越後路へ行くならやっぱり上越新幹線に乗って新潟の佐渡へ旅に出ましょう
今日は黒翼の大天使さんの「不思議少女と歩む道」とコラボ企画します
プルルルルルルル。
と、香澄の家に電話が入った。
「はい戸山です、あらこんにちは、ええちょっと待っててね、香澄、電話よ。」
「えっ、誰から。」
「桐生くん。」
「はーい。」
と、香澄は電話に出た。
「もしもし、昴君。」
「やぁ香澄、俺はどこにいるのでしょうか?。」
「どこって、家じゃないの。」
「ブーッ!、新潟行の上越新幹線の中だよ、ここのコーヒー飲むのは格別というもうたぜ。」
「えっ、新幹線の中。」
「新潟か、あっ、1人で新潟へ行くのか。」
「ブーッ、2人だよ。」
「2人で!?。」
「驚いたか、たえも一緒だぜ。」
「おたえも。」
「香澄驚いた、私は今、昴と一緒に新潟へね。」
「じゃあ、おたえは昴君と一緒に行くのね。」
「そうよ、新潟の土産は楽しみにしててね。」
と、電話を切った。
昴とたえが乗った上越新幹線「あさひ1号」は東京を7時に発車し、新潟へ向かった。
上越新幹線・車内
「お待たせ、たえ。」
「うん、電話かけた。」
「うん、何とか取れたよ。」
「そう。」
そこへ、車掌がやって来た。
「すいません、乗車券を拝見させていただきます。」
「はい。」
昴は車掌に乗車券を拝見した。
「昴、弁当買ってきたよ。」
たえはビュッフェで駅弁とお茶を買ってもらった。
「おっ、上越新幹線と言えば駅弁だよな。」
「ええ。」
「一緒に行くのも楽しいわね。」
「ああ。」
「さぁ、食べよう。」
「おお。」
休みもなく働くのは鉄道公安官、公安特捜班に行方不明の捜索願の入電が入った。
「はい公安特捜班、ええ、行方不明の捜索、はい、伊達健一、21歳、わかりました、捜索します。」
と、高杉は電話を切った。
「おいっ、南、今野、21歳の大学生が行方不明だ、心当たりを捜してみてくれ。」
「はい。」
「東京の実家から新潟へ戻ってからマンションには戻ってないとの事だ。」
「よしっ、新潟へ向かおう。」
「はい。」
南と香川と高山と小海は、東京発新潟行8時17分発「MAXあさひ303号」に乗った。
「どうやら、この車両には乗ってないみたいですね。」
「ええ、午後の新幹線を使ったって事でしょうか。」
「ええ、13時ごろのあさひに乗ったことになりますね。」
「よしっ、新潟県警と新潟公安を通しておこう。」
「ええ。」
新潟中央鉄道公安室
「ええ、行方不明の伊達さんですよね、16時ぐらいに下車したと思います。」
「そうですか。」
「もし出たとしたら、新潟県警から連絡が入る筈です。」
「今のところは連絡はないですわね。」
「ええ。」
高山と小海は、新潟県警と協力して伊達の捜索を始めた。
新潟市内
高山と小海は県警本部の覆面を借りて市内を捜査した。
「南さん、伊達が新潟へ戻ったと上越新幹線ホームの人が目撃したと。」
「そうか。」
「防犯カメラも調べたけど、新潟駅に出る姿しか映ってないのよ。」
「そうか。」
そこへ、1本の無線が入った。
「こちら県警本部の南です、高山公安官応答願います。」
「こちら高山です。」
「立った今110番通報がありました、身元不明の死体が発見したそうです。」
「それは新潟県警に任せたらどうですか。」
「年齢や人相がどうも行方不明になっている伊達健一に似ているんです。」
「何だって、場所はどこです。」
「新潟市の信濃川の河川敷です。」
「了解。」
高山と小海が乗った覆面パトカーはサイレンを鳴らし信濃川の河川敷に向かった。
「高山、小海。」
「おっ。」
「こっちです。」
「どうもご苦労様です、新潟県警の渡辺です。」
「新潟中央署の柿木です。」
「ご存じなんですか、この被害者。」
「ええ、今公安隊の方から捜索願が出ていたと。」
「間違いないわ、伊達健一さんに。」
「死因は、拳銃による射殺だそうです。」
「あーあ、派手にやったな。」
その頃、昴とたえは佐渡観光を終えて、冬の新潟を巡ることにしました。
「新潟と言えば、笹団子と柿の種だよな、なぁたえ。」
「うん、利根や信濃川、冬は越後路は2人で行ければ楽しいわ。」
「そうだ、少しヒッチハイクしようか。」
「それもいいね。」
2人は1台の赤いクーペを止めようとしたが、その場で通り過ぎた。
「おーい、乗せてくれ、ああ、乗らなくてよかったぜ、元の道に戻ってしまうところだったよ。」
そこへ、1台の四輪駆動車が昴とたえの方に止めた。
「君たち、何処まで行くんだい。」
「弥彦へ。」
「お乗りなさいよ、送ってもらうから。」
「えっ、本当。」
「いいのかい。」
たえは後部座席に乗ったか、昴も乗ろうとしたが。
「君は前に乗って。」
「えっ、でも。」
「前の方が暖房が効いてて暖かいよ。」
「どうもありがとう。」
たえと昴が乗った四駆は走り去っていった。
その時、2台のパトカーは高速道路を走り去っていった。
「いやー、暖かい。」
そこへ、検問が行われた。
「何か事件かな。」
そこへ警官は、四駆の運転手に声を掛けた。
「失礼ですが、どちらへ行かれますか。」
「妙高までね、2人の息子と娘を連れてね。」
「さぁ、さぁ。」
四駆は検問を通り過ぎた。
「今日はどうして新潟へ。」
「うん、冬休みに新潟へ旅行しようと思って。」
「なるほど、それでか。」
昴は、ラジオを付けた。
「ラジオつけていい。」
「いいけど。」
「犯人は県警の警戒にもかかわらずまだ見つかっておりません、盗難車を乗り継いで逃走している模様です、
犯人の特徴は。」
と、男はラジオを消した。
「さっき新潟市内で、現金輸送車が襲われたらしい。」
「それで検問をやってたのね。」
一方、香澄達は市ヶ谷の家にいた。
「2人で新潟へ行くって、聞いてなかったわ。」
「1泊2日で新潟へね、1日目は佐渡、2日目は越後線に乗って弥彦へ行くって。」
「東京から新幹線あさひに乗って新潟からフェリーで佐渡へ行くって、昴に言ってたよ。」
「うん、大丈夫だよ、おたえは昴君と一緒なんだから。」
「そうよね。」
「あたしたちに黙って行くからこういうことになるのよ。」
有咲はテレビを付けた。
「臨時ニュースを申し上げます、今日午前10時15分頃新潟で現金輸送車が襲われ、3億円の入りのトランクが奪われるという事件が発生。」
香澄とりみと沙綾は。
「新潟!?。」
「現在県警では、犯行現場近くの各路線に検問を行っていますが、犯人はまだ捕まっておりません。」
南は、高杉班長から犯人の写真をFAXから送られてきた。
「この男が犯人かな?。」
と、香川は言う。
「多分な。」
「よしっ、高山と小海は市内の幹線道路の検問を回ってくれ。」
「わかりました。」
「私と香川は犯人の捜索だ。」
「ええ。」
「奴は、拳銃を持っているからな。」
「ああ。」
高山と小海は検問所へ向かった。
「どうも、鉄道公安隊の高山です。」
「同じく小海です。」
「ああ鉄道公安の方ですか。」
「はい。」
「今、犯人の写真が送られてきました、この2人じゃないでしょうか。」
「うん、この人が検問所に。」
「ええ。」
「おっ、その人は確か、昼間ココを通ったよ、その2人は新潟へ旅行中のカップルでヒッチハイクしてな、確か四輪駆動に乗ってたな。」
「四輪駆動車?。」
「ええ、確か新潟駅に乗せてくれって言ってたけど。」
南と香川が乗った覆面パトカーに無線が入った。
「はい、こちら香川。」
「こちら高山、犯人が乗った車は紺青の四輪駆動車だそうです。」
「わかった、捜索してみます。」
南と香川は別荘を見つけた、途中高山と小海も合流し別荘に突入した。
「だ、誰だ貴様は。」
「鉄道公安隊だ。」
「にっ、逃げろっ!。」
「う、わわ。」
2人は逃げようとしたが、高山と小海が花見打ちしていたのだ。
「そこまでだ。」
犯人、堀田と小宮を逮捕した。
新潟から帰って来た昴とたえは香澄達にお土産を渡した。
「はい、お土産。」
「これは香澄、沙綾、これはりみりん。」
「わぁ、ありがとう。」
「これは有咲だよ。」
「ねぇ、たえと旅行に行くなら一言言ってよね。」
「ごめん、ごめん、俺とたえと一緒だったからな。」
昴とたえと旅行するのはいいけど、今度は香澄達も誘ってやろうかなと考えた。
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