祝UA1000突破!ありがとうございます!
評価、感想、しおり、お気に入りしてくれた方々もありがとうございます。これからも精進しながら頑張りますのでよろしくお願いします。
さて、今回は若干アニメの方の展開も混ぜてみました。
よろしくお願いします
「さて、何をするか」
俺、戸村俊太は久々に1日フリーな日ができてしまった。元々バイトが入っていたのだが、先週の急遽なシフト変更を承諾してくれたという理由で休みをもらった。俺としては家にいても暇だしバイトに行きたかったのだが、店長のゴリ押しで今に至る。
「あ、そうだ…今日はこいつの最新刊の発売日だ」
こいつとは、長年ジ〇ンプを牽引し続けている今も人気が耐えない漫画だ。やることもないし久々に駅前に運動がてら探しに行くかな。
「ちょっと出かけてくるわー」
両親に一言かけ、俺は家を出た
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「いや〜ラスト1冊ゲット出来て良かった」
やはりジ〇ンプで数十年続いてる漫画だぜ…売れるのも早い早い…。
「さて、用も済んだし帰るとするか…ってあれ?」
駅前の銅像の前が何やら騒がしい様子だ。ちょっと気になるし見に行って見るか…。
自転車に鍵をかけて、騒ぎがある方に足を運ぶ。人混みを掻き分けて前に進むと、まだ小学生らしき男の子と、見覚えのある女の子、そして、見知らぬいかつくて背の高いスーツの男の人が警官2人に詰め寄られていた。一体どういう事なのか考えている暇もないで現場に急ぐ。
「…渋谷さん!」
「…?あれ、戸村さん?どうしてここに?」
「それは、こっちのセリフだよ!これはどんな状況なの!?」
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「た、大変失礼致しました!!とんだ勘違いを…」
「いや、私は何も…」
「…いえ、大丈夫です。慣れていますので…」
「変な事件に巻き込まれてなくてよかった…」
どうやら小学生がおもちゃの部品を落として泣いてるとこをたまたま渋谷さんが見つけ、一緒に探してあげようと思って声をかけた所に勘違いした警官が乱入。からのこのスーツの男の人がさらに乱入。そして最後に状況を把握していない俺が乱入。という感じだ。てか、お兄さん慣れてるってどういうことだよ…
「じゃあ私はこれで」
「俺も、失礼します」
「おねぇーちゃん、お兄ちゃん、それにおじさんもまたねー!」
「またね」
「おう!もう無くすなよー」
「…」
俺と渋谷さんは小さく手を振り、スーツの男の人は軽くお辞儀をする。
事も済んだし帰ろうとしたとき渋谷さんが口を開いた。
「あんたも戸村さんもその…ありがとう」
「いや、俺は何もしてないよ…」
「いえ、誤解が解けてよかったです。」
どうやらこの人は渋谷さんの誤解を解くために助けてくれたようだがそんなことよりも俺より明らかに年上の方に『あんた』って…なかなかやりますね渋谷さん…。
「じゃあ私は家の手伝いがあるからこれで。」
「俺も用は済んだし帰ろうかな」
「ちょっと待ってください」
俺らが帰ろうとすると、スーツの男の人が俺らを呼び止め、ポケットの中から名刺を2枚取り出し俺らに差し出してくる。
「私はこういうものでして」
その名刺には346プロダクションシンデレラプロジェクトとよくわからないことが書いてあった。この名刺を見る限りこの人はスカウトのようだ。その名刺を見て渋谷さんは呆れた顔していた
「…あんた、私を助けた理由ってスカウトのためだったの?」
「…いえそういう訳ではなく…」
「悪いけど、そういうの興味ないから」
冷たくあしらい渋谷さんは帰ってしまった。
「…」
「あの、えっと…少しお話いいですか?」
俺は急に気まずい状況になってしまい、何を思ったのかスーツの男の人をお茶に誘ってしまった。
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「…」
「…」
近くの喫茶店に足を運んだもののお互い飲み物を頼んだ後一言も話していなかった。この時俺は思った。間違いなくあそこでお茶に誘うという選択肢ではなく帰るという選択肢を選ぶべきだった。
「…あの」
「え、あ!はい。なんでしょう?」
後悔をしてるとスーツの人にいきなり話しかけられた
「お名前をお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「あ、そういえば自己紹介がまだでしたね。俺は戸村俊太です。渋谷さんのと同じ高校の2年生です」
「戸村さんですね。私はこういうものです」
「はぁ…。」
再び名刺に遭遇。この人は誰にでもこの名刺を渡すのだろうか…。
「このシンデレラプロジェクトっていうのは?」
「はい。これは我が346プロダクションの新たなアイドル企画で、この企画をスタートさせるために私は動いています」
「なるほど…それでなんで渋谷さんをスカウトしたんですか?しかも会ってすぐに…」
「笑顔です」
「…はい?」
いや、待て待て。さっきの出来事で渋谷さんはいつ笑っていた?笑ってないよな?それとは正反対に怒ってたよなあれは…まぁ聞かなかったことにしよう。
「このシンデレラプロジェクトは『輝く夢を叶えるためのプロジェクト』をもっとうにしています。」
「輝く夢を叶える…ですか」
「はい」
夢…か。考えてみれば俺も夢なんてないな…。小さい頃は仮面ラ〇ダーになりたいとかバカ夢はあったけど…。前の俺はただ学校で授業受けて帰って飯食って寝る。特にやることもなく、部活にも興味は湧かなかった俺が、たまたま見つけた『元気な高校生募集』というキャッチフレーズのバイトのチラシ。迷った挙句、なんだかんだバイトを始めて今となっちゃ馬鹿らしいと思うが、始めて後悔はない。お金はもちろん、色々な方と仲良くなれたのもまた事実で、渋谷さんもその1人なのだから。この企画で、渋谷さんに笑顔が増えるとしたらそれに越したことはない。あの時の放課後にグラウンドを寂びそうに眺めてたのはもしかしたら、何か始めるきっかけが欲しかったのか?あくまで推測だがもしそうだとしたら、この人に任せてみたら渋谷さんは変われるかもしれない。
「俺、プロデューサーさんを応援してますよ。このプロジェクトのライブとか見てみたくなりました。」
「ありがとうございます。」
「いえいえ。まぁあれです…渋谷さんをスカウトするのはいいですけど、うちの学校の周りはあまり近づかない方がいいですよ?最近不審者が出てるらしくて警官が巡回してるみたいなんで。」
「分かりました」
「じゃあ俺はこれで失礼しますね。企画早く始動できるといいですね!」
「はい。ありがとうございます。お気をつけて。」
初めは怖かったが、この人は案外いい人なのかもと思った。お茶するという選択肢はなんだかんだで間違ってなかったのかもしれない。
しかし、俺はまだ渋谷さんと知り合ったばかりなのに何でこんなにあの子事を考えてるんだろうな…。
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数日後の放課後
「おい!俊太!また不審者が出たらしいぜ!?」
「どうせまたいつもの噂のやつだろ?」
「それが違うんだ!」
なんだろ…物凄く嫌な予感がする…
「一応聞くけどさ?その人の特徴は?」
「一応ってなんだよ…特徴は背がものすごく高くてそれに目付きも悪くて、そんでもって渋谷凛にばっかつきまとってるらしく、毎回名刺みたいなのを渡してるみたいだぜ?ほら、校門の方見てみろよ」
「えっ…まさか…」
時すでに遅しとはこのことだろう。
「ちくしょう!あの人全然人の話聞いてないじゃん!!!!!」
俺は全力で校門へ走った。
そこには警官と渋谷さん。そして見覚えのあるスーツの男の人がいた。
今回も読んでくださりありがとうございました。
ものすごく個人的なのですがデレステ10連でみりあちゃんが当たり嬉しかったです。
あ、関係ない?笑
こんな感じで次回もよろしくお願いします!笑