ドリーマーあたりに注意(何
ではどうぞ。
その日、鉄血の司令部にて。司令室では音楽が響いていた。それは如何にもバブリーでダンシングかつヒーローな音楽である。
代理人と、もう一体の人形が踊っている。
「ないしてるよなんt…いたあっ!?」
代理人より前に出た、黒セーラー服の人形が、歌い出した後に背後からスリッパ攻撃が炸裂する。
「何をする代理人!?」
頭を押さえる仕草をする黒セーラー服の人形に対し、呆れたような面持ちで…
「『ないしてる』ではなくて、『愛してる』です。……コホン!さて、そろそろデストロイヤーの出発時刻ですが…」
「ふむ…そうなると、私の出番は当分先と…」
「そういうことになりそうです。申し訳ないですわ」
「まぁ、グリフィンのドライバーとやらの情報収集だと思えばいいさ」
「ポジティブですのね…ご了承ありがとうございます」
同時刻。
ドリーマーとデストロイヤーたちの方では…司令室と同じ軽快な音楽が響いていた。
ドリーマーとデストロイヤーが踊る。すると、ドリーマーが突然前に出て…
「『な』してるよなんて~♪」
(あ、手が届かない…何かないかな…)
早速歌い間違えるドリーマーに、デストロイヤーは突っ込みを入れようにも 手が届かず、使えそうなものを周辺を見渡す。
(あ、あれにしよう!)
「誘ってくれない~♪」
夢中になって歌い続けているドリーマーは、背後のデストロイヤーの姿に気付いておらず、デストロイヤーは施設の中から何かを引っ張ってきた。
「あっち…あっちだよ…!そう、いけ、いっちゃえ…いっちゃえ…そーっとね…」
それは真ん丸ボディの大きな何か。デストロイヤーの指示により、ドリーマー向かって何の躊躇いもなく前進していき…
「『マ』リ・ー・ゴーランdきゃっ!!?」
再び歌い間違えた所、背後からゴスン!と鈍い音を立てて追突する。ドリーマーは前に弾き飛ばされ、転倒こそしなかったが、驚いた顔で頭を押さえつつ、追突したものを見た。デストロイヤーは口許に手を当てて『嘘でしょおお…!?』と目を見開きつつ笑っていた。吹き出しそうになっている。
「え!?なに!?ちょ…ちょっとぉ!やだもうデストロイヤーったらぁ!」
ドリーマーに激突したのは赤いカラーのゴリアテと呼ばれる鉄血製の機械だった。
「…っ…そ、そーっとねって言ったのに、そのままフゥゥゥンってwwwwww」
発言するデストロイヤーと護衛の鉄血人形たちはゴリアテにぶつけられて思いきり吹っ飛び驚くドリーマーに今度こそ思いきり吹き出した。無機質な装甲人形たちも口許に手を当てたり、盾やサスマタで口を隠して肩を震わせる。
「い…っ…いくらなんでもさ、流石にコレをぶつけてくるのはダメじゃない!?爆発したらどうするのよ!?…っ…もービックリしたぁ~」
そう話すドリーマーも笑ってしまっている。
「ごめんねドリーマー…ていうか、ないしてるじゃなくて愛してるだから!あと、メリー・ゴー・ランドね?」
「わ、わかったわ…。後、あなたさぁ…さっきからカメラ目線で『え?俺、なんかしちゃいましたか?』みたいな顔すんのやめてよwwwwwなろう系主人公じゃないんだから!ww」
ドリーマーからゴリアテに向けての突っ込みにより、施設は再び爆笑の渦に包まれていた。
『んんっ…あー、こちら代理人です。出発時刻ですよ』
「あらいけないわ!デストロイヤー、準備よ!」
「その前に、とりあえず片付けよっか。あ、戻っていいよ」
するとゴリアテは後退した
フゥゥゥン…
「あっ…そのままバックしていくのね…」
ゴスンッ!
「うぎゃあっ!?」
背後にいた鉄血人形兵がバックしていくゴリアテに巻き込まれ、辺りは騒然。
「「えええええ!?」」
デストロイヤーとドリーマーの二人は、まさかの二発目のトラブルに声をあげてしまった。
「え、ちょっと!あなた大丈夫!?今凄い音鳴ってたわよ! ?」
思わず駆け寄るドリーマー。人形兵はなんとか這い上がる。
「ハイ…ダイジョウブ、デス…www」
「ねぇ、医務室連れてったげて?巻き込まれたとき見た感じスネが持ってかれてたから…」
デストロイヤーの進言もあり、人形兵は介抱される。
「ゴリアテ、改修した方が良いかもね…」
「ドリーマー、やるなら今すぐ改修した方がいいよ…作戦前に事故なんて起こったら洒落にならないって…」
そこで部屋の隅で案山子のポーズを取っていたスケアクロウが荒ぶるかかしのポーズを決めつつアナタの方へ向き、こう発言した。
「良い子も悪い子も、屋内でゴリアテを動かすのは大変危険ですので、決して真似しないでくださいね?」
ドローン戦士スケアクロウ。
それは、この物語においてドライバーのせいで自前のドローンが破壊されても、めげないメンタル構造の持ち主である。
「全部直すのに丸三日ほど掛かりましたわ!」
ドローン戦士スケアクロウ。
そのドローンには、彼女の愛と優しさが詰まっている…?
………………………………………………
狙撃人形イェーガー。
精密な狙撃と局地での堅牢さから、売れ行きが良かった人形。
そしてポニテ!!!
彼女の悩みは…
「えーっと…狙撃人形の『ジャガー』さんいらっしゃいます?」
『ハイ~?』
「あ、あれ?迫撃砲型…おかしいな、狙撃型って…」
『狙撃型?ソレナラ彼女デスネ、『イェーガー』、イマスカー?』
「はーい。ああ、狙撃型?それなら私だよ~。綴り的にちょっと似てるから間違われることがあるんだ。えーっと、イェーガーだとJaeger(イェーガー)、この子はJaguar(ジャガー)。ほら、なんか似てるでしょ?混同されることがあってさぁ~」
「た、確かに…なんか似てるような…大変申し訳ありませんっ」
謝罪する。
しかし、イェーガーとジャガーの二人は気にしないで、と返した。
『因ミニ、コレマデ、エクスキューショナー様ニモ、間違エラレテマシタネ…』
「あ、そうそう!あの時慌てた様子で謝りに来てたんだよ~。ところで、その当番表作ったのって…?」
「デストロイヤーさんです…」
「あー、やっぱり…」
『アラアラ…』
狙撃人形イェーガー。
拠点防衛や支援攻撃では、結局のところ、多脚迫撃砲メカのジャガーと共に任務に駆り出されたのであった。
………………………………………………
装甲人形。
それは夜間の作戦で出てこられると命中率の低下と装甲の硬さは、準備が不十分だと苦戦を強いられる。
尚、名前はアイギスだったり、エイジスだったり、イージスだったりと、読み方はそれぞれである。
普段は無口な彼らだが…
「ちょwwwまっwww」
「夜間に堂々弾幕張ってくるとかこいつらイカれてやがるぅぅ!!?」
「げはあっ!?…………」
「くそっあいつら徹甲弾装填してんのか!?」
「防げええええ!!!何としてでもここから先へは通すなぁぁぁ!!」
装甲人形。
彼等は毎夜、徹甲弾の恐怖と戦っていた…
………………………………………………
装甲機械。
イェーガー同様に狙撃タイプの鉄血製機械兵。
その破壊力はかなりのもの。
「えーっと…モシン・ナガンよ、あの装甲くっついてる狙撃型…かのう?あれなんじゃったっけ?」
「装甲機械鉄血兵だったわね?」
「その~あれじゃ、よく見かけるヴェスピッドとかリッパーとかみたいに名前があるじゃろ?あやつらにもそういう名前があった様な気がするのじゃ…」
「そう言えばそうね…でもあいつらを名前で呼んだ事ってあんまりないし…ええと、何だったかしら…ごめん、私も失念しちゃってるわ…」
尚、彼等には『ニーマム』という名前がキチンとあるのだが、グリフィンでは『装甲機械兵』や『装甲機械鉄血兵』等の呼び名で通ってしまっているため、中々名前を覚えてもらえないことが悩みらしい…
そんな彼らは今日も黙々と稼働している。
名前を忘れられても、負けるな!ニーマム!
To be continued...
閲覧有難うございます。
デストロイヤーちゃん出動前エピソード+その他鉄血側の小話集でした。
黒セーラーのあの子はあえて名前を出してません(オイ
ゴリアテは先行登場です。
名前を忘れられても…負けるな!ニーマム!
それでは、またのお話をお楽しみに。
代理人「君の心に、ブーストファイア!」
今後、【戦場の走り方】内で見てみたいものは?(もしかしたら反映されるかもしれません)
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劇中に世界の名車を登場。
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AR小隊vs404小隊のレース対決。
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スオミを走らせよう。