仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第四章/魔界城の世界⑲

 

 

『怯むなあぁぁぁぁぁ!!奴らを一人残らず皆殺しにしろぉぉぉぉ!!!』

 

 

―ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!―

 

 

ガンナ『ちぃ!邪魔をするな!!』

 

 

ディロード『お前達なんかに用はねぇんだよっ!奴は何処だ!?』

 

 

―ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!―

 

 

『ウオォォォォォォォォォォォォォォオッ!!!』

 

 

カオス『タイムクイックッ!!』

 

 

『TIME QUICK!』

 

 

―シュンッ…スガガガガガガガガガガガガガガッ!!ズドオォォォォォォオンッ!!!!―

 

 

カオス『今ので二百ッ!次はどいつだァッ!?』

 

 

―ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!ドゴオォオンッ!!―

 

 

『ATTACKRIDE:BLAST!』

 

 

―ズドドドドドドドドッ!ドガアァァァァァァンッ!―

 

 

ディケイド(進)『くっ…!クソッ!一体どっから沸いてくんだよコイツ等は?!』

 

 

ディケイド(ツカサ)『倒しても倒してもキリがない…!やっぱりアークを倒すしか手はないみたいだけど…もう!一体何処にいったのアイツは!!』

 

 

エネルギー弾の雨が辺りに飛び舞う戦場の中、数千のレジェンドルガ達に囲まれそれぞれの戦い方で応戦するライダー達。だがどんなに倒してもレジェンドルガが減る事はなくむしろ増える一方であり、ライダー達は波のように押し寄せてくるレジェンドルガの大群の猛攻に少しずつ圧されていた。その時…

 

 

―シュゥゥゥ…ズドオォォォォォォォォォォォオンッ!!!!―

 

 

『?!』

 

 

突然彼方から放たれて来た巨大な閃光。それはレジェンドルガ達の頭上を通り過ぎ、猛スピードで真っすぐにライダー達に直撃しようと迫っていた。

 

 

カオス『チッ!皆下がってろ!ハアァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

―ズガァッ!!ジジジジジジジジッ…ドシュゥッ!!ドゴオォォォォォォオンッ!!!―

 

 

『ガッ?!グオォォォォォォォォォォオーーーッ?!』

 

 

『グッ!』

 

 

向かって来た巨大な閃光をカオスが難無く受け止め、そのまま別の方向へと弾き返し、弾き返された閃光はレジェンドルガの大群の直撃して巨大な大爆発と共に爆風を巻き起こした。発生した爆風により周囲にいたレジェンドルガは吹っ飛ばされていき、ライダー達は吹っ飛ばされないように耐え切るとその閃光が放たれて来た方へと振り返る。そこには…

 

 

アーク『…ほう、あれを弾き返すとは…フフフッ、流石は混沌の神、カオスだ』

 

 

ガンナ『ッ!アーク…!』

 

 

カオス『舐めんなよ…?あんなもんで俺達を倒せると思ったら大違いだ!』

 

 

レジェンドルガの大群の中で佇むアーク。ライダー達はアークの姿を確認するとアークに向けてそれぞれの武器を構えていく。

 

 

アーク『いい加減諦めた方がいいのではないかな?君達がどんなに抵抗しようと、私のレジェンドルガ達を殲滅する事など不可能だ』

 

 

ディロード『ああ…それくらいの事は分かってるさ。だがな!』

 

 

ガンナ『お前が消えればこのレジェンドルガ達も全て消え去る…ならばお前を倒してコイツ等を止めるだけだ!』

 

 

ディケイド(ツカサ)『覚悟しなよ~?私達が本気を出せば貴方なんてイチコロなんだから!』

 

 

それぞれの武器を構えながら強く言い放つライダー達。だがアークはそんなライダー達を見ても不気味に笑うだけであり、ゆっくりと片手を掲げた。

 

 

アーク『そうか。ならば見せてもらおうじゃないか、君達のその力とやらを!!』

 

 

『ウオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォーーーーッ!!!』

 

 

カオス『皆!雑魚共に構うな!狙いをアークに集中させろ!』

 

 

ディケイド(進)『分かってる!!』

 

 

レジェンドルガ達が向かって来たのと同時にライダー達は散開し、襲い掛かってくるレジェンドルガを素早く斬り捨てながらアークへと突っ込んでいく。

 

 

ガンナ『まずは僕達が相手だ!!』

 

 

『ATTACKRIDE:BLAST!』

 

 

ディロード『数は多い方がいいからな!頼んだぞ!!』

 

 

『KAMENRIDE:ZOLDA!GARREN!』

 

 

ガンナはアークに突撃しながらガンナブラスターで乱射し、ディロードも二枚のカードをライドロッドに通すとディロードの左右に銃を片手に持った緑のライダーと赤いライダー…『ゾルダ』と『ギャレン』が出現し、ガンナに続くようにアークへ乱射していく。

 

 

―ズガガガガガガガガッ!ズドォォォォォォォンッ!―

 

 

アーク『甘い!甘すぎる!そのような攻撃では私は倒せないぞ!』

 

 

だがやはりアークには何の効果も与えず、アークはガンナ達の攻撃を片手で払いながら銃弾の雨の中を突き進んでいく。その時…

 

 

カオス『後ろががら空きだァ!!』

 

 

―ズバアァァァァァァアッ!!!―

 

 

アーク『ぐぅ!?』

 

 

上空から勢いよく下降したカオスがアークのがら空きとなった背中を縦一閃に斬り裂いた。アークはそれによりバランスを崩しかけたが、直ぐに振り返って額から光弾を放ってカオスを攻撃していき、カオスはバックステップでそれらを回避する。そこへ…

 

 

『KAMENRIDE:RYUKI!』

 

『ATTACKRIDE:STRIKEVENT!』

 

 

―ドシュウゥゥゥゥゥウッ!!―

 

 

アーク『?!』

 

 

再び電子音声が響き、アークは振り返りさまに右腕を前へ掲げた。

それと同時に前方から激しい炎がアークの右手に直撃し、その炎を放つ龍型の仮面ライダー少女……龍騎のバトルドレスを着たディケイド(ツカサ)が右腕に装着したドラグレッダーの頭部を模した篭手、ドラグクローの口から更に火炎放射の威力を上げていく。

 

 

D龍騎『こんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』

 

 

アーク『ッ!こんなものがぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 

D龍騎は出せる限りの力を出し切り火炎放射の勢いも増すが、アークも負けじと炎を押し返そうとする。その時…

 

 

『FINALATTACKRIDE:DE・DE・DE・DECADE!』

 

 

『うおおおおぉぉぉぉぉぉーーーッ!!!』

 

 

アーク『?!』

 

 

後方から聞こえて来た電子音声と叫び声。アークは首だけを動かして後ろを見ると、そこにはディメンジョンフィールドを展開したディケイド(進)が周囲のレジェンドルガ達をライドブッカーソードモードで斬り捨てながらアークへと猛スピードで突っ込んでくる姿があった。

 

 

アーク『まさか…今までの攻撃はこれを狙って…?!』

 

 

D龍騎『よーし!やっちゃえ進ーーッ!!』

 

 

アークは向かって来るディケイド(進)の攻撃を避けようとするが、前方からD龍騎が放つ火炎放射を防ぐ事で手が離せずその場から動く事が出来ない。その間にもディケイド(進)は地を蹴り、宙を飛ぶとディメンジョンフィールドをくぐり抜けながら右足をアークに向けて飛び蹴りを放った。

 

 

ディケイド(進)『デアァァァァァァァァァアッ!!』

 

 

D龍騎『いっけぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーッ!!』

 

 

―ズドオォォォォォォォォォォォォォォオンッ!!―

 

 

アーク『グゥッ!?ウアァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

『グオォォォォォォォオッ?!』

 

 

ディケイド(進)のディメンジョンキックと、D龍騎の火炎放射が周りにいたレジェンドルガの大群を巻き込みながらアークを挟み撃ちに直撃し、巨大な爆発を起こしていった。そして…

 

 

―ヒュウゥゥゥゥゥゥ……パシッ!―

 

 

ディケイド(進)『よっと…確かにコイツは返してもらったぜ?』

 

 

ディケイド(進)は着地したと同時に爆煙の中から飛び出してきた零のディケイドライバーとライドブッカーをキャッチし、アークが吹っ飛ばされた方へと視線を移した。そこには大量のレジェンドルガの屍の山があり、おそらくアークもその屍の山に埋もれていると思われるため姿が見えない。

 

 

ガンナ『……やったのか?アークを…』

 

 

カオス『いいや、おそらくまだ奴は生きてるだろ。そこら辺にゴミのようにいるレジェンドルガ共がその証拠だ』

 

 

カオスは辺りにいるレジェンドルガ達を見渡しながらため息混じりで言う。確かに辺りのレジェンドルガ達はアークがやられた事に動揺はしているも消えるような様子はない。ライダー達はそれを見てため息を吐くと、アークにとどめを刺す為再び武器を構えていく。だが…

 

 

―シュゥゥゥゥ…ズドオォォォォォォォォオッ!!―

 

 

『ッ!?』

 

 

『グオォォォォォォォオッ!?』

 

 

突然、屍の山を中心に巨大な衝撃波が発生して辺りを包み込み、屍達や近くにいたレジェンドルガ達を吹っ飛ばしていった。ライダー達はそれぞれの武器を盾にして衝撃波を耐え切り、目の前に視線を移す。そこには屍の山があった場所で異様なオーラを放ちながら不気味に笑うアークが佇んでいる姿があった。

 

 

アーク『フフフッ…なるほど、流石の力だ…だが、どうやら私を倒すまでには至らなかったようだね』

 

 

ディケイド(ツカサ)『う、嘘でしょ?!全然ピンピンしてんじゃん……!』

 

 

ディケイド(進)『チッ、あれでもダメージが少ない方なのか……本当の化け物だな……!』

 

 

二人の技を受けたにも関わらず弱っている様子がなく、まったく余裕の笑みを崩さないアークの強靭さにライダー達の表情も険しくなっていく。

 

 

アーク『君達の力はまだその程度ではないのだろう?なら…君達の力をもっと私に見せてくれ!!』

 

 

両手を頭上に掲げながらアークは高らかに叫ぶ。すると突然ライダー達を囲んでいたレジェンドルガ達が引き付けられるようにアークへ集まっていき、集まったレジェンドルガ達が光の粒子となりアークに吸収され始めた。

 

 

ディケイド(進)『アイツ、レジェンドルガを取り込んで…?!』

 

 

ガンナ『ちっ、また面倒な事を!』

 

 

毒づくライダー達を他所に、アークは吸収を終えると同時に右手を勢いよく頭上へと掲げた。するとアークの右手に小さな球状のエネルギー弾が形成され、それは徐々に巨大化してアークの身体を上回る程の大きさとなっていった。

 

 

ディケイド(ツカサ)『ちょっ、タンマタンマタンマ!何あのシャレにならない大きさは?!』

 

 

カオス『クソ……!散開だ!急いで奴から離れろ!!』

 

 

アークの攻撃からの被害を出来るだけ避ける為、一同は残ったレジェンドルガ達を払い除けながら別々の方向に散りその場から離れ様とする。だが…

 

 

―ドゴオォンッ!―

 

 

ディケイド(進)『な…?!』

 

 

『グウゥゥゥ…』

 

 

ガンナ『?!進!』

 

 

その場から離れようとしたディケイド(進)の足元から突然数体のレジェンドルガが飛び出し、ディケイド(進)の身体に絡み付いて動きを封じたのだ。それに気づいたライダー達はディケイド(進)の下に走り出すが、周囲のレジェンドルガがそれを阻止しようとライダー達の前に立ち塞がった。

 

 

アーク『まずは君からにしようか…君の持ってるそれは彼をおびき出す餌の一つだからね。返してもらうよ?』

 

 

ディケイド(進)『クッ!』

 

 

『進ッ!』

 

 

アークは不気味な笑みを浮かべながら頭上にある巨大なエネルギー弾をディケイド(進)に向けて勢いよく撃ち放った。

 

 

エネルギー弾は嵐のような激しさで地面をえぐりながらディケイド(進)に接近していき、ディケイド(進)は何とかレジェンドルガ達の拘束から逃れようとするが、既に目前にはエネルギー弾が迫ってきている。

 

 

ここまでなのか…と、ディケイド(進)は諦め掛けて一瞬全身の力を抜いた。その時…

 

 

 

 

 

零「そうは…させるかあぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーッ!!!」

 

 

 

 

 

『ッ?!』

 

 

アーク『なっ……』

 

 

ディケイド(進)『?!零?!』

 

 

不意に、レジェンドルガの大群を掻き分けながら飛び出して来た青年……零がディケイド(進)を拘束していたレジェンドルガ達を払い除け、ディケイド(進)と共にその場から飛び退いた。それと同時に…

 

 

 

 

―ドゴオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォーーーーーオオオォンッッ!!!!―

 

 

 

 

―――アークの放ったエネルギー弾が二人と周囲のレジェンドルガを包み込み、巨大な炎の波が辺り一面を呑み込んでいった。

 

 

 

 

 

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