仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT 作:風人Ⅱ
そして戦いの場所は病院の外にある広場へと変わり、ディケイド達はそれぞれ武器を構えながらネビロスイリシットへと突っ込んでいき、ネビロスイリシットは杖を振り回してそれに応戦していくが五人の攻撃に圧され苦戦していた。
『ウガアァッ!グッ…チクショウ!どいつもこいつも…僕の邪魔をするなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
―ヒュンヒュンヒュンッ!ドガアァァァァァァァァァァァァァァンッ!!―
『グッ!?ウアァァァァァァァァアッ!!!』
痺れを切らしたネビロスイリシットは怒りの咆哮を上げながら杖から強烈な衝撃波を幾つも放ち、ディケイド達はそれを回避し切れず散らばるように吹っ飛んでしまう。
ゼロス『クッ!さっきより強くなってる…?!』
ディケイド『ッ…おそらくメモリの力に飲まれ掛けてるんだろう!厄介なことになる前にさっさと倒さないと……ん?」
態勢を立て直したディケイドとゼロスは再び身構えていき、辺り一帯を破壊し始めたネビロスイリシットに向かって突っ込もうとするが、そんな中ディケイドとゼロスに周りに異形の姿をした怪人達……レジェンドルガが現れたのだ。
ゼロス『?!レ、レジェンドルガ?!何でこんな所にまで?!』
ディケイド『チッ…どうせまたクアットロの使いだろ!こんな時に…―ブオォンッ!―…ん?』
周りを囲むレジェンドルガの大群にディケイドが舌打ちしているとディケイドのライドブッカーから一枚のカードが飛び出しディケイドはそれをキャッチした。そのカードはディケイドの身体に複数のデンカメンが装着された姿が描かれたカード…ディケイドが二度と使いたくはないと思っていたカードである。
ディケイド『な、何でこのタイミングでコレが出て来るんだ?!まさか…使えってか?!冗談じゃな『グオアァッ!』チィッ?!』
ディケイドは飛び出してきたカードを見て戸惑うが、レジェンドルガの大群はそんなことはお構いなしにとディケイドとゼロスに襲い掛かり、二人はすぐにそれをかわして後退していく。
ディケイド『クッ…!もうやけくそだ!どうなっても知らないぞ!』
『FORMRIDE:DECADE!CLIMAX!』
ディケイドは少し迷った後自棄になり、そのカードをディケイドライバーに装填すると電子音声が響き、それと共にディケイドの姿が深紅のシンメトリーな鎧にオレンジ色の瞳へと変化していった。
―キャンセラーの世界―
祐輔「無理!!無理ですって!!ギャリーにはもう乗りたくない!!」
智大「いいから来いって!長い時間乗ってればその内慣れるから!」
祐輔「いいですよ別に慣れなくても!!ていうか何でそんなにギャリーに乗せたがるんですか!?」
智大「なんでって……別にカノンがいなくて暇だから代わりに祐輔を弄ろうだなんて考えていないぞ?」
祐輔「今のが明らかに本音だよね!?嫌だぁ!!絶対に乗りたくないっ!!誰か助け―――!!」
―バシュゥンッ!―
智大「―――!?祐輔が…消えた…?」
―クロノスの世界―
―ドッガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!―
闘牙『ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーっ!!?死ぬ!!今度こそホントに死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーっ!!!?』
シヴァ『…やっと皆に会えたと思ったら…なんでよりによってこんな所にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーっ!!!?』
『Full Charge!』
冥王『ほーらほら…口より先に手を動かさないと、気を抜いたら真っ先に"死"なの♪エンド・オブ・ワールド……ブレイカアァァァァァァァァァァァァァーーーーーーっ!!!!』
―ドッガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!―
『嫌あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっっ!!!?』
―ドゴオオォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!……バシュゥンッ!―
冥王『……あれ?…消えた?』
―エクスの世界―
はやて「稟ちゃんの……ドアホォォォォォォォォォォーーーーっっ!!!」
―ズガァンッ!!!!―
稟「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!?ちょ、はやてさん!?シュベルツクロイツは危ないですってホント!?ていうか何故そんなお怒りに!?」
はやて「稟ちゃんが悪いんやで?!さっきの女性局員とあんな楽しげに話して……しかもかなりの巨乳!」
稟「いや違いますって!!あれはただ仕事の件を話してただけでそれ以上の意味は全く…!!」
はやて「問答無用ーーーーーーーーっ!!!!」
稟「ちょ!?ストップストップストップ!!ちょっと待ってホントに待っ―――!!」
―バシュゥンッ!―
はやて「ッ!…え?…稟…ちゃん?」
―firstの世界―
―ズドドドドドドドドドドドドドォッ!!!!!―
滝「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーっっ!!!?」
はやて「滝君!!今日こそ絶対にユルサヘンヨ!!!」
フェイト「朝からギンガとイチャイチャイチャイチャ!!少し頭を冷やしなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!�」
滝「これじゃあ冷やすどころか頭ぶっ飛ぶだろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!?」
―…ヒュンッ!ズガアァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!―
滝「ちょ?!危なぁっ!?って…チ、チンク!?」
チンク「おやおや…避けては駄目だろう滝殿?それでは上手く当てられないではないか♪」
滝「お、お前もか!?ていうか挟み撃ち!?」
フェイト「追い詰めた!!サンダァァァァ!!スマッシャアァァァァァァァァァァァーーーーっっ!!!!」
チンク「チェックメイトだ、滝殿……IS!ランブルデトネイターッ!!!!」
はやて「これで詰めや!!来よ、白銀の風!!天よりそそぐ矢羽となれ!!フレースヴェルグッ!!!」
―ズドオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!―
滝「……あ、終わったっ…(涙」
―…バシュゥンッ!ドガアァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!―
チンク「……む?」
はやて「……あれ?」
フェイト「……え?…滝?」
―ライダー少女Wの世界―
そして場所は戻ってライダー少女Wの世界。ディケイドの姿が変わったと同時にディケイドの周りに歪みが発生しそこから複数のデンカメンが現れディケイドの鎧に装着されていくと、ディケイドはディケイド・Climaxフォームへとフォームチェンジしていった。
ゼロス『?!変わった…?!』
D闘牙『―――…あれ?』
Dエクス『こ、此処は…?』
ディケイドC『うっ…暫くぶりとは言え…やっぱり気持ち悪いっ』
ディケイドCは身体に装着されているデンカメン達を見て身体が疼痒く感じ、呼び出されたデンカメン達は自分の状態や周りの風景を見て少し困惑していた。
Dシヴァ『さ、さっきまで訓練所にいた筈なんだけど…それにこの姿って……』
Dキャンセラー『これってもしかして…まさかClimaxフォーム?!』
Dfirst『てことは…零!お前が呼んだのか!?』
ディケイドC『あぁ…すまないな皆…嫌だとは思うんだが、悪いがもう一度力を貸してく―――』
『―――ベストタイミング!!ありがとうっ!!!!(大泣』
ディケイドC『……えぇっ?』
何故か全員揃っていきなり泣きながらお礼を言い出したデンカメン達にディケイドCは訳が分からず唖然となってしまうが、そんな中レジェンドルガの大群が再びディケイドCとゼロスに向かって突っ込んできた。
ディケイドC『…ッ!と、取りあえず奴らを蹴散らすぞ!カノン、皆、行くぞ!』
ゼロス『あ、はい!』
『応っ!!!』
まだ少し戸惑った様子を見せながらもディケイドCはライドブッカーをSモードに展開しレジェンドルガ達に突っ込み、ゼロスはゼロスブッカーから一枚カードを取り出しドライバーへとセットしていく。
『FORMRIDE:SABER!』
電子音声が響くとゼロスの姿が青と銀を基礎にした姿……セイバーフォームへと変わり、手に握られた剣…ナイトブレードを構えディケイドCと共にレジェンドルガ達へと向かっていく。
『セェアァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!』
―ザシャァッ!ズバアァッ!ザシュウゥゥッ!!―
『ウグオォォッ!!?』
ゼロスS『ヤアァァァァァァァァァァァッ!!!』
―ズバァッ!ドオォンッ!ズシャアァァッ!!―
『ヌアァァッ!!?』
ディケイドCはデンカメン達と息の合った動きで巧みな剣捌きをレジェンドルガ達に繰り出し、ゼロスSも負けじと目にも止まらぬ速さの太刀筋でレジェンドルガ達を斬り飛ばしていく。
ディケイドC『ハアァッ!よし…今だ!行くぞ皆!』
『(あぁ) (はい)!!』
ゼロスS『はい!』
ディケイドCとゼロスSはブッカーからそれぞれカードを一枚ずつ取り出し自分達のドライバーに装填するとスライドさせていく。
『FINALATTACKRIDE:E・E・E・EXE!』
『FINALATTACKRIDE:SABER!』
電子音声が響くとディケイドCの身体に装着されていたDエクス、Dキャンセラー、Dシヴァ、DfirstがディケイドCの両腕に装着されていき、それと同時にデンカメン達からエネルギーが放出されライドブッカーの刀身が黄金の光を放ち出し、ゼロスSの持つ剣も黄金の光に包まれていく。そして……
『ハアアァァァァァッ……シャイニングッ!!』
ゼロスS『エクスッ!!』
『カリバアァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーッ!!!!』
『ウ、ウガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーッ!!!!?』
―ズバァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!ドゴオォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!―
ディケイドCとゼロスSの放った黄金の斬撃波が一つの閃光となってレジェンドルガの達に炸裂し、レジェンドルガ達は断末魔と共に爆発に飲み込まれ跡形もなく消滅した。そしてそれを確認したディケイドCは元の姿へと戻り、デンカメン達もそれぞれ自分達の世界へと戻っていった。
◆◇◆
一方、トランスとディケイド(ツカサ)とダブルはネビロスイリシットの攻撃を防ぎながら反撃していた。だがネビロスイリシットの猛攻は止まらず、痺れを切らしたトランスは懐から白銀のメモリを取り出しトランスドライバーへとインサートした。
『LUMINA!』
『LUMINA TRASC!』
電子音声が響くと煌めく様なメロディーと共にトランスの姿がオレンジから白銀となり、瞳の色も黄色へと変わっていく。これがルミナのメモリを使ったトランスのフォーム……トランス・ルミナフォームである。そしてトランスLはライドブッカーをGモードに切り替えると、銃口をネビロスイリシットに向けて構えていく。
トランスL『さぁ!此処からキツイの、ドンドン行くよ!シュートッ!!』
―バシュンバシュンバシュンバシュンバシュン!!―
『ッ?!なッ?!ウグアァァッ!!?』
トランスLのライドブッカーから複数放たれた白銀の砲撃がそれぞれ軌道を変えながらネビロスイリシットに直撃し、ネビロスイリシットはそれらの動きに対処が間に合わず大ダメージを受けて吹っ飛んでいった。そしてそれを見たディケイド(ツカサ)は直ぐさまダブルの背後に回り、ライドブッカーからカードを一枚取り出しディケイドライバーへとセットした。
『FINALFORMRIDE:D・D・D・DOUBLE!』
ディケイド(ツカサ)『翔子、ちょっとくすぐったいよ』
W(翔子)『え…?ちょっ?!もしかして?!―ドンッ!―ウアァァッ!?』
ディケイド(ツカサ)が何をしようとしているのか理解したダブルは慌てて背中を隠そうとするが、ディケイド(ツカサ)は構わずダブルに背を向けさせて背中を開いていき、ディケイド(ツカサ)はダブルの背中に手を突っ込むと緑を基礎とした姿をしたダブル…『Wサイクロン・サイクロン』を引っ張り出し、更にダブル(翔子)は黒を基礎とした姿『Wジョーカー・ジョーカー』へと超絶変形したのであった。
トランスL『え……えぇ?!翔子ちゃんの中から…もう一人のダブル?!』
ディケイド(ツカサ)『お~!おめでとう!元気な女の子ですよ~♪』
W(C)『バブ~……』
W(J)『うぅ…またこんな羞恥プレイをさせられるなんて…ていうかフィリスもそれいらないよ!!』
W(C)『そう?私は結構気に入ってるんだけど』
ファイナルフォームライドをされた事に涙目になって叫ぶW(J)だが、それとは対照的にW(C)は楽しげに微笑んでいた。そして四人がそんな会話をしていると、ディケイド(ツカサ)とW達に吹っ飛ばされたネビロスイリシットがうねり声を上げながら近づいてきた。
W(J)『さぁて、こっからが本番だよ!』
『お前等ぁぁ!何処までも僕をコケにする気か?!』
W(C)『コケにするとかしないとか、そんな事にこだわってる辺りで器量が小さいと思うけど?』
トランスL『依頼者だからってずっと押さえてきたけど…もう手加減はしないからね!』
ディケイド(ツカサ)『そゆ事♪だから速めにケリを付けさせてもらうよ!』
ディケイド(ツカサ)はネビロスイリシットに向けてそう言うとライドブッカーからカードを一枚取り出しディケイドライバーへとセットしてスライドさせ、それに続くようにトランスLもトランスドライバーにインサートされているメモリを引き抜きライドブッカーにセットした。
『FINALATTACKRIDE:D・D・D・DOUBLE!』
『LUMINA!MAXIMUM DRIVE!』
電子音声が響くと共にトランスはライドブッカーGモードの銃口をネビロスイリシットに向けていき、ディケイド(ツカサ)とW達は同時に上空へと高く跳び上がりネビロスイリシットに向けてキック態勢に入っていく。
『グゥ…そうさせるかぁっ!!』
ネビロスイリシットは上空から向かって来るディケイド(ツカサ)とW達に杖を向け迎撃しようとするが…
トランスL『やらせない!ルミナ、シャイニングブレイカアァァァァァァァァァァァァーーーーッ!!!』
―シュウゥゥゥ…ズガアアァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!―
『な…ヌグアァァァァァァァァァァァッ!!?』
トランスLはライドブッカーGモードを構えネビロスイリシットに巨大な白銀の閃光を放ってネビロスイリシットを怯ませ、その隙にディケイド(ツカサ)とW達はネビロスイリシットに跳び蹴りを放っていく。
『ヤアァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!!』
『ウ…ウアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーっっ!!!?』
―ドゴオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!―
ディケイド(ツカサ)とW達の必殺技、トリプルエクストリームがネビロスイリシットに炸裂し、ネビロスイリシットは断末魔を上げながら爆発に飲み込まれ爆発が晴れると変身が解除された誠が地面に倒れており、その近くには粉々に砕け散ったメモリが転がっていた。そしてそれを確認した四人は変身を解除したのであった。