カードファイト!!ヴァンガード 全ての物語のReLive   作:先導

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今現在、少しばかり花粉の影響が出始めたのかもしれません。たまに鼻がむずむずしますし、目もかゆくなりそうな時もありました・・・辛いです。

皆さんの中で花粉症の方は花粉対策は今からでも遅くないのでやっておきましょうね。

さて、今回は後江中学校カードファイト研究部の話です。

それではどうぞ!


カードキャピタルに行こう!!

後江中学校のアイチたちの教室で、ホームルームが行われており、もう間もなく終了しようとしていた。

 

「以上でホームルームは終了。寄り道せずに帰るように。寄り道といえば・・・関ヶ原の戦いに、寄り道して地産したのは・・・佐藤!」

 

「徳川秀忠!」

 

「イエス!場所は、高橋!」

 

「上田城」

 

「イエス!その上田城で秀忠が地産する要因をつくったのは、田中!」

 

「真田昌幸、信繁親子!」

 

「イエス!」

 

マークが戦国時代の寄り道の豆知識をリンがまじめに聞いていると、リンのスマホから着信が届く(マナーモードにしているため振動のみ)。マークにばれないようにリンはスマホのメールを確認する。

 

『クリ○ーってしいたけに似てるよね☆』

 

「・・・はぁ・・・」

 

あまりにもシズクのどうでもいいメール内容にリンはため息をつく。その間にアイチは後ろの席にいる森川をちらっと見る。森川はマークにばれないようにパックを開けてカードを確認している。

 

「今日こそ・・・今日こそ・・・」

 

アイチは今日こそカードキャピタルに誘うという思いを抱きながらマークの豆知識を聞く。

 

 

 

イメージ6「カードキャピタルに行こう!!」

 

 

 

やっとホームルームが終わり、森川はせっせと教材をかばんに入れ、教室から出ようとする。その前にアイチが森川に声をかける。

 

「も、森川君!一緒にカードキャピタルに行かない?ぼ、僕にヴァンガードのことを教え・・・」

 

「うるせぇな!話しかけんじゃねぇよ!」

 

だが森川はアイチを怒鳴り、そのまま教室から出ていく。

 

「「「森川(君)!」」」

 

井崎、メグミ、稲永は森川と共に教室から出ていき、アイチは森川を追いかける。

 

「ま、待って、森川君!最近、カードキャピタルにはカムイ君っていうすっごく強い小学生が通ってくるようになったんだ!それに、店員のミサキさんもファイトを始めたし・・・」

 

「うるせぇつってんだよ!俺は部活で忙しいんだよ!ついてくんな!」

 

アイチの誘いに森川はまるで拒絶するかのようにそう怒鳴った。

 

「カードキャピタルなんざ1人で行け!1人で!」

 

そう言いながら森川は別の教室へと入っていき、井崎たちもそれに続く。

 

「森川君・・・」

 

「災難ですね、アイチ君」

 

全ての一部始終を見ていたリンはアイチにそう言って話しかけてくる。

 

「ねぇリンちゃん、さっき森川君が言ってた部活って・・・」

 

「ああ、カードファイト研究部のことですか?」

 

「カードファイト研究部⁉」

 

「ええ。CF研究部という呼び方もあります。主に森川君が所属している部でもありますね」

 

「CF研究部・・・」

 

森川が所属していることもあり、アイチはカードファイト研究部に興味を持ち始める。

 

「気になりますか?」

 

「う、うん」

 

アイチとリンがそう話していると、担任のマークが話しかけてきた。

 

「ハーイ、先導君、日下部さん。何してるんだい?」

 

「!マーク先生」

 

「うちのクラブに何か用かい?」

 

「その言い方ですと、ここの顧問はマーク先生なんですか?」

 

そう、マークはこのカードファイト研究部の顧問をやっているのだ。

 

「イエス。ひょっとして、入部希望とか?」

 

「は、はい!」

 

「まぁ、一応は」

 

アイチの入部希望を聞いたマークは何やら残念そうな表情をする。

 

「オーウ・・・残念だけど、このクラブはねぇ・・・」

 

「何か問題でも?」

 

「ま、みんなと一緒に聞いてもらいましょう」

 

そう言ってマークはアイチとリンを連れて、カードファイト研究部の部室のドアを開けるのだった。

 

 

カードファイト研究部の部員は森川、井崎、メグミ、稲永、そして赤堀の5名で構成されている。5名は自分のデッキを改良したりなどといった部活動に励んでいる。

 

「それにしてもさー、どうして先導は森川をあんなしつこくカードキャピタルに誘うんだろうね?」

 

「・・・知るかよ!」

 

メグミの疑問に森川はそう答える。そうしていると、部室のドアが開かれ、マークが入ってきた。

 

「やあ!カードファイターの諸君!集まってるね」

 

マークに続くようにアイチとリンも部室に入室してくる。

 

「!先導、委員長・・・!てめえら、何しに来やがった?」

 

森川の問いの前に、マークが話を持ちかける。

 

「今日は諸君らにいい知らせと悪い知らせを持ってきた」

 

「ん?いい知らせと悪い知らせ?」

 

「いい知らせとは、先導アイチ君と日下部リンさんが我がカードファイト研究部に入部希望だということだ!」

 

「「「「おおお!!」」」

 

「ど、どうも、よろしくお願いいたします」

 

「どうも」

 

アイチは少し照れながら、リンは簡潔的にそう挨拶する。井崎たち4名はアイチとリンの入部希望に純粋に歓迎ムードだが、森川は気に入らないようだ。

 

「て、てめぇら!俺の領域に入ってくんじゃねぇよ!」

 

「その言い回し、実に落ちぶれた不良ですね」

 

「んだとぉ!!」

 

リンと森川の間に一触即発の雰囲気がにじみ出ているところをマークが止める。

 

「静かに!主に森川が気に入らない奴を追い出してしまったせいで弱小クラブとなった我がカードファイト部にとっては大変いいことである!」

 

「「「「ははは・・・」」」」

 

マークの説明に井崎たちは苦笑いを浮かべる。そして、マークは悪い話を話し始める。

 

「そして、悪い知らせだが・・・カードファイト研究部は今日で廃部となる!!」

 

『えええ!!?』

 

悪い話、カードファイト研究部の廃部にリン以外の全員は驚きを隠せないでいた。

 

「なんでだよ⁉何で廃部になんなきゃいけねぇんだよ⁉」

 

森川の言い分にマークは廃部の原因を発表する。

 

「なぜ廃部となるのか・・・それは、お前たち全員が私のテストで落第点しか取れないからだ!!」

 

「「「「「なあ!!!!」」」」」

 

「落第点?」

 

「ええ。それによって部活の存続するかどうかも決められるのですが・・・このメンバーで何となく予想はできていました」

 

マークは出席簿を開き、カードファイト研究部の部員のテストの点数を読み上げる。

 

「発表してやる!赤堀35点!」

 

「うわあ!!」

 

「稲永30点!」

 

「ひぃ!!」

 

「井崎25点!」

 

「うぐぅ!!」

 

「花咲23点!」

 

「うひゃあ!!」

 

「森川20点!」

 

「ぐひぃ!!」

 

「・・・想像以上にひどい点数ですね・・・」

 

部員の落第点の点数にリンは若干ながら顔をしかめる。

 

「赤点ライン40点だというのに、我が部の平均点はこれを下回っているのだ!私も顧問として、平均点が赤点ラインを下回るクラブの活動を続けるわけにはいかんのだよ・・・」

 

(・・・カードファイトする俺の場所が・・・またなくなっちまうのか・・・!)

 

森川はあの日以来、カードファイトできる場所はもう部活以外にないと思い込んでいるのだ。なのでこの廃部の決定に顔をうつ向かせる。すると、井崎とメグミが発言する。

 

「じゃあ先生、平均点が赤点ラインを上回れば廃部にならなくて済むんですか?」

 

「まぁ、そうですね」

 

「先導と日下部さんは何点ですか⁉」

 

「!!ちょ、ちょっと待て井崎、花咲・・・!」

 

「いいから、任せときなって」

 

井崎とメグミの意図に気付いた森川は止めるが、2人は意を介さない。

 

「ふむ・・・先導は・・・95点!」

 

「「「おおお!」」」

 

「日下部は、言うまでもないと思うが、100点満点だ」

 

「「「すっげぇ!」」」

 

アイチとリンの点数の高さに部員は感服する。メグミはすぐにスマホを使って平均点を計算する。

 

「やったよ森川!」

 

「あん?」

 

「あたしたちのテストの点数に、先導と委員長の点数を加えれば、平均点は赤点ライン以上だよ!!」

 

「「カードファイト研究部は存続できる!!」」

 

「「「「バンザーーーイ!!!」」」」

 

赤点ラインを越えて、部室を存続できると考えた森川以外の部員はバンザイするがリンが異を唱える。

 

「ちょっと待ってください皆さん。私とアイチ君は入部希望とは言いましたが、本当に入部するとは一言も言ってませんよ」

 

「ええ!!」

 

「そんなぁ・・・」

 

リンの言葉に部員は落胆するが、森川はリンの言葉に同意している。

 

「そうだよ・・・俺だって入部を認めちゃいねぇぞ!だいたい先導に至ってはこの間までカードファイトをしたことすらなかったんだ!カードファイターじゃねぇ奴には、このクラブに入部する資格すらねぇんだよ!」

 

「なんだよ、森川!黙って入部させとけば、廃部にならねぇんだぞ?」

 

「うるせぇな!」

 

森川は断固としてアイチとリンを入部させたくはないようだ。

 

「私も、あなたのような言い分の人がいる部活には、入りたくないですね」

 

「てめぇ・・・!」

 

「ちょ、落ち着きなって・・・!」

 

リンの言葉に森川は怒りを示し、止めに入るメグミ。その空気をどうにかするようにアイチが口を開く。

 

「僕とカードファイトしよう、森川君」

 

「アイチ君?」

 

「「「「「??」」」」」

 

アイチのファイトの提案にきょとんとなる一同。

 

「そうすれば、僕がカードファイターだってわかってもらえるよね」

 

「ブラスター・ブレードを持ってるだけでカードファイター気取りか?いいぜ。万が一にも俺に勝てたら、お前と委員長の入部を認めてやる」

 

「また勝手なことを・・・」

 

ファイトの条件を受けた森川にリンは呆れたような顔になる。

 

「じゃあ、間違いなく廃部じゃんか!」

 

部員たちはもう早速諦めムードになっている。

 

「まったく、先生の断りもなく勝手に・・・まぁ、いいでしょう」

 

マークの許可もおり、ファイトできるようになった。

 

「森川君、もし僕が勝てたら、1つだけ頼みを聞いてほしいんだ!」

 

「頼み?ふん。カードファイト部最強のこの俺に、お前が勝つことなんざありえねぇ!どんな頼みでも聞いてやるよ!」

 

「ありがとう!」

 

「は?」

 

アイチの条件付きのファイトを承諾した森川にアイチはお礼を述べた。その様子に森川は少しきょとんとした。その後はファイトできる状態に互いに準備を進める。

 

「ではこれより先導君の入部テストを行います!」

 

マークの合図とともにファイトが開始される。

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

「ぐらいむ!」

 

「プライモディアル・ドラコキッド!」

 

ぐらいむ  PW6000

 

プライモディアル・ドラコキッド  PW6000

 

(!森川君は・・・ギアクロニクル・・・)

 

「森川君・・・あの時のデッキを・・・」

 

「うん。あの宮地高生の人の影響を受けて、あの後江高生に挑んだ時のあれだよ」

 

「大丈夫かなぁ、森川君・・・先導はあの高校生に勝ってんだよね?」

 

「どうせまぐれだろ?つーか、森川に勝たれちゃ、カードファイト部は廃部なんだ。お前らだって困るだろ?」

 

「そうだけど・・・森川君が初心者に負けるとこ、見たい?」

 

「それは、嫌だけどさぁ・・・」

 

「あなたたち、アイチ君を甘く見すぎですよ」

 

「「「「え?」」」」

 

諦めムードになっている部員にリンがそう口にする。

 

「ファイトさえ見れば、まぐれでないことくらい、すぐに理解できますよ」

 

「俺の先攻だ!ドロー!ライド!ウェッジムーブ・ドラゴン!」

 

ウェッジムーブ・ドラゴン  PW8000

 

「ウェッジムーブのスキルで1枚ドロー!ターン終了だ!」

 

R ウェッジムーブ R

R    R    R  森川の手札6枚 山札42枚

 

「僕のターン!ドロー!ライド!ナイトスクワイヤ・アレン!」

 

ナイトスクワイヤアレン  PW8000

 

「ぐらいむのスキルで1枚ドロー!うぃんがるをコール!」

 

うぃんがる  PW8000

 

R  アレン  R

R うぃんがる R

 

「うぃんがるのブーストをつけて、アレンでヴァンガードにアタック!」

 

「スチームボンバージグルでガードだ!」

 

「きっちりガードしたな!」

 

「ドライブチェック『ナイトスクワイヤアレン』」

 

「先導はトリガーなしか」

 

「ターンエンド」

 

PW16000➡PW8000+SH15000=23000  アイチの手札6枚 山札41枚

 

「俺のターン!スタンド&ドロー!ライド!ミッシングクランプ・ドラゴン!コロコロ・ワーカー、スチームファイターメメンネをコール!」

 

スチームファイターメメンネ  PW6000

コロコロ・ワーカー(引)  PW5000

 

コロコロ ミッシングクランプ R

メメンネ     R     R

 

「メメンネのブースト、コロコロ・ワーカーでヴァンガードにアタック!いけぇ!」

 

「まぁるがるでガード!」

 

「今度は先導がガードした!」

 

「今度は俺の番だ!ミッシングクランプでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード!」

 

「ドライブチェック『ガンギルード・ドラゴン』」

 

「ダメージチェック『小さな賢者マロン』」

 

「ダメージ1・・・」

 

「ターンエンドだ!」

 

PW11000➡PW8000+SH5000=13000

PW10000➡PW8000  森川の手札4枚 山札40枚  アイチのダメージ1枚

 

「僕のターン!スタンド&ドロー!ライド!立ち上がれ!僕の分身!ブラスター・ブレード!!」

 

ブラスター・ブレード  PW10000

 

「アビリティブラスト!バーストバスター!!」

 

カウンターブラストとソウルブラストによってコロコロ・ワーカーを退却させる。

 

ソウルブラスト『ぐらいむ』

 

「うぃんがるのスキルで前列のブラスター・ブレードにパワープラス5000!コール!ナイトスクワイヤアレン!」

 

アレン ブラスター・ブレード R

 R    うぃんがる    R

 

「うぃんがるのブースト、ブラスター・ブレードでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガードだ!」

 

「ドライブチェック『ふろうがる(☆)』クリティカルトリガー!」

 

「クリティカルトリガー⁉」

 

「パワーはアレンに、クリティカルはブラスター・ブレードに!」

 

「ダメージチェック『ミッシングクランプ・ドラゴン』『ミッシングクランプ・ドラゴン』」

 

「森川君にダメージ2⁉」

 

「アレンでヴァンガードにアタック!」

 

『ナイトスクワイヤアレン、参る!』

 

「ノーガード!ダメージチェック『スチームエキスパートゼリクス』」

 

「これでダメージ3・・・」

 

「ターンエンド!」

 

PW23000➡PW10000

PW18000➡PW10000  アイチの手札5枚 山札38枚  森川のダメージ3枚

 

(こいつ・・・こんなに強かったのか・・・!)

 

森川はアイチの実力の高さに戦慄を覚える。その様子を見ているリンは笑みを浮かべる。

 

「俺のターン!スタンド&ドロー!この俺が、お前なんかに負けるか!!ライド!スチームエキスパートゼリクス!!」

 

スチームエキスパートゼリクス  PW13000

 

「ゼリクスのスキル!ヴァンガードに登場時パワープラス10000!

メメンネのスキル!ヴァンガードが登場した時、手札を1枚捨てて1枚ドロー!グレード3を捨てたから、メメンネとゼリクスにパワープラス5000!来い!2体のガンギルード・ドラゴン!ウェッジムーブ、メメンネ、お前らもだ!」

 

ガンギルード・ドラゴン  PW13000

 

ガンギルード ゼリクス ガンギルード

 メメンネ  メメンネ ウェッジムーブ

 

「覚悟しやがれ・・・先導!ウェッジムーブのブースト、ガンギルードでヴァンガードにアタック!」

 

「ふろうがるでガード!・・・ありがとう、ゆっくり休んで」

 

『イェッサー!』

 

「メメンネのブースト、ヴァンガードのゼリクスでヴァンガードにアタック!」

 

「ノーガード!」

 

「ツインドライブ!ファーストチェック『リンリン・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!」

 

「出た!クリティカルトリガー!」

 

「パワーはガンギルードに、クリティカルはヴァンガードに!セカンドチェック『リンリン・ワーカー(☆)』クリティカルトリガー!」

 

「ダブルクリティカルだ!」

 

「パワーはガンギルード、クリティカルはヴァンガードだ!」

 

ゼリクス(森川)は背負っている歯車型のバズーカをブラスター・ブレードに向けて最大3発の砲撃を発射する。ブラスター・ブレード(アイチ)はその砲撃をまともにくらうが、何とか持ちこたえる。

 

「ダメージチェック『沈黙の騎士ギャラティン』『小さな賢者マロン』『スタードライブ・ドラゴン』」

 

「先導はダメージ4!」

 

「しかも森川の攻撃はまだ残ってるよ!」

 

「メメンネのブースト、ガンギルードでヴァンガードにアタック!

ガンギルードのスキル!カウンターブラスト!もう1体のガンギルードをバインドして、こいつよりグレードが低いアレンを山札の下に!置いたら1枚ドロー!」

 

「ノーガード!ダメージチェック『沈黙の騎士ギャラティン』」

 

「ターンエンドだ」

 

PW21000➡PW10000+SH15000=25000

PW34000➡PW10000

PW24000➡PW10000  森川の手札3枚 山札32枚  アイチのダメージ5枚(裏1枚)

 

「これでダメージ5ですか・・・」

 

「ちっ・・・このターンでとどめを刺せなかったが、次だ!次で終わりにしてやる!」

 

ダメージ5の状態に追い込まれているアイチは笑みを浮かべている。

 

「!先導、お前・・・笑ってんのか?どうしてだ?どうしてこんな状況で笑ってられるんだ!」

 

「・・・うれしいんだ」

 

「なっ・・・」

 

「森川君が僕と本気でファイトしてくれるのが、うれしいんだ!」

 

「!お前・・・変わったな・・・」

 

「僕はもう、森川君の知ってる、ブラスター・ブレードを持っていただけの僕じゃない!」

 

「何・・・?」

 

「それを見せてあげる!スタンド&ドロー!ライド!プリンス・オブ・ロイヤルパラディン!アルフレッド・アーリー!!」

 

アルフレッド・アーリー  PW13000

 

「アルフレッド・アーリーだと⁉」

 

「イマジナリーギフト・フォース!!」

 

イマジナリーギフト・フォース発動!  対象『アルフレッド・アーリー』

 

「アルフレッド・アーリーにパワープラス10000!

さらに、アルフレッド・アーリーのスキル!カウンターブラスト!ソウルにあるブラスター・ブレードをスペリオルコール!

ブラスター・ブレードのアビリティ・ブラスト!ガンギルードを退却!」

 

『バーストバスター!!』

 

ソウルブラスト『ナイトスクワイヤアレン』

 

「森川君のリアガードが!」

 

「沈黙の騎士ギャラティン、アレン、うぃんがるをコール!」

 

沈黙の騎士ギャラティン  PW10000

 

「先導はさらにリアガードをコールしやがった」

 

「しかもうぃんがるのスキルでブラスター・ブレードはさらにパワープラス5000・・・!」

 

ギャラティン アルフレッド・アーリー ブラスター・ブレード

 アレン      うぃんがる      うぃんがる

 

「行くよ、森川君!アレンのブースト、ギャラティンでヴァンガードにアタック!」

 

「リンリン・ワーカーでガードだ!」

 

「いくよ、うぃんがる!」

 

『ワン!』

 

「アルフレッド・アーリーでヴァンガードにアタック!」

 

「森川、ガードだ!」

 

「くっ・・・ノーガードだ!」

 

「「「「えっ⁉」」」」

 

「2つの手札を合わせても、防御が足りないようですね」

 

「ツインドライブ!ファーストチェック『沈黙の騎士ギャラティン』セカンドチェック『幸運の運び手エポナ(☆)』」

 

「クリティカルトリガー⁉」

 

「パワーはブラスター・ブレードに、クリティカルはヴァンガードに!フラッシュ・ブレード!!」

 

アルフレッド・アーリー(アイチ)は聖剣を天に掲げ、光を纏わせる。そして、光の剣でゼリクス(森川)に光の衝撃波を放つ。攻撃を食らったゼリクス(森川)は吹っ飛ばされる。

 

「ダメージチェック!1枚目『ガンギルード・ドラゴン』2枚目だ!『スチームファイターメメンネ』」

 

「トリガーは来なかったか・・・」

 

「これで、ダメージ5・・・」

 

「うぃんがるのブースト、ブラスター・ブレードでヴァンガードにアタック!」

 

『うぃんがる!』

 

「ノーガードだ!」

 

「ここでヒールトリガーさえ来れば・・・!」

 

「ダメージチェックだ『スチームエキスパートゼリクス』」

 

ブラスター・ブレードはうぃんがるの支援で蓄えた剣の力を振るい、ゼリクス(森川)に斬撃を与える。ゼリクス(森川)はこれまでのダメージの蓄積によって、倒れてしまう。

 

PW18000➡PW13000+SH15000=28000

PW31000➡PW13000

PW43000➡PW13000

 

アイチのダメージ5枚  森川のダメージ6枚  勝者アイチ

 

「・・・俺の負けだ」

 

「ありがとうございました」

 

ファイトが終わり、アイチは礼儀正しくお礼を述べる。

 

「ほ、本当に・・・」

 

「先導が・・・」

 

「勝った・・・」

 

「マジか・・・」

 

「だから言ったでしょう?まぐれでないことはすぐにわかる、と」

 

今でも信じられないと言いたげな表情の部員にリンは笑みを浮かべながらそう答える。

 

「これがあの先導君か・・・。うん!素晴らしい!これほどのカードファイターでしたら、我がカードファイト研究部に入部してもらうしかありませんね!」

 

「ありがとうございます!マーク先生!リンちゃん、リンちゃんは森川君に1度勝ってるん・・・だよね・・・?」

 

マークからの入部の許可を得て、アイチはお礼を述べた後、リンに期待を込めた視線を向ける。それにはリンは仕方ないといわんばかりのため息をつく。

 

「はぁ・・・仕方ないですね。そういう約束でしたし、私も入部します」

 

「・・・てことは、廃部にならずに済む!!」

 

「「「ああ!!」」」

 

「「「「やったーーーーー!!!」」」」

 

アイチとリンの入部によって廃部を免れた4人は喜びの声を上げる。

 

「森川君、これからもカードファイト研究部を続けられるね!」

 

「ふん・・・」

 

森川は不貞腐れるようにそっぽを向く。

 

(先導君にとって、ヴァンガードの出会いは、とてもいいものだったんですね。迷走しがちな彼らのいい先導者となってくれるのを期待しましょう)

 

マークはアイチを見て、期待を込めた笑みを浮かべながらそう考える。すると、リンは場を鎮めるように咳払いする。

 

「こほん。森川君、あなたが負ければ、アイチ君のどんな頼みでも聞く約束、忘れてませんよね?」

 

「!!」

 

リンの言葉を聞いて森川はアイチに視線を向ける。アイチは森川にたった1つの願いを教える。

 

「カードキャピタルに行こう!」

 

「はぁ?」

 

アイチの頼みを聞いて、森川はあっけにとられ、リンはやっぱりといった笑みを浮かべる。

 

 

ファイトが終わるころにはもうすでに夕方ごろになっていた。部活を終えたアイチとリンは森川を連れてカードキャピタルに向かうのだった。

 

「すっかり遅くなりましたね」

 

「森川君!早く早く!」

 

カードキャピタルに向かっている中で、森川は立ち止まり、ずっと疑問に抱いていることをアイチに問い詰める。

 

「先導。お前・・・どうして、こんなことするんだよ・・・。俺は・・・俺はお前を殴ったり、カードを取り上げたりしたんだぞ・・・なのに、なんでだよ?」

 

確かに以前にやった森川の非道な行動を考えれば、アイチがそこまでする理由などどこにもない。そんな森川の疑問にアイチは笑みを浮かべて答える。

 

「でも、そのおかげで僕は、カードキャピタルへ行くことができた。そして、櫂君と再会できた!」

 

「え・・・?」

 

「森川君は、僕の恩人なんだ」

 

「お前・・・」

 

アイチが自分をそんな風に見てくれていたとは思わなかった森川は驚いている。

 

「それに僕は、今なら森川君の気持ちがわかる」

 

「俺の・・・気持ち・・・」

 

「あの時森川君は強くなりたかったんだよね。実は、今の僕もそうなんだ。ヴァンガードをもっと知るため、カードファイトでもっと強くなるため・・・今の僕は、リンちゃんや森川君の力だって利用しちゃうんだ。今度は、僕と一緒に強くなろうよ!」

 

「!!」

 

アイチの言葉に森川は目を見開かせ、目元に少し涙があふれ出す。その様子を見てリンは笑みを浮かべる。

 

「アイチー!」

 

「エミさーん!待ってくださーい!」

 

そんな話をしている間に、エミとカムイがやってきた。

 

「どうしたの?」

 

「どうしたのじゃないわよ!いつまでたってもカードキャピタルに来ないから、学校まで探しに行くところだったのよ?」

 

「え?ごめんごめん、ちょっと部活で・・・」

 

「アイチが部活?」

 

アイチの話を聞いていると、エミは森川の存在に気が付く。

 

「!誰?アイチ」

 

「!ああ、紹介するよ。部活で一緒の森川君」

 

「だから部活ってなんの・・・あ、兄のアイチがいつもお世話になってます!妹のエミです!」

 

「アイチ・・・?」

 

エミは森川に丁寧にお辞儀してあいさつする。森川はエミのアイチに対する呼び方に首をかしげる。

 

「お前・・・妹からアイチって・・・」

 

「だって、アイチはアイチだもん♪あなたもそう呼べば?ね、アイチ!」

 

「うん!」

 

「森川君」

 

今まで黙っていたリンが森川に声をかけてきた。

 

「あなたには、これまで非礼の言葉を言ってしまったこと、深く謝罪します。すみませんでした」

 

そう言ってリンは森川に頭を下げる。その様子に森川は驚愕している。

 

「い、いや・・・お、俺こそ・・・変に突っかかって・・・悪かったよ・・・」

 

「ふふ・・・でも、1番に謝らないといけない人がいるでしょ?名前も、呼んであげてくださいね」

 

森川もリンに対してそう謝罪し、アイチに視線を戻し、謝罪する。

 

「あ、アイチ・・・すまん、あの日のことは、心からあやま・・・」

 

「どうしてカムイ君まで?」

 

「じ、自分は、エミさんのボディガード代わりっす!」

 

「・・・聞いてませんね」

 

だがアイチはカムイと話していて全く聞いていなかった。だがアイチの姿を見て森川は笑みを浮かべる。

 

「森川君、何か言った?」

 

「なんも言ってねぇよ!行こうぜ、カードキャピタルに。アイチ!」

 

「うん!」

 

「あ!ねぇ、なんの部活⁉」

 

「え、エミさーん!」

 

森川とアイチは急いでカードキャピタルに向かい、エミとカムイは2人についていきながらカードキャピタルに戻っていく。その様子にリンは微笑ましく笑みを浮かべている。

 

「人は変わる・・・あれほど気弱だったアイチ君が誇り高く・・・森川君も、これからはよきファイターになっていくでしょう。・・・私も、変われるでしょうか・・・あの2人みたいに・・・」

 

リンはそんな期待を抱きながら笑みを浮かべ、自分もカードキャピタルに向かうのだった。

 

『アジアナンバーワンのファイターを決めるヴァンガードアジアサーキット開催までいよいよあと1週間!』

 

『今年の開催地は日本!』

 

『まずは、注目のファイターを紹介しちゃいまーす!』

 

近くのビルではアジアサーキットの開催予告のCMが流れている。そして、画面には1番注目されているファイターが映し出されている。そのファイターの名は・・・

 

蒼龍レオン

 

to be continued…




井崎「よくぞ負けてくれた森川!お前のおかげでカードファイト部は廃部にならずに済んだぜー!!」

森川「まぁな・・・ん?井崎、俺のこと褒めてんのか?」

メグミ「何当たり前のこと言ってんの森川?さあ、そんなことよりカードファイトを始めようよ!!」

マーク「ウェイト!!待ちなさい!」

3人「マーク先生?」

マーク「廃部は免れましたが、だからと言って君たちが赤点のままでいいはずがありません!これからは部活の時間を使って補修してもらいます!」

3人「意味ねぇえええええ!!」

イメージ7「宣戦布告!!ショップ対抗戦」
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