気付けば、UAが36000台って………
オラワクワクすっぞ!!
少し陽の傾き始めた、人気の無い通り。
その中に建つビルのショーウインドウのガラスが砕け散り、龍騎と青葉、そして二人を襲撃した仮面ライダーヴァイスが飛び出してきた。
しかし、彼らが出てきたのは鏡の向こうの世界・ミラーワールド。
異世界と言える場所からの帰還であるため、ガラスその物は破壊されていない。
「ハア……ハア……っぐ……ぅ……!!」
龍騎を一気に
「ウ…ソ、だ……!こんな……こんな、半端なヤツなんかに……!!」
結果を納得出来ず、よろめきながらわめくヴァイスを見据え、龍騎は言い放った。
「少しは味わえたか?本気の殺意を向けた、仮面ライダーの怖さってヤツを……!」
しかし……
「ふざけるなああァっ!!!」
ヴァイスは立ち上がり、尚も戦おうとする。
「俺は仮面ライダーだ……お前みたいな、半端なニセモノとは違う……!俺が……俺が本物の仮面ライダーなん―――」
パンッ!!
ヴァイスの声は、再び遮られた。
今度は、龍騎は手を出していない。
「あ……青葉…ちゃん………?」
艤装を解いた青葉が、ツカツカと歩み出てヴァイスの頬を右手で思いきり叩いたのだ。
「………ッ…な、なにしやが」
「いい加減にしなさいよッ!!!本物ホンモノって……あんたは何かのニセモノとでも言いたいの!?」
その大声は凄まじく、茫然となるヴァイスにつられて、龍騎も思わず耳を押さえて身を縮こまらせてしまう。
「あ…青葉ちゃん……!?」
「真司先輩も!!何が『死への恐怖を教えてやる…』ですか!!
「おバカさん……って!そんなハッキリ言う!?こんな事言いたくないけど、俺いちおー君の先輩なんですけどっ!?」
「………」
珍しく青葉が声を荒げ、龍騎は驚きつつも反論しようとする。
それを、放置されたヴァイスはただ茫然と眺めていた。
「………という事ですから!先輩はもっと冷静になって事の対処に当たるよう心がけて下さいね?」
「はい……」
それから十数分後。
龍騎―――真司よりも口が達者な青葉が真司を言い負かし、口論はひとまず落ち着いた。
「………さて!話を戻しますけど……その前に、変身を解いてもらいましょうか。青葉の突撃インタビュー、開始させていただきます!」
「…分かったよ……」
そう言って、Vバックルからカードデッキを抜き、変身を解くヴァイス。
「では、まず……お名前を教えて頂けるでしょうか?」
その正体は、真司たちに対して暴言を吐いた相手と同一人物とは思えないほど、優しい顔立ちの青年だった。
「俺は
「―――ッ!」
《沼田》………その名を聞いた青葉の顔色が、瞬時に変わった―――。
「青葉ちゃん?」
「………彼は…沼田さんは………」
真司の呼びかけで、青葉はどうにか平静を保つ。
ゆっくり深呼吸して、彼女は答えた。
「私がかつて在籍していた鎮守府の提督であった、沼田
次回、またも重暗い話になるかもです……m(_ _;)m
皆さん、どうか見捨てないで!
ちゃんと助けますから!!
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