仮面ライダーディケイド&リリカルなのは 九つの世界を歩む破壊神 Re:EDIT   作:風人Ⅱ

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第六章/龍騎×マクロスFRONTIERの世界⑩

 

 

それから数十分後。アビスとの戦いを終えた零達は編集部に訪れ、アルト達からチーム復活の報告を受けていた。

 

 

零「そうか…良かったじゃないか。チームが復活して」

 

 

アルト「あぁ。けど、お前達のチームには負けると思うけどな」

 

 

ティアナ「え?私達の…チーム?」

 

 

自分達のチームという言葉に零とティアナは何のことか分からず疑問符を浮かべ、アルトはそんな二人に苦笑いを浮かべると胸ポケットから一枚の写真を出して零達に渡す。

 

 

零「…これは」

 

 

アルト「プリントしておいたんだ…三人共、ホントに良い表情してるよな」

 

 

アルトから渡された写真には、迷惑そうな顔をする零と優矢が肩を組み、そんな二人を見て可笑しそうに笑うティアナの姿が写っていた。二人はそれを見て少し照れ臭さそうに頬を掻き、小さく笑う。だが…

 

 

―ガシッ!―

 

 

零「…へ?」

 

 

ティアナ「え?」

 

 

不意に後ろから二人の肩を何かが掴み、零とティアナは思わず背後に振り返った。其処には……

 

 

 

―ゴゴゴゴゴゴゴゴッ―

 

 

 

フェイト「…漸く帰って来たね~零、ティアナ♪」

 

 

零「………フェ、フェイ…ト…?」

 

 

…ニッコリスマイルで二人の肩を掴み何故か背後から阿修羅を浮かべるフェイトの姿があったのだ。それを見た途端二人の身体から嫌な汗が流れ出し、ガクガクと身体を震わせていた。

 

 

フェイト「さっきはよくも突き飛ばしてくれたね二人共?…ちょっとイロイロとお話したいんだけど?」

 

 

零「…………………………………………………………………逃げるぞティアナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!」

 

 

ティアナ「へ?キャアッ!?////」

 

 

フェイト「待ちなさっ…!ってなにどさくさに紛れてお姫様抱っこなんてしてるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!�」

 

 

零「こうでもしないとティアナを連れて逃げれんだろうがッ!!てかお前はお前で何手当たり次第に投げてきてって危ねえェぇぇぇぇッ!!?テメェ今カッター投げたなッ!?問答無用か見境無しか殺す気かッ!?というかカッターはちゃんと取り扱い説明書を良く読んでから使え!!人に向けて投げたり刺したりしたら駄目って書いてあるだろう!?そんなのが当たったら幾ら俺でも即死だぞ!?」

 

 

フェイト「いーいーかーらー止まりなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッ!!!�」

 

 

零「ぬおぉぉぉぉぉッ!!スミマセンの精神は旺盛だが花畑で見知らぬジジイやババア共とご対面すんのは二度と御免だチキショオォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

 

フェイトの手を振り払った零はティアナをお姫様抱っこして全力で逃げ、フェイトはそれを見て余計に激怒し零を追い掛けながら辺りに置いてあるもの手当たり次第に掴みプロの野球選手顔負けの剛速球で零目掛けて全力で投げつけ、アルト達はそんな光景を見て苦笑いをしていたのだった。

 

 

 

 

因みにこの逃走劇の結果、椅子やらデスクやらを投げ付けられながらもなんとかティアナを守る事は出来たが、その儚い犠牲となった黒月零という青年が変死体となって血の海で倒れる姿が目撃され、正気を取り戻したフェイトが泣きながら零の身体を揺さ振りまくってたのは此処だけの話しだ……

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

出版社での騒動を終えフェイト連れて写真館に戻って来た零達。それから数分ぐらい経った頃に外で運動をしていた優矢が写真館に戻ってきた。

 

 

優矢「今日から龍騎の世界かぁ…よし!頑張るとしますか!」

 

 

優矢は肩を回しながら頑張ろう!と自分に気合いを入れて皆のいる部屋に戻ろうとする。のだが…

 

 

なのは「え?龍騎の世界を後にする?」

 

 

優矢「………え?」

 

 

不意に聞こえてきたなのはの言葉に優矢は一瞬呆然としてしまい、正気に戻ると慌てて皆の集まる部屋に駆け込んだ。

 

 

スバル「どうしてですか?私達、まだこの世界で何もしてませんよ?」

 

 

優矢「そ、そうだよ!なのになんでいきなり?!」

 

 

零「……いや、この世界での役目ならもう終わったんだ」

 

 

テーブルに着いて珈琲を啜る零の言葉にティアナを除いた一同は首を傾げると、ふとテーブルに視線を下ろした優矢がその上に置かれている写真を見つけその中から一枚の写真を手に取った。

 

 

優矢「…?なぁ零、こんな写真…いつ撮ったけ?」

 

 

その写真に写っているのは零と優矢とティアナ、そしてアルトとランカとシェリルがカメラに向かって笑い合うという写真だったのだ。この写真を取った覚えのない優矢はそのことを零に問い掛ける。

 

 

零「……最高のチーム……って感じだろ?」

 

 

優矢「……フッ、なんだよそれ?」

 

 

顔を背けて答えを返す零を見て優矢は自然と笑みを浮かべ、その写真を再び見ると満更でもないといった顔をしていた。そんな時…

 

 

―コケェッ!コッコッコケェッ!―

 

 

優矢「うわあぁッ?!」

 

 

ヴィータ「な、なんだこの鶏?!」

 

 

栄次郎「待てぇーっ!漸く手に入れた地鶏ぃーっ!」

 

 

ヴィヴィオ「まてーっ!!」

 

ウェンディ「ああもうっ!大人しく捕まって欲しいっス!!�」

 

 

ノーヴェ「あ~クソォッ!いい加減ジッとしろ!!�」

 

 

チンク「落ち着けノーヴェ!鶏には絶対傷を付けるなっ!!」

 

 

突然部屋の中に鶏が暴れながら入り込み、その鶏を追い掛けて部屋に入ってきた栄次郎とヴィヴィオとナンバーズ達が鶏を追い掛け回し優矢達も慌てて鶏を追い掛けていく。

 

 

キバーラ「はいはーい、私におっ任せ~…ってわぁ?!」

 

 

キバーラが鶏の頭に止まって鶏を止めようとするが、その前に零が鶏を捕まえて窓から外へと逃がしていった。

 

 

零「ほら、さっさと逃げろ。じゃないとお前、ローストチキンにされて食われちまうぞ!」

 

 

栄次郎「え?なんで君がそれを―ガンッ!―あ痛ッ?!」

 

 

―ガラララララッ!パアァァァァァアッ―

 

 

栄次郎が背景ロールを操作する鎖が付いた柱に頭をぶつてしまい、その衝撃で背景ロールからまた新しい絵が描かれた背景ロールが現れた。

 

 

零「?この世界は…」

 

 

零達は新たに現れた背景ロールに視線を向けると、其処に描かれていた絵は数十枚の赤いカードが背景ロール一杯に広がっているというものであった。

 

 

 

 

 

その頃、何処かの薄暗い部屋で四人のライダー達が光が差し込む一点を見つめていた。このライダー達は何なのか?そして零達のこの世界での役目とは…?

 

 

 

 

 

第六章/龍騎×マクロスFRONTIERの世界END

 

 

 

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