真の勇者なら1人で魔王に勝てるよね 作:お茶に煎餅、お酒にチーズ
次の投稿は来週と言ったが………悪いな、あれは嘘だ(迫真)
ーーーとネタはさておき、まさかの2日で書き終えたのでこのまま最新話として出すことにしました。
一人称視点が想像以上に書きやすくてビックリです。
これなら初めからそうしておけば、とも思いましたが最早後の祭り以外のなにものでもないので諦めます。
それでは5話目です。
是非とも楽しんでいただけると嬉しいです。
私にとってレイブンという少年を表す言葉は1つだけでは全く足りない
家族のように親しい幼馴染で、小さな頃から何度も助けられてきた物心つく前から最も身近にいる頼り甲斐のある異性。どうでも良い問題から、直近では命まで救われてしまったのだから、私は昔から本当に彼に頼ってばかりだと自嘲せずにはいられなかった
加えて言えば、あの幼馴染の少年はハッキリ言って女性の私からすれば羨ましくて仕方がないくらい綺麗で美しい容姿をしているのだ
風を受けてふわりと靡くサラサラの髪に、世界中を旅していたからか16歳という年齢にしては精悍な顔立ちになってきた。元の身体の線が細い割には無駄なく鍛え上げられて引き締まった体躯の持ち主で、優しげな風貌に反して恐ろしいまでに強い剣士だった
しかし、外見通りに穏やかな気性の少年であり、自ら率先して争いごとを好むような人物ではない。自然や動物などをなによりも愛する優しい性格は幼い頃から一寸たりとも変わらない彼の美点だ
困っている人を見掛ければ自分がどんな状況でも助けずにはいられなくて、私が見る限りでは頭で考えるよりも早く身体が動いてしまっていることもあると思う
他にも本人でさえ気づいていないだろうことを色々と知っている。だって、私はずっと側で見てきたから。だというのに────
「──っ」
サクサクと背後から草を踏みしめる音が聞こえて思考を中断する。少しばかり危ない方向に考えが行きそうだったので、正直なところ助かったと思う
それにしてもこんな夜更けに年頃の女性の背後に無言で佇むとは一体どういうつもりなのか。彼は気遣いとかが普通にできる割に、女心には鈍いところが多い
いっそのこと幼馴染としてハッキリ指摘してあげるべきなのだろうか。でもでも、そういうのはもっと身近な………それこそ家族とか恋人がすることだよね。じゃあ、私がレイブンの恋人になってから家族になれば、って私はさっきからなに考えてるの!?
1人で勝手にパニックになっていたけれど、意外とすぐに落ち着くことができた
それも当然だと思う。私が真面目な顔で変なことを考えている間、幾らでも話しかける機会はあったはずなのになぜか沈黙を保っている男の所為だ
え、と…これは私から話し掛ければ良いのかな。確かに夜風に当たりながら2人きりで話がしたいと考えていた矢先に現れて、さっきは少し動揺してしまったけれど。というか、彼は私に話があって来たというわけではないのだろうか。ちょっと今はこの幼馴染の思考がわからない
「──あら、レイブンも眠れないのね。私もよ。なんだか眠れなくって」
ええい、ままよ! と女は度胸の精神で、努めて今気づきましたという体裁を取り繕って自然に振り返りながら背後の人物、レイブンに声を掛けた
そこで私は本当に珍しいことに、彼が少し疲れたような表情をしていることに気がついた。普段から表情の変化が乏しい所為で、村民の中でもレイブンの考えていることがわかる者は少数だったが、特に不安や恐怖、疲労などの感情は殊更見分けることが難しい
レイブンが無意識のうちにやっているのか。または意図的であっても驚かないけれど、彼はそういった負の側に属する感情の類は表に出すことが非常に少ない。それそこ年に一度あるかどうかといった具合になるほど
先の言葉には深い意味を込めたわけではない。話のとっかかりを作るために、彼が思わず気に掛けてしまいそうな言い方をしただけで深い意味はなかった
私が考え事でモヤモヤと落ち着かない気分になって家を抜け出してきたのは間違いないけれど、本当にレイブンまで同じとは思わなかったのだ
もしかしたら私を心配して来てくれたのかと思っていたのに………いやそれもあるだろうけれど、それだけではなく彼も眠れずに1人で悩み続けていたのだと思う
「ねえ……この木、覚えてる? 子供の頃この木にスカーフを引っ掛けて、私大泣きしたんだよね。でも、レイブンはなんとかしようと村中を駆け回ってくれて……………。ふふ。そういえば成人の儀式の前にも同じようなことがあったっけ。私、子供の頃からちっとも変わってないわね」
「………全部が変わらないわけではないよ。でも、昔から変わらないところがあるのは良いことだと思う」
私にはわからない私の変化を受け入れて、同時に過去の私も受け入れてくれる言葉。相変わらず優しくて、甘くて、どうしようもないくらいに狡い人だと思う
普段はどんなに話し掛けても相槌を打つだけか、短く答えるだけだというのに。私がなんでもいいから答えてほしいと思っている時には不思議なほどに、私が欲しい言葉を的確に返してくれる。彼のこういうところは昔から変わらない
今回だってそう。ペルラおば様の話を聞いてからまるで郷愁を感じるようにレイブンとの思い出が頭を過ぎり続ける。現在のレイブンがいつ帰ってこれるかもわからないような旅に出るから、それまでの間は過去の彼に縋るつもりなのだろうか。なんとも都合の良い話だ
彼は人一倍勘が鋭いので、私が急にこんな話を始めた意図を察していても不思議ではないけれど。決して突き放すことはしてくれない。そうしてくれれば私も楽なのに………なんて考えが浮かんで来て、余りにも自分勝手な発想にまた自己嫌悪する
でも、ペルラおば様も性急過ぎるのよ。〈勇者〉の使命とやらがどれだけ大切かは私にはわからないけれど。それを伝えた翌日に出発なんて、肝心のレイブンだって英気を養えないわ
今だって眠ることができなくて気分転換のために散歩をしていると言うくらいだ。やはり使命なんてものを遂行するにはもう少し時間を置く必要があると思う
そうすれば私も離れ離れにならないで済むし………時間さえあれば心の準備もする。残念ながらここで引き止めると言えないのが私らしいと感じる
「………私ね、レイブンはこの村でずっとみんなと穏やかに過ごしていくんだろうな、って思ってたの。だから〈勇者〉の生まれ変わりだってペルラおば様から聞いた時はとても信じられなくてビックリしちゃった」
────なんてことを思った矢先に口から出た言葉は未練がましいものだった
情けないにも程度があるけれど、それでも私はどうしてもレイブンと一緒にいられないことに耐えられそうにないのだ。旅に出た先で彼が“イイ人”を連れて帰って来たらと想像するだけで胸が張り裂けるような感覚に襲われる。その時の私は正気を保っていられるだろうか
そんな内心を悟られまいと、振り向いた後にわざらしくレイブンの顔を覗き込んで悪戯っぽく微笑んでみせる。タッタと踊るように身を翻せば、少し遅れてレイブンも横に並んで来た
隣り合う彼と目があって、小さく笑い合う。たったそれだけのことがとても幸せに感じる。明日からはレイブンが隣にいないことが信じられない。いっそのこと明日にならなければ良いのになんて思ってみるが、今も刻一刻と時間は過ぎていく
どちらともなく空を見上げてみると、満点の星空に一際輝く赤い星が目に入った。その特徴的な星を見て、不意に幼い頃にお爺ちゃんから聞いた話を思い出した
今日までずっと忘れていたのに、急に思い出したのは“勇者”という言葉がきっかけに違いない
「あのね、お爺ちゃんから前にちょっとだけ聞いたことがあるの。────遠い遠い昔、世界中が魔物に襲われて大変だった時、どこからともなく〈勇者〉が現れて世界を救ったんだって。そしてその後〈勇者〉は星になって今もこの世界を見守ってるらしいわ」
ほら、あの星よ。……と私は赤く燦然と光り輝く星を指差して言う。お互いに喋ることもなく後世で〈勇者〉がなったと伝わっている赤い星を眺めていると、またしても胸が苦しくなって来た
レイブンが〈勇者〉の生まれ変わりだと聞いて、もちろんそれに対する驚愕はある。しかし、実を言うと心のどこかで納得してしまう部分もあったのだ
人を助けることに躊躇せず、誰にでも分け隔てなく優しく接する精神性。寡黙で多くを語らないのにも関わらず、彼の側にはいつも大勢の人が溢れており、不思議と人を惹きつけるような雰囲気を持っている。そして今日初めて垣間見ることになった、下手な魔物では道を遮ることもできないほどの圧倒的な強さ
かつて世界を魔物から救ったという〈勇者〉は、私では想像もつかないほどに強かったのだと思う。そうでもなければ世界を襲うとまで称される数の魔物を倒すことなんて不可能だろう。或いは、今日レイブンが苦戦した紫色の鳥のような魔物も簡単に勝てるのかもしれない
そう思っても、私の中では儀式の最中でレイブンがスライムやモコッキー、霧の魔物や鳥の魔物を相手に戦う姿が脳裏に焼きついて離れない
戦闘どころか武器を持ったことさえない私の目では捉えきれない。文字通りに消えるような速度で動いたらしく、次の瞬間には遠く離れた場所で魔物を斬り捨てる姿しか目に映らなかった。どういうことなの……?
なにが言いたいかというと。伝承の〈勇者〉にしても、レイブンにしても私からすれば理解不能なくらい強いのだ。両者の差別化なんてことができるわけがない。どちらも強いということだけわかる
だからこそ、私はレイブンが〈勇者〉の生まれ変わりという事実には疑問を抱かなかった。平和を愛する精神性、人間としての魅力、隔絶した戦闘能力、そして恐怖を跳ね除ける“勇気”の全てが私の知る誰よりも優れていると自信を持って言える
個人的にはもう少し自分を大事にして欲しいとも思うけれど、誰かを助けるためなら余程でない限り怪我をすることさえ厭わない。今日の儀式の時にも一瞬も躊躇わず私を守るために魔物の鉤爪の前に身を晒してみせた
私は心の内では彼に〈勇者〉の使命を果たすための旅に出て欲しくないと思いながら、誰よりもレイブンが〈勇者〉であることを疑っていなかった。これを皮肉と言わずなんというのだろうか
私が考えてもどうにもならないことばかりが頭の中をぐるぐると渦巻く。結局は最後に決めるのはレイブンでしかなくて、今回の話を持ちかけたのはペルラおば様だった。初めから私には関係のない話なのだ。引き止める資格なんてあるわけがない。そうとわかっていてもこうどうできない自分の心の弱さが恨めしい
なぜレイブンが選ばれてしまったのか? どうしてよりにもよって今日それを話したのか? 成人の儀式を終えてこれからの未来はもっと楽しくなると期待していたのに、こんなのあんまりだよ。……胸が苦しい、辛いよ
そう思っても口には出せない。空に向けて伸ばしていた指先を下げて、ギュッと胸元の前を強く握り締めた。そうすれば胸の痛みが和らぐような気がして、すぐに意味がないとわかってレイブンに背を向ける。今の私は彼に見せられるような顔ではない
「レイブンが勇者か……。なんだか納得しちゃったわ。本当は信じたくなかったけど、デルカダールに行けば全てがわかるのよね………」
独り言のように呟く。努めて明るい調子の声色を装ったが、声は震えていなかっただろうか
実はさっきまでレイブンと話をしていて気がついてしまったことがある。彼は急にペルラおば様から言われたことに動揺して悩んでいたけれど、それは使命を果たすための旅に出るかどうかのことではなかったのだ。旅に行くことは既に決断してしまっていた
それなら悩んでいたことはなにかと言うと。レイブンは自分が本当に〈勇者〉の生まれ変わりかを信じられなかっただけだったらしい。今では私と話しているうちに気持ちの整理がついたのか、いつもと同じ迷いなんて欠片もない見る者に不思議と力を与える瞳で私の背中を真剣に見据えている
こうなってしまえば説得なんてしても意味はない。レイブンという少年は一度決めたことを曲げるような真似はしない。私が引き止めれば悩んではくれるかもしれないけれど、最後には覚悟を決めてしまう
実例として、幼い頃にレイブンが祖父と共に旅に出ようとした時に私は嫌だ嫌だと駄々っ子のように食い下がった。彼は当事者であるためもちろんのこと、お爺ちゃんやペルラおば様にまで迷惑を掛けてしまった
その時もレイブンは数日の間、ずっと悩んでくれていた。けれども、最後に出した結論は私を置いて旅に出るというものだった。例えその結果、私に嫌われても仕方ないと言わんばかりの決意を感じさせた表情は今でもハッキリと覚えている
彼に余計な不安や心配を与えまいと普段通りの笑顔を心掛けて振り返れば、やはりその当時と同じ覚悟を秘めた表情で私を静かに見詰めていた。その瞳は常と変わらず優しく穏やかでも、仮に止められたとしても絶対に譲らないと言うような強い輝きを宿していた
そんな力強い瞳に反射的に笑顔が崩れそうになる。或いは、上手く作れたと思った初めから今にも泣きそうな表情だった可能性は否めない。レイブンがなにか言おうとしているのが見えた
「……さあ、もう自分たちの家に帰りましょう。みんな心配しているわ」
彼が口を開こうとするのを遮って、一方的に告げてから徐に背を向ける
もうこれ以上は笑顔を保っていられる自信がなかった。その証拠のように目尻の端に涙が一雫浮かび上がっていく感覚がした。奥歯を噛み締めて泣かないように努めるが、生憎と効果は大してなかった。じわじわと涙が溢れてくるのを抑えられそうにない
大好きな彼がどこか遠くに行ってしまうような感覚が去来してきて、それは現実として確かだ。最早どうにもならないところまで感情が高ぶってしまっている
「じゃあね……。レイブン…………」
このままでは年甲斐もなく声を上げて泣いてしまうと私は確信して、またしても一方的に告げるだけ告げて足早にその場を去った。その時に目尻から涙が零れ落ちてしまうが気に止める余裕なんてない
足を止めることなく自宅まで走ってきて扉を開けようとしたところで手を止める。グシっと一度強く目を袖口で拭ってから、改めて扉を開けて家に入る
晩酌をしていたお爺ちゃんと碌に顔も合わさないで、迎えの言葉に「…ただいま」とだけ返してそのまま自室に駆け込むような勢いで入って扉を閉め…………ベッドに顔から飛び込んだ
「──────うっ………ひっ、ぐ……。ぅ、ううぅ………レイブンの、ばかぁ……ばかばかばかぁ…………。ひう…っく……………」
枕に顔を埋めることで止め処なく押し寄せてくる感情の波に耐える。せめてもの意地で泣き声だけは出さまいと堪えて見るけれど、どんなに我慢しようとしても嗚咽ばかりは漏れてしまう
きっとお爺ちゃんには私が泣いて帰ってきたことにも気づかれているはずだ。仮に気づいていなくても、様子がおかしいことは絶対にわかると思う。そんな状況で誰に憚ることなく大声で泣いたらすっ飛んでくるだろう。色々と拗れる可能性があるため、それは遠慮したい
なにもレイブンが悪いわけではない。彼は〈勇者〉の生まれ変わりとしてやるべきことをやろうと決めただけなのだ。幼馴染の言葉なのだからもう少し斟酌してくれても良いのに、とは思うけれど
それならなにが悪かったのかと言えば、残念ながら私にはわからない。だからこそ、このやり場のない感情をどこに向ければ良いのかわからなくて、こうして持て余してしまっているのだ
それでも暫く泣き続けて感情を吐き出せば、ある程度心を落ち着かせることができた。もちろん未だに胸は苦しくて辛いけれど、いつまでも泣いているだけでレイブンが心変わりしてくれるなら余程楽だったが、そんなことはあり得ないと身を以て私は知っている
これ以上は俯くのを止める。ううん、レイブンが旅に出る明日の朝方までになにかできることはないだろうか。無論引き止めるための策ではなく、彼の旅路を祝福するようなものを──────
「………………うん、泣いてばかりじゃレイブンにも愛想を尽かされちゃうわ! ここは私の心の広さを見せるところよね。──ルキ。今から私が良いというまで誰も私の部屋に入れないようにして欲しいの。ふふふ……。そう、レイブンでも絶対に入れたらダメよ」
「くう〜ん……わん! わんわんっ!」
不意に舞い降りた考えに思わず意味を浮かべる。レイブンが大好きなルキには酷なお願いだとは思うけれど、最も部屋の中に入られたら困る相手なのだから仕方がない。悲しげに唸りはしたが結局は折れてくれた
恐らくというか、まず間違いなくレイブンは翌朝に私の様子を確認に来るはずだ。これに関しては殆ど確信に近い感覚を持っている。さっき別れる最後に私が泣いていることがバレてしまっているだろうから
でも、例え心配して来てくれたとしても、これからすることを思えば心を鬼にして彼の入室を防がなければならない。レイブンの訪問を拒絶するなんて慣れないことに戸惑う気持ちはあるけれど、同時になんだか楽しくもなって来た
この胸の底からふつふつと湧いてくる楽しそう、と言う感情には覚えがある。昔はヤンチャな悪戯坊主と言われていたレイブンと共に村の人たちを驚かせたりしていた時のものに似ている。しかし、それとは少し異なるような感覚もあることにも気がついた
そっか……。私は期待しているんだ。これからすることに大して、レイブンがどんな反応を見せてくれるのか。もしかしたら、あの鉄面皮を崩して驚いたり、或いは満面の笑みを見せてくれるかもしれないと思うと我慢できずに早速作業に取り掛かった
まだ私が言葉にできない気持ち。次に貴方が帰って来た時に伝えられるかはわからないから、時に温かく、時に苦しくなる感情を籠めて“コレ”を造らせて欲しい。きっといつか、言葉にできるその日まで身につけていてくれたら嬉しいな
朝までの突貫作業とはいえ雑には造りたくない。丁寧に手を動かす度に、先程まで胸の中を占拠していた荒れ狂う複雑な感情の坩堝は収まっていく。夢中で造っている内に、気がつけば朝が来ていた。時間を確認すれば、あともう少しでレイブンが出立してしまう
ついさっき、ルキが誰かを追い払っていたから間違いない。私は急いで最後の仕上げに取り掛かるのであった
これにて5話は終了です。
初めての一人称視点でしたがどうでしたでしょう。
個人的には書いていてとても楽だったので、これからも物語の途中で挟んでいきたいと思っています。
今回はエマの複雑な感情を描いていこうとしていたのですが、なんだか当初の予定よりもネガティブな内容になってしまいました。
私のイメージとしてはエマは活発で純真な少女で、それでも頭の中では色々と考えていると思ったのです。
どうにもあざとい仕草も多いことですし、小悪魔的な言葉の駆け引きとかもできるのかなとか考えている内に鬱々とした内心を描写していました。
最終的にエマは活発で純真で慎重で小悪魔的でヘタレっぽい雰囲気になっていることに愕然としています。
この分だと他の人の一人称視点も気をつけなければ多大なキャラ崩壊が起きてしまいそうですね。
まあ正直、エマに関しては小悪魔・ヘタレ要素は原作でもありそうだったので今回の話はキャラ崩壊というほどだとは思っていません。
ちょっとネガティブ過ぎる気もするけれど、大好きな人がどこか遠くに行ってしまう不安によるもので、普段は元気な子だと考えれば特におかしくもないよね、なんて自己弁護しています。
それにしても遅々として進まない物語はともかく、主人公よりも先にヒロイン候補の一人称視点を書いたのは自分ながらどうなんですかね。
未だに神様転生はおろか、転生者らしい振る舞いも見せていません(レイブンの強さは転生特典とは関係ないですから)
どのタイミングでレイブンの一人称視点を入れるかは一応決めているので、今から書くのが楽しみですね。
あくまでもこの作品の主人公はオリ主なので………。
そこはぐだり過ぎないように気をつけなければいけませんね。
では、今度こそ次の投稿は来週になります。
火曜と水曜のどちらかに投稿すると思うのでよろしくお願いします。
次回は遂に(漸く?)レイブンが旅に出ます。
〈ふっかつのじゅもん〉でもあり得ない強さの主人公が織りなす波乱万丈は物語の始まりですからね。
頑張って書いていきたいと思うので、良ければ見てください!