背中に尖った部分が多いポケモンは高確率で一番最強になるし殿堂入りもする 作:黄雨
遅めになる昼飯にはイッシュバーガーの量産店が選ばれた
サッと食べられるハンズバーガ系統はカントー展開した結果
人気は悪くなくまずまずといったところか都市に一つくらいある
ブルーゲイルさんはイッシュバーガーの真の味を知ってるらしいが
同じようでいて各地方に合うよう工夫の心がなされたローカル味もおく深いという
セットのやつでドリンクとポテトなのでそれ頼んだところブルーゲイルさんはセットとは別にイッシュナゲット15個のやつも頼んでた
同伴のナインが注文のったトレイの1つ運ぶ係りに動いてたが逮捕じゃなく保護なので拘束とか、そういうのはされてない
でも席ついて自分のバーガーより先にナゲットに手出ししてる様子が意地汚いと思った
おれが奢ってもらったイッシュ地方の味のカントーアレンジを噛みしめているとブルーゲイルさんが繰り返しに「情報提供ありがとう」とまた言う感謝ループされるとこっちも謙虚ループするしかなく
おわりの見えにくい無限ループになってしまう、これ以上はやめてにして大人の仕事を遂行したブルーゲイルさんがすごいということで良いというと
ブルーゲイルさんは「ありがとう」と〆て納得にこのわだい終わった
次はナインの話なのだがどういう圧倒的問題児なのかはしんぴのベールに隠されたままそのカーテンの幕をわざわざおれから開けにいくことはなかったケド想像力の翼をそらをとぶさせたところ名前無いとか、
かなり強烈な背景でネガしか見えないだろうなのでムリに聞くのはマナー違反と思い、まあ食後にタイマンしたらさよならバイバイの関係か、絶対に勝ち逃げさせねー俺が勝っておわらせるつもりでいたがそのへんの事情は予想と違った。
「ま、この子には色々事情があるのだが……カントー地方における10歳という年齢は自分の生き方を決める節目となる年齢。しばらくのあいだは私が保護観察することになるが、とくに問題はないと判断すれば、自由にさせてあげるつもりさ。
アイアン君も機会があれば、この子を気にかけてもらえると助かる」
というコイツ10歳だったのか……それであの動きさせられるのだから相当にポケモン強者
ブルーゲイルさんは俺に頭下げてくるが大のオトナが見ためまだガキに頭を下げるというのは簡単じゃない「もちろん将来的に食後のポケモンバトルで倒す手はず」というと「ははは。まあ、そういう関係でもいいさ」という返事。
するとナインは「上等じゃねーか」と結構交戦的でけんのんのまま食事タイムは終わったポケモンバトルのためにゴールデンブリッヂわたった先の24番だか25番だか道路でタイマンすることとなった。
そう、おれはこの瞬間までは間違いなく正正堂堂タイマンするつもりだった。
しかし次の瞬間にはとうそうしんが失われてしまった
「いけ! ナイト!」「いけDG5585」俺らはほぼ同時にポケモン繰り出したが聞こえた尋常じゃない言葉におれは「は? ちょっと待てよ」と即座に口に出ていた・・
「……ニドランじゃねーな、まあ、関係ねぇがな!」
「おい、やめろ馬鹿。この試合もう終了いまなんて言った?」
「あァン?」
「この試合は早くも終了ですねと言ってるのが聞こえませんか?
いま『でぃーじーごーごーはちごー』といったか?
そのふざけたニックネームに寒気すらする始末」
「意味がわからねぇ。なに言ってんだお前?」
俺がこうしていっしゅんでバトルできない心になったのに
よくのうのうと戦おうとできるもんだな。おめでたいな。
初対戦時に今の言葉聞こえたかというと聞こえてないが今回は聞こえたし確かに言った。
証拠のログは確保したからな言い逃れはできない。
お前は「恥」というものを全く知らないで生きているのか。
「俺はいま激しい怒りにおそわれてるぞ……
そんなふうに名前されたら誰だって激怒する
少なくとも今から対戦相手の俺がここまで思うんだから
本人の悲しみは計り知れないでしょう」
「……なんでお前泣いてんの?」
「泣いてねーっよ適当こくのやめろ
そうやって嘘の情報流して人を陥れるのは犯罪だぞ!」
おまえにおれの悲しみのなにがわかるってんだ?
顔とか結構ひややせかいてて拭いてもビショヌレ「それよりなんだそのニックネームは?ニックネームなのにニックネームじゃない別のなにかだと思った」と指摘すると「……呼びかた一つでなんでそんなキレてんのか知らねーが……こいつの型番に文句があるならムショにぶちこまれたクソどもに言ってくれ」ときた
かたばんというのはどこの方言か意味がわからない(理解拒否)
想像を絶する悲しみが俺を襲った。
普通に血の通った人間なら、大事に育てるポケモンのニックネームに愛情なのは当然だと思うんだが特にナインの場合は、そこらの一般トレーナーの雑魚いヤツじゃなくてタイマンでおれに勝つほどのヤツ
おまえら残酷すぎる
おれは初手こうさんを宣言すると青い炎のしっぽポケモンリザードに歩み寄ったら当然のように狂ったような鳴き声で威嚇してくるが構わずナイトを抱き上げると、しゃがんで目線の高さ合わせてやり、さらに向きあわせてやると、抱える手の位置ずらしてしょくしゅのねっこにある胴体こしょぐるするとナイトは鳴き声あげて笑った。リザードはわけもわからず戸惑ってるのがアワレだった
「…………? なに、やってんだ?」
「お前の勝ちでもういいよ
バトルとかそれ以前の問題お前もそいつと戯れるべき」
「はあ?」
「お前もやれと言っているマンキー!
タイマンよりも大切なことがあるこっちこい」
ナインは完全に意味不明状態になってるみたいだったがそれはこっちの状態異常だと言いたいぐらい!
するとへっぴり腰で近づいてきたので「触られたらいやがるところ知ってるのかよ?」と聞くとたぶん全身だという「じゃ寄り添ってるだけでもいい」といい俺とナイトが戯れるさまを見せつけてやった。
「わけわかんねぇ。ポケモンバトルするんじゃねーのかよ」
「俺はおまえのことなんか良く知らないし興味もない。
年下相手にタイマンで負けたのが悔しかった事実もないしな(リアル話)
だがかたばんという響きは圧倒的に負の属性だからお前にはそいつを青い炎よりあたたかな人肌で抱きしめてやることが必要不可欠」
果たして言葉が不自由そうなこいつにおれが言いたいことが伝わったかどうか……ナインは沈黙状態だったがそのうちリザードに頭に手ェ伸ばしたところビクっとステップして逃げられてた
逃げ方がナツメのエーフィみたいに懐いてるけど急に触られるのはちょっと、というリアクシャンじゃない触られるのが怖くておくびょうなんだなという動きに見える
「上からはダメということは目線の高さは合わせたほうが良い。
二本足で立ってるし、そいつ手始めに触るなら手とかウデとかにしないと危険」
おれはいったんナイト降ろしてしょくしゅムニムニュ弄るアッピールするとナインはわけもわからず行動してるっぽいのが混乱なのだがリザードもだった。
その後しばらくするとナイトがうらやましくなったのかリザードはナインからさわられかけても逃げなくなったんだが触られるとビビっている
結局、日が暮れるまでの途中リアメスとかリアオスとかと入れ替えたりして戯れてたが、ナインとリザードの関係は更に進展することはなかったのが残念
「今日はこれくらいにしといてやる俺は優しいからな」
「……お、おう」
「俺が初手こうさんしたので賞金はくれてやるが
お前二度とそのニックネームから変えとけ。
所有者登録名変えれる変えれないというような一般常識の話じゃない
オマエがどうよぶかけるのかが重要
こっちがいつまでも紳士的な対応してると思うなよクソが」
「……、…………おう、わるかった」
「急用を思い出したからおれ行くけど、ほんとに、いい加減にやめろよそのニックネーム
とにかく、どうしてそうなったかもしらないけど型番よばわりは絶対許されざる超悪行
つぎ会ったとき改善されてなかったらマジで顔面ブッとばしてやるから覚悟しとけよな」
「……、…………、……。…………。おう」
おれは自転車に乗ったらこけそうだから走ってハナダに戻ったあんなヤツだとは思わなかった。だが反省してるみたいなのでもう悪いことは改心してくれればよいのだが、と顔の汗を拭うのだった。
大した急用なんか無いのだが急用と言った手前のんきに飯とか食うのはダサくて恥かしいな、と思いおれはレポートだして過去ログさかのぼると急用に相応しいネタが見つかったのでおつきみやま行ったが「夜のおつきみやまは危ないよ!」と道中のやまおとこに呼び止めらるる
「ピッピの満月ダンスというのが見たいと思った」
「今月の満月は過ぎたからまた来月だね」
「おいィ?」
勘違いだったのか時既に時間切れらしかった
もしかしたら今日はダメの日なのかもな……稀にだがたまたまそういう日も偶然発生することがあるらしい
しゃくぜんとしないまま、やまおとこととタイマンやって速攻で勝って終わらせてハナダ・シティのポケセンにとぼとぼだった
「それでは、双方合意と見てよろしいですね?」
あ! 食堂で完全オリジナルロボットポケモンアニメ・ジョイメカロットの再放送やってる! わあい!
◆◆◆ここからナイン側の視点◆◆◆
(予告)ここから下はナインというなぞの少年の裏話なので
アイアン・ブロンテというオリキャラの視点ではないが
神の視点の描写でもブロント語なのはもはや決定している(以下省略)
ちなみにナインが魔改造Nとか、そういうBW系のオチはない(宣告)
◆◆◆いまからナイン側の視点◆◆◆
「なぁ、オマワリさんよぉ……なんなんだアイツぁ」
リザードと横並びにおてて繋いだまま取り残されたナインは「ニックネーム一つで何時間もぶち切れやがって。しかもキレてんのにポケモンと遊んでやがったぞ」というと、ここまで二人のやりとりを一歩引いた位置で見守っていたアンドリューは「なんだかんだと言うことはない。彼は本当に、心からポケモンが大好きだという、ただそれだけのことなんだろう」と返事した。
ナインはリザートと手ぇ繋いだまま、離そうとせず動かない。
いまはこれが精一杯らしい。
「上から目線でアレコレ言いやがって……だが、まあ、こういうのも、悪くないがな」
「そうだね。私の立場からきみに言っても伝わらない言葉だった」
「あいつのポケモン、アンタとミカンタンより仲良いのかもな」
「え? いやそれはないよ?
彼と彼のポケモンの絆は素晴らしいものだったが
私とMikanたんは相思相愛の間柄だからね?
ねー、Mikanたーんwwwwww」
アンドリューはおもむろにカイリュー繰り出して抱きついた。登場してからここまで一貫して築きあげてきた紳士的ジェントルメンの態度がメロメロにとけていたが、腕に抱きつかれたMikanたんはというとあいてるほうの手でほっぺたポリポリだった。
ちなみにここでいうMikanたんというのはジョート地方のジムリーダーとは一切関係なく、それにあやかってつけたニックネームでもないとあらかじめ言っとく(疑惑回避)
ナインは色々狙いがあってイワヤマトンネル付近のポケモンセンターから無人発電所ふきんの険しい山道をウロウロしていたところ、追跡調査を着実に進めてきたアンドリューに追いつかれていた。
その後ナインの保護とともにその手持ちである『青い炎のリザード』を回収しようとしたところバトル勃発、アイアン視点ではポケモン強者と見られているナインと言えども、圧倒的なレベル差あるカイリューのMikanたんパワーには敵わず、あえなく御用となった。
そのバトルの最中に『この子とこのポケモンを引き離してしまえばどちらも暴走するだろう』と悟ったアンドリューは、自身の懸念を上司に報告したところ、紆余曲折の末に被害者にして脱走者、重要参考人でもあるという立場も加味し、あわせわざで保護観察処分することとなった。
その後もよりの都市であるハナダシティで過ごしていたところ、主人公アイアンと出会ったというのがここまでの経緯。
「しかしシャバじゃ型番があることにキレるやつがいるんだな。『欠番』じゃねーだけ上等なんだが」
「あまり軽率にその話題を出さないほうが良い」
「分かってる。アンタ以外だれも聞いちゃいねーよ」
「でも、きみは常識知らずなところがあるから」
「常識くらい知ってらァ。なんなら今からタマムシ大学に飛び級で編入してきてやろうか」
「そういう意味じゃないよ」
「それも分かってる。だが、その、なんだ。あのバカのバカみたいなバカに免じて一つ教えてやる」
「なんだい?」
「『DG1415』『DG6251』『DG7823』。ソイツらはDG5585と同じで『成功例』だ。保護してやってほしい……ほかの『なりそこない』はあの施設の隔離ボックスからひき出さねーほうが良いと忠告するぜ」
「…………」
アンドリューは無言でライブキャスター起動。上司と現地で活動してる同僚に繋いでいまのナインの言葉を伝えた。心の中で「アイアンくんにはまた感謝することが増えてしまったなあ」と思ったが心の中なので聞く相手はいなかった
「情報提供、感謝する」
「……ふん。勘違いするなよ? おれはただ、もしかしたらアイツらも寂しいかもしんねーなあ、って、キマグレで思っちまっただけだ」
「ふっ。わかっているさ。
さあ、僕らもハナダホテルに戻ろうか。夜風に浴び続ければ体が冷える」
「いや……もうすこし……もうすこしだけ、このままで」
ナインはリザードの手ぇきゅっと握ってそういった。
礼儀正しい大人の対応でアンドリューは「もうすこしだけだよ」と言って自分もカイリューをぎゅっとしだす。
(ポリゴンという大々的な成功例から始まって……ミュウツー計画に人口ミュウ計画、ポケモンクローン計画、融合ポケモン計画、ゲノセクト計画、タイプ:フル計画にDG計画か……
まったく、近年の社会の闇に属する科学者・研究者はポケモンを作りたがりすぎる)
国際警察が大変危険な研究を繰り返す非合法施設を摘発し続ける中、きわめて断片的に、おぼろげながら浮かび上がるポケモン業界の闇から闇に伝わる情報にウンザリするアンドリュー。
既に過去のものとなっている計画から現在進行形で進んでいるかもしれない計画まで……情報の精査すらできていない段階であったが、露骨に天下泰平の世を乱さんとするいやらしい者たちは我々が許さんと、決意を新たにするのだった。
国際警察、マジでガチやばい改造ポケモン摘発のため、既存の悪の組織にほとんど手が回って無い説
ハンサム! ○○○団の問題はきみに任せた!