そんなこんなで更新です。
ではどうぞ。
鉄血基地。
そこでは、リッパーやヴェスピッドたちが何やら作業を進めており、そこにウロボロスたちも時折表に出て準備を手伝っていた。
「はい、オーライ!オーライ!オーライ!」
リッパーの一体が味方の輸送車を誘導する。演算処理を効率化するためだとのことで、代理人が人間の車両の誘導するところから着想を得て行わせた。どうやら運転する一体だけよりもかなり効率的であった。
「しっかし、あのルートも潰されたとはな…はぁ…グリフィンのドライバー、あいつは何者だ?人間か?」
司令室ではウロボロスが進軍ルートを確認していた。レースシムで『OLM』に打ちのめされたが、この代理人を通じて知ったこの報告データに、現実に引き戻させれざる得なかった。
鉄血たちは、今度のウロボロスをリーダーとして行う作戦で、グリフィンに対し紛争地区のS06からある種のどんでん返しを狙うため、早いところ物資やら人員云々の輸送ルートを使って力を増強しておきたかった。
が、グリフィンのドライバーにそこを警備ロボットや戦術人形に塞がれてしまった。これでは逆にグリフィンにとって入れ食いにされてしまうし、 騒ぎ立てると荷物損壊の可能性もある。おまけに前線基地を知られると本末転倒。そこで、装甲人形をひん剥いて輸送車に装甲を纏わせ、おまけにニーマムを載せ、比較的に手薄なところを通ることにした。が、それは襲撃されるリスクが少なからず伴う。おまけに囮も用意したが、コスパが余り良くなかったので、回数はこなせずにいた。
現に何台も破壊されたり、拿捕されている。
「少なくとも人間だとは思いますが…あ!」
すると、代理人は閃いた様に目を見開く。
「んー?何だ?」
「あれですよ。ユリ・ゲラーみたいな…」
「超能力を使う程度の能力とか言うんじゃなかろうな…」
「流石ですわ。ウロボロス。やっぱり彼はゼロの領域に…」
「どこのレースアニメだ!!しかもなんだそのお前のボス的なオーラは!会話の前後から説得力ないではないか…」
意味深な発言をした代理人に突っ込む。
「…さてさて、おふざけはここまでにしましょうか。S06地区にて万一ドライバー氏が現れた時の対策なんですが、ウロボロス…」
「ああ、それならば…ふっふっふ…!手は打ってあるんだなこれがぁ!」
ウロボロスは不敵な笑みを浮かべた。先程の謎の初見プレイヤーに打ちのめされた様子など何処へやら。
…一方
「よっこらせ…っと。これでよし…」
「ふー…これで一段落かー」
鉄血兵たちはウロボロスの指示でS06地区の鉄血基地周辺。そこにトラップを仕掛けていた。センサーに触れると検知して炸裂する地雷。果たしてこんなものに意味があるのか。
ドライバーが現れる時に備え、この地雷をセットする。その中には、No.100の何時もの二人組の鉄血人形兵もいた。
「グリフィンのドライバー対策…これって意味あるのかな…避けてこない?」
No.100の片割れが懸念を検出してる。
「や、やめてよ…!?でも確かにあのドライバーならやりそうだよね。幸い、人間のみんなは疎開してるからイレギュラーな事で血を流すことはないにせよ…」
運転してる側の片割れもそれには同意見であった。ドライバーとやりあってる以上、それで本当に対策として充分なのかと。
「それって下手するともっとヤバイんじゃ…あれ?でも、それってさ、私たちも言えるよね?」
「地形のデータは共有しつつ記録してるから、まぁ他のフィールドに比べれば…走りやすいと思うよ。うん」
「もう一度、皆で走っとく?」
「そうしよっか…みんなー!行くよー!」
No.100たちは、パトロールがてらS06を巡回ルートを確認を兼ねて走り回ることにした。
この前ドライバーと対峙した時と同じ車種の無人車を複数連れており…
「あ!スタックした!!もーまたなの!?」
「そこのお前、フック出せ、フック!……そら、引っ張って!」
無人車ズの先頭が引っ掛かったため、後続の無人車にフックを展開させ、取り付けてからバックして引っ張らせて救助する。
『バックシマス、バックシマス』
『アリガトウゴジャイマス』
……
「………この無人車って大丈夫なのか?」
視界に入り込み、映る光景に困惑するウロボロス。要所でスタックでもしたら出オチと同じくらいひどい事になる。ドライバーにどう煽られるかわかったものではなかった。
「へーきへーき、AIにも得手不得手がありますし。そのためにちょこちょこアップデートした人形兵のNo.100たちが一緒なんですから…」
「まぁ、あいつらの記録も実に面白いが…」
「時にウロボロス、貴女の方はどうなのですか?『アレ』はどうなっておりますの?」
「…シート合わせは終わった。シェイクダウンは基地周辺での数回しか猶予がなかったが、割りと調子は良いぞ。現地ではここら辺よりも路面も荒れてるだろうし、どうなるかだな」
「そうでしたか。アレは言わば『過去の遺物』…いくら調整しても、鉄血の蝶事件以前のものですから、どうかお気をつけて」
「ふふふ、案ずるな。グリフィンのドライバーが出てきても、出てこなくても、S06地区最速の座は、この私と『コイツ』で守らせてもらうっ」
ガッツポーズして意気込む。
「物語の主旨が変わってませんか?ウロボロス…」
to be continued...
閲覧ありがとうございました。
ウロちゃんと代理人が言う『アレ』とは…
また次回の更新をどうか首を長くしてお楽しみにくださいませ。
代理人「君の心に、ブーストファイア!」
今後、【戦場の走り方】内で見てみたいものは?(もしかしたら反映されるかもしれません)
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劇中に世界の名車を登場。
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AR小隊vs404小隊のレース対決。
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スオミを走らせよう。