絶対に笑ってはいけない来良学園24時   作:嵐牛

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p.m16:00

静雄 「っと……こんな感じでいいのか?」

 

新羅 「バッチリだよ静雄。後は打ち合わせ通りに」

 

静雄 「おう」

 

帝人(ガッデム!! ガッデムって言ったよ今!!)

 

正臣(なんっでここで池袋のアンタッチャブルが来るんだよ!!)

 

誠二(死人が出るぞ!? 何考えてるんだ岸谷さん!!)

 

青葉(ちくしょう………そんな予感はしてたんだ……)

 

司会『し、社長様、いかがなされましたか?』

 

静雄 「あ?いかがも何もねえよ………盗られたんだよ!俺のネクタイが!」

 

帝人 「あ、ホントだ付けてない……」

 

静雄 「………おい。いるんだろ、犯人。こん中によ」

 

 

五人 「……………」

 

 

静雄 「オイ。調べさせろ」

 

司会『はい………。それでは皆さん、ポケットの中を見せて下さい』

 

帝人 「うわ………僕じゃないよね、僕じゃないよね………」

 

青葉 「先輩じゃないですよ、間違いなく。ついでに俺でもないです」

 

帝人 「何でそう言えるの……?」

 

青葉 「考えてもみてください。この五人の中で、平和島静雄にシバかれて一番おいしい奴は誰ですか?」

 

帝人 「……あっ…………」

 

 

 

臨也 「…………………」

 

 

 

帝人 「………ご愁傷さまです」

 

正臣 「おい。調べてみろよ、ポケットの中身」プスス

 

誠二(笑ってるよなこれ)

 

 

臨也 「………」 ゴソゴソ

 

臨也 「………………」 ゴソゴソ

 

臨也 「………………?」 ゴソゴソ

 

 

臨也 「……………あれっ?」 カラッポ

 

 

青葉 「は?」

 

帝人 「臨也さんじゃ、ない………?」

 

誠二 「……全員ポケットを調べろ!」

 

帝人 「も、もう痛いのは嫌だ…………あ、よ、よかったぁぁああ……」 カラッポ

 

誠二 「俺は………はーっ……」 カラッポ

 

青葉 「…………っしゃあ!!」 カラッポ

 

臨也 「よかった………本当によかった………!!」

 

誠二(泣いてる……)

 

帝人 「え?ってことは、じゃあ……」

 

正臣 「……………」

 

正臣 「……………」

 

 

正臣 「……………………」

 

ネクタイ 「」

 

 

青葉 「ああ………」

 

静雄 「………お前か。ちょっと来い」

 

正臣 「えっ、えっ?」

 

 

───ネクタイ泥棒には制裁のビンタ!!

 

 

静雄 「何でこんな事したんだ」

 

正臣 「いやわかんないです。俺知りません何っにも知りません」

 

静雄 「やってねえのか」

 

正臣 「はい!」

 

静雄 「だったら何でテメエのポケットから出てくるんだオラァ!!」

 

正臣 「わかりませんっ!!」 ボロボロ

 

帝人 「泣いてる………」

 

静雄 「覚悟はいいよな?」

 

正臣 「え、いや、嫌」

 

臨也 「頑張れ♪」

 

静雄 「いくぞオラァ!!」

 

正臣 「ひ──────

 

 

 

?? 「────待って!!」

 

 

青葉 「え? あの子って、確か………」

 

誠二 「あの時の」

 

静雄 「ん? 茜じゃねえか………オイ、お前どうしたんだそのケガ!?」

 

粟楠茜 「知らない人が思いっきりぶつかってきたの。すっごく痛かった………」

 

静雄 「……何だと?そいつどんな奴だった」

 

茜 「えっと、制服がこの学校のだったから───この中にいると思う」

 

帝人 「あっ……これって、この流れってもしかして」

 

青葉 「そうみたいですね。あの時の……」

 

 

臨也『うわっ!?』

 

正臣『え、女の子?』

 

臨也『何か俺にぶつかってきた……あ』

 

 

粟楠茜『うう………』ジワッ

 

 

臨也『君は………』

 

茜『うえええーーーーーん!! 痛いよおおおーーーーー!!!』

 

 

臨也 「…………伏線、か……っっ!!」 ギリッ

 

静雄 「よし。じゃあ茜、こん中からそいつを探して教えてくれ」

 

茜 「うん、わかった」

 

静雄 「………あ。返せネクタイ」 ムシッ

 

正臣 「え、は、はい………た、助かった………の、か?」

 

帝人 「うん。正臣は助かったんだよ」

 

正臣 「っしゃあああああ!!」

 

静雄 「うるせえぞ」

 

正臣 「はい」

 

誠二 「………どうするんです折原さん。一人ずつ顔見てってますよ、あの子」

 

臨也 「…………」

 

青葉 「顔で確認してるんだろ。だったらもう顔変えてみたらどうだよ」

 

臨也 「……………」 ←変顔

 

帝人 「ぷっww」

 

誠二 「ふふっwww」

 

青葉 「はははっww」

 

 

デデーン『竜ヶ峰、矢霧、黒沼、アウトー』

 

 

帝人 「いだっ!」 バシーン!!

 

誠二 「ふうっ!!」 バシーン!!

 

青葉 「あー!」 バシーン!!

 

 

帝人 「…………」

 

茜 「違う……」 トテトテ

 

 

正臣 「…………」

 

茜 「違う……」 トテトテ

 

 

誠二 「…………」

 

茜 「うーん違う……」 トテトテ

 

 

青葉 「…………」

 

茜 「この人でもない……」 トテトテ

 

 

臨也 「…………」 ←変顔

 

茜 「プッwwフフwww」

 

 

デデーン『竜ヶ峰、紀田、矢霧、黒沼、アウトー』

 

 

帝人 「君が笑わないでよ! だぁっ!!」 バシーン!!

 

正臣 「あー………っく!」 バシーン!!

 

誠二 「笑うだろうけど……つっ!」 バシーン!!

 

青葉 「くそ………あっく!!」 バシーン!!

 

茜 「み……フフwwみ、見つけたよ静雄さん! この人だよ!」

 

静雄 「よーし、テメエだな………ちょっと来い」

 

 

────茜を傷付けた犯人には制裁のビンタ!!

 

 

静雄 「おい、来いっつってん───」

 

臨也 「…………」 ←変顔

 

静雄 「なんて顔してやがるお前」

 

 

デデーン『竜ヶ峰、紀田、矢霧、黒沼、アウトー』

 

 

帝人 「いだあっ!」 バシーン!!

 

正臣 「素でツッコむな! はぐっ!!」 バシーン!!

 

誠二 「っあー!!」 バシーン!!

 

青葉 「もう変顔解け!! くあっ!!」 バシーン!!

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