大変お待たせしました!
1ヶ月以上も放置していまい申し訳ありません!
「…くそ…やっちまった…」
瑞稀の魔法により瓦礫の山と化した大天離宮
その瓦礫の下から這い出して来た瑞稀は悪態を吐かずにはいられなかった
自らの魔法のコントロールを誤り、吹き飛ばされ、今まで瓦礫に埋もれていたのだ…
ちなみに天空剣は魔法が発動する直前に、瑞稀によって安全圏までぶん投げられ、少し離れた場所に突き刺さっている…
何とも間抜けである
「やっぱりまだ鈍色雷はコントロールが難しいか…」
ぼやきながら瑞稀は天空剣の下に歩みを進める
『…お前も大事ない様じゃな…良かった』
天空剣も瑞稀の無事を確認して安心を浮かべる
…途端に天空剣が小刻みに震え出し、徐々に震えが激しくなっていく!
遠くからバロム達が慌てて駆け寄ってくるのが見える
「…天空剣?大丈夫か?まさか…強く投げ過ぎたか?!」
「瑞稀様!御無事ですか?!」
瑞稀が天空剣の異常に危機感を感じ、バロム達もまた、瑞稀の様子にただならぬ焦りを感じ取り、一気に瑞稀の下に急いだ
…瞬間
『…ぷっ!』
「「「「は?」」」」
『ぶぁぁぁぁぁっはははははははははははは!!!ふはははははははははははは!!!!ひーひひひひ!!!』
「「「「!?」」」」
天空剣が唐突に笑い始める!
『このお間抜けさんめぇ!まだコントロールが完全ではない鈍色雷を使った挙げ句、魔法のコントロールを誤り自ら吹っ飛ばされて瓦礫に埋もれるとかぁ!!面白過ぎるぅ!!ひーひひ!げほっ!ふははは!!うぇっほ!馬鹿じゃ!!お前は馬鹿じゃぁ!!これが争乱を司る魔王とか!自爆芸を司る魔王の方が良いんとちゃうか?!マズイ!儂笑いが止まらん!!』
「……」
「…あのぅ…瑞稀様?お気を確かに…」
「やっべ!旦那、マジギレ寸前じゃねぇか!?」
「逃げましょう、そうしましょう。バロムさん、斬鉄さん、急いでこの場を離れるべきです」
天空剣はひたすら笑い続け、心配していたのに笑われて、青筋を浮かべる瑞稀
バロム達は瑞稀の憤怒の形相を見て慌ててその場から離れる
『止めよ!瑞稀、儂を笑い死にさせるつもりか?!ふはははははははははははは!!!面白過ぎて笑いが止まらんぞ!!マズイ!本気で死にそうじゃ!ひーひひひ!!げほっげほっ!笑いが止まらな過ぎて息が出来ぬぅ!』
ブチッ!!
そんな音がバロム達3人には聞こえた…
瑞稀が静かに天空剣の柄と刀身に手を添える…
そして静かに、しかし確かに今の瑞稀の心情を伝える言葉を告げる
「…折るぞ…」
『マジギレ!?すまんかった!!いやマジで!!待って!?ヒビ!ヒビ入ってるから!!』
マジギレである
その後、バロム達の仲裁もあり瑞稀の怒りは鎮まり、戦争の勝者たる魔王は魔界に帰還した…
「「「「瑞稀様、ばんざーい!!」」」」
瑞稀達の勝利を魔界の民が賛美し迎える
その顔は皆一様に王の無事と勝利を心から喜んでいた
民衆の歓声に包まれながら魔王達は魔王城へと帰還を果たす
「メルフェレス様、御命令通りメルディエズの首、確かに討ち取って参りました」
瑞稀達がメルディエズの前に片膝をつき跪く
「瑞稀、よくぞ約束通り無事に帰りました。本当に…本当に良かった!」
メルフェレスもまた涙を流し、瑞稀達の帰還を喜んでいた
「さあ!民に終戦の宣言を!」
メルフェレスが瑞稀をエントランスへ導く
瑞稀がエントランスから顔を出すと割れんばかりの大歓声が巻き起こる!
「聴け、魔界の民よ!!我等魔界は幾度となく天界と争い、その全てに敗北し続けていた!!大切な者達を殺され、仇を討てず苦しみの涙を流し、自らの無力を嘆き、魔王の無力を恨み!辛かっただろう!惨めだっただろう!だが!!それも今日で終わりを迎えた!!此度の戦、我等魔界の勝利だ!!!魔界よ、勝鬨をあげよ!!!」
民衆が魔界全土を震わさんばかりに勝利の雄叫びをあげる
民は思う。この王ある限り我等魔界に敵は無いのだと
この王がいれば我等魔界は救われるのだと
この王こそ我等魔界の悲願、神々の打倒を叶えて下さるのだと
ここに天界と魔界の戦争、後に天魔戦争と呼ばれる戦いは魔界の勝利で終わった
放置した挙げ句、短くて申し訳ない!
前半は完全にギャグです
ただのノリです
後日天空剣に笑われたのが悔しくて瑞稀は猛特訓しました
次は天界を落としたせいで事態が動きます!
投稿は未定です。申し訳ない!