仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第十三章/セイガの世界⑦

 

その一方、クウガAMは獣の如く激しい猛攻でロックマンGとゼクスヴァルキリィを圧倒していき、二人はクウガAMの猛攻に圧され追い詰められていた。そしてクウガAMは二人から一旦距離を離すと両足に力を溜め、勢いよく走り出すと空高く飛び上がり、そして……

 

 

クウガAM『ハアァァァァ…ウオォォォォォォォォォォォォォォォオッ!!!』

 

 

―ドゴオォォォォォオンッ!!―

 

 

『グッ?!ウアァァァァァァァァァァァァァァアッ!!』

 

 

―ドッガアァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

クウガAMの放った跳び蹴りが二人に炸裂し、それを受けた二人は断末魔を上げながら吹っ飛ばされ爆発していったのだった。

 

 

ディエンド(ベル)『へー…思ったよりやるじゃない?以外と楽しめそうな展開になってきたわね』

 

 

クウガAM『ハァ…ハァ…ハァ……ウゥゥゥゥオォォォォォォォォォォオッ!!』

 

 

ロックマンG達を容易く倒したクウガAMに感心したように言うディエンド(ベル)だが、クウガAMはお構い無しにと今度はディエンド(ベル)に標的を変え走り出していき、それを見たディエンド(ベル)も応戦しようとドライバーの銃口をクウガAMに向けた。その時……

 

 

 

 

 

 

 

 

移鬼『もう止めて下さい!優矢さんがそんなことする姿なんてっ……きっと綾瀬さんだって望んでませんよっ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

クウガAM『…ッ?!ウッ…ァ…ガッ……!』

 

 

移鬼が必死の思いでそう叫んだ瞬間、それを聞いたクウガAMはディエンド(ベル)に突っ込むのを止め、突然頭を抑えながら苦しげに膝を付いていった。

 

 

ティアナ「…え?ゆ、優矢さん…?」

 

 

ディエンド(ベル)『…なんだ。思ったより早く意識が戻りそうね……もう少し遊べると思ったんだけど』

 

 

移鬼『…え?』

 

 

ガッカリしたというように肩を落とすディエンド(ベル)の言葉に移鬼は思わず聞き返してしまうが、その一方でクウガAMは何かからもがくかのように頭を抑えて苦しんでいた。

 

 

 

 

 

 

―…私の笑顔の為に、あんなに強いなら…世界中の人の笑顔の為なら、貴方はもっと強くなれる…―

 

 

 

 

 

 

クウガAM『ァ…グッ!…アァァァァッ……!』

 

 

 

 

 

 

脳裏に鳴り響く声。クウガAMは頭を抱えたまま地面を何度も転がり苦しげな声をあげていく。そして……

 

 

 

 

 

 

―私に見せて…優矢…あなたの力を…―

 

 

 

 

 

 

クウガAM『…ッ!!ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!』

 

 

―シュゥゥゥゥ……シュバアァァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

『ッ?!』

 

 

クウガAMは身体をのけ反りながら悲痛な叫びをあげ、それと共にクウガAMの身体から黒いオーラが噴き出し辺りに拡散していったのだった。そしてソレが徐々に収まって視界が晴れていくと……

 

 

 

 

優矢「……………」

 

 

 

 

ギンガ「ッ!優矢君!!」

 

 

其処には変身が解け、地面に倒れ伏せて気絶する優矢の姿があったのだ。それを見たティアナとギンガは直ぐさま優矢へと駆け寄って優矢の身体を抱え、移鬼とナンバーズも変身を解除し二人の後を追っていった。

 

 

スバル「しっかりして下さい優矢さん!優矢さんっ!」

 

 

優矢「……ぅ……ぁ……」

 

 

ティアナ「ッ!…大丈夫、ちゃんと意識はあるみたい…」

 

 

微かに息を零した優矢を見てティアナは安心したように吐息を漏らし、スバル達も安心からか気が抜けたようにその場に座り込んでしまう。

 

 

ディエンド(ベル)『(ふーん…僅かに残った自我で心を染めかけた闇を打ち払った訳か……大した精神力の強さね)』

 

 

ディエンド(ベル)はそんな様子見つめながら一人そう思い、変身を解除しベルへと戻っていく。そんな中、橋の外の方からそれぞれのバイクに乗った零とはやて、竜胆とやまとがティアナ達を追いかけて現場にやって来た。

 

 

ギンガ「…ッ!あれは…零さん!」

 

 

ヴィヴィオ「パパッ!」

 

 

現場にやって来た零を見たギンガ達は漸く合流出来た喜びからか落ち着いた表情になっていき、零達もすぐにバイクから降りギンガ達の下に駆け寄っていく。

 

 

竜胆「ワリィ皆!少し遅れた…!大丈夫か?!」

 

 

ティアナ「あっ、私達なら大丈夫です。大した怪我もありませんし…」

 

 

零「…そうか…良かった。だが、なんなんだこれは?一体何があった?」

 

 

ティアナ達の無事を知って一安心する零達だが、ティアナ達に抱えられる優矢やなのは?の支えられる練次の姿を見て状況が掴めず戸惑っていた。

 

 

ギンガ「それが…私達にも分からないんです。あそこにいるなのはさんがベリアスに襲われかけたのを優矢君が助けに入ったんですが…優矢君はベリアスの攻撃から私達を庇って、そのせいで様子が可笑しくなって暴走を……」

 

 

はやて「暴…走…?」

 

 

ティアナ「はい…それで、優矢さんに襲われたところをあの人がセイガになって助けてくれたんです」

 

 

零「ッ!セイガだと…?!」

 

 

セイガに助けられたと練次を指差すティアナに零達は驚愕の表情を浮かべて練次へと目を向けていく。まさかこんなトコロにセイガが現れ、しかもティアナ達の危機を救ってくれるとは思ってもいなかったのだから当然の反応だろう。

 

 

竜胆「…なぁ、本当なのか?アイツがセイガになったっていうのは…?」

 

 

ギンガ「あ、はい。私達もちゃんとこの目で見ましたから、間違いありません」

 

 

零「…そうか…ならお前達は優矢を連れて先に写真館に戻れ。俺は少しアイツに話しがある」

 

 

スバル「え…?は、はい」

 

 

スバル達は戸惑いながら零の言葉に頷くと優矢を抱えながら歩き出し、零はそれ確認すると練次となのは?の下に歩み寄っていく。

 

 

零「おい、大丈夫か?」

 

 

練次「ッ…アナタは…?」

 

 

零「俺は黒月零。それと、アイツは桜川優矢……俺の仲間だ。いろいろワケあってああなったみたいだが、許してやってくれ。アイツも正気じゃなかったみたいなんだ…」

 

 

練次「あっ、いいんです。俺も気にしてないし…それにあの子達を見てて大体の事情は分かりましたから」

 

 

練次は笑いながらそう言って優矢を抱えて歩いていくスバル達を見つめ、練次の言葉を聞いた零も「そうか」と安心したように吐息を漏らした。

 

 

零「…取りあえず、俺達の写真館に場所を移さないか?そっちも怪我してるみたいだし、聞きたい事も山程ある」

 

 

練次「……分かりました。なのは、いこう」

 

 

なのは?「え…?う、うん」

 

 

練次は零の提案に頷くとなのは?の肩を借りてその場から歩き出し、それを見た零は目を細めて先程自分達が戦っていた場所の方向へと目を向けていく。

 

 

零「……あのライダー達とイリシット……一体何者だったんだ?それに何か……何処かで会った事あるような……」

 

 

零は未だ聞こえてくる爆音を聞きながら険しげにそう呟くと、練次達とスバル達の後を追いその場から歩き出していった。そしてその端では……

 

 

ベル「―――そっちの方も面倒事に巻き込まれてたみたいね、やまと?」

 

 

やまと「えぇ…まあしょうがないでしょ。一度は一緒に戦った仲なんだし、あのまま見捨ててたら目覚めが悪くなるしね」

 

 

ベルとやまとは橋の柱に身を隠しながら零達が去っていく姿を見送り、そんなやり取りを交わしていた。するとそんな中、ベルの懐に仕舞っていた携帯が不意に鳴り出し、それに気付いたベルは懐から携帯を出してそれに出ていった。

 

 

ベル「もしもし?……ああ何だ、大輝か」

 

 

大輝『何だなんて酷い言い方だなぁ…いつまで経っても帰ってこないから、心配して連絡したのに』

 

 

ベルの携帯から聞こえてきた青年の声…大輝はベルのつれない言葉に思わず苦笑してしまい、ベルはそれを聞くと深く息を吐きながら大輝に聞き返していく。

 

 

ベル「それで、一体なんの用よ?アンタの事だから、どうせそれだけで連絡してきたんじゃないんでしょ?」

 

 

大輝『…フッ…半分は本当に君達を心配してさ。もう半分は……そろそろ宝探しに向かおうと思うから早く帰ってきて欲しいんだよ』

 

 

ベル「?宝探しって…あの子はどうするのよ?まだ街中で迷子になってるんじゃなかったの?」

 

 

宝探しに向かおうと告げた大輝にベルは自分とやまとが探している迷子…ルミナの事を思い出しながら疑問げに聞くが、大輝は何時の様子で『心配ないさ』と答えた。

 

 

大輝『彼女なら屋台のすぐ近くで見つけたよ。まあ、何故かゴミ捨て場でベソかきながら野良犬や猫と遊んでたんだけどね……』

 

 

ベル「……ハァ…あの子らしいと言えばあの子らしいわね�」

 

 

大輝から教えられたルミナを発見した状況が頭の中で簡単に想像でき、ベルは呆れたように深い溜め息を吐いていた。

 

 

大輝『まあそういうワケだから、彼女も見付かったし早く帰って来てくれ。こっちも屋台を閉めたらすぐに例の山に向かうからさ♪』

 

 

ベル「はいはい……じゃあすぐに戻るから、それまでちゃんと待ってなさいよ?」

 

 

ベルは早く帰って来てくれと子供のように促す大輝に呆れながらそう答えると、通話を切って携帯をポケットに仕舞い、やまとに今の会話の事を伝えると風麺に戻っていくのだった。

 

 

 

 

 

◇◆◆

 

 

 

 

 

その頃……

 

 

 

翔「雑魚が群がるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっっ!!!!」

 

 

ストライク『ぶっ飛べぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーっっ!!!!』

 

 

―ドガガガガガガガッ!!ドガアァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

『ヌアァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

―ドグオォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!―

 

 

河原沿いの土手ではサモンライドで喚び出された翔とジェノスの変身したストライクがライオトルーパーとローカストの大群を蹴散らしていた。そして最後の一体が爆発して散り、それを確認した二人は背中合わせにそれぞれの武器を払っていた。

 

 

ストライク『おしっ!なんとか片付いたか』

 

 

翔「ふっ、あんな雑魚共、師匠の修行に比べればどうって事ないな」

 

 

翔とストライクは大部隊の残骸を見下ろしながら得意げに微笑み、上機嫌にハイタッチを交わした。が……

 

 

 

 

 

 

『EXCEED CHARGE!』

 

 

―ブォンッ……ズガガガガガガガガガガガガッ!!!ズバアァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!―

 

 

『…ッ?!ウアァァァァァァァァァァァァアッ?!!』

 

 

 

突如鳴り響いた電子音声と二人の背後から巨大な黄金のエネルギー刃が襲い掛かり、翔とストライクはそれを受けて吹き飛ばされてしまった。そしてそんな二人の下にオーガが剣を担ぎながら近づいて来ていた。

 

 

オーガ『雑魚共が……いきなり割り込んで来て邪魔してんじゃねぇよ…』

 

 

ストライク『グッ…グゥ…!』

 

 

翔「くっ…アイツッ…!」

 

 

吹き飛ばされたストライクと翔はふらつきながら立ち上がりオーガを睨みつけ、オーガはそんな二人を忌ま忌ましげに睨みながらバックル部分の携帯を開き、エンターキーを押した。

 

 

『EXCEED CHARGE!』

 

 

電子音声が響くとオーガはバックル部分の携帯を閉じ、それと共にバックル部分からオーガの右腕に向けて金の光が走り、右腕にまで到達するとオーガストランザーの刀身が二十メートル以上の巨大なエネルギー刃となっていった。

 

 

オーガ『今度こそ消えろ…雑魚共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっっ!!!!』

 

 

―ブォンッ!ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァッ!!!―

 

 

『クッ…!!』

 

 

オーガは翔とストライクに自身の必殺技、オーガストラッシュを発動させて刃を振りかざし、それを見た翔とストライクはすぐに自分達の武器を構え直してそれを迎え撃とうとする。だがその時……

 

 

 

 

 

―……シュン…カシャアァァァァアン!―

 

 

 

 

 

オーガ『…ッ!何ッ?!』

 

 

オーガの剣が二人の目前にまで迫った瞬間、突如二人の身体が複数の残像となって何処かに消えてしまい、オーガの剣はただ虚しく空を斬ったのだった。そしてWイリシットと戦いながらその光景を見たライダーはニヤリと口元を緩めた。

 

 

『へっ…残念だったなぁ?どうやらきっかり三分……時間切れらしいぜ?』

 

 

オーガ『チッ!…だが、まだテメェが残ってんだろ!邪魔してくれた礼をきっちり払ってやるから覚悟しやがれっ!!』

 

 

ニヤつくライダーの態度に腹が立ったのか、オーガは荒々しく剣を振ってライダーを睨みつけ、フェイト達を倒したファムとWイリシットもライダーを三方向から囲みながら徐々に迫っていく。だが……

 

 

 

 

 

 

―ザアァァァァァ……!―

 

 

 

 

 

 

『ッ?!』

 

 

突如ライダーとオーガ達の周りに歪みが発生して辺りを包み込んでいったのだ。そしてそれが徐々に晴れて消えていくとオーガの目の前に一人のライダー……牙のようなものが印象的な汚れた黒い鎧。首元には電車のレールのようなマフラーらしき物を巻き付つけた黒いライダー……幽汽・ハイジャックフォームが悠然と立っていたのだ。

 

 

オーガ『ッ?!お、お前?!』

 

 

ファム『……裕司…』

 

 

『ッ!コイツは…?!』

 

 

突如目の前に現れた幽汽に驚愕して後退りしてしまうオーガとライダーだが、幽汽はそれに気に留めた様子もなくライダーを見つめながら腰にある四つのツールを剣に組み替えていく。

 

 

幽汽『……綾からの報告で様子見に来てみれば……やはりこういうことになっていたか……』

 

 

『ッ…まさか…組織のNo.3がわざわざ足を運んでくれるなんてなっ…流石の俺も予想外だったぜ…』

 

 

幽汽『それはこちらも同じだ。何故貴様が我々の邪魔をする?爆裂者……いや、エクスプロード』

 

 

幽汽は難しい表情で組み替えた剣の切っ先をライダー……『エクスプロード』に向けながら問い掛け、エクスプロードはそれに鼻で笑いながら答える。

 

 

エクスプロード『別に理由なんてないさ。まあ敢えて言うなら…ただお前達との遊びが面白そうだったから、ってところだな』

 

 

幽汽『フン…好奇心のままに動くだけの悪魔が。我々は貴様とのくだらん遊戯に付き合うつもりはない……真也、麻衣、黒霧、先に戻れ。後の事はクラウンとベリアルに任せる』

 

 

オーガ『なっ…ま、待ってくれよ裕司ッ!まだ任務は完遂してねぇんだ!帰るならせめてそれを終えてからでもっ…!』

 

 

帰還しろと言い渡された事にオーガは身を乗り出して反論するが、それを聞いた幽汽は凄まじい殺気を放ちながらゆっくりとした動作でオーガの方へと振り返った。

 

 

幽汽『……貴様…俺に反論する気か…?』

 

 

オーガ『っ!い、嫌…別にそういう意味じゃなくて…俺はただ…!』

 

 

幽汽『…………………』

 

 

オーガ『ッ……ああもう!わぁーったよ!帰りゃいいんだろう帰ったら!!�』

 

 

無言で殺気を放ちながら睨みつけてくる幽汽の視線に押されてしまい、オーガは諦めたように言い剣を下ろしてしまう。そしてそんな二人のやり取りを見ていたWイリシットは感心した様な声を漏らしていた。

 

 

『(ほう…流石は組織のNo.3ですね。とても深い闇を抱え込んでいる……フフ…やはり彼等は興味深い素材だ……)』

 

 

Wイリシットは歪な笑みを浮かべながら幽汽を見つめた後、オーガと共に背後に出現した歪みの壁を通り抜け消えていってしまった。そしてファムもそれに続こうと歩き出すが、すぐに足を止めて零達が去った方向へと振り返った。

 

 

ファム『(……はやて……ゴメンね……私は……)』

 

 

ファムは仮面越しに思い詰めた表情を浮かべながら俯くと、すぐに逃げ出すかのように歪みの壁を通り抜け何処かへと消えていってしまった。そしてそれを確認した幽汽は剣を下ろし、そのままエクスプロードから背を向けて歪みを通り抜けようとする。

 

 

エクスプロード『ッ!おい待て!逃げる気か?!』

 

 

幽汽『……逃げる?勘違いするな。今回は見逃してやるから次からは邪魔をするなと言ってる……貴様など、その気になれば何時でも消せるのだからな』

 

 

幽汽は吐き捨てるように言いながらエクスプロードを無視して歩き出し、そのまま歪みの壁を通り抜けようとする。

 

 

エクスプロード『お、おい待て!』

 

 

幽汽『…フンッ!』

 

 

―ドゴオォォォォンッ!!―

 

 

エクスプロード『ウオッ?!』

 

 

エクスプロードは去ろうとする幽汽を止めようとするが、幽汽は剣を地面に叩き付けて衝撃波を巻き起こし、衝撃が晴れると其処には既に幽汽の姿と歪みは消えてしまっていた。エクスプロードはそれを確認すると腰に巻いていたベルトを外して変身を解除し、オールバックの黒髪の青年へと戻っていった。

 

 

「チッ…馬鹿にしてくれるよな、アイツ。人をそこらの雑魚と一緒にしやがって…」

 

 

幽汽に馬鹿にされたコトに青年は腹を立てるが、今はそれどころではないと思いやまと達が走り去った方へと振り向いていく。

 

 

「…取りあえず、風麺に向かった方が良さそうだな…このコトを早く伝えないといけねぇし…」

 

 

青年は静かにそう呟くと、やまと達と合流しようとその場から歩き出していくのだった。

 

 

 

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