「う〜〜〜。」
しばらくして目を覚ます。
「!!!」
目を開けると辺りは真っ暗。
「ここは・・・・・・・・」
真紀は辺りを見渡すと先程の不良たちが全員倒れている。
「あっ、絵里!希!!」
隣で倒れていた友だちに気づき、彼女たちの体を揺さぶる。
ゆさゆさ
「う~ん・・・」
「・・・・・もう朝・・・・?」
真紀に起こされ、絵里と希も目を覚ます。
「あれ・・・・?」
「どうなったん?」
三人は立ち上がると辺りを調べ始める。
カタン
「何、これ?」
落ちていた物を手に取る。それは
「あっ、これ。あいつのだ。」
木刀だった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
真紀は自分の記憶を手繰り、先程のことを思い出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
突然青年の背中から巨大な光が現れる。青年は右掌を天高くあげると、その光が掌に集まってきた。青年はその光を体内に取り込んだ。それと同時に不良たちは全員青年に飛びかかる。そこから先は頭に靄がかかったようにあいまいだ。
「あっ、そうだ!あいつは!?」
辺りを見渡すが少年の姿がない。
ピーポーピーポー
ピーポーピーポー
するとパトカーのサイレンがこっちに近づいてくる。
バタンバタン
パトカーから降りた警官たちがやってきた。良かったこれで助かる。心の底から安心した。
「君たちか!木刀振りながら暴れているっていうのは!」
「『「へっ?」』」
警官の言葉に三人は唖然とする。
「さあ、立って!!」
そう言いながら警官たちは真紀たちの腕を掴む。
「違います!!私たちはその・・・・・・」
「だから私たちは違いますって!!」
「犯人はとっくに逃げたの!!」
必死で弁解する三人だが
「はい、はい、犯人はみんなそう言うの!」
「言い訳は凶器隠してから言いなさい!」
そう言うと警官たちは真紀が持っていた木刀に視線を向ける。木刀には大量に血がついている。
「『「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」』」
物的証拠を出され、彼女たちの顔が青ざめる。
「じゃ、調書とるから交番まで来て!」
「待って下さい!!」
「お願いします、話を聞いてください!」
「私たちは違うんです!!」
警官に手を引かれ、パトカーに押し込まれそうになる三人。だが
「その喧嘩、ちょっと待ったーーーーっ!!!!」
「???」
振り向くとそこには黒人系アメリカ人の少年が立っていた。少年は警官たちと真紀たちの間に割り込む。
「喧嘩なんか止めて、俺のギャグでハッピーになろうぜ!」
「『「喧嘩?」』」