本当遅れてすいません。
しかも短いし進んでいない...
今、ある男が船内にて目覚めた。
「ぐっ...墜ちる...操縦が...ぬぅ.......はっ!」
そう、我らが提督さんである。
「...夢...か...」
ベッドより跳ね起きた提督さんは汗びっしょりで、そして全裸であった。脳内ピンク一色な艦娘達には大喜びされるだろう。
「ん?汗?ああ、水を抜いたのか」
水を抜いたという事は...ああ、やっぱり。
提督が寝ていたベッドの右側にはテーブルがあり、その上にはいくつかの皿に料理が載っていた。
きっとレ級が作ってくれたんだな...ありがとう、レ級。所でここは...私の部屋か?うん、配置は変わっているが私の部屋だ。さて、ではいただくとしましょうかね。
すると提督は全裸で食事を始めた。
「おお、これは鯖の味噌煮じゃないか!...うまい...」もぐもぐ
提督がmgmgしていると背後にある扉が開いた。
「オイ!提督!」
「ん?北方棲鬼じゃないか。どうした?」
「唇クレ!」
「!?ぐっ、ごっふ、ぶふぉ...い、いきなりどうし「北方!?イキナリ何処二...アッ」あっ」
先程北方棲鬼が入ってきた扉からやってきたのはボンネット装備のロリ深海棲艦こと離島棲鬼。最近こっそりとパソコンで漫画やイラストを描いたり小説を書いたりしているそうだ。提督にはバレていない。というか提督にだけバレていない。
「おお、離島棲鬼!今帰ったぞ!」
お前は父さんか。
「オ、オ帰リナサイ。ッテ人間ガ付ケタ名前ナンカデ呼バナイデ!」
「はいはい。ただいまりっちゃん」
「ソウジャナイワヨ!番号デ呼ビナサイ!」
すると扉からもう一人。
「呼ビマシタカ?」
「リ級ハ呼ンデナイワヨ!全ク、薄汚イ人間ニ付ケラレタ名前ナド...」
「所で離島姐チャン!提督ノ唇ッテナンダ?ネーネー!」
ブツブツと言いながら立ち去る離島棲鬼、その後を追う北方棲鬼。
部屋には全裸提督とリ級が残った。
「...鯖の味噌煮、食うか?」
「イエ、ソンナ...」
「遠慮するな、ほら!あーん」
「ア、アーン」
「うまいだろ?」
「ウ、ウン。美味シイ」
さて、離島棲鬼へのお仕置きは何にしようかなー。
離島棲鬼は人間が嫌いだ。提督を敵として戦う人間が大嫌いだ。提督に与えられた番号があるというのに勝手に名前を付けてくる。提督に好意を持ち、関わる人間もいる。そんな奴らも嫌いだ。だって私と提督が会える時間が、喋る時間が、あの楽しい時間が減ってしまう。
パソコンを起動する。
人間は嫌いだ。そのなかでも、一番嫌いな種類の人間がいる。
そして、何時ものサイトを開いた。
「ッモウ!ナンデ私ト提督のラブラブ本ガ無イノヨ!何時モ何時モ提督ト絡ムノハ艦娘バカリ!ナンデヨ!提督ト私ノラブラブ本ガアッタッテイイジャナイ!監禁ヤ調教デモ相手ガ提督ナラ喜ンデコノ身体ヲ差シ出スワ!ヨシ!今日モ元気二描クワヨ!流行レ!私ト提督ノ本!」
離島棲鬼は、人間が嫌いだ。
「ア、ソウイエバナンデ提督ノ所行ッタンダッケ?マァ、イイカ」
「ムニャムニャ...レップウ...置イテケ...」
提督の居ない鎮守府にて、黙々と遠征をこなし、黙々と戦い、黙々と仕事をするとある駆逐艦がいた。
「駆逐艦、若葉だ。艦隊が帰投した」
そう、提督の秘書艦になれば24時間寝ずに働き、敵の攻撃を受ければ悪くないとまるで効いていないかの様にクールに振る舞う。
「お疲れ様であります!...ってちょっと!どこに行くのでありますか!」
「出る」
「いやいやいや!ふらふらでありましょう!?」
「24時間、寝なくても大丈夫」
「若葉殿、睡眠はきちんと取らないと駄目なのであります!」
「大丈夫だ」
「絶対に大丈夫じゃ無いのであります!」
「安心しろ」
「何処に安心する要素があるのでありますか!ほら、早く!今日はもう遅いですので...」
「くっそぉ...」
「そのまま自分の部屋に戻って今日はもう寝てください」
執務室から追い出された若葉は初霜と自分が使っている部屋へふらふらと向かった。今の時刻はヒトヒトマルマル頃、こんな時間には誰も廊下を歩いたりしていないだろう。
「寂しいよ...提督...」
そう口に出した途端、目から何かが溢れそうになった。慌てて目元を拭うが、止め処なく溢れ続ける。
「私...頑張ったよ...弱音なんか吐いてないよ...」
もう前すら良く見えていない。だが何万回と通ったこの道だ、目をつぶってでも壁にぶつかる事はないし、部屋を間違える事もない。
「ひっく...だから提督...安心し"て"...」
溢れて一向に止まる気配がない涙を拭うのをやめて、部屋を目指す。
「安心し"て"...た"い"し"ょ"う"ふ"...た"か"ら"ぁ"...」
彼女は提督に言われたのだ。俺は暫く居なくなるけど...この鎮守府を宜しく頼む...と。
「ひっぐ...うう...ぐすん」
自分が弱音を吐くわけにはいかない。自分が休むわけにはいかない。自分が泣くわけにはいかない。そう言い聞かせて働いた。全ては提督の為に。提督が安心して帰ることが出来るように。そして...褒めてもらえるように。ああ、きっと無愛想な返事しか出来ないんだろうな。でも口は勝手に釣り上がってしまう。そんな事を考えるだけでまた溢れてしまう。ふと、自分の足が止まる。おや?ああ、いつのまにか自分の部屋の前まで来てしまったのか。
流れっぱなしの涙を拭う。
初霜に泣いている姿を見せる訳には行かない。初霜も提督が居なくなって不安になっている筈だ。姉である私が泣いていてどうするんだ!
今日は布団の中でこっそり泣こう。そして、明日からまた頑張ろう。
そう決めて、部屋の扉を開けた。
「提督の魚雷発射管の角度調整しゅごいのぉぉぉぉぉ!私のぷっくり膨らんだ魚雷発射管かられちゃうのぉ!んひゃい!しょれらめっ!わ、わらひの右のピンク色の電探しゃんが黒くなっちゃうぅぅ!その輪形陣使っちゃ駄目でしゅ!お祝いしゅるにはその輪形陣はいりましぇん!生で!生でぶち込んでくらひゃいぃぃぃぃ!」
「」スン...
そっと若葉は、妹に弾をぶち込んだ。
これは...きっとセーフ