一年戦争だけで終わらなかったんだけど…   作:suzumi

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感想やお気に入りなどありがとうございます。
とりあえず1年戦争編だけ書き切ってから設定とかもう一回練り直したいと思います。


3話

ジャブロー 第3会議室

 

「それで…その報告に間違いはないのかね?にわかには信じがたいが…。」

 

「ええ、ミデアパイロットに管制オペレーター、何より鹵獲した機体がありますからなぁ…。全て事実です。例えどれほど受け入れがたくともね…。」

 

「兎にも角にも朗報には違いない。まさか軽い“嫌がらせ”のつもりで最前線に送り出してみれば、擦り傷どころか大戦果を引っさげて帰って来ましたからな…。」

 

「これで我が軍が作り上げたMSは、ガンダムの廉価版であろうと容易にザクを撃破することが可能ということが分かったのだ。それに対応する火器さえ生産すれば対艦戦も可能だと言うのだからな、ジオンも侮れん。」

 

「いまだに大艦巨砲主義の妄念に取り憑かれた輩も多い中で“我が軍のMSがロケット砲1発でガウ級を沈めた“と大々的に説得できるという点は非常に良い。これでMSに予算を渋っていた連中の鼻を明かすことが出来る。」

 

「とりあえず、艦隊を再建したい連中を黙らせてMSを製造する根拠として、これ程の戦果を初期に上げてくれるとは非常にありがたい限りだ。」

 

「だが同時期にMSを配備したコジマ大隊ではMS訓練の成果は芳しくないそうではないかね。やはり彼が特殊なだけでは無いのかね?」

 

「それはそうだろう、あのハートランド少将のご子息ときているからな。蛙の子は蛙というように軍神の子は軍神というわけだ。」

 

「…まずは乗り手を育てるのが先決だな。どれほど強力な戦艦を作ろうと十全に扱える指揮官と船員、万全の整備態勢を整えなければ浮島とかすようにな。」

 

「では、全軍に優秀な士官を差し出させろ。なるべく若いものが良い。」

 

「了解しました、ゴップ大将。では私はリストの作成に移らせていただきます。」

 

「期待しているよ。」

 

 

 

 

 

ちょっとまってクレメンス(困惑)。

 

いきなり、補給担当のレーチェルさんに100ページ超えるリストを渡されて、

 

「3日後までに8人リストアップしてね。選んだ人が貴方の部下になるから。」

 

って言ってとっととどっか行っちゃったんですけど…。

 

嘘だろこんな投げっぱなしジャーマンみたいな処置ありかよ。にしてもリスト厚すぎるだろ…。

 

一応顔写真ついて…これ完全に履歴書やん、1枚1人で100人か…。この中からよりどりみどりはすごいな…。

 

うわヤザンいる…、弾いとこ…。

 

ふーむ、アラン・アイルワード…アラン・アイルワード!?MS戦線組参戦か…かぁ…。(諦め)

 

うーむ、どうしようか。ぶっちゃけMS戦線組は普通にエース部隊になるしなぁ…。早いうちに経験だけ積ませておくか…。全員来てもらうか。

 

えーっと後は…テネス・A・ユング?コイツはエースオブエースになるから大丈夫やろ(適当)。

 

お、ラリーとアニッシュいるじゃん、これはうちの小隊に来てもらいましょうねー。

 

後は…カムナ・タチバナ少尉…。なるほど…最終的にプレイヤー次第ではNTに覚醒してクィン・マンサに乗ったりするヤベーパイロットだ…。

 

タチバナ隊も全員こっちに呼んでっと…。これで良いか。正直シローとかメチャメチャ会いたい気はするがそれすると08小隊が終わってアプサラスがジャブローに来ちゃうなんて事になっても困る。なるべく会えるように動いてみるか。

 

オッケー出来たー。レーチェルさーん出来ましたよー(ここまで一切発声しておりません)。

 

…え?教導?なにそれ聞いてない。

 

教導期間2ヶ月で使い物にするように?嘘やろ…?

 

 

 

 

「というわけで初めまして。これからMS第3特殊部隊第2小隊隊長になるアラン・アイルワード少尉だ。

僕の事はアランで良いよ。

これから軍神って言われてる人の下で働く事になるけど、隊の雰囲気に合わせつつのんびり行こう。」

 

「同じくMS第3特殊部隊第3小隊小隊長になるカムナ・タチバナだ。一緒に頑張っていこう。

アランと同じく俺も同じ感じで良い。」

 

「リル・ソマーズ准尉よ。オーガスタのMSテストパイロットになるはずだったけど…急遽こっちに来る事になったわ。

まぁ今最もMSの最先端をいっている部隊に配属されるなら文句は無いわ。

これからよろしく。」

 

「シャーリー・ラムゼイ少尉よ。カムナと士官学校の同期で成績争いをしてたわ。競い合っていけるような関係になればいいと思っているわ。これからよろしくね。」

 

「デニス・バロウ曹長だ。一応前線を経験した事があるが…これから行くところじゃ形無しだな。とりあえずよろしく。」

 

「パミル・マクダミル曹長であります!これから日々精進する所存であります!」

 

「ラリー・ラドリー少尉だ。元ドライバーだったんだがなんでかお呼びがかかっちまった。まぁこれからよろしくな。」

 

「アニッシュ・ロフマン曹長だ。なんというか同階級が多過ぎて混乱するな…よろしく頼む。」

 

「第2小隊付オペレーターとして配属されましたホア・ブランシェット伍長です〜。これから地獄を見る皆さんを応援してますので頑張って下さいね。」

 

「同じく第3小隊付オペレーターのエレン・ロシュフィル軍曹です!あの、民間出身でなにかとご迷惑をお掛けするかも知れませんが!その、お願いします!」

 

「まぁとりあえず、あの軍神が教官になるんだ。暫くは地獄を見ると考えていたほうがいいな。」

 

「噂では聞いてたけど、それ本当なのアラン?」

 

「ああ、本当らしいね。なんでもゴップ大将がレビル将軍に意見具申したらしい。それだけあの人には期待が掛かってるし、あの人に選ばれた僕らにも相応に期待されてる。」

 

「うっそ…MS戦を初めてやった人に教えて貰えるとか…さいっこうにチャンスじゃない!」

 

「あはは…確かにあの人に教えて頂けるなら並以上、エースにはならないとね。

じゃあ、指示されてた部隊の顔合わせは済んだし。今から行こうか。」

 

 

 

 

はいジェイクです、まさか全員が3日後に着任するとは思いませんでしたよ。思った以上にスピーディに事態が動くのね。

 

というかおかしくなぁい?なんで発案から4日で訓練体制整うんだよ普通もうちょっとかかるでしょ?

 

嘘だろ、訓練メニューなんぞなにも考えてねえぞ。

 

ああ、もう来ちゃったこうなったらやるしか無いやったらぁ!!

 

 

 

 

 

執務室に入った時に何というか言葉にし難い重圧感を感じた。

 

初体験の感覚に声を出すどころか呼吸すらも忘れかけた。そのプレッシャーを出している人に自然と目が奪われた。

執務机で書類を捌いている。それだけの動きで普通の部隊ではエリートと呼ばれる10人がなにも身動きが取れなかった。

 

やっと動けた時には上官に対し失礼というレベルで待たせてしまった後だった。

 

「本日よりMS第3特殊部隊に配属される10名、無事着隊しました。

これより隊長の指揮下に入ります。」

 

「うむ、了解した。…ああ、休め。

これから君達の隊長になるジェイク・ハートランド中尉だ。

これから2ヶ月間で君達を最前線でエースと呼ばれるレベルに教導しろ、と命令を受けている。

正直私がどれほど教えようと君達が覚えてくれなければそこで私の命令が失敗してしまう。

だから、なんだ。分かりやすく教えるようにはする。ついてきてくれ。

そうすれば君達をエースにする事を確約しよう。」

 

「「「「「「「「了解」」」」」」」」

 

不思議と示し合わせたわけでは無かったのだが、ここだけは全員声が揃った。

 

「ではまずは君達がどれほどやれるか調べさせてもらおう。各自30分後に錬成場にパイロットスーツを着用した状態で集合。

私直々に君達の実力を見て練成メニューを組む事にしよう。」

 

…これは…最初から大波乱の予感だな…。




お気に入り100…?

更新の感覚が空くなら

  • 時系列順で各戦争のイベントだけ抜き出せ
  • 時系列関係ないからMS開発の部分書け
  • とりあえず続きをだな…?

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