東方花守録   作:島夢

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6話 温泉

いい旅館だなぁ~…

いや、幽霊旅館だけど…

 

 

「いい旅館だなぁ~本当に」

 

「そうね」

 

 

幽香は俺のとなりで一緒に廊下を歩いている…

なんで旅館にいるか?

いや、幽香がな…

なんか花が冬になって見れなくなってきたから、冬に咲く花を見にいこうって言い出したから、一緒に旅というか…旅行してここまで来た

泊まるとこをさがしてたらここについて、ここはどうやら妖怪たちが切り盛りしている旅館だったらしい…

んでちまたじゃ幽霊旅館と呼ばれているってわけだ…

 

とりあえず、今日はここで泊まるようだ

 

ちなみに俺は百合の花が好きだ…勘違いするなよ?俺が言ってるのは花だぞ?女性同士の恋とか、同性愛の話をしているんじゃないぞ!たとえ同姓でも幽香に好きな人ができたら俺ショックだからな!?その時点で俺は生きる意味をなくすからな!?

 

いや、話がそれたな…とりあえず俺は百合の花が好きだ

といっても百合にはたくさんの百合があるが俺はテッポウユリの種類に属する乙女百合が好きだ

 

乙女百合、別名ヒメサユリって言ったりもするんだけどな?

 

日本特産の百合だ!

 

花の色が薄い桜みたいな色だな

かなりいいにおいがするから見つけたら匂いをかいでみよう!

 

まあ、絶滅危惧種なんですけどね…

 

花言葉は「飾らぬ美」、「純潔」、「私の心の姿」…

ん?俺に似合わない?きこえんなぁ…

 

ちなみに幽香にこれを言ったら

 

 

「ああ、あの花は私も好きよ?」

 

 

って言ってくれました…

というか、幽香に嫌いな花なんてあるのだろうか…

 

 

「で?幽香…さっさと温泉に行くわけだが…」

 

「どうしたの?」

 

 

俺が唐突に言うと幽香は聞き返してくれた

こういう動きもかわいい…

 

 

「いや、ここの温泉、混浴だったらいいなぁと…」

 

 

ただ願望を吐き出しただけの俺でした

 

 

「そう、多分ないと思うけどね…」

 

「ですよね~」

 

 

まあ、ありえんだろう…

着替えるところは、男って書いてあるのれんと女って書いてあるのれんがある…

 

 

「まあ、混浴とかありえねぇよな」

 

「あたりまえでしょ?」

 

 

幽香がなにを言ってるの?みたいな顔で見てくる…

 

 

「じゃあ、聞くけど、混浴だったら一緒に入ったのか?幽香」

 

「………まあ、混浴だったらね?一緒に入ってあげるわ」

 

 

すこし考えたが幽香はそういった…

 

YATAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!

 

幽香と混浴の約束をした!

幽香は自分の言ったことには責任を持ったりするが…

まあ、今回は意味のないことだな…

というか、混浴だったらっていうもしもの話なんだからなんの意味もないけどなぁ…

まあ、そんなことはどうでもいい

さっさと入ってゆっくりしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひゃっほい!温泉だ!

温泉は結構好きだ…

腰にはタオルを巻いて!

やっぱこれがいい!

やっぱタオルは巻くよなぁ…

誰もいねぇ…

まあ、幽霊旅館だし…

今の時期はあんまり妖怪たちもこないらしい…

というか、冬眠したりするらしい…

温泉マジ気持ちいいわぁ~

湯気がすごすぎて周りがまったく見えんがな…

 

 

チャプン…

 

 

と、そんな音がした…

なんだろうか?

他にも人がいたようだ…

湯気が凄すぎてまったく見えないが…

あれ?おかしいな…女将さん、確か俺たちしか泊まってないって…

いや、ここは幽霊旅館だし…

でも女将さんは幽霊も人間も妖怪も妖精も今回は俺たちだけだって…

 

ん?待てよ…?

 

いやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!!!!

 

明らかにただの俺の希望的観測だな…うん

なに考えてんだろうな俺…

そんなわけあるかよ…

 

ここが実は混浴でしたなんてないよな!

 

着替えるところは別で、出てきたら混浴とかないよな!

 

ありえんありえん…

俺はすこし移動する…

なんでって?

この温泉でかいから、移動すると温度が変わるんだ…

だから移動…

自分に一番合う温度の場所にな…

 

ここがいい温度だな

 

俺は自分に合う温度のところに来た…

 

温泉気持ちいい…

 

それにしても視界が悪い…

だって10~20cmから先はほとんど見えん…

なんでこんなに湯気凄いんだ?

 

 

何気なく伸びをする…

 

 

「!?」

 

 

右手が柔らかいものに触れる…

びっくりしたので俺は手をひっこめる…

ん?湯気が薄くなってきた…

 

が、まだ濃い…

 

時間帯によって湯気の量が変わる…の…か?

 

 

「あっ…」

 

「な…な、ななななんで!?」

 

 

湯気が薄くなったのですこし視界が回復した…

俺の隣には…

幽香がいた…

幽香は一気に真っ赤になる…

俺はどうすりゃいいのかわからずとりあえず目を伏せる…

 

 

「ゆ、幽香?」

 

「いえ、わかっているわ…薄々気づいていたもの…ここの温泉が混浴だということに」

 

 

よかった…そこは誤解されてないのか…

と、とりあえず…幽香はまだ入っててもらって…

俺が先に上がろう…

この空間にいて理性がもつ気がしない…

 

 

「じゃ、じゃあ、先に上がるぞ?一緒に入るのは幽香も嫌だろうしな」

 

 

俺はそういって立ち上がろうとする…

もちろん腰にはタオルを巻いており、あれは見えない!

が…右手が掴まれる…

 

 

「や、約束したもの…」

 

 

幽香は真っ赤な顔でそういう…

 

 

「は?」

 

 

なにを?

 

 

「混浴だったら一緒に入るって…」

 

「なっ!?」

 

 

やばい!すげ嬉しい!

だがそうじゃない!

…幽香はなぜか自分の言ったことはちゃんと守るからな…

ど、どうする…

というかこれどういう状況だ!?

 

いや、すごく嬉しいよ!?

そりゃそうだ!とても嬉しいさ!

でもそうじゃないだるぉ!

 

どう話せと?気まずい…マジで…

 

いや、真っ赤になって俯いている幽香はかわいいよ?

 

凄くかわいい…

 

 

「ゆ、幽香?上がっていいか?…幽香?」

 

 

ちょ!?おま!?幽香は真っ赤になって気絶してた…

おいおい…どうしろと?いや、どうしろと?

今俺に能力はないんですよ?

 

だがこのままでは幽香はのぼせてしまう…

 

いや、おいていくと色々ダメだろう…

はやく上がって女将さんに頼むか?

 

いや…それはダメだな…

 

 

ということは…

 

 

 

 

 

 

はあ、俺のSAN値がどこまで持つかだな…

 

よし、やるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?続き?皆さんのご想像にお任せします

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