ガゼフを見送ってから俺たち4人はカルネ村に戻った。
「村の者達よ聞いて欲しい。」
と叫ぶと村の人達は全員こっちを向いた。
「先程ガゼフ・ストロノーフ王国戦士長があのマジックキャスターの中に飛び込んで行った。だから全員で纏まって1つの建物の中にいて欲しい。」
そう伝えると村長が村人を纏めて1箇所に集まり倉庫らしき建物に入って行く。
「アインズ。この村を頼むぞ。アルベドも気を付けろ。そして黒歌。俺達はガゼフの戦いを見る。戦力の確認とガゼフが死にそうになったら恩を売る。」
と伝えるとアインズがサスケの提案に賛同する。
「こういう時はサスケさんの言うことは正しい。ガゼフがこの倉庫に飛んできたらそっちに加勢してもいいですか。」
と聞いてくる。
「必要は無いだろうがな。アルベドも一緒に来い。」
と言うとアインズより早くアルベドが返事をする。
「はい!サスケ様!お任せ下さい。私の愛してやまないアインズ様は必ず。」
と言って返した。まぁいいか。と思い俺は黒歌に頼み透明をかけてもらいその後黒歌は俺の裾に捕まったのを確認して瞬身の術でガゼフ達の近くにいて戦闘を観察する。
しばらく戦闘を見ているも。
「非常に気分が悪いな。あのマジックキャスターの男は。」
と言うとそれを黒歌が聞いていたようで
「なら、私の魔法で倒しますかにゃん?」
と聞いてくる。それに対して俺は小さく首を振り。
「まだだ。」
と黒歌に伝えると少し上目遣いでサスケを見上げながら
「わかりましたにゃん。」
と答える。
その後しばらく戦闘を見ているとガゼフの部下達の殆どが倒れて行くがそれでも皆がガゼフに続けと戦い続けた。そして最後の一人となったガゼフは敵に楽に死ねと言うふうに言われるもあの村には俺より強い人がいると返して指揮官の男に立ち向かう。がガゼフは相手が召喚している俺達からすると低位の天使に囲まれて追い込まれる。
「行くぞ黒歌。」
「はいにゃ。」
そう言って俺と黒歌はガゼフの所に飛び込んで俺の術の神威で俺と黒歌、ガゼフへの攻撃がすり抜けるようにする。倒れそうになっているガゼフを抱えて少し離れてから俺はガゼフを労う。
「よくやったガゼフ。王国戦士長の覚悟と部下達の心意気を見せてもらった。あとは任せろ。」
そう言って俺はガゼフをアインズの所へ飛ばした。そんな時、敵の指揮官の男が突然現れたサスケと黒歌に向けて叫ぶ。
「貴様!何者だ!」
と背後から言ってきた。俺は眼を輪廻眼に変えて戦闘が始まる前からある監視魔術に輪廻眼の幻術を乗せて監視者を幻術にかける。そして指揮官の男の質問に答える。
「何者だ!・・・か。簡単に言おう。貴様らの言葉にイラついて来た忍びだ。そしてお前はあの村の人達を皆殺しにすると言ったな。俺が手間を掛けて救った人達を殺すとは良い度胸をしている。笑い話にもならないぞ。」
と言うと敵の指揮官の男は少しも詫びれた様子なく小馬鹿にしたように答える。、
「スレイン法国、陽光聖典に所属する我らが貴様ら2人ごときを殺せないとでも思っているのか!」
と言ってから恐らく部下であろう奴らに俺達に攻撃が集中する様に指示を出す。その瞬間に俺は神羅転生で全てを弾き消そうとすると黒歌が目の前に出てきて魔術を駆使して一撃で全てを消した。
「サスケ様。大丈夫ですかにゃ?」
「問題ないことは黒歌が一番理解しているのではないか?何故でてきた?」
「サスケ様と戦うのであれば最低限度の攻撃力がありますにゃ。今のは余りにも脆弱過ぎますにゃ。」
と黒歌が言い始めた。
「黒歌。未だ未知が多いこの世界において全てが自分を上回る事を想定して動け。でも黒歌の気持ちはありがたいぞ。」
そう言って俺は黒歌の頭を撫で始めるとゲートでアインズとアルベドがやって来た。
「遅くなったなサスケ。ガゼフ達の部隊の回復を終えてから来たから遅くなった。」
「申し訳ありませんサスケ様。何分数が多かったので。」
「気にするな。それにしても相手は弱過ぎる。輪廻眼で得た情報だとあいつらはユグドラシルの魔法を第三までしか使えないようだ。それにあそこの指揮官。名前は確かニグンだったか?まぁあいつは魔封じの水晶を持っている。何が入っているかはわからないがな。」
俺がそう伝えてる間に陽光聖典の面々はまた下位天使を召喚した。
そしてその召喚した天使達で槍を投げる攻撃をしてくるも俺が使う砂の絶対防御で攻撃を全て無効化する。
「そんなものか。陽光聖典とやらも。」
と挑発をかけると水晶の中身を使おうとする。仕方が無く上に仕掛けをする。
「アインズ、アルベド、黒歌。少し離れてろ。一応アインズはスキルを全開にして2人を守れ。俺の術の巻き添えを食らうぞ。」
と伝える。
ニグンによって召喚された天使はセラフでは無くただの上位天使。
「正直期待外れだ。その立派な水晶に入っているのがその程度とはな。」
そう言って俺は上を指指す。そこには俺の作り出した隕石が1つ。落ちてきていた。