背中に尖った部分が多いポケモンは高確率で一番最強になるし殿堂入りもする 作:黄雨
夕暮れ前にニビジムの前についたので早速はいると
中はトキワジムと違ってかなりの岩石の改造が施されていた
「おーっす、未来のチャンピオン!」
景色に圧倒されてると入り口脇に実況が得意そうな衣装のおっさんが声かけてきた
「おれは既にトキワの森のポケモンマスターだべ?」と返すと「お、おう、そうか」とか言ったあとこっそり「変な子だなぁ」と呟いたのを俺の地獄耳は聞き届けているぞ?
ま聞かなかったことにしてやる俺は優しいからな。
その後このジムはいわポケモンメインのジムだという情報がもたらされた
いわタイプというのはぼうぎょが基本的に強い種族が多いというのが一般的に常識。
最強にまで育ってないニドラン族では苦戦が予想されるのだが
さいわい必殺のニドキックが対抗手段になるので後は精神力の対戦ということになる。
決まりごとだからとトレーナー手帳見せてくれと言われたので見せると
小声で「バッジ0個です」と通信っぽいのしてた
これがグリーンが言ってたやつかも
たぶんだが相手のバッチの数でだいたい使うぽけもん選んでるんだろうな。
まあいいがおれは意気揚揚と正面で待機してるジムリーダーに近づこうとしたところ
ヒキョウにも岩の陰に隠れてたやつが「まちな! こどもがなんのようだ! タケシさんにちょうせんなんて10000こうねんはやいんだよ!」とバトルを挑んできた。
そういえばジムにはジムトレーナーがいるのが一般的だったなトキワジムにはいなかったけど
そいつが繰り出してきたのはディグダの穴で有名なディグダ
俺はリアメスを繰り出し応戦すると仁義なきひっかくファイトが始まった。
まあとうそうしんの差で勝ったのはリアメスだったがな
続いてイシツブテ合戦で有名なイシツブテが出てきたが
リアメスが興味なさそうな表情なのでリアオスに入れ替えると
イシツブテは左右から飛び出してるウデのパワーで器用にたいあたり攻撃していたがニドキックで撃退。
自慢のがんじょうさもけりの威力には耐えられなかったみたいで倒れた。
ヒキョウ者はなんか時間とか距離とか言ってたが素直に負けを認めて賞金を支払ってさがった。
するとリアオス・リアメスの様子がおかしい
ボールから出してやるとなんか背中がもこもこ膨れ上がってる
すわヤバイ病気かと恐ろしいい未来を想像してると二匹は
ニドリーノとニドリーナに進化していた。
「おー。でっかくなったなーおまえら」
おれは二匹をなでると声帯も育ってるのか頼もしそうな鳴き声をあげていた。
ジムに挑戦しにきてることも忘れて戯れていると「そろそろジム閉めたいんだが……」と言われたのでわれに返ると申し訳なさそうなジムリーダーの姿。
「おっとと感動しすぎた感。おれはいつでも挑戦を受け付けてるぞ?」
「きみが挑戦しにきたんじゃないのかい?」
「そうともいう可能性もある」
ジムリーダーは糸目のまま苦笑いしたっぽいが気を取り直したのか
ポケモンリーグ公認ジムリーダーの威厳漂うエックスの構えだした
「おれは ニビ ポケモン ジム リーダーの タケシ!
おれの かたい いしは おれの ポケモンにも あらわれる!
かたくて がまん づよい!
そう! つかうのは いわ タイプ ばっかりだ!」
「そうか俺はダイヤモンド・パワーの精神力なのでいわタイプの攻撃くらいでそう簡単にはくじけないだろうけど」
「……ごほん!
ふはは!
まけると わかって たたかうか!
ポケモン トレーナーの さがだな
いいだろう!
かかって こい!」
なんか前もって決めてたセリフ言ってるみたいに聞こえる
しかしそんなことはタイマンが始まったら関係ない
「いけっ! イシツブテ!」「頼むぞリアメス!」
タケシが繰り出したのはさっきのやつと同じくイシツブテ族だった俺の先発はニドリーナになったリアメス。あんまりやる気なさそうな様子から相手が♂だということがわかった
まあニドキックで仕留められるでしょう
「リアメス! にどげり!」「イシツブテ! まるくなれ!」
リアメスにやるきがないのでイシツブテが先にウデとか丸くして顔面ガードしだしたリアメスのキックがダブルで決まるがやっつけるには足りてない
ま十分なダメージを与えたっぽいついげきのニドキックで更にダメージは加速して倒れた。
「うむ。いわタイプはかくとうタイプに弱い!
ちゃんと勉強してるみたいだね」
「それほどでもない」
タケシはイシツブテを引っ込めて次に繰り出したのは今までまったく見たこともない巨大なポケモンだった。岩と岩がつらなりゴツゴツしてる超重量級のヘビィ・ハブネーク! 鋭い牙はみあたらないが雄雄しい一本角が強者の風格をかもし出していた。
たぶんシュミでポケモンやってるやつはこの巨体だけみて「勝てるわけがない」と諦め表情になる
俺もその巨体の全長に圧倒されかけたがダイヤモンド・パワーの精神RYく、つまり鋼のように硬い精神力でこらえる(はがねタイプはいわタイプにつよい)
リアメスは心配そうにこっち見てたがおれがメンタル持ち直すと安心したようにデカイのに向き直った。
「行くぞリアメス! しっぽふりふり作戦だ!」
リアメスは育った体躯をしならせてしっぽを振り始めるとタケシは完全に視線がリアメスにしっぽに囚われていた。もし化してこれがケモナーってやつか?
しかしタケシは気を取り直して「イワーク! がんせきふうじだ!」とさけぶとイワークと呼ばれたバカデカい奴はうなり声をあげてのしかかるみたいに岩のボディを落とそうとしてくる「行けっ!」俺はとっさにダッシュさせたが時既に時間切れ。岩籠の鳥篭に捕まってしまいだっしゅつすることはできなかった
閉じ込められたリアメスが見えない! 見えにくい!
ダけど指示どおり頑張ってるのがガンガン岩蹴る音で聞こえていた「リアメス! 良くやった! 戻れ!」声を張り上げて引っ込める意思を示すとタケシはイワークを移動させたスキマを縫って俺はリアメスをモンスターボールに戻した。
「指示できない状態と悟るや手持ちに戻すか。
うん。きみは筋が良いね」
「頼むぞリアオス!」
俺がリアオスを繰り出すとなんかいつも以上に張り切っていたイワークよりタケシに闘争心剥き出しでかなり頼もしく見えた。するとタケシは「たいあたりだ!」と指示するイワークはその巨体をいかしたフルパワーたいあたりを繰りだしてきたが何回かニドキックしてるとイワークは倒された。
タケシは「良く頑張ったなイワーク」と労うとイワークをモンスターボールに戻していく。
「・・・ごほん!
きみを みくびって いた ようだ
ぼくに かった あかしに
ポケモン リーグ こうにん グレー バッジを さずけよう!
グレー バッジを つけてると
それだけで きみの ポケモンは つよくなる!」
「マジで?
バッジのあるなしでポケモン強くなるとかズルイ」
「あっ、すまない。その効果は一昨年から無くなってるんだ。
たまにうっかり間違えちゃってね。聞かなかったことにしてくれ」
なんか締まらないオチだったがともあれタケシからグレーバッチ貰った。
これでバッチ0個のやつより発言権強くなるな素晴らしいバッチだすばらしい。
「きみのポケモンはきみによく懐いているし、淀みなく指示を受け入れて行動していた。
ちゃんとポケモンと向き合って、パートナーとして尊重してる証拠だ。
きみにはこの『岩石封じの技マシン』をあげよう。
ニドキングやニドクインに進化すれば覚えられるようになるはずだ」
「ほう、おれの将来性を買ってるのか? タケシはなかなか分かっているな」
俺はジュースを奢る約束をしようとしたがワイロっぽくなるらしく断られた。
もう日が暮れたので今日はもうポケセンで泊まってくと良いとオススメされたおれはヒールマッシンで回復してもらうに行くついでにそうすることにした。
ちなみにポケセンの飯は食えたモンじゃないというレベルではないが幾らでも食べたいというレベルでは無かったタダ飯食って味に文句つけようなんておこがましいから黙って食ってシャワー浴びてクソして寝た。