仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第六章/龍騎×マクロスFRONTIERの世界③

 

 

その頃、零達と別れて警察署を出たなのは達は他の出版社がフェイトの無実を証明出来る様な情報を掴んでいないかと、手当たり次第に出版社を当たっていた。

 

 

だが、どの会社も既に新聞や雑誌に載っているような情報しか知らないらしく、何も情報を得られなかった。それからなのは達は何件か会社を回った後、取りあえず一度休息を取ろうと近くのレストランで休んでいた。

 

 

スバル「あぅ~…つ、疲れたぁ~」

 

 

ヴィータ「ったく…だらしねーな。もちっとしっかりしろ!」

 

 

なのは「にゃはは…仕方ないよ、警察署を出てから二時間近くも歩き回ってたんだから」

 

 

デーブルでうつ伏せるスバルに厳しく指摘するヴィータを宥めつつ、なのははポケットから今まで集めた情報が書かれたメモを取り出した。

 

 

なのは「ここまで回った出版社は5件……その中で見つけたフェイトちゃんの無罪を証明出来る証拠は0……か」

 

 

ヴィータ「…やっぱり、裁判でテスタロッサの無罪を証明するのは無理なんじゃねぇか?此処はやっぱり、ライダーバトルで勝ち残るしか手がないんじゃ…」

 

 

スバル「そう…ですよね。何処の出版社に行っても、みんな同じことばかりしか教えてくれないし…零さんがバトルで勝ち残るしかないのかな…」

 

 

証拠が何も見つけられない今、やはりライダーバトルで勝ち残ることでしかフェイトを救えないのか。スバルとヴィータは口を揃えてそう呟くが、なのはだけはそれに対し首を横に振った。

 

 

なのは「駄目だよ、それだけは……出来れば零君には、余りライダーバトルに参加して欲しくない」

 

 

スバル「だ、だけど…それしかフェイトさんを救える方法は…」

 

 

なのは「それでも諦める訳にはいかないよ。二人だって知ってるでしょ?あの夢の事を…」

 

 

ヴィータ「それ…は……」

 

 

なのはが口にしたあの夢というワードに二人は黙ってしまう。

 

 

あの夢……数え切れないライダー達とディケイドが戦うという、凄惨な光景。

 

 

もし零がライダーバトルに参加してライダーを倒し続けたら、何れあの夢のような出来事が現実に起きてしまうかもしれない。

 

 

それを恐れているなのはは、出来れば零が戦わずに済むようにと今も諦めず情報を集めているのだ。

 

 

なのは「あれが何か前触れだとしたら…放っておく訳にはいかない。私達は私達の方で、フェイトちゃんも、零君も助けられる方法を見つけたいの」

 

 

ヴィータ「けどよ…実際のところはどうすんだ?今でもそれらしい情報なんて掴めてねーのに…そんな方法がホントに見つかんのか?」

 

 

なのは「それは……」

 

 

ヴィータの言葉で今度はなのはが黙り込み、ヴィータもそんななのはを見て口を閉じてしまう。スバルはそんな二人を見てどうしたらいいか分からず困ってしまうが、その時…

 

 

―キイィィィィィィィインッ…!―

 

 

なのは「?!え…?」

 

 

ヴィータ「な、なんだ…この音?」

 

 

スバル「…!ふ、二人共!あそこ!」

 

 

突然その場に鳴り響いた耳鳴りのような音になのはとヴィータが驚いて周りを見回すと、スバルがなにかに気づいてその方を指差し、二人もその方向へと視線を向ける。其処には、一つのビルの窓ガラスに複数のライダー達が戦う姿が映し出されていた。

 

 

ヴィータ「な…何だありゃあ?!」

 

 

スバル「…もしかして、あれが鏡の世界、ミラーワールドと――――」

 

 

なのは「――――ライダーバトル………よしっ!」

 

 

ガラスに移るライダー達の戦いを見て、なのはは何かを決心した表情で椅子から立ち上がった。

 

 

スバル「なのはさん?あの…一体何を?」

 

 

なのは「うん、私もちょっと、あのバトルに参加してくる」

 

 

ヴィータ「ハァッ?!お前本気か?!てか弁護士や検事でもないのに参加していいのかよ?!」

 

 

なのは「大丈夫大丈夫!私も優矢君みたいに、黒月弁護士とランスター弁護士の"助手"っていうことにすればいいし、ライダーバトルに参加してる人達なら事件のことを何か知ってるかもしれないしね♪」

 

 

二人の助手としてライダーバトルに参加する。何とも無茶苦茶な理屈で戸惑うスバルとヴィータに向けて笑いながらそう言うと、なのははビルの窓の前に立ち、左手に装着しているKウォッチを操作する。

 

 

『RIDER SOUL TRANS!』

 

 

電子音声と共になのはの腰にトランスドライバーが現れ、ライドブッカーからトランスのカードを取り出して翳す。

 

 

なのは「変身ッ!」

 

 

『KAMENRIDE:TRANS!』

 

 

電子音声と共になのははトランスに変身していき、変身を完了するとトランスは窓ガラスに向かってダイブし、そのまま窓に吸い込まれるようにミラーワールドへのゲートを通過した。

 

 

スバル「ま、窓ガラスの中に?!」

 

 

ヴィータ「…もうなんでもありだな、ライダーってのは…」

 

 

ミラーワールドにあっさり進入したトランスを見てスバルは唖然とし、ヴィータはトランスの行動に驚き半分呆れ半分といった感じで溜め息を吐いていた。

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

一方その頃、ミラーワールド内のビルの駐車場付近ではエイ型の『仮面ライダーライア』とサイ型の『仮面ライダーガイ』、白虎型の『仮面ライダータイガ』とカメレオン型の『仮面ライダーベルデ』が未だ自分達の意見を述べながら、カードを用いた攻撃の応酬を繰り返しながら激戦を繰り広げていた。その時…

 

 

『ATTACKRIDE:BLAST!』

 

 

―ズドドドドドドォッ!!―

 

 

『ッ?!』

 

 

突如ライダー達の足元に銃弾が放たれ、ライダー達は突然の襲撃に戦いを止めてその銃弾が放たれた方を見る。其処には銃口から煙りを立たせているライドブッカーGモードを構えたトランスが立っていた。

 

 

トランス『貴方達ですね?ライダーバトルに参加しているライダーは』

 

 

タイガ『?!誰だお前は?一体何者だ?』

 

 

トランス『私は弁護士助手の者です。今回の事件の容疑者であるフェイト・T・ハラオウン氏について、お話しを聞かせて欲しいのですが』

 

 

ベルデ『弁護士助手だと?フンッ、馬鹿馬鹿しい。あんな女を弁護する必要などない!あの女は有罪と決まっているだろう!』

 

 

弁護士助手と名乗るトランスにベルデが鼻で笑い、他のライダー達もトランスに向かって身構えていく。

 

 

トランス『ッ……他の方達も、同じ意見なんですか?』

 

 

ライア『当然だ。話を聞いた限り、あの女にしか犯行は不可解。証拠の凶器も既に見つかっている。これはもう判決は決まったも同然だろう。君の出番なんてないんだよ、弁護士助手君』

 

 

フェイトについて話しを聞かせて欲しいと呼び掛けても、ライダー達は有罪の一点張りでまるで話しを聞こうとしない。トランスは此処でも情報は無しかと落胆してライドブッカーを下ろし、溜め息を吐いた。

 

 

トランス『そうですか……なら、他の方達からお話しを聞く事にします。では、私はこれで……』

 

 

トランスはそう言って踵を返し別のライダーから話しを聞こうとその場から去ろうとする。だが、それを許さないかというようにトランスの前にタイガとガイが立ち塞がった。

 

 

ガイ『おっと。まさか、このまま帰れるとでも思ってるのか?』

 

 

『STRIKE VENT!』

 

 

タイガ『このライダーバトルは最後の一人になるまで戦わなければならない…それぐらいの事を知っているだろう?』

 

 

『STRIKE VENT!』

 

 

二人はそう言いながらカードをベントインさせてそれぞれ武器を装備していき、ベルデとライアもトランスを囲むようにして武器を構えていく。

 

 

トランス『やっぱり…戦わないと駄目なのかな…仕方ないか』

 

 

武器を構えるライダー達を見てトランスは仮面越しに一度瞳を閉じると、なにかを決心したように瞳を開き、ライドブッカーから一枚のカードを取り出した。

 

 

トランス『そっちがその気なら、私も手加減しないよ!変身ッ!』

 

 

『KAMENRIDE:SEIーO!』

 

 

電子音声が響くと共にトランスの身体に電王・プラットフォームが薄緑色にしたような外見のライダースーツが纏われ、更にその上からオーラアーマーが次々と出現してトランスの身体に装着されていく。それは魔界城の世界でみなみが変身したのと同じ、仮面ライダー聖王の姿だった。

 

 

ライア『か、変わった?!』

 

 

タイガ『だが、姿を変えた所で何になる!』

 

 

姿の変わったトランスを見てライダー達は驚くが、タイガは構わずに両手に装備するデストクローでT聖王に攻撃を仕掛ける。対してT聖王は瞬時に切り替えたライドブッカーSモードで攻撃を弾き、タイガにカウンターを喰らわせていく。

 

 

タイガ『グアァッ!?』

 

 

T聖王『まだまだ!次、行くよ!』

 

 

タイガに斬撃を与えて吹っ飛ばし、T聖王はその間にライドブッカーからカードを取り出してトランスドライバーにセットする。

 

 

『FORMRIDE:SEIーO!ANCIET!』

 

 

再度鳴り響く電子音声と共に、T聖王が身に纏うオーラアーマーが飛散してT聖王の周りを何度か回りながら変化し、再びT聖王の身体に装着されて全く違う姿へと変わった。

 

 

緑に統一された電王・ガンフォームのボディとロッドフォームの肩に酷似したオーラアーマー、そして天使の翼をイメージしたようなデンカメン……聖王のもう一つの姿であるエンシェントフォームである。

 

 

ベルデ『また変わった?!』

 

 

ガイ『チィ!コロコロと変わりやがって!』

 

 

ライア『だったらこっちもこれで!』

 

 

再び姿を変えたT聖王を見てベルデとタイガは驚き、ガイとライアはそんなT聖王を見てバックル部分にあるカードケースからカードを引き、ガイは左肩アーマー前部に取り付けられたメタルバイザーにカードを投げ入れ、ライアは左腕のエビルバイザーにカードを装填する。

 

 

『FINAL VENT!』

 

『FINAL VENT!』

 

 

電子音声が反響して響くと、ガイの下にサイ型のミラーモンスターのメタルゲラスが、ライアの下にはエイ型のミラーモンスターのエビルダイバーが現れた。そして、ガイはメタルゲラスの肩に乗り右手に装備するメタルホーンをT聖王に向けながらメタルゲラスと共に高速突進し、ライアはエビルダイバーの上に乗りT聖王に向かって突っ込んでいく。それを見たT聖王は焦った様子を見せずにライドブッカーからカードを出し、トランスドライバーにセットした。

 

 

『FINALATTACKRIDE:SE・SE・SE・SEIーO!』

 

 

電子音声と共にT聖王は上空へと高く飛び上がった。するとT聖王の背中から翼が生え、そのまま翼を身体に覆い、ドリルのように回転しながら二人に向かって突っ込んでいった。

 

 

T聖王『ハアァァァァァァァァァァァァアッ!!!』

 

 

―ズガアァッ!!ズガガガガガガァッ…ズガアァァァァァァァァァァァァアンッ!!!―

 

 

『グッ……グアァァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

T聖王の放ったスパイラルセイバーが二人の必殺技を押し返し、T聖王の必殺技を受けた二人は断末魔を上げて自身の契約モンスター達と共に爆散していったのだった。それを確認したT聖王は地上に着地しながらトランスに戻って一息吐くが、しかし…

 

 

『ADVENT!』

 

 

『グオォォォォォオッ!』

 

 

トランス『え?ウアァッ?!』

 

 

不意に電子音声が響き、それを聞いたトランスが振り返った瞬間二体のモンスター達がトランスに飛び掛かってきた。一体は白虎型のモンスターのデストワイルダー。もう一体はカメレオン型のモンスターのバイオグリーザである。トランスがモンスター達に応戦していると、残ったライダーであるベルデとタイガがトランスに近づいていく。

 

 

ベルデ『中々やるじゃないか…だが甘かったな。まだ俺達が残ってるのを忘れてもらっちゃ困る』

 

 

タイガ『さっきのように姿を変えさせなければ大したことはないだろう。これでお前に勝ち目はない!』

 

 

トランス『クッ!』

 

 

モンスター達の攻撃をかわしながら苦い表情を浮かべるトランス。ベルデとタイガはそんなトランスに追い打ちをかけるように攻撃を仕掛け、トランスはライダー達の攻撃を何とかかわすと近くの物陰に飛び込んで身を隠した。

 

 

トランス『ハァ…ハァ…どうしよう。このままじゃやられる…何か、他にカードは……あっ…』

 

 

トランスは何かライダー達に対抗出来るカードは無いかとライドブッカーから数枚のカードを取り出していると一枚のカードを見つけて固まってしまう。それは一枚のライダーカードだが、そのカードに描かれているライダーを見てトランスは額から冷や汗をタラリと流す。

 

 

そのライダーの名は―――『MAーO』

 

 

トランス『うぅっ…出来ればこのカードはあんまり使いたくはないんだけどっ…』

 

 

トランス自身、このライダーには余りいい思い出がない。

 

 

以前零達一行が訪れたカオスの世界。そこで魔界城の世界で共に戦った天満幸助に無理矢理特訓を受けさせられてしまい、その時なのはは異世界のとある少年達と共にカオスの世界のなのは……冥王から地獄ような特訓を受けてトラウマが出来てしまったのだ。

 

 

だからこのライダーを見ればその時のトラウマが蘇るし、このライダーの力は余りにも巨大過ぎるから使うのはあまり気が進まない。どうしようか…とトランスは暫く頭を悩ませていると…

 

 

トランス『…だけど、今はこれしか手がないし…仕方ない!』

 

 

と、トランスは決心したように叫びながら手の中にあるカード達の中から冥王のカードを取り出し、トランスドライバーに装填してスライドさせる。

 

 

『KAMENRIDE:MAーO!』

 

 

電子音声が響くとトランスの姿がプラットフォームへと変わり、更にトランスの周りに白に統一されたオーラアーマーが現れトランスの身体に次々と装着されていく。そして最後にハートの形をしたデンカメンが後頭部から現れ、複眼部分に到達すると同時に装着されていった。

 

 

その姿は、ゼオライマーとなのはのバリアジャケットを足して二で割り、電王を足したような感じのオーラアーマー。そしてハートの形を模したデンカメンを輝かせるライダー…『冥王』へと変わっていったのだ。

 

 

T冥王『うわぁ…すごい力を感じる…これなら本当に世界一つを滅ぼせそうな気がしてきたよ…ってそれどころじゃなかった!』

 

 

自身の両手を見下ろして冥王の力を肌身に感じドン引きしてしまっていたが、本来の目的を忘れ掛け、T冥王は慌てて気を取り直すと再びライドブッカーからカードを取り出した。

 

 

T冥王『えーと、このカードは……?まあいいか。取りあえず使ってみよう!』

 

 

『FORMRIDE:MAーO!GENOCIDE!』

 

 

カードを装填したトランスドライバーから電子音声が響くと、T冥王の複眼部分にセットされていたハート型のデンカメンが外れて消え、変わりにWを模したデンカメンが後頭部から現れ複眼部分に装着されていった。

 

 

だが、フォームチェンジを終えた瞬間、何故かT冥王は小さく顔を俯かせてその場からピクリとも動かなくなってしまった。その時…

 

 

『グオォォォォォォオッ!』

 

 

運が悪くもミラーモンスター達に見つかってしまい、更に奥からT冥王を追ってきたベルデとタイガが姿を現した。

 

 

ベルデ『漸く見つけたぞ!』

 

 

タイガ『隠れんぼはもうおしまいだ…覚悟しろ!』

 

 

二人はそう言ってT冥王に向かって同時に襲い掛かり、ミラーモンスター達も二人に続いてT冥王に飛び掛かった。対して、先程までピクリとも動かなかったT冥王が漸く動き出し、ゆっくりと顔を上げていくと…

 

 

 

T冥王『……いやっほぉぉう!!天界から舞い降りた天使のように…ぶるあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 

―ズドドドドドドドドドドッッッ!!!!―

 

 

『なっ?!グアァァァァァァァァァァァァアッ!!?』

 

 

突如、T冥王は意味不明な奇声を上げながら腰にあるライドブッカーを瞬時にGモードに切り替えてライダー達とモンスター達に向けて連射し、二人とモンスター達は纏めて吹っ飛ばされそのまま建物の壁を突き破っていった。

 

 

タイガ『ガハァッ!クッ……な、何だあれは……?!』

 

 

ベルデ『グッ!ふ、雰囲気が変わった?というかなんだ、あの力は?!』

 

 

いきなり強くなり出したT冥王を見て二人は驚きながら後退り、T冥王はライドブッカーを指で回転させながら破壊された壁の穴の向こうからゆっくりと二人に近づいていく。

 

 

T冥王『我は神の代理人、神罰の代行者。我が使命は…貴様らのように軟弱なぁ愚か者をぉ肉片すらも残さず消し去ることだぁ。貴様らもあの祐輔や稟とかいう小僧達のようにぃ…痛め付けてやるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

 

『ヒィ!?ウ、ウアァァァァァァァァァァァァアーーーーーッ!!!』

 

 

T冥王から発せられるとてつもない迫力にベルデとタイガは完全に怯えて戦意を失い、その場から一目散に逃亡していった。

 

 

T冥王『逃げてんじゃねえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』

 

 

だが今のT冥王がそんなライダー達を見逃すハズもなく、ライドブッカーから一枚のカードを取り出しトランスドライバーに捩じ込むようにセットした。

 

 

『FINALATTACKRIDE:M・M・M・MAーO!』

 

 

電子音声が響くと同時にT冥王の背後に某機動戦士が使うミーティアのような形状をした巨大兵器が出現し、T冥王はそれに背中を合わせてドッキングすると逃亡するライダー達をマルチロックしていく。そして…

 

 

 

T冥王『冥王からは逃れられんぞぉ……木っ端微塵に吹き飛べえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえーーーーッ!!!!』

 

 

―カチッ…チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーンッッ!!!!!―

 

 

『ヒッ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

 

 

―ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーンッッッ!!!!!―

 

 

 

T冥王の放った凶悪とも言える一斉射撃がライダー達に次々とヒットし、ライダー達は断末魔を上げて一片残さず完全に消滅していった。更に目標から外れた流れ弾が市街地のビルなどに当たり次々と倒壊して炎に呑み込まれ、T冥王はライダー達が消滅したのを確認すると憑依していたワカモトイマジンがT冥王から抜け出し、それと同時にT冥王はその場で崩れるように倒れてトランスへと戻っていく。

 

 

トランス『……ん…んん……あ…あれ?…私…今まで何を…?』

 

 

意識を取り戻したトランスはゆっくりと身体を起こしていくが、自分が今までなにをしていたのか思い出せず、炎の海に包まれた街中でただ呆然と立ち尽くしていたのだった……

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

―…………ゾワァッ!―

 

 

零「ッ!!?」

 

 

ティアナ「…?零さん?どうかしましたか?」

 

 

零「…え?い、いや…なんでもない(何だ、今の悪寒は?凄く嫌な感じだったが……気のせいか?)」

 

 

アルト達の勤める出版社に向かってる途中、零は一瞬全身にとてつもない寒気を感じ取ったのだが、ただの気のせいか?とあまり気にしないことにして再び歩き出していったのだった。

 

 

 

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