初めまして金剛 時雨です
文章力はあまりないですがコツコツ頑張っていきたいと思いますので温かい目で読んでいただけると幸いです
まだ不慣れなため不定期になってしまいますがそれでもよろしければどうぞ
草原に隠れて1両の戦車が静かに佇んでいた
なお車内は別でちょっといやかなりうるさかった
少女「ペン太ー暇ー」
「おい、砲手が照準覗かないで何してるんだ?」
少女「だって暇なんだもん仕方ないじゃん」
ペン太と呼ばれた青年は外の警戒をしながら砲手の彼女に注意したが反省どころか我儘を言い出す始末
まぁこれも慣れた事で彼女これでもこのチームで一番色々と警戒しないといけない子なのである
少年「ラナ今は戦闘中なんだがら我慢しないといけないよ」
ラナ「わかってるけど………ケントは暇じゃないの?」
ケント「ん?いや、僕は今他所の人と通信してるから暇ではないよ」
砲手もといラナは2人目の注意を了承しつつも通信手のケントに助勢を求めたが彼は暇ではないらしく通信機をいじりながら返答してきた
後の3人は装填手のミリーとマリーは目を瞑って車内の壁にもたれ掛かっていたり操縦手のエルマーはペン太みたいに車窓から警戒していた
ちなみに自然に会話しているがペン太以外全員AI…………つまり人ではないのだ
これはゲームの中つまりVRMMOTPS『Eternal War(永遠の戦争)』というフルダイブゲームの中の
ちなみに戦車名と人員は以下の通り
英駆逐戦車AT-15A
車長 ペン太(男)
砲手 ラナ(女)
通信手 ケント(男)
装填手 ミリー(女) マリー(女)
操縦手 エルマー(男)
なおミリーとマリーは双子である
このゲームは陸海空それぞれ個別の
ただこの
それはこの世界での1日(24時間)は現実世界ではたったの30分なのである
それが問題かといえばそうではないがゲーム開発会社いわくゲーム終了後10分の安静が必要とのことである
まぁとにかくこの世界では俺(ペン太)はそんな事よりそばにいる
今ここは戦場のド真ん中陸戦専用マップの草原に隠れて敵が来るまで待っているわけだが…………
ラナ「ペン太!いつまで待てばいいの!もうかれこれ1時間だよ!私暇で暇で仕方ないんだけど!」
「うるさいな!お前が「大戦しよう!」言うから大戦モードに参加したんだろ!」
ラナ「でもだからって駆逐戦車しかも英国の戦車じゃなくてもいいじゃない!」
俺が言ったモードとは陸戦専用の中で最大規模の大戦モードで200両対200両の戦闘ができるのだ
他にも戦争モード100両対100両や局地戦50両対50両、前哨戦25両対25両などがある
今回は大戦モードの中にある英国防衛戦に参加し俺達英国戦車が防衛側、相手はドイツの科学は世界一---!の独軍が侵略側として戦闘していたが俺達が待ち伏せしていたルートには敵は来ず、別ルートではすでに戦闘が始まっていた
ケント「ペン太、Aルートの敵は壊滅、Bルートはまだ戦闘中だけど敵が後退しつつあるからこのままだとAの人たちと挟撃するかもね」
「ああそうだろうけど…………敵の残存数は?」
ケント「50両ほどだと思う一番激しかったAの方は120両でBに30両の撃破で20両とまだ交戦中おそらく
「そうかもしれないな、多分裏をとろうとするはずだから後方待機と敵情監視に5両残して25両はこっちに来るかもな」
今回の戦場は2つの渓谷を挟んで3つのルートがあって全く関わりのない赤の他人同士でチームを組んでいるため皆バラバラにそれぞれのルートが入っていき見晴らしの良い横幅が広いAルートに150両が岩場が多いBルートには40両、そして何故か森や草原があるCルートには10両しか来なかった
「確かメンツはマチルダ中戦車が5両チャーチル歩兵戦車(重戦車)が1両俺達含めて駆逐戦車が4両か」
ケント「真ん中に重戦車と中戦車がその左右に駆逐が2両ずつですね」
「ケント、相手の重戦車に連絡取れたのか?」
ケント「取れましてけど『壁になれ!』と一方的な要求しかしてこないんですよ」
「こりゃ今回負けるかな?」
戦力差は約15両、しかも車種は不明、連携は絶望的、修理代と隊員の医療費の事を考えるとおなかが痛くなってきたし最悪だ!
ラナ「え!何!こっちに敵が来るの!?」
「ああそうだよ!だから少し考えてるから静かにしてろ!」
ラナ「別にいいけどこれ特攻隊長さんじゃない?」
「何?」
ケントと見ていたマップを見るとAルートから分岐を越えて近づいてくる戦車が約10両見えた
「あっ!ほんとだ特攻隊長の高速さんじゃないか!ケント今すぐ通信を繋いでくれ!」
ケント「ああ、わかった」
「今回の戦い勝てるかもしれない!ナイスだラナ!」
そうしてラナの頭を撫でながらヘッドマイクのスイッチをオンにした
『高速さん!ペン太です!』
高速『ようペン太!元気か?いや今の現状元気とは程遠いかもしれないが大丈夫か?』
『今の所大丈夫ですが、高速さんの戦車は?』
高速『センチュリオンっていう中戦車だが不服か?』
『いえ、問題ありませんむしろ助かりました!こっちのチャーチルの人ちょっとやばい人だったんで…………』
高速『そうかそいつは災難だったな、だがすぐに俺達も向かうからそれまで踏ん張れよ!』
『はい!』
そうして無線機のスイッチを切った後さっきまで黙っていたエルマーが口を開いた
エルマー「ペン太、正面Ⅳ号戦車距離約3000」
「総員戦闘待機!ミリー!弾種
全員『了解!』
俺の掛け声1つで皆が緊張で空気が震える
ミリー「弾種AP装填完了!」
エルマー「車体固定確認」
ラナ「発射許可を車長」
機械みたいな動作で機械みたいな低く冷たい声が聞いて俺は興奮していた
これが戦闘だなと
ケント「車長チャーチルが動きました」
ペン太「そんなに出番がほしいなら与えてやるか、ラナ最初は俺の合図で撃て後は自由に撃て、ミリー・マリー弾が尽きるまで徹甲を装填しろ、エルマー俺の声以外聞くな、ケント他の連中に伝えろ」
全員『了解!!』
その後すぐチャーチルの発砲を皮切りに他も撃ち始め相手も撃ち始めた
先頭のⅣ号がチャーチルに砲塔を向けた瞬間その横腹が見えた
「ファイア!」
そのセリフと同時に俺の戦車から振動と薬莢の排出音を聞いて車窓を覗くと爆散したⅣ号を見つけた
「敵撃破、次右後方距離2000に軽戦車!」
ラナ「OK、ファイア!」
次の砲弾は躊躇わず発射され軽戦車の砲塔が吹っ飛んだ
周りを見ると味方の中戦車は3両殺られていてチャーチルは爆散していた
敵の方は予想より数が少なく15両しか来ていなくて残り3両しかいなかったおそらくあのチャーチルギリギリまで撃ちまくったんだな
そう思いながらチャーチルの残骸の横の敵戦車の残骸を見たその後残りの2両が撃破されていて最後の1両が逃げようとしていた
「ラストショットだ!殺れラナ!」
ラナ「OK!ファイア!」
ラナの引き金から放たれた最後の砲弾は吸い込まれるように敵戦車の弾薬庫に当て吹き飛ばした
その瞬間終了の警報が鳴り響いたどうやらあれが最後の戦車だったらしい
「ナイスショットだ、ラナ」
ラナ「当然じゃない!後で何か奢りなさいよ」
「そうしよかな~さっきまで騒いでたのは誰だったかな?」
ラナ「うぐっそ、それは……その………」
「まぁ今回はいいよ、後でみんなで打ち上げやるか」
そういうと皆喜んではしゃぎながらこれがゲームの世界でもこれが人でなくてもこいつらの笑顔を見るのは悪くないな
俺はそう思いながらゲーム終了のカウントダウンを待った
………後でラナの暇つぶし道具探しとくか
中々最初から戦闘シーン書くのはきつかった
次回は主人公の現実世界での名前がわかります