仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第十四章/キャンセラーの世界⑮(前編)

 

 

―海鳴市・廃棄工場―

 

 

エクス『ソラソラソラソラッ!!』

 

 

バロンP『ハッ!!』

 

 

アテナ「撃って撃って撃ちまくる!!」

 

 

ディエンド『フッ!!』

 

 

―ガギィンッ!!ガギィンッ!!ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!!―

 

 

『ヌアァッ?!』

 

 

―ドゴオォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

 

インフェルノS『でえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!!』

 

 

ビートR『ヤアァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

フェザーSF『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!』

 

 

『ウアァァァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

―ドッガアァァァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

勢いが衰う様子を全く見せず、凄まじい猛攻で次々とライオトルーパーの大群を打ち倒してその数を確実に減らしていくライダー達。強化変身や必殺技を用いて戦うライダー達の前に勝機があるわけもなくライオトルーパーの軍勢は無抵抗のまま倒されていき、そして……

 

 

ゼファー『コイツ等で!!』

 

 

クーフーリン『終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!』

 

 

―ズガアァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

『グアァァァァァァァァァァァァァァアッ?!!』

 

 

―ドグオォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!―

 

 

最後に陣形を取りながら向かって来たライオトルーパーの大群も何の抵抗も出来ないまま倒され、ライオトルーパーは一人残らず完全に全滅したのであった。

 

 

皇牙『うっし!これで全部片付いたな』

 

 

ギルガメッシュ『フンッ、他愛もない奴らだ……所詮は群れる事しか出来ん烏合の衆という事か』

 

 

アーサー『こっちはもう終わったから……後は零君と祐輔君が佐知さんを助け出すだけだね』

 

 

ライオトルーパー達が全滅したのを確認したライダー達はそれぞれ構えを解いて武器を下ろしていき、ライオトルーパーの残骸の上を歩きながら一箇所に集まっていく。だが……

 

 

 

 

 

 

 

 

『グルオォォォォォォォォォォォォォォォオッ!!』

 

 

―ドガガガガガガガガガガガガガガガガガアンッ!!ドゴオォンッ!ドゴオォンッ!ドガアァンッ!!―

 

 

雷牙『グアァッ!!』

 

 

インフィニティ『グゥ!!』

 

 

エデン『グッ!!』

 

 

 

 

 

 

ギルガメッシュ『む?!』

 

 

ゼファー『な、何だ?!』

 

 

フェザーSF『ユキくん?!』

 

 

戦闘を終えたライダー達の耳に轟音が届き、それと共に雷牙とインフィニティとエデンがライダー達の下へと吹っ飛ばされてきたのである。それを見たライダー達はすぐさま三人の下へと駆け寄っていくが、其処へ三人を吹き飛ばした異形…ヘカトンケイルが唸り声をあげながら近付いて来た。

 

 

『グルルルルゥッ…!!』

 

 

クーフーリン『ッ?!な、なんだ……あの化け物?!』

 

 

アーサー『ぜ、全身に……人の顔が…?!』

 

 

こちらへと近付いてくるヘカトンケイルの全身に浮かぶ人間の顔のようなものを見たライダー達は驚愕したように後退りしていくが、突然皇牙のデバイスであるアルトが焦った様子で皇牙に語り掛けてきた。

 

 

AT『あ、相棒!あの怪物の身体に浮かぶ顔の一つ一つから、人間の生命反応が出てるぜ!』

 

 

皇牙『ッ?!何?!』

 

 

バロンP『人間の生命反応って……まさか……』

 

 

ゼファー『まさかあの怪物の身体にある顔……あれが全部人間だってのか?!』

 

 

アルトから聞かされた衝撃的な言葉に、ライダー達は驚愕の表情を浮かべながらヘカトンケイルへと視線を向け、その間にもヘカトンケイルは両手の大剣を構えながらライダー達へと歩み寄っていき、ヘカトンケイルの全身に浮かぶ顔達も苦しげな声をあげていく。

 

 

 

 

『―――クル―――シイ―――クルシ――イィ―――クルシイィ――クルシイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイッ!!!!!!!!』

 

 

『――シニ――タ――クナイ――シ――ニタク――ナイ―――シニタクナイ――シニタクナイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイッ!!!!!!!!』

 

 

 

 

インフィニティ『クッ…!醜悪にもほどがあるだろう…!』

 

 

エクス『ッ……アテナっ!どうにかして、あの人達を救う事は?!』

 

 

アテナ「――残念だけど、それは無理ね。彼等は既に人の形を失ってしまってる………あそこにあるのは、嘗て人だった者達の意思しか存在しないわ」

 

 

ディエンド『つまり、彼等を救える方法はたった一つ……楽に逝かせてあげるしかないって事さ』

 

 

フェザーSF『そんな…!』

 

 

『グルルルゥ……グガアァァァァァァァァアッ!!』

 

 

今も苦しみ、必死に助けを求める彼等を助け出す方法はない。それを聞かされたライダー達は悲痛な表情を浮かべてヘカトンケイルの身体に浮かぶ顔達を見つめていくが、ヘカトンケイルはそんなのは関係ないと言わんばかりに二振りの大剣を振りかざしながらライダー達へと突っ込んできた。

 

 

皇牙『チィ!とにかくやるしかない!!いくぞ!!』

 

 

AT『revolving・stick』

 

 

ゼファー『クソッ!でやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!』

 

 

雷牙『ッ!待て!!迂闊に近づくな!!』

 

 

ヘカトンケイルへと突っ込んでいく皇牙達を咄嗟に止めようとする雷牙だが、既にそれも間に合わずライダー達はそれぞれの武器を用いてヘカトンケイルへと挑んでいき、フェザーとディエンドもライダー達を援護しようと遠距離からヘカトンケイルへと連射していく。しかし……

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガンッ!!ガギィンッ!!ドオォンッ!!―

 

 

『グルルルルゥッ…!』

 

 

皇牙『…ッ?!なに?!―ガギャアァァンッ!!―グアァッ?!』

 

 

バロンP『皇牙?!―ガギャアァンッ!!―ウグアァッ?!』

 

 

―ガギャアァンッ!!ガギャアァンッ!!グガアァンッ!!―

 

 

エクス『グアァッ?!』

 

 

アストレア『キャア?!』

 

 

ビートR『ウアァッ?!』

 

 

ヘカトンケイルはライダー達の射撃や攻撃にまったくビクともせず、大剣を振りかぶって次々とライダー達を吹っ飛ばしながら突進してきたのだった。それでもライダー達はなんとか態勢を整えて反撃しダメージを与えようとするも、ヘカトンケイルの強硬なボディはそれを全く寄せつけずただ反撃されるばかりであった。そしてヘカトンケイルはライダー達から一旦距離を離し、全身に浮かぶ顔の口に物凄い量のエネルギーを集束させ……

 

 

『グウゥ……グルガアァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

―シュウゥゥゥゥゥゥ……ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!!―

 

 

『ッ?!ウアァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

―ドグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!―

 

 

全身に浮かぶ顔の口から無数の黒い閃光がライダー達に向かって一斉に放たれ、ライダー達はそれの直撃を受けて吹っ飛ばされ地面を何度も転がりながら倒れ込んでしまったのだった。

 

 

ギルガメッシュ『ガハッ!クッ……己ッ…!』

 

 

エデン『ッ!なのはっ……無事かっ…?』

 

 

フェザーSF『ッ……う、うんっ……何とかっ……』

 

 

インフェルノS『グッ…!目茶苦茶過ぎるだろう……アイツッ!』

 

 

『ヌウゥゥゥゥゥッ……』

 

 

大剣の切っ先を向けながらゆっくりと歩み寄って来るヘカトンケイルにライダー達は思わず後退りしていき、そんなライダー達にトドメを刺そうとヘカトンケイルは両手の大剣を大きく振りかざしライダー達に斬り掛かろうとした。その時……

 

 

 

 

 

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガガンッ!!!―

 

 

『ッ?!ルオォォォォォォォォォォォオッ?!!』

 

 

『ッ?!』

 

 

何処からか突然無数の閃光がヘカトンケイルに向けて降り注ぎ、ヘカトンケイルは無数の火花を散らせながら悲痛な悲鳴をあげて吹き飛んでいった。突然のそれにライダー達は驚愕の表情を浮かべ、その攻撃が撃たれてきた方へと振り返った。其処には上空から薙刀のような武器の切っ先を向けて構える白いライダーと、獅子をモチーフにした姿をしたライダー、そして黒と白のツートンカラーに金をプラスしたダブルのようなライダーとシャイニングフォームのボディーに稲妻の文様が広がった白と黄色を基調させるアギトの姿があったのだ。

 

 

『ウフフ♪遅刻しちゃったけど、ギリギリ間に合ったの♪』

 

 

『いや、中に入っていきなりアクセルはどうかと思うけど�』

 

 

『そうか?流石は冥王だと思うぞ?可憐さがあって俺は好きだ』

 

 

『可憐って�』

 

 

皇牙『ッ!アンタ達は?!』

 

 

ディエンド『シ、シズクさん?!なのはさん?!』

 

 

エデン『智大に裕己?!何故こんなところに?!』

 

 

ライダー達の目の前に現れた四人組……それは冥王とジェネシックに変身した不破なのはとシズク、そして『仮面ライダーツヴァイ・クラスターパンドラ』とアギト・サンダーフォームへと変身した早瀬智大と大輝や翔と同じ幸助の弟子である"小野裕己"だったのだ。四人は驚愕する一同の下へと駆け寄っていき、倒れ込んだヘカトンケイルと対峙しながら話を促す。

 

 

ジェネシック『幸助から皆のところへ援軍に行くように言われて来たの。少し色々あったせいで遅れちゃったけど、何とか間に合って良かったよ』

 

 

バロンP『あ、そっか……確か公園で別れる時に師匠が援軍を贈るって言ってたっけ。って事は裕己も?』

 

 

アギトS『はい、俺も行かせてくれって師匠に我が儘言って同行させてもらったんです。俺も皆さんの力になりたかったから』

 

 

エクス『そっか、助けに来てくれたなら有り難いけど…………何故に冥王と智大さんまで一緒……?』

 

 

今にも冥王トラウマが再発しそうになるのを必死に堪えながらエクスは二人へと問いかけ、冥王は笑みを浮かべながらサムズアップして答えていく。

 

 

冥王『気にする事ないの。ただ佐知さんへのリベンジを邪魔する愚者どもの頭を冷やしに来ただけなの♪』

 

 

ツヴァイCP『俺はただ幸助からの頼みで来ただけだ……まぁ、まさか過去からの依頼とは俺も予想外だったがな』

 

 

インフィニティ『…?過去から…?』

 

 

冥王はともかく、ツヴァイの意味深なその発言が理解出来ずインフィニティや他のライダー達は疑問げに小首を傾げていくが、その時冥王のアクセルで吹っ飛ばされたヘカトンケイルが起き上がり唸り声をあげながら近付いてきた。

 

 

インフェルノS『ッ!おい!アイツまた来たぞ?!』

 

 

冥王『チッ……手加減してたとは言え、街一つ消せるぐらいの威力でぶち込んだのにしぶといの!』

 

 

皇牙『ΣΣいやなんつーもんぶち込んでくれてんのアンタ?!』

 

 

何かさりげなく物騒な事を口走った冥王に思わず血相を変えて突っ込んでしまう皇牙だが、ツヴァイはそれに構わず何処からか自身の武器であるパンドラビッカーを取り出し、パンドラソードとパンドラシールドに分離させヘカトンケイルと対峙していく。

 

 

ツヴァイCP『だがまぁ、それを喰らってまだピンピンしてるってことはそれだけしぶといってわけだろ……全員散開して技の準備に入れ!!奴に連続攻撃を叩き込むぞ!!』

 

 

エデン『……それしか手はなさそうだな』

 

 

ギルガメッシュ『フン……後からノコノコ来た分際で勝手に指揮りおって…!』

 

 

雷牙『よし……やってやるさ!』

 

 

ツヴァイの指揮でライダー達はそれぞれ散開してヘカトンケイルを包囲し、最高の一撃をぶつける為にそれぞれ最後の攻撃準備に入っていく。

 

 

皇牙『まずは俺達からだ…いくぜ!!』

 

 

ディエンド『悪く思わないでくれよ!』

 

 

ギルガメッシュ『あのような雑種に一級品を使うのは忍びないが……仕方あるまい!』

 

 

フェザーSF『ごめんね……今助け出すから!!』

 

 

AT『square・claymore!』

 

『FINALATTACKRIDE:DI・DI・DI・DI-END!』

 

 

―ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!ドシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!―

 

 

『ッ?!グガァッ?!』

 

 

先陣を切った皇牙は両肩のアーマーから無数の弾丸を撃ち出してヘカトンケイルの足を止め、それに続く様にギルガメッシュの無数の宝具、ディエンドとフェザーの放った閃光がヘカトンケイルを怯ませていく。そしてその隙にヘカトンケイルの背後へと回り込んだゼファーとアギト、エクスとアーサーはそれぞれが持つ剣を構えながらヘカトンケイルへと突っ込んでいく。

 

 

ゼファー『喰らいやがれ!ブレイクラッシュッ!!』

 

 

アギトS『でえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇいッ!!』

 

 

―ズバアァッ!!!ズバアァッ!!!―

 

 

『グゴオォッ?!』

 

 

エクス『いきますよなのはさん!!』

 

 

アーサー『稟君もね!……エクスッ!!』

 

 

エクス『カリバアァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

―ズバアァァァァァァァァァァァァアンッ!!!!―

 

 

『グオォッ?!!』

 

 

背後からヘカトンケイルへと突進して放ったゼファーとアギトの斬撃とエクスとアーサーのエクスカリバーが炸裂し、不意を突かれたヘカトンケイルはその衝撃で思わず動きを止めて硬直してしまう。その隙を逃さまいとバロンとクーフーリンは上空へと跳び上がり、グングニルとゲイボルクで投擲の構えを取っていく。

 

 

バロンP『コイツから逃れられないぜ!貫け、グングニルッ!!』

 

 

クーフーリン『その命……貰い受ける!ゲイ・ボルクッ!!』

 

 

―ブオォンッ!ドシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!―

 

 

『ッ?!―ズギャアァァァァァァァァァアンッ!!―ガアァッ?!』

 

 

バロンとクーフーリンの投げ放った二本の槍は稲妻の如くヘカトンケイルの体を貫通し、防御も出来ずそれの直撃を受けたヘカトンケイルはふらつきながら後退していく。更に態勢を立て直す暇すら与えないと言わんばかりにインフェルノはカードケースからカードを一枚取り出しバイザーへと装填し、インフィニティは両手を十字に組んでエネルギーを溜めていく。

 

 

『FINALVENT!』

 

 

『グオォォォォォォォォォォォォオッ!!』

 

 

電子音声が鳴り響くと同時にインフェルノの目の前にワンハンドレッド・アイ・ドラゴンに地縛神Wiraqocha Rascaが合体したような姿をしたモンスター………地縛竜ウィラコチャラスカが現れた。そしてインフェルノがウィラコンチャラスカの背中に飛び乗った瞬間ウィラコンチャラスカの姿がバイクのような形態へと変形しながら地面を駆け、一羽のコンドルとなってクチバシに闇の力を一点集中して螺旋回転しながらヘカトンケイルへと突っ込んでいき、エネルギーを溜め終えたインフィニティもヘカトンケイルへと身構え、そして……

 

 

インフィニティ『ハアァァァァ……クロスレイ!シュトロォォォォォォォォォォォォォォォムッ!!!』

 

 

インフェルノS『出し惜しみはしない!!ぶち抜けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!』

 

 

―ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!ズガアァァァァァァァァァァァァァァアンッ!!―

 

 

『ギギャアァァッ?!!』

 

 

インフィニティが先に撃ち放った光線がヘカトンケイルの動きを封じて怯ませ、その隙にインフェルノがフルスピードで突っ込みヘカトンケイルの身体を貫通し大剣を叩き壊していったのだった。連続で叩き込まれた必殺技の嵐にヘカトンケイルの身体もボロボロになり、それでも何とか反撃しようと全身の顔の口にエネルギーを溜めようとした。その時……

 

 

 

 

 

 

『Rider Slash!』

 

『FINAL CHARGE RISE UP!』

 

『ATTACKSPELL:RAIGA CLAW!』

 

『TORNADO!MAXIMUMDRIVE!』

 

『LIGHTNING!MAXIMUMDRIVE!』

 

『SHADOW!MAXIMUMDRIVE!』

 

『BLAZE!MAXIMUMDRIVE!』

 

『FANG!MAXIMUMDRIVE!』

 

『GROUND!MAXIMUMDRIVE!』

 

『SNIPER!MAXIMUMDRIVE!』

 

『PANDORA!MAXIMUMDRIVE!』

 

『TIME CRASH!』

 

 

『ウオォォォォォォォォォォォォォォォォオッ!!!』

 

 

『ッ?!』

 

 

何処からか無数に鳴り響いた電子音声。不意に鳴り響いたそれにヘカトンケイルが驚愕し動きを止めた瞬間、右から巨大な爪のような武器を構えた雷牙と正宗を振り上げるエデン、左から剣を振りかざすアストレアにクナイガンを構えたビート、そして前後から右手に破壊の力、左手に護りの力を集め合わせたジェネシックとパンドラソードを振り上げるツヴァイがヘカトンケイルへと突っ込んできたのだ。それを見たヘカトンケイルは直ぐさまその場から離れようとするが……

 

 

雷牙『逃がすかぁ!!』

 

 

エデン『フッ!!』

 

 

アストレア『セアァッ!!』

 

 

ビートR『ハァッ!!』

 

 

―ズザアァッ!!!!―

 

 

『グギャアァッ?!!』

 

 

雷牙達の振り下ろした武器がヘカトンケイルの身体を突き刺していき、逃げようとしたヘカトンケイルの動きを封じていったのだった。そして……

 

 

ジェネシック『ゲルギムガンゴーグフォ……ふんっ!ウィィィィィィィィタァァァァァァァァァァアッ!!!!』

 

 

ツヴァイCP『パンドラエクストリームッ!!デヤアァァァァァァァァァァァァアッ!!!!』

 

 

―ズザアァァァッ!!!!ドグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!!!―

 

 

『グゴオォッ?!!!』

 

 

背後からツヴァイの放った金色の刃がヘカトンケイルの背中を突き刺し、それと共に正面から突進してきたジェネシックの拳がヘカトンケイルの腹部を貫通していったのだった。だがそれでもヘカトンケイルは息を引き取る様子を見せず、今もボロボロになった右腕を振り上げライダー達を攻撃しようとしていた。

 

 

ビートR『ッ!まだ息があるの?!』

 

 

雷牙『くっ!しぶといにも程があるだろ?!』

 

 

ツヴァイCP『心配するなっ……今だアテナッ!!』

 

 

ジェネシック『決めて!!なのはちゃんッ!!』

 

 

ツヴァイとジェネシックは剣と拳を突き刺したまま自分達の上空に浮遊する二人……メイオウガッシャーとオンリュンポスに物凄い量のエネルギーを集束させて必殺技の発射態勢に入った冥王とアテナに向けて合図を出した。

 

 

冥王『――きっとこの後、幸助君が貴方達を転生させてくれる。だから今は我慢してなの……エンド・オブ・ワールド――――!!』

 

 

アテナ「……貴方達を救えない私を……許してね……星神アテナが命じる!彼の者を滅せよ!!ジャスティス――――!!』

 

 

冥王とアテナは大量のエネルギーを集めたそれぞれの武器の先端をヘカトンケイルに向けていき、それを見たジェネシック達は直ぐ様ヘカトンケイルから武器を抜き取りその場から離れていく。そして……

 

 

 

 

 

 

『ブレイカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアッ!!!!!』

 

 

―シュウゥゥゥゥゥゥ……チュドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!!!!!―

 

 

『ッ?!ギ、ギギ…ギギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアァッ!!!!!?』

 

 

―ドグオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!!!!!!―

 

 

 

 

 

 

冥王のエンド・オブ・ワールドブレイカーとアテナのジャスティスブレイカーがヘカトンケイルへと見事に炸裂し、ボロボロの身体でそれを避けることが出来る筈もなくヘカトンケイルは無抵抗のまま閃光へと飲み込まれていったのだった。そして光が晴れていくと、其処にはヘカトンケイルの姿は微塵もなく、代わりに深さ数十メートル程はある巨大なクレーターが形成されていたのであった。

 

 

ゼファー『ハァ……ハァ……勝った……な……』

 

 

インフェルノS『ッ……あぁ……やっとなっ……』

 

 

アストレア『や、やりましたよ師匠!!私達勝ちましたぁ~!!』

 

 

ディエンド『みたいだね。ホント、無駄な体力を使っちゃったよ……………ん?智大?』

 

 

エデン『…?シズク?裕己?』

 

 

アテナ『…?なのはちゃん?』

 

 

ヘカトンケイルが消滅したのを確認したライダー達は肩で息をしながらその場に倒れ込んでいき、この場の戦いが終わった事に安心し切っていたが、その中にいた何人かはジェネシックと冥王、ツヴァイとアギトがいつの間にかいなくなっていることに気付き疑問符を浮かべていたのだった。

 

 

 

 

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