龍騎も、人を守るために戦うことを持つことを選んだのに……
それは、同じライダーとなる人を“殺して”勝ち上がる、バトルロイヤルに参加することと同義だった……。
新たに発生したミラーワールドから出現するミラーモンスターから、人を守るために出撃した龍騎と青葉。
しかし、そこに深海棲艦と共に、龍騎と同じミラーワールドを行き来する力を持った仮面の戦士―――『仮面ライダー』が現れたのであった………。
「城戸先輩、あのワニ頭を仮面ライダーって……!?」
龍騎の言葉に驚く青葉に、龍騎は頷く。
「ああ…アイツのベルトを見てみろ……。カードデッキだ……!!」
龍騎が指差した先―――ワニの仮面ライダーのベルトは、龍騎と同様Vバックルであり、ダークグリーンのバックルは、ワニの頭部を模した紋章が描かれた《カードデッキ》だった。
しばらくの沈黙の後、ワニのライダーが口を開いた。
「………へぇ?ただのうわさとばかり思ってたが……ホントに居たんだな?仮面ライダーってのは」
声色と体型から、ワニのライダーは男……それも龍騎と同年代か一回り年下と見受けられた。
「そう言うお前だって……仮面ライダーじゃないか。なんで深海棲艦を従えてるんだ?」
相手が人間なら、対話でこの状況を変えることが出来る筈―――。
龍騎はそう考え、質問を投げかける。
「しんかい、せいかん?ああ…コイツらの事か?仮面ライダーなら分かるだろ」
そう言って、ワニのライダーが取り出して見せた物―――
それは、深海棲艦が描かれたコントラクトカードだった。
「ッ!!先輩…あれって……!?」
「ミラーモンスターとの契約に使うカード……!まさかお前、それを複数持ってるのか!?」
驚愕する龍騎の質問に、ワニのライダーはくっくと笑う。
「それがどうした?」
「どうした…って…、お前が誰かは知らないけど、分かってるのか!?深海棲艦は……!!」
「海の彼方から迫る、人類の敵……艦娘以外に対抗・撃破する術は無い……だろ?さらに言えば、この世界の怪物どもも、人間を獲物として狙ってるそうだな?そして、仮面ライダーはコイツらとこのカードで契約することで力を得る………」
不良染みた物言いに反し、ワニのライダーは事を冷静に分析、把握しているようだった。
「ならどうして!深海棲艦を配下に加えたり、
無意識に熱くなる龍騎。
話を聞く限り、青葉がワニのライダーたちから攻撃される理由が現時点では一つも見当たらないのだから、当然と言えば当然である。
………しかし。
ワニのライダーの口から出たその返答は、龍騎の怒りに火を点けることとなった。
「何言ってんの?艦娘が深海棲艦を狩って、ライダーがモンスターを狩るんだから、ライダーが深海棲艦を使って艦娘を狩っても文句無いっしょ?」
「…………ハ?」
「なに?おたく、知らないでそいつとつるんでるの?艦娘は人間とは別モンだよ。《建造》つって、船造りと同じことして生まれるとか、コイツらと大して変わらないば―――」
ワニのライダーのだらけた喋りは、そこで途切れた。
龍騎がワニのライダーの懐に飛び込み、一瞬の隙も与えず、その顔面に右ストレートを叩き込んだからである。
オリジナルライダーのデザイン、ちょこちょこ練ってはおりますがチョコは出ませんよ?(すっとぼけ)
次回、龍騎がいつになく荒れまくる予定です!!
戦わなければ、生き残れない!!
人気投票その7
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