背中に尖った部分が多いポケモンは高確率で一番最強になるし殿堂入りもする   作:黄雨

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1.言っておくけど俺は既に二ドラン2ひき持ってる

おれはトキワのもり最強って言われてる

地元ポケモンマスターなんだが

やはりというかこのへんの生態系の頂点に立つべき

最強のぽけもんといったらニドラン族だな

 

トキワの森といえばよくpopするのはキャタピー族。

こいつはムシタイプのせいか貧弱に弱弱しいので

どくのはりでなんかいかつつくと簡単に倒された

たまに少しウザイのは突き攻撃に耐性あるビードル族。

こっちはニドラン族といえども毒の針ではたくさんつつかないと倒せない

逆にニドランの♂だけがもつ強じんな角でつっつくと簡単に倒せる。

これって俺だけが知ってるひみつのとくせいだべ?

 

その二種類のむしぽけもんが進化したのがコクーンとトランセルというのだがどっちもまゆに籠る引きこもりタイプなので攻撃するのをためらう(心が広大)

 

おれはこの森でポケモン育ってたベテランなんだが

ピカチュウ族を狙うハンターのように

トキワの森をぐるぐるぐるぐる回っているが

残念がはっきりいって今日まで見たことは一度もない。

 

地元の学校で稀にだがよくウワサになったこともあるけど

そろそろ結論を出すピカチュウ出るってのはガセだな・・

認めよう俺はこどもの噂に踊らされたアワレな小学生

こんなに頑張って探してるのに出てこないということは

もうピカチュウはトキワのもりには全滅にせいそくしてないのでしょう

それか最強のポケモン連れ歩いてると

全身からかもし出すエネルギー量が

オーラとして見えそうになってるのが恐いのか?

 

結局ピカチュウを見つけることは出来なかったおれはいったん草むらからでて木陰にしゃがみこむとモンスターボールから飛び出してはぴょんぴょん頑張ってたニドラン二匹をナデナデするとそろってすり寄ってくる

かわいい奴だと思って油断するとどっかのトゲが刺さるのでご主人様といえども油断できない。

もしもだがペットに毒くらったりしたのを公共の国家権力とかにばれたら保健所に呼ばれて一環の終わり。

 

どくポケモンのどくを扱えないトレーナーにはどくタイプポケモンの育成は難しい。

おれはトレーナーだからよ。そういうふ手際で相棒をなくさないつもり。

 

ニドラン(♂)のニックネームはリアオス

ニドラン(♀)のニックネームはリアメス

こいつらはねーちゃんに捕まえてもらった。

ねーちゃんもまたニドラン族の♂♀二匹を率いてピカチュウゲット目指してたが

社会の荒波にもまれてしまってな。

今ではタマムシ大学の女子大生だべ。

 

いっぷくに休憩中なので今からおやつの時間

海外ではポケモン系フードというのがあるらしいが俺はにゅうしゅルートもってないので手作りゴハンだべ?

リュックからお手製の調理きのみを差し出してやると美味そうに食ってくれるのがホンワカして良い。

 

ニドラン族はオスもメスもだが背中に尖った部分が多くあの部分でさらに敵に致命的な致命傷を与えられる

♀のほうがちょっと僅かにトゲの数が少なめだが

どっちの色も紫っぽいのでパープルヘイズっぽいのが宿ってそうで強い

ちなみにパープルヘイズっぽいのはどくタイプが持つと

光と闇が両方そなわり最強に見える

どくタイプ以外が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ

ついでにいうとパープルヘイズってのはエスパートレーナーマンガで架空の完全オリジナルポケモンばかりが登場するベストセラー『じょじょに奇妙な冒険』に出てくるどくポケモンだべな。

 

しばらくリアオス&リアメスと戯れていると学校では見たことない同い年か年下くらいのレッドキャップが通りすがろうとしていた

あの帽子は伝説の最年少チャンピオンのうちの一人のパクリのニセモノだな赤い帽子被っただけで強くなったと思う浅はかさは愚かしい。

なんかたまたま目が合ったのでおれはそいつに歩み寄って言ってやった。

 

「おいィ?

 このもりにやせいのピカチュウがいるらしいぞ?

 おまえみかけたことあるかよ?」

 

問いかけつつおれはニドラン♂を繰り出す

トレーナーは目と目があったらタイマンという暗黙の了解はあもりにも有名。

ここでいうタイマンは神聖な喧嘩の意味だ。

 

レッドキャップは無言に首を振り、ベルトからモンスターボールを取り出すとこの辺では見たことないポケモン繰り出してきた。見た目はどちかというとひょろっとして女々しい感じなのだがしっぽに炎が宿り強者のオーラが見えそうになってるヤツだった。

 

開幕から必殺のニドキック使うと読んでいたらしく足払いしてきたリアオスがバランス崩してダウンしたところにギロチンのひっかくがきゅうしょにヒットしたのかリアオスがあっという間にやられてしまった。

「なんだ今のは・・」と言うがそいつは冷酷だったひんしのリアオス引っ込めてリアメスをくり出すと返事の代わりに空中で爪を振りまわさせてきたが上段ガードで防いだそのまま攻め込まれると思い全て防いでやると思い

リアメスにガードさせてると突然火柱を上げながら物凄い勢いで突進してきたこれはまずいと情景反射でひっかかせると偶然にも前足が投げみたいに決まってダウンさせた。

次の瞬間レッドキャップの目つきが変わった「どうやら手加減の必要は無いようだな」と言うとその獲物を見据える目つきが俺を捉らえるただならぬ気配に思わず後退りするとリアメスにも動揺が伝わってしまったのかついげき前に立ち上がった炎のしっぽポケモンはその隙を見逃さなかった一気に駆け寄ると突然宙に舞いしっぽのひのこを散らす

目元が熱いのかリアメスがきゅうんと鳴いたところに鋭いつまさきがヒット俺はもはや袋の中のコラッタ状態のリアメスから思わず目を反らす。リアメスは悲しい鳴き声をあげて倒れていた。

 

放心する俺にそいつは「相手が悪かった。しかし今まで闘ったトレーナーの中でももっとも強かった」と言い残し去っていった

 

ちょとsYレならんしょこれは・・?

おれはこのシマでは結構有名で対戦でも負けることはまず無かったんだが生まれて始めてほんの少しビビッた。

悔しかった。

おれのシマじゃ今のノーカンだからという余地すらない完膚なきまでの完封に完敗だった。

 

その後トキワ・シティのポケモンセンターで回復してもらい夕方すぎに実家に戻った俺は両親に言った。

 

「明日から強者の証ジムリーダーバッチ集めの旅にでることにした」

「やっと行く気になったか息子よ」

「ピカチュウはもういいの?」

「ねーちゃんの代わりに捕まえてやろうと思ったが捕まえたという証拠を出せといわれても出せるわけがないと言う理屈で最初からピカチュウの捕獲率は0%だった」

 

おれが落ち込んでるように見えたのかテーブルの隣のニドラン専用りびんぐできのみ飯食ってたオヤジのニドキングが立ち上がっておれの頭を軽く撫でてくれた。

子供の頃から一緒だったやつだがおれはコイツの背中のトゲから男らしさとは何ぞや、闘争心とはなんぞやと教えてくれた最強のポケモンそれがニドキング。

 

あのレッドキャップはただのコスプレ野郎じゃなかったまさしく鬼の力を持ち主と言ったところかな

火炎をまとってジャンプにとぶポケモンはまさに強者の一文字につきる

しかし最強ポケモンじゃない最強ポケモンがニドキングなのは当然に決まっている。

その証拠のログを確保するためにおれはあの男に勝たなくっちゃいけない。

 

「よって弟よ。トキワの森で伝説になってるポケモン、ピカチュウ探検隊リーダーの地位はお前に譲ろうと思う頑張って捕まえろ?」

「にーちゃんでも無理なのに俺にできるわけがないよ」

「やはりお前は馬鹿だな、大切なのは捕まえようとする意思であって結果は無関係。おれの探索では見つからなかったがお前のやり方なら見つかるかも知らない向かっていく限りいつかは捕まえられるだろ? 捕まえようとしてるんだからな」

 

おれはジョジョに奇妙な冒険の名台詞をパクってそういうと弟は黙った。

 

例えばだが「兄より優れた弟など存在しねえ」と言った兄が弟に負けるシーンある胸に七つの傷をもつゴーリキーの旅を描いた格闘ポケモン漫画『北斗ばくれつ拳』に有名な名台詞だがおれはそうは思わないな。

その名台詞を言ったゴーリキーは弟に負けてる訳だし、こいつは俺よりポケモンレンジャー系の探索能力持ってるかもしれないしな対戦ゲームでは負けたことないけど

 

夕飯後、おれは弟を連れて夜の22番道路にでむきニドラン♂♀を捕まえてやった。

弟にニックネームを決めさせそのままくれてやると飛び上がるほど喜んだがこれで俺がいなくなっても寂しくないはず

これはもかしもかしのその昔、シンオウ地方から移住後に代々からニドラン族を愛好し子供の頃から親とか兄弟のニドランとともに育ってきたポケモン大好きくらぶの一級廃人、ブロンテ一家のニドラン継承法なのだよ

 

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