鉄道俊作集 新庄雄太郎短編企画集   作:新庄雄太郎

5 / 11
北海道へ行くなら、寝台特急で行くのは便利です

昭和63年には青函トンネルが開業し、北国へ行くには便利になりました

最近では北海道新幹線が開通し、もっと便利になりました

今日は黒翼の大天使さんの「桜色の君と過ごす日常 」とコラボ企画します


函館発「日本海4号」の殺意 

浦の星学院の高校生・海藤龍吾は幼馴染の桜内梨子を連れて北海道へやって来た。

 

「あなたは、北海道へは来たことがあるのですか。」

 

「うん、俺は小樽と札幌に入ったことがあるよ、運河もきれいだよ。」

 

「私も沼津に行って見たいなって、私は函館から青森まで行かないとダメなの。」

 

「ダメって。」

 

「私は青森から京都まで特急で行くの。」

 

「それでか。」

 

Saint Snowの鹿角聖良は龍吾に言った。

 

「沼津へはいつ帰るの。」

 

「函館から今夜の大阪行の寝台特急「日本海4号」に乗って帰るんだ。」

 

「じゃあ、龍吾くんとお別れね。」

 

「うん、また会いに行くよ。」

 

「きっとよ、私見送りに行くよ。」

 

「ありがとう。」

 

そして、次の日函館駅にきた龍吾と梨子はSaint Snowの鹿角聖良と理亞がホームに見送りに来てくれた。

 

「姉さま、2人にお茶とお弁当を買ってきましたわよ。」

 

「ありがとう、理亞ちゃん。」

 

理亞は、梨子と龍吾に函館名物の駅弁とお茶をもらった。

 

「また、北海道に遊びに来てよ、案内するから。」

 

「ああ、又北海道へ遊びに来てよ。」

 

「うん、今度は友人もつれてくるからな。」

 

ピィーッ!

 

と、寝台特急「日本海4号」の電気機関車が警笛を鳴らした。

 

「聖良、理亞、お前らも元気でな。」

 

「龍吾も梨子もね、千歌と曜とダイヤとルビィと花丸にもよろしく伝えてね。」

 

「わかった。」

 

「梨子、龍吾くーん。」

 

ピィーッ!

 

龍吾と梨子が乗った寝台特急「日本海4号」は夕日に包まれながら函館を出発した。

 

「楽しかったな、函館。」

 

「久しぶりに会ったわね。」

 

「うん。」

 

2人は、Saint Snowに再会できて本当にうれしかった。

 

「へぇ、これが青函トンネルね。」

 

「トンネル超えたら、青森県だ。」

 

「へぇ。」

 

梨子と龍吾が乗った寝台特急「日本海4号」は函館を16時53分に発車し、青森には19時13分、秋田には22時26分、直江津には4時02分、金沢には8時22分着である。

 午後10時20分、「日本海4号」は、間もなく秋田に到着というところを走っていた。すでに車内放送は終わっていた。乗客たちはほとんどベットに入って眠っている。ただ、列車の走る音と振動だけがあった。

 

「じゃあ、お休み。」

 

「お休み、梨子。」

 

そして、事件は起きた。

 

「う、うううう。」

 

一人の男が苦しそうに洗面所に倒れていた。

 

「何か毒を飲んだらしいのよ。」

 

「何だって。」

 

龍吾と梨子は何事かと目が覚めたのです。

 

「龍吾、すぐに車掌を読んできて。」

 

「わかった。」

 

そして翌朝、寝台特急「日本海4号」は金沢に到着した。まもなく金沢の鉄道公安隊や刑事と鑑識課員も到着した。

 

丁度その頃、公安特捜班の捜査主任南は高山と桜井を連れて現場に向かっていた。

 

「主任、被害者の免許証です、大阪在住の八尾勝晴さん34歳です。」

 

「で、死因は。」

 

「ウイスキーに混入していたのは、恐らく青酸系の化合物とおもわれます。」

 

「そうか、犯人はどこから乗ったのでしょうか。」

 

「犯人は奥羽本線か羽越本線辺りじゃないですかね。」

 

「ああ、その可能性もあるな。」

 

「羽越本線辺りじゃないでしょうか。」

 

「それは無理だ桜井、羽後本荘と坂田と鶴岡は乗り込む客はいないからだ。」

 

「じゃあ、奥羽本線って事も。」

 

「ああ、その可能性もあるな、青森か弘前、大舘か東能代の可能性もあるな。」

 

「犯人が下車したのは北陸本線の可能性も考えられるよ。」

 

「そうか、犯人が下車したのは富山駅だ、おそらくL特急「雷鳥」に乗り換えたんだ。」

 

「そうか、それに乗って犯人は大阪へ逃げたんだ。」

 

南と高山と桜井は、2人の高校生に推理で犯人を追う事になった、そして数時間後犯人が乗ったと思われるL特急「雷鳥」には犯人と思われる人物が乗っていた、そこへ南と高山と桜井が京都駅で犯人を発見、桜井が制圧し、南が手錠をかけた。

 

「そこまでだ!。」

 

と、桜井が言った。

 

犯人の名前は長谷川 裕次郎53歳だ、暴力団の仲間割れによる犯行だった。

 

 

 

 

 




ご意見・ご感想をお待ちしています

劇中の寝台特急「日本海4号」の時刻は平成2年頃の時刻を使用しています

この作品はすべてフィクションです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。