※設定集です。
特に、正史とは違う部分のみを取り上げて解説いたします。
<赤のキャスターについて>
【マスター】男 → アカ
【クラス】キャスター
【真名】:×××(地上の言葉で発音不可能)
【中身】:蓬莱山輝夜
【属性】:中立・狂
【ステータス】
筋力:B 耐久:E → D+ 敏捷:E → D+ 魔力:C → C+ 幸運:A 宝具:A
【概要】
赤のキャスターとして召喚されたサーヴァント。
正史ではウィリアム・シェイクスピアが召喚されたが、召喚者の気まぐれでなぜかこいつが召喚されてしまった。
ステータスは全く戦闘向きではない。唯一、ジャンヌと同等の筋力Bだけ輝いて見えるが、敏捷Eなのでまず当たらない。
アカがマスターになった頃から、カグヤの持つ"成長"スキルにより、元が低かったステータスが上昇している。現在カグヤが成長に使ったのは、カウレスが用意した大量の食料を元に生成した魔力と、永遠と須臾の陣地(自称)でゲーム機両手に過ごした一年という時間。
【人物】
絶世の美女でありながら元気溌溂としている。戦場でもそれは変わることなく、無駄にコロコロ変わる表情と悪気のない仕草には敵も味方も毒気を抜かれる。一方で、自身の考えを貫き思い付きで行動することが非常に多く、敵も味方も振り回される。良くも悪くも姫様という性格。
戦闘では筋力Bを活かした物理攻撃と、幻想郷で培った弾幕攻撃の二つを得意とする。が、耐久も敏捷も無い彼女にできることは少なく、魔力も精々がC+のため、作中で黒のバーサーカーとの戦闘時にも逃げに徹することしかできなかった。その後ダーニックを追い詰めたが、彼が本気を出してたら恐らく負けている。
しかも戦闘ができないから裏方で活躍するアヴィケブロンスタイルなのかと言われるとそうでもなく、裏方でも全く役に立たない。その程度の能力。
後述する"狂姫"、及び"竹取飛翔"を会得し、"成長"によりステータスが上がったことで、まだ使える領域には入り込めた。それを込みで考えた実際の強さとしては、黒のライダーと同じ程度の能力。
宝具により蘇生した折、マスター替えを余儀なくされた。
元のマスターのことも一応覚えているが、今はアカくん一筋である。
【真名】
幻想郷に隠居中の蓬莱山輝夜が、竹取物語に描写される"なよ竹のかぐや姫"のガワを被り参戦した姿。原典と姿が一致しても中身が一部不一致なのはそのせい。
東洋のサーヴァントは冬木の聖杯で召喚できないと天草四郎が言っていたように(おまいう)、月人としてのかぐや姫のガワが召喚されている。なので真名が発音不可能。決してトリプルエックスではない。
本人は"カグヤ"と気楽に呼んでくれることを望み、真名とともにその旨を会った全員に言いふらしている。
月の光が全く届かない場所(例:地下などの閉鎖空間・結界内・新月の夜など)に限り、永遠と須臾の能力を使える。月人に輝夜の存在がバレないようにと永琳が細工した。
【クラス別能力】
陣地作成:ー キャスターとしての能力だが、自らの手で住み処を作ったことがないことから適用されず、失われている......が、カグヤはそんなの知るかと陣地らしきものを作ってしまった。
道具作成:ー(A) キャスターとしての能力。自らの手で道具を作ったという話が無いので失われているが、後述する宝具を作成するときに限り、Aランク相当の力を発揮する。
単独行動:D 姫としての自由さ、貴族に言い寄られても結婚しなかったことなどからアーチャーでないが獲得している。マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。Dランクなら一日の半分ほどは現界可能。
【固有スキル】
成長:C 子供だったカグヤが竹のように急成長したことから獲得。時と共に自身のステータスが上昇する。使用する魔力量に比例して上昇速度が上下し、アカをマスターに迎えた現在は、おおよそ五百日でワンランクアップ。もしイリヤがマスターだと百日程度まで速くなる。"永遠と須臾"が無ければ間違いなく死にスキルになっていた。ちなみに、Cランクから伸びが悪くなり、C+より高いランクには上がらない。
魅了:B 平安中の貴族をたちまち虜にしたことから獲得。異性からの敵意を和らげ、自分への守護意識と仲間意識を植え付ける。悪化すれば言うことを何でも聞く下僕と化す。幸運判定で回避可能。何故か同性相手にばかり効いているあたり流石トラブルメーカーである。
トラブルメーカー:A 彼女に関わったもの全てが何らかのトラブルに巻き込まれていることから獲得。意図してかせずかに関わらず、接した者は近いうちに何らかのトラブルに巻き込まれる。幸運判定で回避可能だが、カグヤのスキル"魅了"に当てられている者は回避不可能。全ての元凶。
狂姫(自称):B 幸運判定、トラブルメーカー、『五つの難題』......様々な要素が組み合わさり、結果としてカグヤの中にバーサーカーがインストールされたことで発現したスキル。
バーサーカーの持つスキルや宝具を使用可能。ただしカグヤの体はバーサーカーの力を発揮するのに最適では無いため、Bランク以上の力は発揮できない。また、使用中のカグヤにはDランクの"狂化"が強制的に付与される。
竹取飛翔(自称):A "狂姫"に"永遠と須臾"の力を組み合わせて発動。電気を身に纏い、魔力放出(電)による直線的な超加速と超減速を急速に繰り返すことで、目に見えぬスピードで空を飛ぶ。さながら電光石火の如く。
魔力放出(電)のタネは"狂姫"によるガルバニズムである。ここまでスキルを同時に使うこの竹取飛翔、燃費が凄く悪い。しかしマスターがアカなので、カグヤは安心してバンバンこのスキルを使うのであった。
【宝具】
『天の羽衣(口惜しや心有りける地の都)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40
真名開放して衣を現界させることで発動。カグヤの頭上に月の馬車が現れ、同時に周囲を月の光で照らす。光に触れたものは瞬く間に石化し、行動不能になる。
しかし原典通り、これは自滅宝具であり、この衣を着たカグヤは月の使者の手によって強制的に霊核を失い、脱落扱いとなる。
『不死の薬(その体苔の蒸すまで月を見よ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1
月の見える日の夜に一度だけ、真名開放しながら道具作成することで発動。カグヤが致命の一撃を受けても一度だけ復活できるようになる薬を作成する。重ね掛け不可。えくすてんどあいてむ。
ただし、一度死ぬことには抗えないという特性上、マスターとの魔力の繋がりやサーヴァント契約は失われ、カグヤは単独行動スキルによってのみ現界するはぐれサーヴァントとなる。このときを狙われれば当然やられる。耐久Eのカグヤならデコピン一つで命が危ない。
物理的な死や毒殺、呪殺、また令呪による強制自害などにも効果を発揮できる。が、自身の宝具である『天の羽衣』には効果を発揮しない。また不死殺しの概念を持つ宝具や技なら、これを貫通してカグヤを倒しきることができる。
『五つの難題(さあ惑へ夜這い求める俗どもよ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5
真名開放することで発動。五回に限り、固有スキルの"トラブルメーカー"を、幸運判定を無視して強制的に引き起こす。"魅了"に当てられている者ほど、不幸な結末を迎える。同性には効き目が弱くなる。カグヤちゃんマジ困ったちゃん。
良いほうにも悪いほうにもコロコロ転がるトラブルメーカーだが、カグヤはこれを見栄えのいいお祈り程度の軽い気持ちでばら撒いている。
補足:宝具『五つの難題』はここまで四回使用。一回目は戦いに行こうとする天草四郎に。二回目はバーサーカーとの合体のとき。三回目はアカとの再契約のとき。四回目はジャック・ザ・リッパーとの縁結びのとき。
バーサーカーとカグヤの合体は、正史のジーク君とすまないさんのようなものです。ちゃんと言えば、
あまり本編に影響しない裏設定なので、そーなのかーって軽く受け止めてもらえればと思います。
【オリ設定】
輝夜はスペルカードルール制定以前よりもこたんとコロコロしあっており、あの依姫の師匠でもある永琳の教えもあって、肉弾戦もそこそこ得意。
弾幕ごっこを嗜んでるため、飛び道具に対する回避・察知能力が高い。
<赤陣営>
・天草四郎時貞
被害者その一。
シェイクスピアの不在を第一として、武器である刀の強化不足、黒のセイバーの存命、赤のライダーの負傷など、概ね順調であった正史との違いを作らされている。
ただ、その分セミラミスへの依存が高まり関係が深まったため、二人の仲は正史よりとても良い。
カグヤへの印象:たびたび計算を狂わせてくる厄介なトラブルメーカー。
・セミラミス
被害者その二。
天草四郎が受けた被害と計画狂いが甚大なため、その埋め合わせに必死。ただマスターと接する機会が多くなったせいか、笑顔が増えたような気が......
そのためか、正史よりも本気度が上がっている。
カグヤへの印象:腹パンしてわからせたい小娘。
・カルナ
無傷。
むしろ黒のセイバーと存分にやりあえる分、彼を助けてくれたカグヤの存在はカルナにとって多大なプラスとして働いた。
セイバーと最後までやりあう気で、思い出の地での最終決戦に挑む。
カグヤへの印象:月の姫。それだけ。
・アキレウス
被害者その三。
若干心を寄せていることもあり、モロにトラブルメーカーの餌食となっている。最たる事例は踵をジャックちゃんに抉られたこと。
カグヤは黒のアサシンに操られていると謎の勘違いをしている。真実はただカグヤが寝返っただけ。
実は魅了一歩手前くらいまでカグヤに惹かれてたりするが(当のカグヤ本人は無自覚)、アタランテの存在がありどうにか踏みとどまっている。
ランサー相手にとある戦法を試し、弱体化した体で最終決戦に挑む。
カグヤへの印象:明るく元気な姫様。
・アタランテ
被害者その四。
必殺の矢を何度もカグヤに避けられ、プライドがズタズタになっている。できた仕事といえばブラド公へのトドメに関われたくらいのもので、偵察に赴くもアキレウスの面倒を見ることになったり、正史でジャックにトドメをさしたイベントが無くなったりと、思ったように仕事ができずイライラしている。が、憎しみというほどではなく、例の変身宝具の使い方はわかっていない。
勝つために、決戦では手段を選ばないようだ。
カグヤへの印象:蚊。
・スパルタクス(敗退済)
被救済者その一。
正史では意思を貫くも結局上手いこと使われてしまった彼だが、本作では黒に捕まることもなく、ブラド公を追い詰め相討ち、というある種の本懐を遂げられた。
カグヤの存在が天草に一抹の不安を与えたことによるトラブルのため、彼女のおかげといっても過言ではないだろう。
カグヤへの印象:圧政者の居場所を教えてくれたギリギリ圧政者ではない人。
・旧マスター御一行
挨拶の際に会っている。明るい性格に、全員が励まされ、やる気を出した。
ただそれだけ。結局眠りにつかされた。
ただ、黒のセイバーが助かったことで巡りめぐって彼らは空中庭園から無事に下ろされたため、カグヤのおかげで生存が確定したと言っても過言ではない。
カグヤへの印象:明るく元気なサーヴァント。
<黒陣営>
・ジャンヌ
被害者その五。
アカくんとのルートがなかなか進展せずに今日を迎えてしまった彼女の運命やいかに。
アカくんを取られたり、呪詛がふんだんに盛り込まれた砂を口に突っ込まれたり、料理対決からハブられたりと、とにかく散々な目にあっている。
アタランテとの確執は無く、素直な気持ちで決戦に挑む。
カグヤへの印象:おふざけが過ぎる存在。
・アカ
保護者。
正史ではジークくんだった存在が、ジークフリートが生存し、本人的にアストルフォとカグヤに救われたと思い、それぞれ名前の頭文字をいただいた結果のネーミングである。
正史とは違い、体にジークフリートもバーサーカーも宿しておらず、本人の戦闘力が皆無である。
カグヤのマスターとなり、亡きアストルフォの意思を継ぎ、彼は最終決戦に望む。傍らに頼れるのか頼れないのかよくわからないサーヴァントを添えて。
カグヤへの印象:一番の恩人であり友人。信用はしているが、信頼はしていない。
・ケイローン
被害者その六。
パンツライオンとかいう謎のアダ名を与えられ傷心。謎多きこと、黒陣営についた理由が曖昧なことから、カグヤを露骨に怪しむ。
黒のアサシンを射とうと完全に潜んだ場所から必殺の矢を放った際、まさかのカグヤに見切られて矢を掴まれた。精神的ショックは大きく、フィオレに見つけられるまで放心していた。
カグヤのことは未だに警戒している。
カグヤへの印象:不確定要素てんこ盛りの警戒対象。
・フィオレ
比較的無傷。
ケイローンから話を聞いてカグヤを警戒している。が、本人的には普通だと思っているし、最終決戦でも貴重な飛行戦力として頼りにしている。
が、彼女がいることでストレスが溜まり、食い過ぎた結果、二の腕につくものがついたことはめちゃめちゃ恨んでいる。
カグヤへの印象:その抜群のプロポーション私にもください。
・ヴラド三世
被救済者その二。
作中、カグヤがダーニックに特攻しやがったおかげでダーニックが空中庭園に行けず、ダーニックの切り札である吸血鬼の魂乗っ取りが行えなかった影響で、ドラキュラではなくドラクルとして戦い抜けた。臣下を背に守りきった彼の残した十字疵は、決戦前の今も空中庭園の廊下に残っている。
カグヤに接触していない=トラブルメーカーの影響を受けていない人物の一人である。
・ダーニック
被害者その七。
魔術の戦闘力、それ以上に厄介な話術を持ち、切り札も手にしていて完全状態だった彼だったが、相対した敵が話を聞かないカグヤだったのが運の尽きであった。ボコられ、惨めに退散させられ、令呪を切るもブラドは惜敗し聖杯をとられ、挙げ句に黒のアサシンにお料理されるという凄惨な最期を遂げた。
カグヤへの印象:末代まで呪う。
・ジークフリート
被救済者その三。
カグヤのおかげで心臓を使わずに済み、宿敵である赤のランサーと何度も剣を交えられている。特に被害らしき被害もなく、幸運-EXと言われるとは思えないほど順風満帆。
ランサーから果たし状が届き、ヤル気満々である。
カグヤへの印象:何かと中心人物の人。
・ゴルド
落ち着いた人。
セイバーに反逆され、ダーニックに諭され、聖杯戦争においてマスターとは何かを悟り、挙げ句自分よりもハチャメチャなカグヤを見せられ、反って落ち着いた。
以来、来る日に備え、自身の魔力貯蔵槽の復旧に全力を尽くし、ホムンクルスたちとも協力するなど、悟りを開いたが如き落ち着きと働きを発揮する。貯蔵槽はそこそこな魔力供給量まで回復できた。
セイバーと共に最終決戦に挑む。
カグヤへの印象:おてんば娘。
・ジャック・ザ・リッパー
被救済者その四。
ダーニックとアストルフォを解体しつつ第三陣営として勝利を狙うも、カグヤとやるゲームが楽し過ぎたことから毒気が無くなり、マスターと共に奇跡的に黒陣営の仲間入りを果たした。
実は裏設定として、ダーニックが寿命伸ばしのために取り込んだ赤子の魂が怨霊化したものをジャックが取り込み、その記憶からミレニア城塞に入り込んだ。というものがある。
赤陣営にとって完全な正体不明である彼女は、決戦ではどう動くのか。(カグヤは完全な意味不明)
カグヤへの印象:優しいお姉ちゃん!
・六導玲霞
被救済者その五。
サーヴァントであるジャックともども、正史で赤のアーチャーにやられていた未来を回避する。
料理対決やジャックの反応を見て、カグヤのことは信頼しているし、生きる道をくれたことに感謝している。
同郷出身である獅子劫とそこそこ仲良くなった。
カグヤへの印象:人生楽しんでそうな人。
・モードレッド
(ある意味)被害者その八。
出番的にほぼ原作通りの展開しか望めなかったり、乗ってた車がエンジントラブルしたりと、メタ的に出番をめちゃくちゃ削られた。
黒のセイバーと何かを企んでいる彼女だが、決戦での立ち位置やいかに。
カグヤへの印象:賑やかな女。
・獅子劫界離
(ある意味)被害者その九。
赤のセイバーと共に出番をめちゃくちゃ削られた。
出自を同じくする六導玲霞と意気投合し、仲良くなっている。玲霞お母さんの言語問題を何とかしてくれた。
正史と変わらぬ彼も、同様に決戦に挑む。
カグヤへの印象:竹取物語のかぐや姫とは似ても似つかぬ元気なサーヴァント。
・バーサーカー
(ある意味)被救済者その六。
自滅宝具でカグヤと心中しようとしたが、何故か両方生きていた。作中一二を争うトラブルが原因。
今もカグヤの中で元気にしており、意識して電気を流すことでカグヤにツッコミができる。永遠と須臾のゲーム時間を共に過ごしたせいか彼女もゲーム好きになった。
力を貸すことで元のマスターであるカウレスの役に立てると考え、カグヤに協力している。
実はカグヤのやるゲームの電源は彼女。節電のため、魔力変換による電気によってのみしかゲームを許していない。ブチキレたときは強制的に電源offにしたりする。
カグヤへの印象:ゲーム、し過ぎ。
・カウレス
被害者その十。
バーサーカーを取られた挙げ句、三千食分の料理を調達しろとの無理難題を浴びせられ東奔西走させられた苦労人。ただ、結果的に姉の助けとなれていることには感謝している。
サーヴァントも令呪も手元にない彼だが、要所で黒陣営の手助けとして必要不可欠な人材となった。
カグヤへの印象:役にたたなかったらタダじゃ済まさない。
・アストルフォ(敗退済)
被害者その十一。
ダーニックがやられた影響で、ジャックちゃんに懐まで侵入を許し、心臓をズブリとやられてしまった。
正史とは違い大きな活躍ができなかった彼は、アカとカグヤに望みを託し、再び英霊の座へと還っていった。
カグヤへの印象:アカ君を助けてくれたいい人! アカ君を頼む!
・セレニケ
原型を失った人。
様々な精神的ショックが重なった結果、極度のカグヤ依存症に目覚めた。以来、カグヤに嫌がられそうな行為はスパッと止め、従順な人になっている。
ただ、ジャックちゃんを見ると途端に逃げ出すため、カグヤ本人との接触はあまり多くない。
カグヤ様への印象:カグヤ様。
・アヴィケブロン(敗退済)
被害者その十二。
出番を著しく削られ、せっかく自身という最高の素材を炉心に宝具を起動したのに、本家本元のジークフリートを含むメンバーに本筋外で叩きのめされたとてもかわいそうな人。
カグヤに接触していない=トラブルメーカーの影響を受けていない人物の一人である。
・ロシェ
被救済者その七。
黒のキャスターの心境の変化により事なきを得た。
サーヴァントであり、また先生と慕っていた黒のキャスターの裏切り、さらに彼の宝具に潰されかけたことなど、精神的ショックを受け数日間ただ機械的に作業をこなすか自室に籠る生活をしていた。
ただ、黒のアーチャーの支えもあり、今は回復してフィオレとともに赤のキャスターから頼まれたものを作成している。
黒のキャスターが残したゴーレムもある程度までなら動かせる。
カグヤへの印象:サーヴァントの一体。他人。
・トゥール含む激務にされた方々
正史よりも、赤のライダーが突っ込んできたり、黒のアサシンが二度も襲撃してきたり、カグヤに三千食を頼まれたときの料理やらで忙しすぎて何人か倒れかけた。
ゴルドとの仲が正史よりも良好になっている。
カグヤへの印象:だいたいこいつのせい。
その他
・
幻想郷からの参戦(予定)。
本家輝夜と同じ不老不死。
普通の方法では通り抜けられないはずの結界を怒りと根性で無理矢理突破してきた。
陸路で行けばいいのに何故か海路を自力で渡る暴挙に出て、何度も死にながらようやくヨーロッパまでたどり着いた様子。
間に合うかどうかは微妙なライン。
輝夜へ言いたいこと:いいから帰ってこい話はそれからだ。
・車の男(モブ)
被害者その十三。
ルーラー、六道お母さんときてもこたんまで車で運ぶことになった人。
実はカグヤに遭遇していないのだが、聖杯大戦に何かと縁があるのかちょくちょく顔を出しては車を走らせている。
黒塗りのワゴン車で釣りに出かけるのが趣味。
だからどうということもなく、恐らくもう登場することはないただのモブ。
・八意永琳
被害者その十四。
永遠を共に歩む輝夜の従者にして月の頭脳。
月からの目を誤魔化しつつ、輝夜をコッソリ見張り続けている胃痛ポジ。
でも最近つまらなさそうにしていた輝夜が楽しそうならそれでもいいかと思っている。
カグヤへの印象:輝夜はもっと綺麗でかわいい見た目をしている。これは聖杯による姫様への冒涜だ。
以上
× × × ×
~最終決戦前、地下室~
「はぁ~......」
幾度となく見上げた天井を、再び見やる。いや、恐らくこの天井を見るのも今日が最後か。
今日の夜、私たち黒の陣営は、天草四郎を止めるために最後の決戦へ挑むのだから。
「天草四郎の目的、当たってそうだけどなぁ~......」
ルーラーさんに『最後くらい黙っていてください』と言われ、アカくんにも『すまない、カグヤ......』とお気持ちをいただいてしまっては話せなかったけど......
私には、いや私だからこそ、読める天草四郎の目的がある。
「全人類の、不老不死化......」
曰く、聖杯とは願望機だと。
それなら生き物を不老不死にもできるだろう。
誰も死なない世界なら、誰も悲しまないだろう―――定命の者がいかにも思い付きそうな、恒久的世界平和、人類の救済だ。
「なんともまあ、面白い巡り合わせねぇ......」
胸の奥、自分の心臓に手を当てる。
そこには、何とも頼りない、一度止まってしまってはもう動き出せなさそうな、けれども必死に歩みを奏で続ける、尊く美しいものがそこにある。
自身のそれは仮初めの物なれど、それは変わらない。
「ただ旅をして、あまり目立たずにどこかで手を引くつもりだったんだけどなぁ......」
最初の頃から今までのことを思い出す。赤のみんなと食事をして、バーサーカーちゃんと戦って、アカくんがマスターになって、ジャックちゃんと会って......
随分と、長旅になってしまった。
旅のほうも楽しめたから、満足は満足なのだけれど。
「ふふふ......ねえ、貴女は大丈夫?」
どこともなく、どこにいるかもわからない、けれども絶対に近づいてきている彼女に声をかける。
「早くしないと、何もかもが終わっちゃうよ、もこたん?」
ほら、貴女も早く来なさい? 貴女は
私も、