さて、今一度確認し直さなければいけない事がある。
いや、ノエルたんヒャッホーイ!なんてハシャギもしたがそうだ、「機動戦士ガンダム」という作品では存在を明確に語られた事がない「連邦の実験部隊」として語られるデルタチームの存在が今こうして出来てしまったのである。
いや、現状1人MS小隊だけど。というか本当に今1人だけなんだけど。V作戦開始と同時に3ヶ月間もコクピットに軟禁した後にちょっとだけ休暇取らせてじゃあ今度は実戦ね。あ、プロトタイプガンダムはサイド7に持ってくから。とか本当になんとかならんの?せめてパイロット1人下さいよ!俺以外にもOS作成の時にパイロットいたでしょ!そいつ連れてきてよ!
…まぁここで愚痴ったってしょうがない。幸い裏方のガンダムガールズ(3人体制)はいるのだ。ハーレムだひゃっほーい!するしかないのである。
…なんの話だっけ…そう、これによって本来ならアムロ・レイのサクセスストーリーである一年戦争が急に不安なモノに様変わりするのだ。
例えば「ギレンの野望」。
もしギレンが野望準拠のクソムーブをかまして来るならば?正直言ってどうしようもない。
MSなどと言う新機軸で操作法も戦術も未知の兵器を連邦軍が使いこなせるようなったのはアムロ・レイとガンダムがいて常に第一線で戦い続けた成果である新鮮なデータを常にフィードバックし続けたからだ。
いやもう本当に、OSを作らされた身からすれば手を叩いて感謝しなければいけないものである。
リミッターをかけてなおよく分からない挙動をするプロトタイプガンダムをどうにか宥めながら歩行OSや射撃プロトコルなんかを組んだのだ。あの状態のまま動かせとか普通に無理ゲーである。
正直「なんとか」歩けるし「なんとか」射撃とか格闘戦が出来るようにしたレベルなので全自動でデバックしてくれるとかありがたさの極みである。
話を戻せば「ギレンの野望」準拠のギレンにホワイトベースを落とされただけでも連邦は詰む。
そしてアムロとガンダムを潰せさえすれば実はジオン側の勝利はほとんど確約されたものなのである。
さて思い出して欲しい。
様々なガンダムゲーの中で果たして吐き気がするくらいにアムロが強い作品があったかと言う事を。
個人的に言わせていただけるのであれば「ジオニックフロント」しか私の記憶にはない。見えた瞬間に自機が消し飛ぶとは…。と1人で戦慄してガクブルしたものだった。
だがなんやかんやでPS2産のゲームでアムロを撤退させる事は実は結構簡単に出来たりするのだ。
ヒットアンドアウェイさえ徹底すれば基本勝てるのである。
それでも1発ビームライフルが当たればアウトの残機ゼロシューティングにこそ変わっているが少なくとも地上にいる間は本格的にニュータイプに目覚めたりはしていなかったはずだ。つまりはやばいと言うことだ。
そして改めて気づいてしまう。あれ?
これサイドストーリー関連全部あるのか…?と言う事に。
いや流石に無いだろうと思う。そうすればジオニックフロントから闇夜のフェンリル隊(最終部隊規模MS27機+a、オデッサとジャブローに参戦して人員に損耗なし)、ブラウアー隊(MS黎明期から参戦し続けて当然の様にオデッサとジャブローに参戦、人員の損害なし)、マルコシアス隊あたりが平然と参戦してくる事になる。徒党組まれたら大変な事になるぞ。
というか下手をするとミッシングリンク辺りも出てくるのでは無いだろうか。クロエちゃんは可愛いが凄腕系幼女とかはにゃーん様で十分が過ぎるぞ。
どうすっかなぁ…出来るのであれば助けてあげたいんだがやっぱりヴィンセント君と幸せに暮らしていただくようにそこはかとなくペイルライダーだけボコっとくかなぁ…。
あ、ダメじゃん。ペイルライダー残してたら最終的にクィン・マンサとかになっちゃうじゃん。ヴィンセント君には悪いがクロエちゃんはこっちで保護しよう。
部隊も死なないし最終的に赤いクィン・マンサに乗ってた子とくっつくでしょ。(適当)
「隊長。そろそろ作戦領域に到着します。
…ですが本当によろしいのです?初の実戦がミデア輸送機からのフリーフォールで。
言っちゃなんですがブースターをふかすタイミングをしくじれば脚部は確実にオシャカになりますよ?
ここは敵戦力圏内ですから回収も絶望的です。本当に良いんですか?」
さぁ現実逃避もここまでにしよう。
現在私ジェイク・ハートランド中尉は陸戦型ジムに乗って陸ジムをミデアに運送されるという多段階式輸送で空の旅を敢行中でございます。
外の景色こそ見えませんが現在は旧ウクライナ上空いわゆるオデッサ上空を飛んでいます。
いやー直属の上司にこんなこと言うのもアレなんですけどコーウェン准将ひょっとして僕の事大嫌いだったりします?
なんで非公式とはいえ初のモビルスーツ戦がミデアからのフリーフォール何でしょうね。(困惑)
待ってくれよミデアパイロット、ここまで来ていう事じゃないとは思うんだけど改めて言わせてくれよ最初にガッツリ言ってたじゃん無理ゲーだって!ならやめとこうよ、本当にさぁ!!
というかお前ラリーじゃねえか!!無事を祈りますみてえにカッコつけやがって!
クッソイメージ崩れようが知った事か!全力で泣き言言って急速反転して帰還しよう!それが一番良い!そうと決まれば動きやがれ表情筋と声帯ィィィ…!クソが!ピクリともしねえ!
「隊長、ポイントまで後10秒です。どうかご武運を。」
待ってくれってマジでラリー!お願いプリーズ!
「ジェイク・ハートランド、陸戦型GM出るぞ。」
畜生が…!澄ました声しか出ねえ!内心ガクブルなのにおくびどころか兆候が一切出ねえぞクソが!
…やるしか…ないのか…!(二重人格者風決意の固め方)
昔話をして欲しいだって?如何してだよカミーユ。
…隊長の事を聞きたくなった?
…ふーむ、ならひとつ取って置きのやつがあるぞ。
多分俺、ラリー・ラドリーはあの日を一生忘れないだろう。
記録に残らない裏の歴史、公式のMS同士の戦闘は9/18に起こった。当時まだ民間人だったアムロ・レイ少尉がザクを二機撃破した遭遇戦が全ての始まりだったとなっている。
現に教科書にも英雄の初陣なんて欄で仰々しく書かれている。そうだったよな?
だけど俺と当時のデルタ部隊の面子しか知らない真実がある。
俺はあの時ミデアのパイロットをしていた。これでも元ドライバーだったんでな、腕利きを1人出してくれって隊に要請が来て俺が大型輸送機を飛ばす羽目になったのさ。
隊長はあの日、0079年の7月12日。
初陣にも関わらずミデアを使用したMSによる低高度侵入後の奇襲の有用性を1人で証明し、哨戒にあたっていたザク2機、敵砲撃陣地を撃破。
それを淡々と報告する隊長ったら。澄ました声で、
「ヒトツメを2機落とした。近くに砲撃拠点が確認できる。潰して来よう。」
ってもう本当缶ジュース買って来るみたいな感じで追加にスコア上げるもんだからさ。ノエルちゃんも焦って焦って。
その後帰還しようとした隊長がガウ級攻撃空母を発見し敵のザクが使用していたバズーカ砲を使用しガウ級を沈めたんだ。
本当に冷静に「ガウ級を視認した。これより撃墜する。」って言って40秒掛からないうちにガウの艦橋にバズーカぶち込んで叩き落としたのさ。
たった一度の出撃で隊長はザク2機とガウ級を1隻、それと砲撃陣地を潰して帰ってきた。
自身の機体には傷一つ付けずに平然とした様子であんなこと言うもんだから思わず笑ってしまったよ。なんて言ったかだって?
「ふむ、これなら条件さえ整えば三個小隊位ならいけるか。」
…わかってる、何言ってんだってなるよな?でも本当に言い切ったんだ。
それにハッタリでもなかった。実際にジャブローの時に隊長1人で9機のMSに囲まれてたんだが…長くなるな、また今度にしようか。
とにかく、隊長は初陣で、コジマ大隊がようやく発足してMSの訓練を手探りで行なっている時にはもう既にMS戦は起きてたのさ。これだけは揺るがぬ事実だ。
まぁ隊長に聞いても絶対にはぐらかされるからな?一応2種の機密だから公の場で言うんじゃねえぞ。
まぁ終わった今はゆったりしてるがあの戦争中はやたらと深く考え込む時があった。
超人にも悩まざるを得ない問題があるのだろうさ。
更新の感覚が空くなら
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時系列順で各戦争のイベントだけ抜き出せ
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時系列関係ないからMS開発の部分書け
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とりあえず続きをだな…?