カードファイト!!ヴァンガード 全ての物語のReLive 作:先導
さて、今回は昨年12月にはできなかったヴァンガード3作品連続投稿をさせていただきます!そして、お待たせいたしました!ようやく新右衛門編が完成しましたので、そちらのほうはこの、ReLiveで投稿しますよ!
それでは、3つ目はReLive!
どうぞ!
カードショップ魁・・・そこは、ヴォヤージュほどではないにしろ、それなりの大きさを持っているカードショップだ。そこで集まる常連のファイターたちは、みんな楽しくヴァンガードファイトを行っていた。ここをホームとしているマリンも今日はここに来ており、ファイターたちのアドバイスや店の手伝いなどをして過ごしていた。
「この店で1番強いファイターは誰かしら?」
だがそんな平穏を壊すかのように、VFグローブをつけたメイドの恰好をした女性がガラの悪い男2人を連れた状態でそう声を上げた。何やらただならぬ雰囲気を感じ取り、皆を守るためにマリンが前に出るのであった。
イメージ17「櫂の炎」
カードキャピタルにて、店を乗っ取りに来たフーファイター、川並を追い払った後、ミサキは森川の容態を見ながら、いつものように店番をしている。
「よう、今戻ったぜ」
すると、フーファイターを追いかけていたカズヤが戻ってきた。
「おかえり。あいつらは?」
「逃げられちまったよ。くそ・・・逃げ足だけは早いんだからよぉ・・・」
カズヤが少し悔しそうにうなっていると、アイチたちがいなくなっていたことに気付いた。
「?おい、アイチたちはどこ行った?」
「あの子たち、何か急いで店の外へ出ていったよ」
「なんだそりゃ?」
みんな急に外に出ていったというミサキの意見にカズヤは首を傾げた。
☆
一方その頃、キャピタルから外へ出ていったシズクは櫂を無理やり引き連れてカードショップ魁へ続く道のりを走っていく。三和はその後を急いで追いかけている。
「お、おい!放せ!どこへ行くつもりだ!」
「アイチきゅんが言ったことをよく思い出してみてよ!」
「え?確か・・・別のフーファイターがって・・・」
「そうそれ!」
三和の言った言葉にシズクがそれに強く反応を示す。
「フーなんちゃらって奴らが他にもいるなら、他の店に行ってる可能性がるってことっしょ?もしかしたら・・・カードショップ魁も・・・」
「フーファイターだ」
カードショップ魁が狙われる・・・そう考えるとシズクは不安が一気に強くなっていく。
「前々から気になってたんだけど・・・お前、カードショップ魁に思い入れがあんの?」
「・・・だって・・・カードショップ魁は、うちとリンリンを繋げてくれた大切な店だから・・・さ」
シズクはリンとの関係性、そして、なぜリンの味方でいるのかというのを語り始める。
☆
リンやシズクが小学生だった頃、2人はもう1人の友達と楽しくファイトができるほどに仲良しだった。リンの場合だと、少なくとも櫂たち以外でファイトできるのは、この2人だけかもしれない。そんな楽しいファイトを終え、帰宅への道のり・・・リンとシズクは話し合っている。
「ちぇー、また負けたー。あんたら強すぎでしょ」
「そ、そんなこと、ない、よ。シズちゃんだって、いい線、いってた、よ・・・。ただ・・・イメージが少し足りなかったってだけで・・・」
「うーわ、その余裕しゃくしゃくの物言い、超ムカつくんですけどー。そのイメージってのもちょっといまいちだし」
「そう言われても・・・」
「よーし決めた!私、絶対にあんたに勝つし。あいつにだって負けてらんない。早いとこデッキ見直さないと」
「シズちゃん・・・うん・・・楽しみに、してるね・・・」
2人は互いに競い合うライバルでもあり、今この楽しい時間を謳歌できる友達として、本当に仲が良かった。だが、その全ては知らぬ間に変わっていった。
もう1人の友達は、両親が事故によって亡くし、祖母に引き取られて別の学校へと転校していった。
そしてシズクは家族の都合によって、一時的に祖父のいる田舎へと行かなければならない事情ができた。その間で、リンは変わっていった。
シズクが戻ってきたころには、リンは何かと不愛想な態度をとるようになり、他の生徒たちはというと、リンに怯えているような表情を見せている。シズクが声をかけても、無視をするか、適当に受け流しているかで、とてもじゃないが当時のシズクにとってはそれが苦しくてたまらなかった。
シズクはそれが耐え切れなくなり、地元である晴海に転校していった。転校してから時がたつと、いろいろと考えてしまう。これでよかったのかと。本当にリンを置いて、地元に転校してよかったのかと。そう思うと、胸が張り裂けそうな気持になった。
そんな感情を抱きながら時がたち、晴海中学1年になったころには、シズクはギャルと言えるような性格へと変わっていった。新しい友人も何人も増え、何不自由のない生活を送っていた。
しかし、どんなに時間がたっても、リンと一緒にいたことの思い出、リンが変わったことに対する疑念は消えなかった。その証拠に、ヴァンガードだけは続けていたのだから。中途半端で投げ出したら、怒られるような気がしたから。
そんなある日のこと・・・
「ねぇ聞いた?魁に、ちょー強いファイターが通うようになったってー」
「あー、それ聞いたー。もうガチっつーかー、マジ怖くない?」
「はは、でもちょこーっとだけなら、覗いてもいいんじゃね?相手するわけじゃないしー☆」
最初は面白半分だった。少しは退屈しのぎにはなるだろうと思ってカードショップ魁に赴いた。そこで噂になっているファイターを見て、シズクは本当に驚いた。その相手というのが・・・
「これで、私の勝ちですね」
「く、くそぅ・・・」
小学校のころ共に過ごした友人であるリンがいたのだから。リンを見た瞬間、シズクは再会の喜びと、変わったリンに対する複雑な気持ちでいっぱいになっている。だがそれ以上に、不思議なことに、リンとファイトしたいという気持ちが芽生えた。
「次の相手は誰かいますか?」
「じゃあ、うちが相手になってもいいっすか?」
シズクがそう名乗りを上げても、リンは表情を崩さない。
「超久しぶりだね・・・リン。小学校以来じゃね?うちのこと覚えてる?あんたの友達の・・・」
「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード」
久しぶりに会っても話さえもしないリンの態度にシズクは戸惑いを隠せないでいる。変わったのはそれだけでなく、自身の使ってるクランはオラクルシンクタンクからぬばたまなのでさらに戸惑いを隠せないシズク。戸惑いはありはしたが、ファイトはスムーズに進んでいった。
「ダメージチェック・・・ま、負けたぁ・・・」
「・・・・・・」
シズクが敗北してもリンは気にも留めず、次のファイターに対戦相手を求めている。まるで、強い相手に自分の強さを証明するかのように。だが誰も名乗りを上げようとしないので、リンは用済みだといわんばかりにデッキを片付ける。
「ま、待って・・・」
「・・・このショップにはまだ強いファイターが隠れているかもしれません。まだ何か用があるというのなら・・・強くなってからここに来なさい」
リンの意味深な言葉を聞いて、シズクはリンはしばらくこのショップに通い続けるということ理解する。それを聞いた時、シズクは少し胸の高鳴り強くなっていった。
それから毎日のように、シズクは魁に通うリンに会い、何度もファイトを仕掛けた。結果は何回かわからないほどの敗北・・・だが、それによって、シズクの心は十分に満たしている。この人と一緒にいられてうれしいと。それで気が付くのだ。
言葉遣いや、不愛想なところや、クランや、強さを求める姿勢以外は、何も変わっていないのだと。リンは・・・純粋なリンのままなのだということを。
それがわかったとたんに、シズクは決めたのだ。
『この先何があっても、うちはリンリンの味方であり続ける。たとえ、どんな道を進むことになったとしても』
そして時がたち、現在に至るというのだ。
☆
「お前とリンとの間にそんな関係が・・・」
シズクの昔話を聞いて三和は感心したような表情になっている。櫂はいつも通りの表情をしている。
「うちとリンリンを繋げてくれたのは、間違いなく、カードショップ魁なんだよ。そりゃ、キャピタルも大事だけどさ・・・うちにとっては魁はかけがえのない大切なショップなんだ。だからフーなんちゃらが魁を乗っ取るっていうのはどうしても避けたいんだよ!そのためにも、櫂きゅん先輩の力が必要なんだよ!お願い!うちとリンリンの大切な場所を、守ってください!」
シズクはカードショップ魁を守りたい一心から、櫂たちに必死に頭を下げ、心からの懇願する。その姿勢を見た櫂は・・・
「・・・わかった。協力してやる」
シズクの要求をのんだ。
「櫂?」
「その代わり・・・この件が終わり次第、フーファイターには二度と関わるな」
魁を守ることに協力する代わりに、魁を守り抜いたら金輪際フーファイターには近づこうとするな。ただ普段通りの生活をしていろ。櫂はそう言っているのだ。
「・・・フーファイターって・・・やっぱり・・・」
櫂の発言に三和はフーファイターについて何か思い当たる節があるような顔つきになっている。
「元々あんな意味不明な奴らと関わる気はないって。ただ魁が守ることができればそれでいいんだし。ことが終わったら近づかないって。本当だよ?」
シズクの言い分に櫂はじっとシズクの目を見つめる。そのことから、シズクの言葉に嘘はないとわかった。
「・・・ならいい。さっさと魁とやらに案内しろ」
「・・・ありがとう・・・」
櫂の協力にこぎつけたことで、シズクは涙をあふれそうになるのをこらえて、櫂に感謝した。シズクの案内をもとに、櫂と三和はカードショップ魁へと向かう。三和はフーファイターについていろいろ考えていて、未だに思案顔になったままだ。
☆
カードショップ魁の3階では、ガラの悪い男2人と常連客に見られている中、マリンとメイドの恰好の女性はファイトを行っていた。その際のファイトには、痛みが伴う、VFグローブが使われていた。状況はというと、マリンがダメージ5の状態でメイド女性のアタックを受けた状況だ。
「さあ、最後のダメージチェックをして、ダメージゾーンにカードを置きなさいな」
「・・・ダメージ・・・チェック」
マリンが6ダメージ目のダメージチェックを行った。出てきたカードはノートリガー。負けを意味している。そして・・・それだけじゃない。
ギィン!!
バリバリバリバリバリ!!!
「あああああああああああ!!!!」
マリンがダメージゾーンにカードを置いた瞬間、VFグローブから現れる強烈な激痛が全身に渡り、マリンは苦しい悲鳴を上げた。激痛の負担でマリンは気を失う。
『マリンさん!!』
「てめぇこんにゃろうがあ!!」
あまりに普通じゃないファイトをするメイド女性にとびかかろうとする増田。それをガラの悪い男が止めた。
「今日からこの店はフーファイターのもの」
「俺たちが本気のファイトを教えてやるよ」
「さあ、VFグローブをつけろ」
ガラの悪い連中は常連客に無理やりVFグローブをつけさせ、本気のファイトを強要させた。
「さ、最強の俺様がこんなに屈してたまるかよ!!なあ!!」
『おおお!!』
増田と常連客は店を元に戻そうと考え、VFグローブを付けた状態で連中と倒そうするが・・・
バリバリバリ!!!
『ぎゃああああああああああああ!!!!』
太刀打ちできず、ファイトしている常連は激痛の苦しみで悲鳴を上げる。
「なるべくやりすぎないようにね。もっともっと・・・苦しむ様を見たいからね」
この状況を見て、嬉々としているメイド女性にたいして、配下である男たちはこう思った。やっぱ超絶ドSだと。
「マリ先輩!!みんな!!」
「こりゃ・・・ひでぇ・・・」
メイド女性が愉悦に浸っていると、魁にやってきたシズクたちが倒れているマリンと常連に駆け寄る。
「大丈夫⁉」
「う・・・シズクさん・・・」
「・・・あいつら、許せない・・・!」
あまりの惨状にシズクはフーファイターにたいして怒りを示す。
「なーに、あんたら?この店の客?だったら残念。ここはもう、本気のファイトしかやらない場所になったの。遊びなら他所に行きな」
「・・・ここはうちにとっては友達との絆を再確認させてくれたとっても大切な場所。それを・・・こんな痛みで陥れようとする場所に変えられて・・・黙ってるわけにはいかないっしょ・・・」
「ふーん・・・で?」
「うちはあんたらを許せない!!あんたら全員倒して、元の、楽しいファイトができる店を取り戻してやる!うちらで、必ず!!」
シズクはメイド女性にたいして指をさして堂々と宣言した。
「は?何それ?負け犬の遠吠えって奴?」
シズクの言い分にメイド女性はわけわからんといった表情になって、指を鳴らす。その音と同時に、シズクたちの前にガラの悪いファイターが立つ。
「かっこつけるんなら、こいつら倒してから言いな。もちろん、VFグローブはつけてもらうけどねぇ」
ガラの悪いファイターがデッキを取り出した時、シズクと櫂が前に出る。
「三和っち先輩、みんなをお願い!」
「お、おう!」
「さっさと済ませるぞ」
シズクと櫂はVFグローブをつけて、ガラの悪いファイターと本気のファイトを執り行う。
そして、ファイトが進んでいく、痛みを伴いながらもガラの悪いファイターたちに勝つことに成功した櫂とシズク。
「「ぐあああああああ!!」」
「おっしゃあ!!櫂とシズクが勝ったぜ!」
「・・・口ほどにもない」
「はぁ・・・はぁ・・・マジ痛ってぇ・・・。リンリンは・・・こんな痛みを味わいながら・・・?やっぱすげぇ・・・」
櫂とシズクが勝ったことにメイド女性は少し愉快そうに笑っている。
「へぇ・・・やるじゃない。こいつらはそんじょそこらの普通の雑魚とは違ってたんだけどねぇ・・・それに勝つとはね。特にあんた。あんたの強さは半端じゃないね」
メイド女性は座っていた椅子に立ち上がって櫂に向けて自分のデッキを突き付ける。
「あんたが苦痛に歪む姿・・・見てみたくなったわ・・・。私が直々に相手をしてあげる!」
「・・・俺が勝てば、この店から出ていってもらうぞ」
「勝てれば、の話だけどね」
メイドの女性は櫂がいるファイトテーブルに自分のデッキを設置して、ファイトの準備を進めている。櫂もデッキをシャッフルして、ファイトの準備を進める。
「いよいよ、大将が出てきたな・・・」
「櫂きゅん先輩・・・絶対勝って・・・」
「櫂さん・・・」
三和たちが櫂の勝利を祈りながら、ファイトを見守る。
「そういえば、まだ名を名乗ってなかったねぇ。私は花柳ユリカ。チームアクロバットリミテッターに属する、ただのメイドよ」
「アクロバットリミテッター?」
聞きなれないチーム名を聞き、首を傾げる三和。それを復活したガラの悪いファイターが答える。
「フーファイターの中でもナンバー2の実力を持つチームさ」
「ユリカ様とファイトできること自体が、光栄なんだよ」
「・・・俺は櫂トシキだ」
(櫂トシキ・・・どこかで聞いたような・・・)
櫂の名前を聞いて、メイド女性、花柳ユリカは少し思案顔になるが、すぐにファイトの準備を進めさせる。準備を終え、店の運命をかけて、本気のファイトが始まった。
「「スタンドアップ・(ザ・)ヴァンガード!!」」
「リザードランナーアンドゥー!」
「ヴァーミリオン・ゲートキーパー!」
リザードランナーアンドゥー PW6000
ヴァーミリオン・ゲートキーパー PW6000
「敵はダークイレギュラーズか!」
「暗黒国家ダークゾーンに属する、闇の異形集団たち・・・」
「たまったソウルを力に変える・・・まさに闇の先兵ともいえますわね・・・」
「強者が弱者を支配する・・・それを体現するにふさわしいと思わないかしら?私の先攻だったわね。ドロー。ドリーン・ザ・スラスターにライド!」
ドリーン・ザ・スラスター PW6000
「ヴァーミリオンのスキルで1枚ドロー。ターンエンド」
R ドリーン R
R R R ユリカの手札6枚 山札42枚
「俺のターンだ。ドロー。ライド!鎧の化身バー!」
鎧の化身バー PW8000
「スキルで1枚ドロー。そして、希望の火エルモをコール」
希望の火エルモ PW8000
エルモ バー R
R R R
「バーでヴァンガードにアタック!」
「ノーガード」
「チェック・ザ・ドライブトリガー『ベリコウスティドラゴン』」
「ダメージチェック『アノマラス・エスパー』」
ギィン!!
バリバリバリ!!
「くっ・・・ううぅ・・・!!」
「エルモでヴァンガードにアタック!」
「ちっ・・・ノーガード。ダメージチェック『プリズナー・ビースト』」
ギィン!!
バリバリバリ!!
「があ・・・はあ・・・!!」
「ターンエンドだ」
PW8000➡PW6000
PW8000➡PW6000 櫂の手札6枚 山札41枚 ユリカのダメージ2枚
「よし!ダメージ2!幸先いいぞ!」
「そのままやっちゃえ!!」
「私のターン。ドロー。その余裕たっぷりな顔が、いつまで続くか、楽しみねぇ。ライド!囚われの堕天使サラエル!さらに、コール!プリズナー・ビースト、グウィン・ザ・リッパー!」
囚われの堕天使サラエル PW12000
グウィン・ザ・リッパー PW9000
プリズナー・ビースト PW8000
「グウィンのスキルでソウルチャージ『テラファイング・フィスト』
さらにプリズナー・ビーストのスキルでソウルチャージ『カースド・ドクター(治)』」
プリズナー サラエル グウィン
R R R
「プリズナー・ビーストでヴァンガードにアタック!」
「ガード『槍の化身ター(☆)』」
「ふん、またまだよ!ソウルブラスト『ヴァーミリオン・ゲートキーパー』サラエルでヴァンガードにアタック!
サラエルは、ソウルブラストしなければ攻撃できないけれど、ダークイレギュラーズにとっては、軽いコストだわ」
「ノーガードだ」
「ドライブチェック『ヴェアルクス・ゲフライター(☆)』クリティカルトリガー!パワーはグウィンに、クリティカルはヴァンガードに!」
「ダメージチェック『鎧の化身バー』セカンドチェック『ドラゴンナイトネハーレン』」
ギィン!!
バリバリバリバリ!!
「ぐあああああ!!」
「櫂!!」
「なんとむごいファイトを・・・!」
「グウィンでヴァンガードにアタック!」
「ノーガードだ。ダメージチェック『魔竜戦鬼ラクシャ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!効果は全てヴァンガードに!」
ギィン!!
バリバリバリ!!
「ぐ・・・ううううう!!」
「ターンエンド」
PW8000➡PW8000+SH15000=23000
PW12000➡PW8000
PW19000➡PW8000(+10000) ユリカの手札5枚 山札36枚 櫂のダメージ3枚
「はあぁ・・・やっぱりいいわぁ・・・あんたみたいな奴が苦痛に歪んでいくその姿は実に愉快だわぁ・・・。愉悦といっても過言じゃないわね」
「・・・俺のスタンド&ドロー。ライド!バーサーク・ドラゴン!」
バーサーク・ドラゴン PW10000
「バーサークのスキル発動。カウンターブラスト。ソウルブラスト『リザードランナーアンドゥー』グウィンを退却。バーサークがヴァンガードならば、1枚ドロー。コール!ベリコウスティドラゴン、リザードソルジャーラオピア、ドラゴンモンクゴジョー!」
ベリコウスティドラゴン PW10000
リザードソルジャーラオピア PW8000
ドラゴンモンクゴジョー PW8000
エルモ バーサーク ベリコウスティ
R ゴジョー ラオピア
「エルモでプリズナー・ビーストにアタック」
「おいおい、なんでたかがグレード1を狙うんだよ?」
「単純にパワーが足りないだけじゃ、ないんだよね」
「ああ。プリズナー・ビーストはソウルが5枚以上あれば、パワーがプラス2000できるんだ。だからああやって、リアガードを潰して、攻撃力を下げたんだ」
「それだけでなく、ベリコウスティとラオピアは相手のリアガードが退却することによって、パワーがプラス5000できるのですわ」
「へぇ・・・ノーガードよ」
「ベリコウスティとラオピアのスキル!パワープラス5000!
さらにエルモのスキル発動!リアガードが退却した時、自身を退却し、カウンターチャージ。1枚ドロー。ゴジョーのブースト、バーサークでヴァンガードにアタック!
ゴジョーのスキル発動!相手リアガードより多いので、バーサークにパワープラス3000!」
「カースド・ドクターでガード」
「チェック・ザ・ドライブトリガー『ドラゴンナイトネハーレン』ベリコウスティ、サラエルにアタックだ!ラオピアは援護を!」
『『御意!』』
「ノーガード。ダメージチェック『悪夢の国のマーチラビット(引)』ドロートリガー。パワーはヴァンガードに。1枚ドロー」
ギィン!!
バリバリバリ!!
「あああああああ!!」
「ターンエンドだ」
PW8000➡PW8000
PW21000➡PW12000+SH20000=32000
PW38000➡PW12000(+10000) 櫂の手札5枚 山札34枚 ユリカのダメージ3枚
「ここまではダメージ3対3・・・互角だな・・・」
「うん・・・でも、こっから・・・だよね」
「グレード3になってからが、本当の勝負ですわね・・・」
「私のスタンド&ドロー。さあ、その顔を・・・もっともっと・・・苦痛で美しく歪ませてあげるわ!ライド!デーモンイーター!!」
デーモンイーター PW12000
「イマジナリーギフト・プロテクト!!」
イマジナリーギフト・プロテクト発動!
「さ、一気に展開するわよ。テラファイング・フィスト、ヴェアヴォルフ・フライビリガー、艶笑のサキュバスを2体コール!」
テラファイング・フィスト PW12000
ヴェアヴォルフ・フライビリガー PW8000
艶笑のサキュバス PW9000
「ん?艶笑のサキュバスのグレードは2だろ?ブーストできないのに、なんでわざわざ後ろに出すんだ?」
「増田さんの疑問は・・・デーモンイーターのスキルで解けますわ」
「???」
艶笑 デーモンイーター テラファイング
フライビリガー R 艶笑
「フライビリガーのブースト、艶笑のサキュバス、ベリコウスティに攻撃しな!」
「・・・ノーガード」
「デーモンイーターでヴァンガードにアタック!
デーモンイーターのスキル発動!カウンターブラスト!攻撃を終えた艶笑のサキュバスをソウルへ。1枚ドロー。そしてデーモンイーターはパワープラス10000!」
「ノーガードだ」
「ツインドライブ。ファーストチェック『アノマラス・エスパー』セカンドチェック『ヒステリック・シャーリー(引)』ドロートリガー。パワーはテラファイングに、1枚ドロー」
デーモンイーター(ユリカ)は自身の生きているかのように動いている髪を広げ、髪をバーサークに向けて槍のように突き刺した。
「ダメージチェック『リザードソルジャーラオピア』」
ギィン!!
バリバリバリバリ!!
「ぐわあああああああ!!」
「艶笑のサキュバスのブースト、テラファイング・フィストでヴァンガードにアタック!」
「ぶ、ブーストだって⁉」
「これが艶笑のサキュバスのスキルなんだよ。ソウルに自身と同じカードがあるなら、ブーストと、後列からインターセプトできる能力を持ってんのさ」
「だからこそ、デーモンイーターのスキルと非常に噛み合うのですわ」
「なるほど・・・ま、まぁ・・・わかってたけどな」
三和とマリンの解説を聞いてなかったら絶対にわかってないのにという視線を常連は増田に向ける。
「さらにテラファイングのスキル!ヴァンガードにアタックした時、ソウルチャージ『デーモンイーター』パワープラス5000!」
「ノーガード。ダメージチェック『クレステッド・ドラゴン』」
ギィン!!
バリバリバリバリ!!
「・・・・・・・・・っ!!!」
「櫂!!」
「これでダメージ5・・・やばいよ・・・」
「あっはははは!実に愉快だわぁ!ターンエンド」
PW17000➡PW10000
PW22000➡PW10000
PW36000➡PW10000 ユリカの手札5枚 山札28枚 櫂のダメージ5枚
「次の私のターンであんたは終わりよ。負けた時に歪む苦痛と絶望の顔を想像するだけで・・・私の胸は高鳴ってたまらないわねぇ・・・ふふふ・・・」
「・・・間違っている・・・」
追いつめられた状況の中で、櫂はぽつりとそう呟いた。
「間違ってる?いったい何を間違ってるのかしら?」
「こんなものを使ったファイトを、本気のファイトと信じてるお前たち・・・そして、こんなものを相手に強要させるお前たちフーファイターは間違っている」
「ふん・・・」
「スタンド&ドロー。・・・イメージしろ・・・惑星クレイで燃え盛る黙示録の炎を。ライド!!ドラゴニック・オーバーロード!!」
ドラゴニック・オーバーロード PW13000
「うおおおおおおお!!」
「ドラゴニック・オーバーロードですって⁉まさか・・・こいつ・・・!!?」
「見るがいい・・・これが俺の本当の姿だ!イマジナリーギフト・フォース!!」
イマジナリーギフト・フォース発動! 対象『ドラゴニック・オーバーロード』
「クレステッド・ドラゴンをコール!」
クレステッド・ドラゴン PW13000
「オーバーロードのスキル発動!ソウルブラスト『鎧の化身バー』パワープラス10000!」
「くっ・・・!」
R オーバーロード クレステッド
R ゴジョー ラオピア
「いくぞ・・・オーバーロードでヴァンガードにアタック!ゴジョーは援護だ!」
『御意!』
「ゴジョーのスキルでオーバーロードにパワープラス3000!」
「(こいつの攻撃がヒットすればスタンドされる・・・でも・・・そのためには手札を2枚捨てる必要がある・・・つまり、ドライブマイナス1する以上、相手の防御力を減らせる・・・なら!)
ノーガード!」
「ツインドライブ!ファーストチェック『バーサーク・ドラゴン』セカンドチェック『槍の化身ター(☆)』」
「来たぁ!!」
「ここで・・・クリティカルトリガー・・・!」
「効果は全てオーバーロードに!」
オーバーロードは翼を広げ、その大剣をデーモンイーター(ユリカ)に振るった。デーモンイーター(ユリカ)は剣を止めようと髪を伸ばしてきたが、オーバーロードは髪ごとデーモンイーター(ユリカ)を切り裂いた。
「ダメージチェック『グーリッシュ・ディスポイラー』セカンドチェック『ドリーン・ザ・スラスター』の・・・ノートリガー・・・!」
ギィン!!
バリバリバリバリ!!
「があ・・・あああああああ!!」
「ダメージ5!」
「そして、アタックがヒットしたということは・・・」
「オーバーロードのスキル発動!カウンターブラスト!手札を2枚捨てることで、オーバーロードはスタンドする!」
「出たぁ!ドラゴニック・オーバーロードの連続攻撃!」
「オーバーロードでヴァンガードにアタック!」
「ちぃ!プロテクトで完全ガード!」
コスト『ヴェアルクス・ゲフライター(☆)』
オーバーロードは再びデーモンイーター(ユリカ)に近づき、大剣を振るったが、デーモンイーター(ユリカ)はプロテクトを発動させ、大剣を受け止める。
「チェック・ザ・ドライブトリガー『魔竜導師ラクシャ(☆)』ゲット、クリティカルトリガー!」
「またクリティカル・・・!」
「効果は全てクレステッドに!」
「ラオピアのブースト、ネハーレンでヴァンガードにアタック!
クレステッドのスキル発動!相手リアガードが3枚以下なので、パワープラス5000!」
「この・・・!アノマラス・エスパー、ヒステリック・シャーリーでガード!さらに艶笑のサキュバスでインターセプト!」
「ここで艶笑のサキュバスのスキルが出たか!」
「デーモンイーターのスキル発動!ガーディアンサークルから退却したユニットは全て、ソウルへ!」
「ターンエンドだ」
PW44000(+10000)➡PW12000
PW46000➡PW12000(完全ガード)
PW36000➡PW12000+SH25000=37000 櫂の手札5枚 山札28枚 ユリカのダメージ5枚(裏1枚)
「くっ・・・スタンド&ドロー。よし・・・こいつなら・・・!ドリーン・ザ・スラスター、グウィン・ザ・リッパーコール!
グウィンのスキル!ソウルチャージ『囚われの堕天使サラエル』
さらに、グウィンのもう1つのスキル発動!カウンターブラスト!ソウルが10枚以上なので、相手リアガードを退却できる!対象はクレステッド!
ドリーンのスキル!カードの能力でソウルが入った時、パワープラス5000する!」
「さっきガードで使ったユニットを3枚と、今回のソウルチャージで相手のソウルは10枚・・・だからグウィンのスキルが使えたのか!」
「しかも、デーモンイーターの後ろにはドリーン・・・最悪のコンボですわ・・・」
「フライビリガーのスキル発動!自身をソウルへ!さらにソウルチャージ『プリズナー・ビースト』グウィンにパワープラス5000!
ドリーンのスキル!2枚ソウルに入ったのでパワープラス10000!」
グウィン デーモンイーター テラファイング
R ドリーン R
「テラファイングでヴァンガードにアタック!
スキル発動!ソウルチャージ『ブリッツ・リッター(☆)』入ったソウルがトリガーユニットの場合、パワープラス10000!
ドリーンのスキル!パワープラス5000!」
「ラクシャ!俺を守れ!」
『御意!』
「ちっ・・・だったらグウィンでヴァンガードにアタック!」
「ゴジョーでガード!」
「これなら、どうかしら!ドリーンのブースト、デーモンイーターでヴァンガードにアタック!
デーモンイーターのスキル発動!カウンターブラスト!テラファイングをソウルへ!1枚ドロー!パワープラス10000!さらに、ソウルブラスト!」
ソウルブラスト『プリズナー・ビースト』『ブリッツ・リッター(☆)』『囚われの堕天使サラエル』『アノマラス・エスパー』『艶笑のサキュバス』『テラファイング・フィスト』『ヒステリック・シャーリー(引)』『テラファイング・フィスト』『カースド・ドクター(治)』『囚われの堕天使サラエル』
「これによって、相手は
「完全ガード封じか!」
「やべぇよ!48000のパワーで完全ガードなしとか!もうダメだぁ!おしまいだぁ!!」
デーモンイーターのコンボで増田は完全に負けムードになってるが、櫂は怯まなかった。
「ガード!ドラゴンモンクゲンジョウ!」
「おお!シールド20000のヒールトリガーが2枚も!」
「後は・・・トリガー次第・・・ですか・・・」
「いいの?私、トリガーを1枚どころか2枚引くわよ?」
「来い」
「ツインドライブ!ファーストチェック『ヴェアヴォルフ・フライビリガー』ちっ・・・!セカンドチェック『艶笑のサキュバス』・・・っ!ノー・・・トリガー・・・!」
「凌いだぁ!!」
「よっしゃ!」
「ちぃ・・・!ターンエンド!」
PW22000➡PW13000+SH15000=28000
PW14000➡PW13000+SH10000=23000
PW48000➡PW13000+SH40000=53000 ユリカの手札3枚 山札19枚 櫂のダメージ5枚(裏1枚)
「俺のターンだ。スタンド&ドロー。コール!ワイバーンガードバリィ、ドラゴンナイトネハーレンをコール!」
ドラゴンナイトネハーレン PW10000
ワイバーンガードバリィ(引) PW5000
「ネハーレンのスキル発動!カウンターブラスト!後列にいるリアガードを退却させる!ドリーン・ザ・スラスターを退却!パワープラス5000!
ラオピアのスキル!パワープラス5000!」
「ちぃ・・・!」
「そして、オーバーロードのスキル発動!ソウルブラスト『バーサーク・ドラゴン』オーバーロードにパワープラス10000!」
ネハーレン オーバーロード バリィ
R ゴジョー ラオピア
「ネハーレンでグウィン・ザ・リッパーをアタック!」
「ノーガード・・・!」
「ドラゴニック・オーバーロードでヴァンガードにアタック!」
「・・・ノーガード」
「ツインドライブ!ファーストチェック『ドラゴニック・オーバーロード』セカンドチェック『ドラゴンモンクゲンジョウ(治)』ゲット、ヒールトリガー!パワーはバリィに、そして、ダメージ1回復!」
「ま・・・まだよ。まだ・・・ダメージチェックでヒールトリガーさえ引けば・・・ダメージチェック『ドリーン・ザ・スラスター』ノー・・・トリガー・・・!」
オーバーロードはデーモンイーター(ユリカ)に向けて、口から黙示録の炎を放った。炎はデーモンイーター(ユリカ)を焼き尽くし、クレイから消滅させた。
PW15000➡PW9000
PW33000➡PW12000
櫂のダメージ4枚 ユリカのダメージ6枚 勝者櫂
ギィン!!
バリバリバリバリバリ!!
「きゃあああああああああああ!!!!」
ダメージゾーンに6枚目のカードを送ったことにより、ユリカはVFグローブによって強烈な激痛を味わう。
(申し訳ございません・・・お嬢様・・・あなたのご命令を・・・お守りできませんでした・・・)
VFグローブによる負荷によってユリカは気を失い、倒れこんだ。
『おおおおおお!!やったぞおおおおお!!』
「やったな!櫂!」
「勝った・・・てことは・・・魁を・・・取り戻せた・・・よかった・・・」
「皆さんには・・・ご迷惑をおかけしましたわね・・・」
櫂が勝ったことにより店を取り戻した。常連たちは喜び合い、シズクは安堵な表情を浮かべ、マリンは申し訳なさそうな顔になっている。
「たく、弱っちぃなぁ、この女。けど、こいつが負けたってことは、もうこいつはアクロバットリミテッターじゃねぇってことになるだろうぜ」
「ああ。さらに俺たちがこいつに勝てば・・・空席になったアクロバットリミテッターのメンバーになれるってこった!」
ガラの悪いファイターはユリカが負けても気にした様子は全くなく、それどころか逆に櫂に勝ってアクロバットリミテッターのメンバーになる気満々である。
「おいおい、それはいけねぇなぁ、兄ちゃんたちよ」
「全くもって、筋が通っていませんわね」
ガラの悪い櫂にファイトを挑もうとするも、三和とマリンに阻まれる。
「くそ!邪魔すんじゃねぇ!」
ガラの悪いファイターたちは邪魔を払いのけるために三和とマリンにファイトしたが・・・
「「うわあああああ!!」」
2人の実力には敵わず、なおかつダメージ6になるところで逃げ出していった。
「へん!さっさと帰りやがれ!」
三和は逃げたフーファイターにそういってのけた。
「さて、と、早くこの人も・・・て、あれ⁉️」
「あのメイドの姉ちゃん、もういねぇのか?」
三和たちがファイトをしている間にユリカはもうすでに店から出ていったようだ。
「・・・約束だ。フーファイターには二度と関わるな」
「あ・・・」
事が終わった櫂はシズクにそういって店から出ていったようだ。
「お、おい、櫂」
三和も櫂を追いかけるように店から出ていった。
「さて、シズクさん。あなたの知っていること、話してくれますか?今後の対策のためにも」
「うちも今日知ったことなんだけどさ・・・」
シズクは自分の知っているフーファイターの情報を何も知らないマリンに話した。事情を理解したマリンは渋い顔をしている。
「なるほど・・・と、なると・・・ゴウキさんの方も心配ですわね」
「?何でそこでゴウちんが出てくるわけ?」
「わからないのですか?彼がホームとしている店はどこですか?」
「・・・あああ!!ヴォヤージュ!!」
マリンの顔が渋くなった理由を彼女の説明で理解したシズクはゴウキがいるショップ、ヴォヤージュの心配を始めるのだった。
☆
カードショップヴォヤージュの門の前・・・そこにVFグローブをつけた銀髪の少年が同じくVFグローブをつけてるガラの悪い男2人を引き連れて現れた。
「ここがヴォヤージュ・・・アジアサーキット準優勝のファイターがいる店か・・・」
少年はガラの悪い男2人を連れて、ヴォヤージュの中へと入っていった。
「いくぞ・・・今日からこの店も・・・我らフーファイターのものだ」
フーファイターの魔の手は留まるところ知らず、ヴォヤージュにまで迫ってきているのだった。
to be continued…
ユリカ「私の1日について特別に教えるわ。
朝の4、5時ごろに起床、庭、施設内、部屋の掃除。
6時ごろにお嬢様たちの起床に合わせ、朝食の準備。そして7時に朝食。
朝食後はお嬢様のご奉仕。11時ごろに昼食の準備、12時に昼食。昼間の休憩時間には犬たちの調教タイム。他には拷問器具の管理や拷問の開発ね。
18時に夕食の準備、そして19時に夕食。その後は掃除を行って、20時に就寝。こんなところかしらね?犬たち、ありがたく思いながら泣き叫びなさい」
フーファイターズ(調教済み)「ありがとうございます!!」
フーファイターズ(白)「なんか物騒な単語が出てきたんだけど・・・怖すぎる趣味だ・・・!やっぱりドSだぁ・・・!」ガクガクッ
イメージ18「カムイ!!決意のリベンジ」