「私はVz61スコーピオン!この作品はフィクションだよ!作中のカーアクションを真似すると大変危険だから、真似しちゃダメだよ?オーケー?じゃあ早速…!おりゃあ!」
イングラム
「安全運転でお願いします…ってスコーピオン!?頼むからこんなところで肩輪走行はやめて!?」
ベクター
「大体5分の1の確率で横転するわ…」
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「Vz61ちゃんがお騒がせしてすみません……」
久し振りの警告シーン。
では今回もどうぞ。
真っ暗闇のある場所にて。
「…はいどうもぉ!キズ○ア…え?ミ○イアカリ派でしたか…これは大変失礼しました…はい、私です」
端末を使い、誰かと通信する男。この前と同じ、野戦服を纏っている。顔も人種も分からない。男は小声ながらも裏声を使ったのだが、どうやら相手は別の人物が好みだった様だ。
「それではお待ちかねの報告コーナーです。やはり睨んでいた通り、あの噂は事実です。このままでは前線は維持以前に狭まることも予測されます。その内、『例の彼』にも手が及んでもおかしくはないでしょう。グリフィン内部にある、一部の腐敗が、各基地、各司令部同士の無差別な警戒心を生んでるのかも知れません。ご安心を、その辺においては、『例の彼』にもすぐ伝わる筈です。それに、彼も彼なりに動くことでしょうし…ええ、こちら側の障害ともなれば、こちらでもそれなりに対応を…はい?ええ…恐らく『例の彼』の場合ですと、あの風貌がそうさせてるのかも知れませんね…。グリフィンでは、ヘルメットを取った時の彼の素顔を見た者は誰もいないので。はい…ええ、その辺りの問題については、引き続き目を光らせておきます…はい。ご心配なく」
男は一呼吸置き…
「続きまして、こちらで位置を特定したあの『ジャミング装置』に関し、あれは近々グリフィンが回収作戦を行い対応するそうです。……はい、『例の精鋭人形部隊』も、その作戦に…しかし、遂行には『例の彼』の力も必要になることでしょう。えぇ…『例の彼』がいなければ、ある意味話にならなくなりますから…はい。正しく、その通りです。あれがあると、我々の計画にも障害となります」
男は、また一呼吸置いて喋り出す。
「もう一つ…お送りしたデータを参照したかと思われますが……ええ、『ジュピター』の試験稼働と、複数の配備が進んでいることをキャッチいたしました。はい。……グリフィンの各基地に甚大な被害が出る可能性があります。…はい。了解。では、後はこちらで手を回しておきます。状況が整い次第…はい。それでは、ごきげんよう」
通信は終了。
だが、今回は立ち去らず、今度は違う端末で、ある場所に連絡する。
「俺だ。また声が聞けて嬉しい限りだ。実は…ああ、ご明察、そういうことだ。なに?……わかった。なにか起こる前に、早くそこを離脱し、こちらに合流を。それと…ジュピターには注意しろ。その一部が試験稼働しているそうだ…ああ。それじゃあな」
通信を切り、最初に使っていた端末で、更に今度は別の連絡先に連絡する。
「……私だ。調査していた件について、あれは本当だった。グリフィンのドライバーの基地に行っている『兵士』がいたろう?そいつの上司に俺が調べた内容を、その『兵士』に伝えてもらえる様に伝えておいてほしい。ああ…悪いが、頼んだよ。…またな」
通信を終了。男は長電話で疲れたのか、肩を軽く回す。何時もの様に端末を片付け、その場を立ち去った。
………………………………………………
翌日。
『では○月○日の○○時に。また会おう』
軍人から次の基地での合流日についてのやり取りの内容を自信の端末で確認するドライバー。
画面をスクロールさせると、まだ続きがあるようだった。
『実は、お前に伝えておきたい話があるんだ。あ、言っとくが愛の告白ではないぞ?俺にそんな趣味はない。そんなこんなで、場所を借してはもらえないだろうか。盗聴やら傍受等を防げて、出きれば安全なところがいい。ではまたな』
メールの内容はここまでだった。
ドライバーは『真に無言』のまま、メールの内容を確認し終え、端末にロックを掛け、ポケットに仕舞う。
現在は基地の外に出ていた。今後の作戦のため、偵察のために担当のエリアの周辺を走り回っていたのだった。
今は下界を広く見渡せる停車エリアに停車させている。今回は鉄血の車も見えず、ドライバーの車のブラックマークが着いている。と言っても、この辺りは今では誰も通っていないのだが。
ドライバーは無言のまま、車に乗り込んだ。車のエンジンを始動させ、液体がするりと流れゆくがごとく、発進させていく。
ドライバーの車が走り去ると、彼の車の影に隠れていたのか、煙を吹いてグシャグシャに潰れた車が止まっており、その中の人物は力尽きたのか動かなくなっていた。
―…俺だ。『事故車』を発見した。ああ、位置は送った。ん?身元も洗えるなら洗っておいてくれ。頼むぞ―
フルフェイスヘルメットとバイザーにより、相変わらずドライバーの表情ははっきりとは伺い知れない。しかし、通信で見せたそのジェスチャーは、どこか含みがあるような感じであった。
―エンジン?ああ、とてもいいぞ。標高の高いところでもしっかりとパワーは出てる。まぁ現在地くらいなら大きな影響はない。こいつの場合、はっきり影響が出始めるのは、パイクスピークみたいなところからだろうな。そこはもう走ることは暫くは叶わなそうだが。ここら辺でも似たような所はあるから、チャレンジするなら良いぞ―
ドライバーはスタッフとやり取りしつつ、基地へ向けて飛ばしていった。どうやら話題を替えていたが…。
―ん?さっきの『事故車』のことか?…いや、アレは鉄血のじゃない、どうやら…ははは…きっと運転をミスったんだろう。中の奴は…もう無事ではないかもな。もしそうならそっちも『手厚く』頼む。―
通信を切る。その直後、また通信が来たので応じる。
―どうしたEVO3?…なに?スコーピオンが運転する警備車両が路肩にスタック?横転じゃないのか?違うのか…ほっ…わかった。ここからなら近い。直ぐ行くから降りて周囲を警戒しろ―
その後も彼の車から発せられる、けたたましい排気音とスキール音が静かな山道に響いていた。
ということで、空襲妖精が本日大型装備製造で出たので初投稿です。
デコイ?いえ、知らない子ですね…
あ、そうそう。そろそろ主人公周辺だけでもキャラ紹介とかを書こうと思うのですが、どこに書いたら分かりやすいんでしょうか…?
では、また次のお話をお楽しみに!
今後、【戦場の走り方】内で見てみたいものは?(もしかしたら反映されるかもしれません)
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劇中に世界の名車を登場。
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AR小隊vs404小隊のレース対決。
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スオミを走らせよう。