、青葉はミラーワールドの景色を写真に収めようとカメラを構えていた。
「ったくもう、遊びに来たんじゃないんだぞ?」
「えへへ、ゴメンナサイ……」
と、その時。
「っ!…先輩、来ますよ!!」
「っ!」
イノシシの頭部に似たボディに人型の手足を生やしたような姿のミラーモンスター・ワイルドボーダーとシールドボーダーが現れた。
「青葉ちゃん、行くぞ!」
「先輩も!突っ込み過ぎて自爆したりしないで下さいよ?絵的にはオイシイですけど」
「ちょっ!?一応、俺も記者なんだから、バラエティ番組のお笑いタレントみたいな扱いすんなよ!?」
他愛もない会話をしつつ、龍騎はドラグセイバーを、青葉は機銃を構えて突撃する。
『ゴオオオッ!!』
『ブオオオオオッ!!』
シールドボーダーが突撃し、ワイルドボーダーは後方から「気」の弾丸を放つ。
「やっべ!!」
慌てて弾道から離れ、回避するも
「城戸先輩!前、前!!」
「え?」
『ブオオオオオッ!!』
狙いすましたかのように、シールドボーダーが体中の棘や刃を展開して体当たりを仕掛けてきた。
「うおおわったたた!!?」
避けるには間に合わないし、迎え撃つにもシールドボーダーの硬さは生半可なものではない。
ならば
「守りに移るっきゃないか!!」
ドラグセイバーをシールドボーダーに向けてぶん投げ、注意を逸らした一瞬の隙を突いて、アドベントカードをドロー。
ドラグバイザーにセットした。
《GUARD VENT》
ドラグレッダーのボディを模した2基の盾・ガードベント『ドラグシールド』を装備。
シールドボーダーの体当たりを受け止めた。
『ブゴ!?』
「う、お、おおおおぉぉっ!!」
そして、押し返す勢いをそのままに、シールドを構えたタックルで仕返しした。
普段の龍騎は、身軽さと武器の豊富さで臨機応変に対応する戦闘スタイルだが、状況によっては今回のようにゴリ押しでいく場合もある。
これまでの戦闘で、青葉は何度も目にしてきたが、龍騎のこの戦い方を「バカ正直過ぎる」と分析。
現時点では、自分と二人三脚でやってきているのと、遭遇する敵が単体若しくは少数であることから難無く攻略出来てはいるが、もし仮に敵が深海棲艦であり、尚且つ編隊を組んだりして攻めてきた場合を考えると……
(ハッキリ言って、勝ち目は無いですね……いくら
……と、青葉が考えていた時だった。
「青葉ちゃん、危ないッ!!」
「へ?―――きゃっ!?」
ワイルドボーダーの放つ気弾とは別に、『砲撃』が繰り出された。
「大丈夫!?」
龍騎が駆け寄り、砲撃を仕掛けてきた方角を見る。
―――その視線の先に現れたのは
「……えっ!?」
「なっ………嘘、だろ……ッ!?」
駆逐イ級や軽巡ホ級といった深海棲艦と共に、重厚感溢れるダークグリーンの鎧に身を包んだ、ワニの様な仮面の戦士が歩いてきたのだ。
「なっ……なに……アレ……!?」
困惑する青葉と同じく……否、それ以上に驚愕、動揺する龍騎。
「なんで………なんで、『仮面ライダー』がッ!!?」
龍騎編第2章、いかがだったでしょうか?
これから先、どうなってしまうのか!?
『戦わなれければ、生き残れない!!』
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