それでは
『どうぞ!!』
何時もの朝、何時もの登校、やっと高校生活が始まった、そう思った直後の朝
志希「…なんだあれ?」
焦凍「マスコミだろ、どうせオールマイトについて聞かせてくれって話だろ」
志希「なるほど…あ、相澤先生だ、塩対応すぎだろ…っと」
その背後を追って1人のマスコミが入ろうとしたのを見て志希は走りそのマスコミを後ろに引っ張る、その体制は奇しくもお姫様抱っこと言われる体制だった
志希「Hey、ここはちょっと防衛装置が厳重だからあんまり突っ込まない方がいいぜ…お嬢さん?」
マスコミ「え?…あ、ど、どうも」
ゆっくり下ろし落ちてたマイクを持たせる志希
志希「ま、これに懲りたらあんまり突っ込んだインタビューはしない事だな…いつか身を滅ぼすぜ?じゃ俺らこれから授業あるから…SeeYou♪」
マスコミに手を振りながら堂々と中に入る志希と焦凍、焦凍は行きみちずっと志希の横っ腹を抓っていた
相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもった、爆豪お前えもうガキみたいな真似するな能力あるんだから」
爆豪「……分かってる」
相澤「で?緑谷はまた腕ぶっ壊して一件落着か個性の制御いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通さねぇぞ、俺は同じ事言うのが嫌いだそれさえクリアすればやれることは多い焦れよ緑谷」
緑谷「っはい!」
相澤「それと、両儀さっきはお手柄だ、いくらマスコミとは言え怪我されるとあることない事書かれるからな」
志希「No problem.」
相澤「さて、本題だ…急で悪いが今日は君らに…」
(((なんだ…!?また臨時テストか!?)))
相澤「学級委員長を決めてもらう」
『学校っぽいの来たー!!!』
安堵からか大声で叫ぶ一同
切島「委員長!!やりたいですそれ俺!!」
耳郎「ウチもやりたいス」
峰田「オイラのマニフェストら女子全員膝上30cm!!」
青山「ボクのためにあるヤツ☆」
芦戸「リーダー!!やるやるー!!」
一同にやりたいと立候補が上がるそれに飯田が待ったをかける
飯田「多を牽引する責任重大な仕事だぞ…!「やりたい者」がやれるモノではないだろう!!周囲からの信頼あってこそ務まる聖務…!民主主義に則り真のリーダーを皆で決めるというのなら…これは投票目決めるべき議案!!!」
『そびえ立ってんじゃねーか!!何故発案した!!!』
志希「けど飯田の言う通りだぜ?やりてぇからやるでその仕事がしんどいからやっぱ辞めたは通じない割と責任重大な仕事だ、信頼ってよりはコイツなら出来るって奴に任せるのが適任だぜ?」
『そびえ…立ってねぇ!むしろ気だるげだ!?』
飯田「両儀君の言う通りだ!どうでしょうか先生!!!」
相澤「時間内に決めりゃ何でもいいよ」
そして投票がなされ飯田は
緑谷3票
八百万2票
その他1票となった
緑谷「僕3票!!!?」
その後委員長緑谷、副委員長八百万となって委員長決めは終わった
昼食
志希「なぁ焦凍、お前誰に入れた?やっぱ八百万か?」
焦凍「なんでそう思ったんだ?」
志希「お前が自分に票入れるとは思えないから…んで八百万2票ってことは誰かが入れたってことだし、何となく」
焦凍「まぁ、間違ってない」
志希「だろうな、お、緑谷じゃんそこ二人分席空いてっか?」
緑谷「両儀君に轟さん?うんいいよ、2人もいい?」
2人からも了承を得て席に着く2人、ちなみに志希の昼食はチリドック三本
麗日「両儀君そんだけでいいの?もっと食べるんかと思ってた」
志希「俺はこれでいいのさ…んでなんか言いたいことある?」
チリドックを頬張り飯田からの視線に気づき話しかける
飯田「あぁ、単刀直入に聞くが僕に票を入れたのは君なのか?」
志希「そうだが、なんか問題でも…あ、焦凍、そば半分くれよ」
焦凍「ん」
志希「サンキュー、あ、半分やるよ」
サラッと答え、焦凍からそばを貰い食べる
麗日(あれ?それって間接…)
その後飯田の家系について話していると警報がなる
『セキュリティ3が突破されました、生徒の皆さんは速やかに屋外へ避難してください』
飯田が上級生に聞くにセキュリティ3は何者かが侵入したとの事、志希はスパインに変身し焦凍を掴み天井付近まで退避する
志希「とりあえずここで様子見だな…焦凍どうかしたか?」
焦凍「なんでもない、それよりあれって今朝のマスコミだよな」
志希「ん?あぁそうみたいだな、っと飯田が動いたな…ん?」
焦凍「どうかしたか?」
志希が答えようとすると飯田が大声で叫ぶ
飯田「皆さん…大丈夫!!ただのマスコミです!何もパニックになることはありません大丈夫!!ここは最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう!!」
その後緑谷が飯田を委員長に推薦し、それを飯田が受け入れ交代することとなった
志希「なぁ俺からもひとついいか?」
相澤「なんだ、時間がもったいない早く言え」
志希「この学校に手が大量に着いた生徒と全身黒いモヤ見たいのでおおわれた教師とか居る?」
相澤「…生徒はともかくそんな教師は知らん…どうしてだ?」
志希「イヤ、波に攫われないように上で待機してた時に見えたんだよ、全員がパニックな中堂々と廊下を歩いてるその二人組みがさ、歩いてた方向からするに多分職員室に行ったんだと思って…まさか」
相澤「…その話は後でだとりあえず細かい委員を決めろ」
放課後、会議室に先生一同と志希がいた、その場にはその日非番の教師もいた
相澤「両儀、お前が見たのは全身に手をつけた男と黒いモヤのような人物…それで間違いないな?」
志希「あぁ、見た限り制服を着てなかった事とあからさまに冷静だったからおかしいと思ったんだ…あれはもしかして」
相澤「あぁ、お前が来る前に確認したが、1部パンフレットが無くなっていた、それも教師の担当する授業なんかについてのだ、そしてお前の考えた通り恐らくそいつらは…敵だ」
やはりと言った顔をする志希、しかしその時疑問に感じる
志希「職員室には誰もいなかったんで?普通誰かひとりはいてもいいのに」
相澤「全員がマスコミに対応してた、そこを突かれたんだ、態々来てもらって済まないな、もう帰っていい、さっきお前の家に電話したら念のために迎えに来るとのことだった、もう来てるだろうから帰っていいぞ」
会議室を出て下駄箱まで行くと焦凍達が待っていた
冷「さ、帰りましょ、今日は大変だったわね」
志希「あぁ、これからは用心した方が良さげだな」
ひとつの不安を抱えながら志希達は車で帰ることとなった
志希「なぁ走って帰ったらだめ?」
『だめ』
という訳で今回はここまで!次回からUSJとなります!
それではまた次回お会いしましょう!
『待て次回!!』