戦場の走り方   作:ブロックONE

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お久しぶりです。

そんなこんなで更新です。

ではどうぞ。


Vol.34 準備行動

鉄血基地。

そこでは、リッパーやヴェスピッドたちが何やら作業を進めており、そこにウロボロスたちも時折表に出て準備を手伝っていた。

 

 

 

 「はい、オーライ!オーライ!オーライ!」

 

 リッパーの一体が味方の輸送車を誘導する。演算処理を効率化するためだとのことで、代理人が人間の車両の誘導するところから着想を得て行わせた。どうやら運転する一体だけよりもかなり効率的であった。

 

 

 

 「しっかし、あのルートも潰されたとはな…はぁ…グリフィンのドライバー、あいつは何者だ?人間か?」

 

 司令室ではウロボロスが進軍ルートを確認していた。レースシムで『OLM』に打ちのめされたが、この代理人を通じて知ったこの報告データに、現実に引き戻させれざる得なかった。

 

 鉄血たちは、今度のウロボロスをリーダーとして行う作戦で、グリフィンに対し紛争地区のS06からある種のどんでん返しを狙うため、早いところ物資やら人員云々の輸送ルートを使って力を増強しておきたかった。

 

が、グリフィンのドライバーにそこを警備ロボットや戦術人形に塞がれてしまった。これでは逆にグリフィンにとって入れ食いにされてしまうし、 騒ぎ立てると荷物損壊の可能性もある。おまけに前線基地を知られると本末転倒。そこで、装甲人形をひん剥いて輸送車に装甲を纏わせ、おまけにニーマムを載せ、比較的に手薄なところを通ることにした。が、それは襲撃されるリスクが少なからず伴う。おまけに囮も用意したが、コスパが余り良くなかったので、回数はこなせずにいた。

 

現に何台も破壊されたり、拿捕されている。

 

「少なくとも人間だとは思いますが…あ!」

 

 すると、代理人は閃いた様に目を見開く。

 

 

 「んー?何だ?」

 「あれですよ。ユリ・ゲラーみたいな…」

 「超能力を使う程度の能力とか言うんじゃなかろうな…」

 

 「流石ですわ。ウロボロス。やっぱり彼はゼロの領域に…」

 

「どこのレースアニメだ!!しかもなんだそのお前のボス的なオーラは!会話の前後から説得力ないではないか…」

 

意味深な発言をした代理人に突っ込む。

 

 「…さてさて、おふざけはここまでにしましょうか。S06地区にて万一ドライバー氏が現れた時の対策なんですが、ウロボロス…」

 

 

 

 「ああ、それならば…ふっふっふ…!手は打ってあるんだなこれがぁ!」

 

 

 ウロボロスは不敵な笑みを浮かべた。先程の謎の初見プレイヤーに打ちのめされた様子など何処へやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …一方

 

 「よっこらせ…っと。これでよし…」

 「ふー…これで一段落かー」

 

 鉄血兵たちはウロボロスの指示でS06地区の鉄血基地周辺。そこにトラップを仕掛けていた。センサーに触れると検知して炸裂する地雷。果たしてこんなものに意味があるのか。

 

 ドライバーが現れる時に備え、この地雷をセットする。その中には、No.100の何時もの二人組の鉄血人形兵もいた。

 

 

 「グリフィンのドライバー対策…これって意味あるのかな…避けてこない?」

 

 No.100の片割れが懸念を検出してる。

 

 「や、やめてよ…!?でも確かにあのドライバーならやりそうだよね。幸い、人間のみんなは疎開してるからイレギュラーな事で血を流すことはないにせよ…」

 

 運転してる側の片割れもそれには同意見であった。ドライバーとやりあってる以上、それで本当に対策として充分なのかと。

 

 「それって下手するともっとヤバイんじゃ…あれ?でも、それってさ、私たちも言えるよね?」

 

 「地形のデータは共有しつつ記録してるから、まぁ他のフィールドに比べれば…走りやすいと思うよ。うん」

 

 「もう一度、皆で走っとく?」

 

 「そうしよっか…みんなー!行くよー!」

 

 

 No.100たちは、パトロールがてらS06を巡回ルートを確認を兼ねて走り回ることにした。

 

 この前ドライバーと対峙した時と同じ車種の無人車を複数連れており…

 

 

 「あ!スタックした!!もーまたなの!?」

 

 「そこのお前、フック出せ、フック!……そら、引っ張って!」

 

 無人車ズの先頭が引っ掛かったため、後続の無人車にフックを展開させ、取り付けてからバックして引っ張らせて救助する。

 

『バックシマス、バックシマス』

 

『アリガトウゴジャイマス』

 

 

 

 ……

 

 

 「………この無人車って大丈夫なのか?」

 

 視界に入り込み、映る光景に困惑するウロボロス。要所でスタックでもしたら出オチと同じくらいひどい事になる。ドライバーにどう煽られるかわかったものではなかった。

 

 「へーきへーき、AIにも得手不得手がありますし。そのためにちょこちょこアップデートした人形兵のNo.100たちが一緒なんですから…」

 

「まぁ、あいつらの記録も実に面白いが…」

 

 

「時にウロボロス、貴女の方はどうなのですか?『アレ』はどうなっておりますの?」

 

 

 「…シート合わせは終わった。シェイクダウンは基地周辺での数回しか猶予がなかったが、割りと調子は良いぞ。現地ではここら辺よりも路面も荒れてるだろうし、どうなるかだな」

 

 「そうでしたか。アレは言わば『過去の遺物』…いくら調整しても、鉄血の蝶事件以前のものですから、どうかお気をつけて」

 

 「ふふふ、案ずるな。グリフィンのドライバーが出てきても、出てこなくても、S06地区最速の座は、この私と『コイツ』で守らせてもらうっ」

 

 

 ガッツポーズして意気込む。

 

 

 

 

 

「物語の主旨が変わってませんか?ウロボロス…」

 

 

 

 

 

 

to be continued...




閲覧ありがとうございました。

ウロちゃんと代理人が言う『アレ』とは…

また次回の更新をどうか首を長くしてお楽しみにくださいませ。

代理人「君の心に、ブーストファイア!」

今後、【戦場の走り方】内で見てみたいものは?(もしかしたら反映されるかもしれません)

  • 劇中に世界の名車を登場。
  • AR小隊vs404小隊のレース対決。
  • スオミを走らせよう。
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