アンダーワールドの住人
エド「ここは・・・どこだ?
俺は列車事故に巻き込まれて…」
そして、悟った
エド「そうか、俺・・・死んだんだ・・・」
白い空間。しかし、扉は存在しない。
エド「真理の野郎のとこか?」
しかし、それなら扉があるはずだ。
?「やあ、エドワード・エルリック。
あんたが15年前にやったこと、覚えてないのか?」
エド「あんたは・・・誰だ?」
?「おう、
オレはお前たちが”世界”と呼ぶ存在。
あるいは”宇宙” あるいは”神” あるいは”真理”
あるいは”全” あるいは”一”
そして オレは”おまえ”だ。」
エド「やっぱりここは真理なのか?
あの日・・・扉を代価にアルを錬成して・・・」
真理「遺伝子が混線していたアルフォンスが死んだから、
ここには何もなし・・・だ。」
エド「じゃあ、俺は・・・俺は・・・どうなるんだ?」
扉は持ち主が死ぬと、その扉をくぐって消滅する。
つまり、エドは扉を持っていないため、いわゆる死がないのだ。
真理「2100年の日本へ転生してもらう。
錬金術が開発され、ドイツ系民族もたくさんいる。
アメストリス系が一番似てるからな。
それに、そのうち、扉も現れるだろう。」
エド「と、扉って、どうやって作られんの?」
真理「ん~神のみぞ知るってやつ?」
なんちゅー適当な…
真理「もちろん使命はあるぞ。
あちらで、この世界を侵略しようという不届き者がいるんで、
それを阻止してほしいのだ。」
エド「誰だ?」
真理「・・・わからない・・・」
エド「あああ!わかんないで行く馬鹿かどこにいるかあ!」
真理「落ち着けって。めぼしはついている。
キリスト とかいう宗教らしい。
とりあえずセクトとかいう教授のいる大学に入るようにするからな。」
エド「断ってもダメっぽいな。
しゃあねえ、行くよ。」
真理「感謝するぜ!鋼の錬金術師!」
その瞬間、エドの体を光が包み込んだ。
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エド「いってえ・・・」
次にエドが目覚めたのは、見覚えのある天井。
エド「ここって・・・俺の部屋じゃねえか!」
そう、「エルリック家」の中だったのだ。
エド「ンなはずあるか!」
慌ててカーテンを開けるエド。そこには、見覚えのある草原が広がっていた。
エド「どういうことだ!・・・・?なんだ?これ。」
机の上に、「鋼の錬金術師へ」と書かれた封筒が置かれていた。
『エドワード・エルリック
よお。これ読んでんなら転生成功したんだな。
期待の意を込めて、餞別を送ってやった。
まあ、生活していれば気づくだろうさ。
あと、この世界を見ることはできるが干渉はできない。
次にお前がここを訪れるときに、あっちに連れてってやる。
まあ、楽しみにしとくんだな。
真理』
エド「干渉しまくりじゃんか!」
いきなり手紙を投げつけるエド。
真理は、もう一つ資料をくれていた。
そこには、次のようなことが書かれていた。
まず、母トリシャと父ホーエンハイムは3年前に他界していること。
腕と足は、真理が持って行ったままなので機械鎧のままだということ。
国家錬金術師制度がこちらの世界にもあり、「鋼の錬金術師」の
二つ名があるということ。
エドはセクトという教授の一番の教え子だということ。
そして、弟のアルフォンスが生きているということ。
アル「ただいまー」
どれだけうれしかったか。
弟にもう一度会えるなんて。
アル「ああ~!兄さん!転生してきたんだ!遅いよ~!」
どうやら転生のことはアルも知っているらしい。
エド「ごめんな、アル。ただいま。」
アル「うん。お帰り。」
エド「あのな、アル。言うことあるんだ。」
アル「セクトのことを追いかけてこっちの人の野望を阻止する、でしょ?
僕も真理から話は聞いてるよ。」
エド「そうだ。一緒に行こう。アル。」
アル「うん。二人ならいけるよ。どこまでも。」
アルと交わした、約束だった。