絶対に笑ってはいけない来良学園24時   作:嵐牛

26 / 26
ED

 

 

 

 

 

「「「───明けまして、おめでとうございます」」」

 

 

 

 

 

365日のサイクルは目瞬きの内に流れ去る。

飽きる事のない拙速と緩慢、人という名の歯車は変わりない明日を求めて日夜蠕動を繰り返す。

生きた歯車、と人間をそう例えるとするならば、街はいくつもの歯車で出来た群体だろう。

生まれ、朽ちて、零れ落ち、回り続ける歯車達は、今日も街を動かしていく。

時の経過に変質していく歯車達が、自分自身の変化によって、街がどう動きどこへ向かうのかもわからないまま────

 

───ただ自らの次へと向かい、カラカラ、カラカラ、カラカラと。

 

 

 

お尻をシバかれた回数───

 

 

矢霧(やぎり)誠二(せいじ)────208回。

 

黒沼(くろぬま)青葉(あおば)────221回。

 

竜ヶ峰(りゅうがみね)帝人(みかど)────229回。

 

紀田(きだ)正臣(まさおみ)────240回。

 

 

折原(おりはら)臨也(いざや)──────

 

 

 

 

──────299回。

 

 

 

 

『裏切りの夕焼け』

 

歌手:THEATRE BROOK

 

裏切りの夕焼け

やっかいに絡みつく那須島を

切り裂くようにして

贄川は叫ぶ 歌うように

 

blow up louder

知り合いのパンツはそこにある

blow up louder

償いは激辛チョコのかけら

 

ああ聖辺ルリ

美声のもやし

今 信じれば変わるのさ

けら えいこのサインも

 

臨也は何故かいない

地獄のような鬼ごっこ

幽平の玉を

マシンが蹴り上げる悪夢

 

fairyride

タイキック 徒橋は踏みこんだ

fairyride

帝人は激痛を癒せないまま

 

ああ静雄が来る

闇を抜けて

今 感じれば見えるのさ

わかりきったお約束が

 

ああ暴露で荒れる

口撃戦

今 辛すぎて叫ぶのさ

傷舐め合う黒歴史

 

ああオレたちにも意地ってモノがある

きっと誰にも負けはしないモノがあるはずさ

本当は無いと思えるコトがある

きっとでも価値はそこに必ずある

めちゃ汚い 腕相撲

 

おお朝日は昇る

年は明けて

今 感じれば見えるのさ

未来へ向かう あの明日

 

ああ朝日は昇る

水平線

今 信じれば変わるのさ

尻の痛み 笑顔へと──────

 

 

 

 

 

 

 

 

臨也 「………あー、しんどい」

 

臨也 「ていうか眠い。早く帰ろう」

 

臨也 「まったく新羅のやつ、今回の企画にどれだけ本気になってるんだい」

 

臨也 「羽島幽平や聖辺ルリ………百歩譲って粟楠会はいいとして、どうやって帝人君の両親を呼んだんだ」

 

臨也 「これはちょっと新羅の見方を改める必要が………」

 

臨也 「……………」

 

臨也 「そういえば……」

 

 

 

 

臨也 「今回セルティいなかったな………」

 

 

 

【終わり】

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。