仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

20 / 28
第二章/クウガ×らき☆すたの世界⑪

 

 

クウガ『ハァアアッ!デリャアアッ!』

 

 

グロンギの大群に果敢に飛び掛かり、渾身の拳を叩き込んでグロンギ達を次々と倒していくクウガ。一方のディケイドもグロンギ達を殴り飛ばしながらライドブッカーからカードを取り出し、バックルに装填してスライドさせていく。

 

 

『ATTACKRIDE:BLAST!』

 

 

ディケイド『ハアァッ!』

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!―

 

 

『ガァアッ?!』

 

 

『ギェエアアッ?!』

 

 

鳴り響く電子音声と共に、ライドブッカーをガンモードに変えて周りを囲むグロンギ達に向けて乱射するディケイド。そして怯んだグロンギ達を払い除け、ディケイドはクウガの下に駆け寄っていく。

 

 

ディケイド『邪魔だ!』

 

 

クウガに背後から組み付こうとしていたグロンギを蹴り飛ばし、ディケイドはクウガの後ろに付きながらライドブッカーから先程力が蘇った内のカードを一枚を取り出していき、それをバックルに投げ入れてスライドさせていった。

 

 

『FINALFORMRIDE:KU·KU·KU·KUUGA!』

 

 

ディケイド『優矢、ちょっとくすぐったいぞ』

 

 

クウガ『え?』

 

 

ディケイドはそう言いながらクウガの背中に手を伸ばす。すると次の瞬間、ディケイドが触れたクウガの背中が開かれ、其処から巨大な装甲が現れた。

 

 

クウガ『うわっ?!あ、あぁ……?!』

 

 

装甲が現れたと同時にクウガの身体が宙に浮かび上がり、その姿が徐々に変形され巨大なクワガタムシへと変化していく。

 

 

これがディケイドの持つカードの力の一部……ファイナルフォームライドにより、クウガはクウガゴウラムへと超絶変形したのだった。

 

 

『こ、これは……?』

 

 

ディケイド『これが、俺とお前の力だ!』

 

 

超絶変形した自分の姿を見てクウガゴウラムが戸惑いを浮かべる中、クウガゴウラムを見て危険を感じたグロンギ達が奇声を発して一斉に二人に襲い掛かる。だが、クウガゴウラムは構わずにグロンギ達へと突っ込んでいく。

 

 

『ハアァアアアアアッ!!』

 

 

クウガゴウラムの突進により、グロンギ達は纏めて吹っ飛びながら次々と爆発していき、それを見たガミオは再びエネルギー弾を放つ為に力を溜める。

 

 

『ヌゥウウッ、ヌオオオオオオオオオオオッ!!』

 

 

ガミオは地上を薙ぎ払うように再び巨大なエネルギー波を地上へと打ち込む。だがディケイドはそれを見てすぐさま跳躍してかわし、クウガゴウラムの上に着地して共にガミオに向かって突っ込んでいった。

 

 

『な、何?!』

 

 

『『うおぉおおおおおおおおおおおおおおおッ!!』』

 

 

猛スピードで迫る二人を見て動揺するガミオに目掛けて、先ずはディケイドが飛び掛かりソードモードに切り替えたライドブッカーですれ違い様に斬り裂き怯ませた。

 

 

其処へすかさずクウガゴウラムが二本の角でガミオを捕らえてビルの壁に思い切り叩きつけていき、その隙にディケイドが地上に降ると、クウガゴウラムは上空へ飛び上がってクウガに戻り、ビルの壁を走るように駆け降りていく。

 

 

クウガ『ハアァァッ!!』

 

 

『ヌオォッ?!』

 

 

そしてクウガは降下の勢いを利用してガミオに向けて飛び蹴りを放ち、そのままガミオと共に地上へと落下すると、ディケイドがライドブッカーを構え、ガミオに向かって跳躍した。

 

 

ディケイド『セアァッ!!』

 

 

―ガギィイイイインッ!!―

 

 

『グッ?!オォォォッ!!』

 

 

跳んできたディケイドに斬りつけられ、ガミオはバランスを崩しそのまま地上へと落下し叩き付けられるように地面に倒れる。そして二人も地上へと着地すると、倒れているガミオを見て一息吐くが……

 

 

『グッ、ググッ……グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーオオオオォォッッッ!!!!!!』

 

 

ガミオはふらつきながら身を起こし、いきなり大地を揺るがす程の雄叫びを上げ始めた。すると、周囲に残っていたグロンギ達がガミオの周りに集まっていき、ガミオは集まったグロンギ達を自分の中に吸収していく。

 

 

クウガ『アイツ……自分の仲間を吸収した?!』

 

 

ガミオは吸収を終えると再び上空へと飛翔し、ビルの屋上まで飛んでいく。そして屋上のヘリポートに体当たりして剥がし、ディケイドとクウガに向けて落としていった。

 

 

ディケイド『なっ、あんなのアリかよッ……!』

 

 

クウガ『任せろッ!』

 

 

落下してくるヘリポートを目にしてディケイドも怯む中、クウガは再びクウガゴウラムに姿を変えて飛翔し、落ちてくるヘリポートを真っ二つに切り裂いてディケイドを助けただけでなく、そのままガミオに向かって突っ込んでいく。

 

 

『な、何だとッ……?!』

 

 

ヘリポートを斬り裂き、迫り来るクウガゴウラムを見て分が悪いと踏んだガミオは慌ててその場から逃げようとするが……

 

 

『逃がすかぁッ!!』

 

 

『グゥオオッ?!』

 

 

後ろから追ってきたクウガゴウラムの角に捕えられ、そのまま元の場所へと戻されていく。そしてディケイドもライドブッカーから絵柄の戻ったもう一枚のカードを取り出し、ディケイドライバーに装填してスライドさせていった。

 

 

『FINALATTACKRIDE:KU·KU·KU·KUUGA!』

 

 

電子音声が響くと共にクウガゴウラムの背中の羽部分が開かれ、光輝く羽根を羽ばたかせながらディケイドに向けて急降下していく。

 

 

そしてディケイドもクウガを彷彿とさせる構えから駆け出して割れたヘリポートに飛び移ると、そのまま割れたヘリポートを一気に駆け上がって上空へと飛び上がり、クウガゴウラムと共に落下してくるガミオに向かって跳び蹴りを放った。そして……

 

 

ディケイド『ハアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーアアアァァッッ!!!』

 

 

『ウオォリャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!』

 

 

『グッ、オッ……ヌゥウオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオオオォォッッ!!!!?』

 

 

―ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーオオオオォォンッッッ!!!!―

 

 

ディケイドとクウガゴウラムの必殺技……ディケイドアサルトが見事に炸裂し、ガミオは身体を激しく燃え上がらせながら地上へと堕ちていったのだった。

 

 

そしてディケイドと元の姿に戻ったクウガは地上に着地すると、身体が炎上して倒れるガミオにゆっくりと歩み寄っていく。

 

 

ディケイド『アンタも嘗ては、人だったのかもしれないな……』

 

 

『グゥッ……な、ならお前は、何処から来た……?』

 

 

ディケイド『……あー……悪い、忘れた』

 

 

ガミオの問いに一瞬考える素振りを見せるも、仮面の下で苦笑いを浮かべながら呆れた返事を返すディケイド。

 

 

だがその答えを聞いたガミオは可笑しそうに笑うと、徐に顔を上げ青空を見上げていく。

 

 

『リント……闇が、晴れるぞ……』

 

 

何処か穏やかな口調で最後の言葉を口にした共に、ガミオは爆発して消滅していった。そしてガミオの消滅と同時に街中を覆い尽くしていた黒い煙も消えていき、グロンギ達も次々と倒れて黒い煙と共に消えていったのだった。

 

 

 

 

 


 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。