追加交換アイテム一覧(1つの交換に必要なエリちゃんスタンプ数)
・選べる星5概念礼装交換チケット(5000)
・選べる限定 星5概念礼装交換チケット(5000)
・選べる星5コマンドコード交換チケット(5000)
・伝承結晶(1000)
・呼符(1000)
追加セリフ
「アイテム交換所へようこそマスターさん。
ようやく全ての品出しが終わりました。
これ以上ラインナップの更新はありませんので、アイテム交換はシナリオを終えるまでに
シナリオが終了すると共に今までの商品は無くなり、ラインナップが『1000QP(1)』のみに変わるのでご注意ください。
残り時間は僅かですが、どうか最後まで楽しんでいってくださいね?
……………そう。
こんな特異点、さっさと終わらせるべきなんです……」
エリザベート・バートリー
彼女は、頑張り屋だった。
彼女には、貴族としての教養があり、魔術への素養があった。
実際、一つの土地の政務を熟せるだけの能力があり、有能な人物であったのは間違いない。
だが、それと同時に、彼女の能力はソコ止まりでもあった。
『千里眼』のスキルを持っているような、膨大な知識人のごとき知恵を、彼女は持っていない。
発明品によって『星の開拓者』のスキルを持っているような、並外れた発想や技術力を彼女は持っていない。
彼女の能力は全て、彼女自身の努力によって得られたモノだった……。
封印術も、妖術も、魔術も、仙術も、科学技術も、他の技能も全て、彼女が召喚した英霊たちに必死に頭を下げて教えをこいて身に着けたモノだった。
彼女は本当に頑張ったのだ。
ビーストに対処できる術式を組み上げる為に、文字通り死ぬ気で頑張り続けていた。
だが、それだけで対処できるほど、ビーストという存在は甘くない……。
ビーストに詳しいサーヴァントに聞いても、教えられるだけでは、その本質的なモノが彼女には理解しきれていなかった。
だというのに、彼女は最終的にビースト用の術式を完成させた。
奇跡的に彼女の発想が嚙み合った…………などということでは、当然ない。
ただ、インチキをしただけだ。たとえ過程がどうであろうと、最終的にビーストという存在を理解できればソレでいい、という考えだった。
「だからって、合意もなく勝手に人の霊基に『人類愛』を植え付けるのはどうかと思います……」
深夜というべき時間に、暗い部屋の中で呟いた彼女の言葉は誰の耳にも入らなかった。もっとも、この事を誰にも聞かせるつもりの無い彼女は、周りに誰も居ないからそこ呟いたのだが。
「霊基を弄り回して……本当に『ラーヴァ』みたいになれば、ビーストのことも理解できるよね? とか、人の心が無いのでは? ……まぁ、やるんですけど」
言いたい文句は山ほどあった。しかし、それはそれとして、彼女は与えられた役目を投げ捨てようとは絶対にしなかった。
「はぁ……サーヴァント、っというか。霊体って便利ですよね……睡眠とか食事とか取らなくてもずっと動けるし、一瞬だけ霊体化すれば汚れも無くなるし……」
カッチ、カッチ、と鳴る時計に視線を向けて、夜が明ける前にどこまで進めることが出来るかを考えながら、彼女は手を動かし、思考を回し続けていた。
「あ~……『ピラミッド』と『姫路城』はどうしましょうか……なんとか退かさないと『座』に居るクレオパトラさんと刑部姫さんに、致命的な影響がありますし……」
顔を上げた天井の先にある、このチェイテには本来存在しない2つの建造物に、彼女はさらに頭を悩ませた。
「放置すれば、おそらく刑部姫さんは『姫路城』に居ると『無名のサーヴァント』くらいに弱体化して宝具が使えなくなりますよね? クレオパトラさんは、最悪『幻霊』にまで霊格が落ちるのでは?」
彼女は、目的達成の際に起きる影響を予想して、そうはさせまいと思考を続ける。自分以外に不要なサーヴァントなんていない。困った自分を助けてくれたサーヴァントたちを、犠牲になんてしたくない。だが―――
「…………なんで私が、こんなに頑張らないといけないんだろう」
例えサーヴァントであろうとも、休みを取らなければ精神的に疲労はする。追い詰められれば人の思考は、ネガティブな方へと傾きやすくなるのが道理だった。
「あの2人。私の土地に、勝手にやって来て、勝手に居着いたのよね? 言ってしまえば、不法侵入して、領有権を侵害して、器物損壊して、日照権まで奪っているのよね? それに対して私は、立ち退き要請だけで穏便に済ませようとしたのに、それすら断られているのよね?
なのに、なんで私の方が気を使わないといけないの? 放置しておいて良くない?」
そこまで言って、彼女は勢いよく座っている机の上に突っ伏した。
「―――なんて、そんなふうに割り切れたらラクなのに……そういうのは、やっぱりしたくないなぁ……」
そう言いながら、先程まで書いていた書類をぐしゃぐしゃに握り潰してしまう。
「この考え方は『人類愛』を持っている影響なのかなぁ~。もう『ビースト』については十分理解できたから必要無いけど、コレが無くなったら次の『ビースト』に対処できなくなるから捨てられないし……」
彼女は、力なく自嘲気味に笑って、自分の手に視線を向ける。
「弄った霊基と『人類愛』で……私が『ビースト』になれる、って言ったら、やって来るマスターさんはどんな反応するかなぁ……」
その綺麗過ぎる手が憎たらしいと言わんばかりに、彼女は爪が食い込むほど強く手を握り込んでみるが、開いてみればその手には傷どころか爪の後すら付いていなかった。
「……やだよぉ。
『ビースト』になんて、なりたくないよぉ……。
彼女の瞳から、一滴だけ水が流れ落ちた。
「……あぁ、ダメ。また
彼女は自身の霊基に細工する。
自分が『ビースト』にならないように……
ソレを術式で暴走しないように、魔力リソース回収ポイントのエネミーに混ぜて
「……私は、
ビーストになんて、なりたくない。
人類悪になんて、なりたくない。
そう思いながら、彼女は必死に自身の霊基を削り落とす。
「……私、頑張ってるよね? 一生懸命、頑張ってるよね? それなら、少しぐらい自慢してもいいよね?」
別に、意味が伝わらなくてもいい……。
ただ、なんでもない会話の最中にでも言って、自分が頑張ってきたことを宣言して、自分を納得させたかった。
しかし……それでも、もし叶うのならば……『頑張ったね』って、褒めてもらいたかった……。
「あぁ……ダメだ。こういう事を考えるから
また、彼女の中で
「……もう、いいよね? 術式は作れたんだし、魔力循環や魔力加工のシステムも設計し終わったし……これ以上は無くても大丈夫だよね?」
そう言って彼女は、一瞬だけ躊躇いながらも、すぐに自身の霊基を弄り始めた。
「
その日から、彼女が笑うことは無くなった……。
◆
初級、中級、上級の魔力リソース回収ポイントとなる階層を通り過ぎ、立香たちはようやく目的地となる最上階に到着した。
「これは、ゲームセンター、というものでしょうか?」
辿り着くと同時に、内装を見たマシュが少しだけ目を見開いて呟いた。
その言葉につられて見渡してみると、確かにそこはゲームセンターというような目と耳に悪そうな大量のゲーム機器が、所狭しと言うように1フロア全体に設置されている光景が広がっていた。
「ここは、下の階とは違って、成人向けの遊戯スペースとなっています。基本的に電子ゲームを設置しており、難易度も自由に選べますよ。
具体的に言うと、例えば射撃ゲームをビリー・ザ・キッドでも攻略困難なレベルにすることもできれば、テスカトリポカでも余裕をもってクリアできるようにもできます」
「すみません。前半はともかく、神霊テスカトリポカのデータは、カルデアに無いので分からないです」
▶「いつか、カルデアで召喚できるのかな?」
このマスターは、本来神霊の召喚は不可能であることを忘れているのだろうか?
「多くの人が楽しめるように、多種多様なカテゴリーのゲームが用意してあります。例えば、あちらはバギーを操縦して水中を走るレースゲームです。結構人気ですよ?」
「なぜ、わざわざバギーで水中を走るのですか?」
「ゲームのタイトルが『エリザの海底鬼岩城』という、海底を舞台としているからです。ゲームの設定なので、深く考えなくても大丈夫ですよ」
立香は少しシナリオが気になったが、ここで遊ぶのは自重した。
「本当に色々あるわね。アレは……ロボット?」
「『エリザと鉄人兵団』ですね、巨大ロボットを操縦して敵を倒す無双ゲームです」
「アッチは?」
「『エリザの宇宙小戦争』です。小人の惑星に向かうために、宇宙船に乗って無人機を撃ち落とすシューティングゲームですね」
「……こっちのは?」
「『エリザとブリキの迷宮』というゲームです。ブリキで造られた迷宮を進んでいくローグライクゲームですね」
「………これもなんか違う奴ね」
「『エリザの日本誕生』というハンティングゲームですね。野生のペガサスや、グリフォンを餌付けすればペットに出来ますよ」
果たして、日本にペガサスやグリフォンは野生で居たのだろうか?
「さて、これらでも魔力回収はできますが、マスターさんは最高効率の場所をお求めでしたよね?」
▶「うん。時間が無いからね」
「うん。沢山、アイテム交換したいからね」
「でしたら、こちらの『仮想戦闘シミュレーター装置』が最も効率のいい場所となります」
彼女がそう言って指さした先には、まるでカルデアのコフィンのような機械が何個も並んだ場所だった。
「あの装置は、1機につき1人が入ることで、入った人物を仮想空間に転移させることができます。そこで出現させたエネミーを倒すことで、魔力回収が出来るモノです」
「ということは、単騎戦闘に限定される、ということでしょうか?」
「いえ、同じ空間に転移することもできますので、マスターさんが一緒に行けばチーム編成も楽にできる筈です」
「それは………危険性は、無いのですか?」
「ご安心ください。安全装置は取り付けてあるので、戦闘不能になれば強制終了となります。まぁ、その場合は
ソレを言われて、マシュは安心したのかホッと息を吐いた。
「それでは、ご自由に周回をしてください。私は、周回がしやすいようにシステムを少し改良します」
そう言って、きれいなエリザは少し離れたところにある制御装置の方へ向かった。
「あっ、言い忘れていました。その装置は、外からの操作が必要です。なので……オリジナル、操作盤の担当をお願いできますか?」
「ん? いいわよ」
▶「待って!?」
「お待ちください!?」
操作盤に向かおうとするエリちゃんを立香たちが止めに入る。
「なによ?」
「いえ、エリザベートさんを信用していない訳ではないのですが、ここは他の方に担当してもらうことを提案します」
「どんだけ信用ないの!?」
エリちゃんだからね、仕方ないね……。
「マスターさん、マシュさん。操作盤は『難易度の選択』と『エネミー数の設定』くらいしかないので、いくらオリジナルでも大丈夫ですよ?」
「そうよそうよ! 私だって、必ず失敗するわけじゃないんだから!」
「それは……」
一瞬だけ言いよどむマシュ。
▶「分かった、エリちゃんのこと信用するよ」
だが、そんな立香の言葉を聞いて、彼女はエリちゃんの操作を受け入れたのだった。
そうして立香とマシュは、コフィンのような機械に入る。すると装置が起動し、気が付くと彼らは何もない真っ白な空間に2人で立っていた。
「ここが……仮想空間、何もいないようですが」
≪聞こえていますか?≫
そこに上空から、きれいなエリザの声が響いてきた。
≪こちらのモニタリングでは問題は見られませんが、何か違和感などは無いでしょうか?≫
「ううん、全然ないよ」
▶「本当に仮想空間か分からないぐらい、いつも通りに動けるよ」
≪そうですか。では、難易度の指定をお願いします。このゲームでは『イージー』『ノーマル』『ハード』『ベリーハード』の中からお選びください。
ちなみに『イージー』『ノーマル』『ハード』は下の階にあった周回ポイントのエネミーと同じに設定したので、無理をせずにマスターさんが可能な難易度を選択してください≫
つまり『イージー』が『初級』
『ノーマル』が『中級』
『ハード』 が『上級』ということである。
その法則によると『ベリーハード』は『超級』ということになるのだが。
「質問です、きれいなエリザさん。難易度『ベリーハード』では、どのようなエネミーが出現するのですか?」
≪さぁ?≫
「……………えっ?」
予想外の返答に、マシュの目が点になった。
≪そもそも、このゲームは利用する人物によって、エネミーが変化する設計なんです。
そして難易度『ベリーハード』は、過去または未来で自身が相対する敵のなかで『全力であたるべき強敵』を演算して、出力するようになっているのです。
例えば、インドの英雄であるカルナが使用すれば、インドラやシヴァではなく、アルジュナがエネミーとして出力されます。
なので私にも、どのようなエネミーが出現するのか分からないのです≫
要するに、立香が『全力であたるべき強敵』が分からないので、きれいなエリザも予想できないということである。
≪ねぇ、なんか他にも難易度があるみたいだけど……この『ナイトメア』って何?≫
≪絶対に押さないでくださいね? その難易度は、いわゆる「やり込み要素」なので、利用者が『絶対に勝てない敵』が出力されます≫
≪ふ~ん……≫
なにやら不穏な会話が聞こえた。
≪それでマスターさん、どの難易度を選びますか?≫
「『イージー』で」
「『ノーマル』で」
「『ハード』で」
▶「『ベリーハード』で」
≪了解しました。
次にエネミーの出現数を指示してください。
ちなみに、最大100体まで同時に出すことが出来ます≫
▶「1体で」
「10体で」
「100体で」
≪りょうか~い!≫
その言葉を最後に、立香たちの周り風景が変わり始めた。
上空は赤く染まり、あちこちから炎が昇り始めた。
そして2人の目の前に、そのエネミーは姿を現す。
―――【“いかないで”】
次の瞬間、膨大な呪いで構成された巨大な腕が立香たちに襲い掛かった!
「ッ!? 先輩!」
そんな腕の攻撃から、マシュは間一髪のところで立香を抱えて攻撃範囲から離脱する。
≪これは……凄まじいですね。エネミーを弱体化することは出来ませんので、こちらで援護して難易度を調整します。どうかご武運を≫
「仮称:超大型エネミー! 迎撃態勢に移行します!」
▶「サーヴァント召喚、開始!」
さぁ、楽しい周回の始まりである。
本クエストクリア後、以下の内容のフリークエストが解放されます
クエスト名 いつか来るかもしれない脅威を倒せ!(超級)
消費AP 40
敵編成 wave 1 敵エネミー数 1体
敵エネミー詳細
・名称 呪いで肥大化した祭神の亡骸
クラス バーサーカー
HP 176,126(1ゲージ目)
HP 244,620(2ゲージ目)
HP 342,468(3ゲージ目)
HP 538,164(4ゲージ目)
チャージ攻撃
【“いかないで”】
・敵全体に攻撃(非常に高火力)&呪い(10T)と呪厄(3T)を付与
使用スキル
【妖精吸血 A】
・敵単体のHPを2000吸収(HP減少+HP回復)&チャージ1増加
【呪層吸収】
・自身の〔呪層〕を1つ解除&チャージ1増加&HP10000回復
【呪層感染爆発】
・自身の〔呪層〕を3つ解除+敵全体に呪層汚染を付与&防御力ダウンを付与&呪いを付与&呪厄を付与
【グレイマルキン】
・自身の攻撃力アップ(2T)&無敵状態を付与(1T)+敵全体のHP1000減少
特殊ギミック
【呪腐】(開幕7つ付与)
・被ダメージ時に「自身の〔呪層〕を1つ解除&自身のHP10000回復+敵単体に〔呪層汚染〕を付与(3T)&防御力をダウン(3T)+敵全体に呪い状態を付与(5T)」
【呪層汚染】(攻撃すると付与される)
・ターン終了時に1000ダメージ減少
特殊スキル
【精神汚染(妖精)】
・〔妖精〕に対する弱体成功率アップ
【呪腐肉層】(永続)
・全ての攻撃に対する耐性を得る<〔呪層〕状態の数だけ効果量アップ>(呪層1個につき10%の耐性)&弱体状態の敵に応じて自身の攻撃力アップ&行動不能を受けない&弱体解除無効状態を付与
【毎ターン発動(呪層付与)】
・毎ターン終了時自身に〔呪層〕付与
【攻撃時発動(呪層付与)】
・攻撃時に中確率で〔呪層〕付与
ブレイク行動
【広域魔力汚染】※1ブレイク時
・敵全体に宝具封印を付与(1T/解除不可)&スキル封印を付与(1T/解除不可)
【呪層急速再生】※2ブレイク時
・自身にクリ発生率アップを付与(解除不可)&〔呪層〕を5つ追加
【呪層再生加速】※3ブレイク時
・敵全体に「毎ターンNP減少状態(10%)」を付与(解除不可)&自身に〔呪層〕を7つ追加
サポートギミック
【毎ターン発動(きれいなエリザの援護)】
・ターン開始時に「味方全体のHP3000回復」「味方全体のNP20%チャージ」「味方全体の弱体解除(3つ)」のうち1つがランダムで発動
【3の倍数ターンごとに発動(難易度の調整をします)】
・ターン終了時に「味方全体の攻撃力アップ(3T/20%)&NPチャージ(30%)」を付与
ドロップアイテム
・エリちゃんスタンプ×10000
・黄金の果実×1
・聖晶石×30