仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第十三章/セイガの世界⑥

 

ベリアスの放った闇の力に飲まれて暴走し、セイガや仲間達に襲い掛かるクウガ。更にそんな仲間達の下へ駆けつけようとした零達の前に突然現れた鳴滝の刺客と謎の集団。そのどちらの戦いも乱戦となって激しさを増し、そんな中クウガAMは変身が解除された練次にトドメを刺そうとしていたのだった。

 

 

練次「クッ…ぁっ……!」

 

 

クウガAM『グゥゥゥゥ……アァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!』

 

 

なのは?「止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!」

 

 

ティアナ「待ってなのはさんッ!駄目ぇッ!!」

 

 

練次にトドメを刺そうと片手を振りかぶるクウガAMを止めようとなのは?が駆け付け、ティアナ達はそんななのは?を引き留めようと慌てて走り出し、クウガAMは関係ないと言わんばかりに練次の胸を貫こうとした。だが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!―

 

 

 

 

 

 

クウガAM『ッ?!ウグアァッ?!』

 

 

『……えっ…?』

 

 

突如クウガAMの背中に無数の銃弾を撃ち込まれ、そのショックでクウガAMは練次から手を放し吹っ飛ばされていったのだ。突然の事になのは?達は訳が分からず呆然と立ち尽くしてしまい、それが放れてきた方へと振り返ると……

 

 

 

 

 

 

 

 

ベル「―――ふ~ん…何だか面白そうな事してるじゃない?」

 

 

ギンガ「……え?」

 

 

ナンバーズ『だ、誰…?』

 

 

其処にいたのは面白そうなな物を見つけた子供のような笑顔を浮かべる見知らぬ銀髪の少女……そう、先程音信不通となったルミナを探してその場を通り掛かり、大輝のディエンドライバーと同じ銃を構えたベルの姿があったのだ。

 

 

ベル「古代の戦士クウガ…成る程、どうやら闇に堕ちて自我を失ってるみたいね?」

 

 

クウガAM『グッガァッ……ガアァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!!』

 

 

ベル「ま、アルティメットフォームになってないだけでもマシってところかしら……その姿で何処までの力を持っているのか、試してあげるわ」

 

 

咆哮するクウガAMを見据えながらそう言うと、ベルはポケットから一枚のカードを取り出して銃に装填し、スライドさせていく。

 

 

『BRAVE/HEROINERIDE――』

 

 

移鬼『ッ?!あ、あれって…?!』

 

 

ティアナ「大輝さんの…ドライバー?…まさか?!」

 

 

移鬼やティアナ達はベルが持つ銃を見て驚愕の表情を浮かべ、ベルは電子音声と共に銃の銃口を自身の上空に掲げていく。そして……

 

 

ベル「…変身ッ!」

 

 

『DI-END!』

 

 

ベルが引き金を引くと再度電子音声が鳴り響き、それと同時に三つのビジョンが出現しベルを中心に辺りを駆け巡っていく。そしてビジョンが全てベルに重なると灰色のアーマーとなり、最後に上空に現れた紋章が複数のプレートへと変わりベルの頭部にあるリボンに収まっていく。そして全てのプレートが収まり終えると灰色のアーマーはシアンへと変化していったのだった。

 

 

ギンガ「へ、変身した?!」

 

 

移鬼『あれって…ディエンド?!でも姿が…?』

 

 

いきなりディエンドに似た戦士に変身したベルに一同は驚愕して戸惑ってしまい、そんな一同を他所に変身したベル……深淵の守護者ディエンドは左腰のカードホルダーから二枚のカードを取り出し、手に持った銃……ディエンドライバーに装填しスライドさせていった。

 

 

『BRAVERIDE:ROCKMAN G!HEROINERIDE:ZEKS VALKYRIE!』

 

 

ディエンド(ベル)『貴方の相手はコレよ……フッ!』

 

 

―バシュウッ!―

 

 

電子音声が鳴り響くと共にディエンドライバーの引き金を引くと、辺りに複数の残像達が出現し駆け巡っていく。そして残像達がそれぞれ重なるとそれらは黒い姿をしたライダーではない戦士と少女となっていったのであった。

 

 

クウガAM『ッ?!』

 

 

ナンバーズ『な、なにあれ…?』

 

 

ティアナ「ライダー…?違う…何なのアレ?!」

 

 

ディエンド(ベル)が喚び出したライダーではない戦士達にクウガAMやティアナ達は困惑してしまい、ディエンド(ベル)はそれに構わずクウガAMを指差すと二人の戦士…『ロックマンG』と『ゼクスヴァルキリィ』はクウガAMへと向かっていくのだった。

 

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 

オーガ『――撃てえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!』

 

 

『ムンッ…ハアァッ!!』

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァッ!!!ズドオォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!―

 

 

ディケイド『ッ?!グアァァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

ケイオス『ウアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

―ドッガアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!!―

 

 

はやて「ハァ、ハァ…ッ?!れっ、零君ッ!!竜胆君ッ!!」

 

 

その一方、Wイリシット達の一斉攻撃を喰らいディケイドとケイオスは爆発に飲み込まれて吹き飛ばされてしまい、その場に駆け付けたはやては慌てて吹っ飛ばされた二人の下へと走り寄っていく。

 

 

はやて「ふ、二人共しっかりしてッ!しっかり!!」

 

 

ケイオス『ッ…くっ……は、はやてかっ……?』

 

 

ディケイド『ッ…ば、馬鹿っ……なんでこんなところにっ…!』

 

 

はやての必死な呼び掛けで失いかけた意識を取り戻し、ディケイドとケイオスは両腕に力を篭めてボロボロの身体を何とか起こそうとする。しかし、そんなディケイド達を見たオーガ達は苛立ちを篭めて舌打ちしていた。

 

 

オーガ『チッ……あれでもまだ数値に変化無しかよ…相変わらずしぶとい奴だな…』

 

 

『ふむ…どうやら力を抑えすぎた様ですね。もう一度試してみますか?』

 

 

オーガ『いいや、これ以上やったらマジで死んじまう…クソッ…どうすっかな?正直あれに賭けてたから他に手がねぇぞ…』

 

 

未だ何の変化も示さないディケイドにオーガは思わず毒づき、他の手がなくなった事に内心焦りを浮かべていた。だが、Wイリシットはそんな様子を見せずディケイド達に寄り添うはやてを怪しげに見つめていた。

 

 

『……他に手がないなら、彼女を使ってみるのはどうでしょう?どうやら彼女はあの破壊者にとって大切なモノのようですし……もしかしたらということもあるかもしれません』

 

 

ファム『ッ!ダメ!はやてだけは絶対ダメッ!!』

 

 

ディケイドがなにかしらの反応を示しそうなはやてを使ってみないかと呟いたWイリシットの言葉にファムが珍しく叫び出し、大声で猛抗議しながらWイリシットへと詰め寄ろうとする。が、オーガはそんなファムを片手で制止して止めてしまう。

 

 

オーガ『……一応聞くが、殺しはしないだろうな?』

 

 

ファム『ッ?!真也!!』

 

 

『…フフッ…勿論ですよ。私とて無抵抗の女性を手に掛けるのは気が引ける……せいぜい凍り付けにして動けなくさせるだけです』

 

 

Wイリシットは不気味な笑みを浮かべながらオーガにそう答えると、両手に凄まじい冷気を集束させて一歩前に踏み出していく。それを見たファムは直ぐさまWイリシットへと掴み掛かろうとするが、オーガが目の前に立ちはだかりファムを押さえ込んだ。

 

 

ファム『ッ!離して真也ッ!!はやてはダメ!!絶対ダメッ!!』

 

 

オーガ『…いい加減にしろ麻衣。これは任務なんだぞ?なのにお前は……自分の私情でそれを潰すつもりか…?』

 

 

ファム『ッ?!…………ッ』

 

 

低い声で囁いたオーガの言葉にファムは抵抗を止めてしまい、ダランと力無く両腕を降ろしてしまった。Wイリシットはそんな二人の様子を横目に二人に気付かれないように鼻で笑う。

 

 

『(本当に甘い御方達だ…因子を早く目覚めさせたいなら、破壊者の心を壊して見境を無くしてしまえばいいのです―――そう、彼女の『死』というショックを与えてねぇ……フフッ)』

 

 

Wイリシットは歪な笑みを浮かべながら両手に力を篭めてディケイド達を見据え、それに気づいたはやてはディケイドとケイオスの前に立ちはだかっていく。

 

 

ケイオス『ッ?!お、おい!何やってんだっ!?』

 

 

はやて「ッ…わ、私かて…私かて二人を守れるっ!!魔法が使えんでもっ…身体さえあれば盾にっ…!」

 

 

ディケイド『ッ?!何言ってるんだ馬鹿!!早く逃げろ!!お前まで殺されるぞッ!!』

 

 

両手を広げてWイリシット達の前に立ちはだかるはやてだが、その身体は僅かに震えている。そんなはやての姿を見たディケイドとケイオスは無理矢理傷ついた身体を起こそうとするが、先程の一斉攻撃によるダメージが響いてるせいでまともに動けずにいた。そして……

 

 

『ほう?身を呈して彼等を守ろうというわけですか…大した勇気だ。ならばその勇気に免じて………一思いに逝かせてあげましょうっ!!』

 

 

―シュウゥゥゥゥ……ドバアァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

Wイリシットは冷気を集束させた両手をはやてに向かって突き出し、それと同時にWイリシットの両手から凄まじい冷気が放たれていった。放たれた冷気は地面を凍てつかせながら物凄い勢いではやてに迫り、はやては涙ぐみながら両目を強く瞑った。その時……

 

 

 

 

ディケイド『――グッ!!アァァァァァァァァァァァァァァァァァアァッ!!!』

 

 

『…なッ?!』

 

 

ケイオス『ッ?!零ッ!!』

 

 

―ガバァッ!!―

 

 

はやて「…ッ?!零君ッ?!」

 

 

冷気がはやての目前にまで迫った瞬間、ディケイドは残った力を振り絞って傷ついた身体を無理矢理起こし、はやてを全力で抱き留め自身を盾にするように冷気から背中を向けていったのだった。ディケイドのその予想外の行動にオーガ達やWイリシットは思わず身を乗り出し、冷気がディケイドとはやてを包み込もうとした、その瞬間……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ATTACKRIDE:FIRE WALL!』

 

 

―ボアァァァァァァァァァァァァァァァァアァッ!!ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガァッ!!―

 

 

『……ッ?!』

 

 

ケイオス『なっ……』

 

 

ディケイド『……?』

 

 

はやて「……え?」

 

 

突然何処からか電子音声が響き、その直後ディケイドとはやての目の前に炎の壁が出現し冷気を防いでいったのだ。いきなりの事態に状況が呑み込めない一同は冷気とぶつかり合う炎の壁を見て呆然としていると…

 

 

 

 

『――全く、何時までボーッとしてるのよ?いい加減シャキッとしなさい』

 

 

『…ッ?!』

 

 

ディケイド達の背後からいきなり少女の声が聞こえ、それを聞いたディケイド達は直ぐさま立ち直り背後へと振り返った。すると其処には仮面を身につけた二人の人物……一人は白に近い灰色のスーツを纏いディエンドライバーと酷似した銃を持ち、一人は赤に近い姿に右腕にタッチパネルを装着した見慣れないライダーがこちらへと歩み寄ってきていた。

 

 

ディケイド『ッ?!お前は…ディサイド?!永森 やまとか?!』

 

 

ディサイド『えぇ、久しぶりね別世界のディケイド?変わりないようで安心したわ……色んな意味でね』

 

 

そう、其処にいたライダーの一人は以前零達が訪れたスケィスの世界で出会ったやまとが変身するライダー……『ディサイド』だったのだ。

 

 

ディケイド『お前、どうしてこんなところに…?!』

 

 

ディサイド『私もちょうどこの世界に来てて大輝の店でお茶してたのよ。まあ、今は大輝に頼まれて迷子を探してた途中なんだけど……それでこの辺に来てみたら、アンタ達がソイツ等とやり合ってる現場を見付けたってワケ』

 

 

呆然と問いかけてきたディケイドにディサイドは表情一つ変えずにそう答え、その間にもう一人のライダーは軽い足取りでディケイド達の間を通りすぎ、オーガ達と対峙していく。

 

 

『ほぉ~…あれが例の追跡者っていう奴等とイリシットとかいう奴か。想像してたのと少し違うなぁ…』

 

 

ディサイド『でしょうね。私もこうしてアイツ等の姿を拝むのは始めてだし……まぁ、今まで表には出ないように動き回ってみたいだから、無理もないけど…』

 

 

そう言いながらディサイドは手に持った銃を指で回転させながらライダーの隣に立ち、オーガ達と対峙していく。そしてその二人を見たオーガはバツが悪そうな表情を浮かべながら舌打ちしていた。

 

 

オーガ『チッ!ディサイドに爆裂者だと……何であの悪魔野郎がこんなとこにいんだよっ?!』

 

 

『…?爆裂者……あぁ、確か混沌の世界に住むという悪魔のライダーでしたか。噂では聞いていましたが、まさか本当に実在していたとは…』

 

 

オーガ『呑気な事言ってる場合じゃねぇだろ!クソがっ…全軍突っ込めっ!奴が能力を使う前に何がなんでも任務を果たせっ!!』

 

 

『ウオォォォォォォォォォォォォォォォォオッ!!』

 

 

オーガがオーガストランザーの切っ先をディケイド達に向けるとライオトルーパーとローカストの大部隊はディケイド達へと突進し、G4も大群と共にディケイド達へと突っ込んでいく。

 

 

ケイオス『お、おい!また来やがったぞ?!』

 

 

ディケイド『チィッ…!』

 

 

ディサイド『……グレイ、出番よ』

 

 

『あ~いよ。んじゃ、身の程知らずの馬鹿共にお灸を添えてやるか』

 

 

G4達に向けて身構えていくディケイドとケイオスだが、ディサイドはそんな様子を見せずにライダーに呼び掛け、ライダーはヘラヘラとした態度でそれに答えながら右腕のタッチパネルを操作し手の甲のボタンを押していった。

 

 

『G4!LOCASTO!RIOTROOPEA!DELETE!』

 

 

電子音声が響くとライダーの左右両側に三つの残像が出現していく。その残像とは……

 

 

ディケイド『…ッ!あれは…?!』

 

 

ケイオス『G4にローカストとライオトルーパー…だと?!』

 

 

そう、ライダーの左右両側に現れた残像の正体は自分達が戦っている敵と同じライダー…G4、ローカスト、ライオトルーパーの残像達だったのだ。だが、三つの残像達は現れてすぐ粉々に砕け散って消えてしまい、その次の瞬間……

 

 

 

 

 

 

―……ジジィッ…ズザザザザザザザザザザザザザザザザザザァッ!!!―

 

 

G4『…………ッ?!!』

 

 

『ッ?!ウグアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

オーガ『?!なッ…?!』

 

 

『ッ?!』

 

 

ディケイド達に襲い掛かろうとしたG4、ローカスト、ライオトルーパー達の足元にそれぞれのシンボルである巨大な紋章が出現し、G4達はそれに捕らえられたように動かなくなり戦闘不能になっていったのだ。そしてそれを見たディサイドは左腰のカードホルダーから一枚のカードを取り出し、手に持った銃…ディサイドライバーに装填しスライドさせていった。

 

 

『FINALATTACKRIDE:DI・DI・DI・DI-SIDE!』

 

 

電子音声と共にディサイドがドライバーの銃口をG4達に向けると、銃口の周りから数十枚のディメンジョンフィールドが出現していく。そして……

 

 

ディサイド『…ハァッ!』

 

 

―カチッ…ズドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

 

『グ、ヌアァァァァァァァァァァァァァァアーーーーーーーーッッ!!?』

 

 

G4『……ッ??!!!』

 

 

―ドッガアァァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

ディサイドが引き金を引くと同時にドライバーの銃口から巨大なエネルギー弾が撃ち出され、G4と大部隊の半分はそれを受けて爆発し跡形も残さず消滅していったのであった。

 

 

はやて「す、凄い…�」

 

 

ディサイド『ホラ、何時までノンビリしてるつもりよ?此処は引き受けてあげるから、早く二人を連れて行きなさい』

 

 

はやて「へ…?連れてけって……私一人で?!無理や!いくら私でも二人纏めては無理やって?!�」

 

 

ディサイド『…ハァ、仕方ないわね…』

 

 

流石に女一人の手で男二人を抱えていくのは無理があるのだろう。両手を振って無理ッ!と断言するはやてにディサイドは呆れたように溜め息を吐き、おもむろに左腰のホルダーから五枚のカードを取り出しディサイドライバーへと装填してスライドさせていった。

 

 

『LYRICALRIDE:FATE!SIGNUM!CARO!』

 

 

ディサイド『あの化け物達にはコレで……』

 

 

『SUMONRIDE:SHOU!JENOS!』

 

 

ディサイド『周りの雑魚達にはコレね……フッ!』

 

 

ディサイドがそう言って引き金を引くと、ディサイドの目の前に複数の残像が走りそれぞれ重なっていき、一つは黒い斧を持った金髪の女性、一つは剣を持ったピンクの髪の騎士、一つは薄いピンク色のローブを纏った桃色の髪の少女となって姿を現し、オーガ達に向かって突っ込んでいった。

 

 

はやて「?!フェ、フェイトちゃん?!それにシグナムにキャロまで…?!」

 

 

ディケイド『…いや、あれは本物じゃない。ディエンドがライダーを呼び出すのと同じただの幻影だ…』

 

 

ケイオス『………じゃあ、あの二人もただの幻影なのか?』

 

 

ディケイド・はやて『…………え?』

 

 

オーガ達と戦うフェイトとシグナムとキャロを見つめるディケイド達の隣でケイオスは別方向を指差し、二人がその指先を目で追っていくと……

 

 

 

 

 

 

 

 

翔「ΣΣここ何処ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーっっ?!!」

 

 

ジェノス「ΣΣなんでいきなりこんなトコにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっっ?!!」

 

 

『ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーッッ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

ディケイド『…………………………………』

 

 

はやて「………………………………………」

 

 

ライオトルーパーとローカストの大群の中心。其処には先程のサモンライドで喚び出され、半ば混乱しながら大部隊と戦う知り合い達の姿があったのだった……

 

 

ケイオス『……なぁ、あの二人って』

 

 

ディケイド『え?誰かいたか竜胆?俺にはナニも見えないし聞こえないぞ?』

 

 

ケイオス『…はやて?』

 

 

はやて「キバッてや三人共!!零君と竜胆君の無念を晴らすんやぁーーっ!!」

 

 

あの二人について質問してくるケイオスに対し、明後日の方を見るディケイドとフェイト達を全力で応援するはやて。……どうやら、何も見なかった事にするつもりのようだ。

 

 

ディサイド『雑魚達の駆除はあの二人に任せておけばいいでしょ……三分経てば勝手に元の世界に戻るし。それじゃあグレイ、あとはお願いね』

 

 

『あいよ。適当に戦ったらすぐ切り上げるから、後で風麺で合流なぁ~』

 

 

ライダーは片手を軽くぶらぶらさせながら答えるとWイリシットへと突っ込んで殴り掛かっていき、それを確認したディサイドはケイオスに歩み寄り身体を起こさせていく。

 

 

ディサイド『さぁ、いきましょう?こうしてる間にも貴方達の仲間も大変な目に合ってるみたいだし…』

 

 

はやて「…ッ!そやった!零君、竜胆君、急がんとティアナ達が!�」

 

 

ディケイド『ッ…そうだな…此処はアイツ等に任せて、急ぐぞっ…!』

 

 

ディケイドはオーガ達と戦うライダーと翔達を見つめながらはやての肩を借りて立ち上がり、変身を解いてティアナ達の元へと向かっていくのであった。

 

 

 

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