ナザリックの六道鬼   作:沖田玉藻

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第15話

「絶死絶命。いや。これからのお前の名を決めよう。」

 

と言って見たけど何がいいか。と全身を見る。

 

「何か?」

 

「いや。・・・そうだな。絶死絶命のお前の名はカレンだ。そしてお前はこれよりカルネ村のカレン。そしてお前の所有者はこの俺、サスケだ。」

 

と言ったはいいけどこの子の所有者ってようはなんだよ。保護者?・・・上司か?まぁそこら辺はのちのち考えるとしよう。

 

「私の名前はカレン。・・・わかったわ。私はカレン。」

 

「そうだ。そしてお前のこの村での仕事は」

 

「畑仕事とこの村全体の護衛。サスケの部下達と一緒に守ること。」

 

なんだ、ちゃんと理解しているじゃないか。

 

「そうだ。これから俺の部下達にお前を紹介する。」

 

そう言って俺は村の奥に入って行く。すると奥から俺に気付いて走ってくる人影があった。

 

「サスケお兄さんだ!」

 

と走ってやって来たのはネムだった。

 

「サスケお兄さん!やる事は終わったの?」

 

とネムはサスケの足に抱き着きながら言うので俺はしゃがんでネムの頭を撫でながら

 

「おう。終わったぞ。」

 

と言うとネムは俺の後ろにいる番外席・・・カレンを見ると不思議そうにサスケに問いかける。

 

「この綺麗なお姉さんは?」

 

「そうだな。紹介しよう。カレンだよ。俺がずっとこの村に居られればいいんだけどずっと居られる訳じゃないからね。この村の仕事の手伝いと少し前みたいにまた悪い奴らが来た時に皆を守ってくれるお姉さんだよ。」

 

と説明する。するとネムは俺の後ろに言って

 

「カレンお姉さん。これからお願いします。」

 

と行儀よく頭を下げて挨拶をした。

 

いい子だな。いつか子供が出来たらこんな子に育ってもらいたいな。

元気が良くて行儀いい子に・・・って俺は何を考えているんだ。と思って頭の中を整理する。そしてネムに

 

「ネム。白音とルプスレギナを呼んできてくれるか?」

 

と言うとネムは元気よく返事をする。

 

「お姉さん達を呼んでくればいいんだね!」

 

と言って走って2人を呼びに行った。その時、俺の後ろにゲートが開かれ黒歌が現れる。

 

「サスケ様お待たせしたにゃん。」

 

と言ってやって来た。そして

 

「サスケ様。この人間は?」

 

と聞いてくる。

 

「そうだな。紹介は白音とルプスレギナが来たら村人達も含めて纏めてやるから黒歌は村人達をどこか1箇所に集めといてくれ。それとさっき、ネムに白音とルプスレギナをここに連れて来るように言ったのだが同じ場所に集まるようにしてくれ。」

 

と伝えると黒歌は「わかったにゃん。」と答えて村の中に入って行った。

 

少しして村人達を村の中心の広い場所に集めて話を始める。すると村長が

 

「サスケ様。隣にいる方はどなたでしょうか?」

 

と聞いてきた。

 

「その説明の為にここに集まってもらった。こいつはカレン。一応これからこの村に住ませて欲しい。その代わりと言ってはなんだが、村の防衛と畑仕事に使ってくれ。それとエンリ。」

 

と言うとエンリは返事をして前に来る。

 

「これをやろう。今後村の役に経つはずだ。」

 

と言って俺はゴブリン将軍の笛をエンリに渡す。そして

 

「試しに1つ、吹いてみるといい。」

 

そう言ってエンリに1つ吹かせる。するとその笛の音と共に15体のゴブリンが召喚される。そしてゴブリン達がエンリに問いかける。

 

「私達をお呼びになったのは貴方ですな?」

 

とエンリに聞いている。それにエンリは戸惑いながら答える。

 

「えっと・・・はい。サスケ様にもらった笛を吹いたら・・・すいません。私の名前はエンリです。」

 

と答えている。

 

「エンリさんですね。そしてこちらにいるのがサスケ様?」

 

と俺を見て聞いてきた。

 

「何。サスケで構わない。確かにお前達を召喚する為の笛を渡したのは俺だ。」

 

と伝えるとゴブリン達はサスケにまた問いかける。

 

「ではエンリさんとサスケさんの命令に従って動けばよろしいですか?」

 

と聞いてくる。

 

「いや。俺はあんまりこの村に居られないかも知れないからな。エンリの命令に従ってくれ。俺の家をこの村に建ててもいいか村長?」

 

と聞くと村長は驚いたように返す。

 

「どうぞ。村を救って頂いたのです。ご自由に家をお建て下さい!」

 

と答えてくれた。

 

「ありがとう。では・・・そうだな。防衛用の壁も簡易だが建てておこう。」

 

と言うと村長は「とんでもない!!」と言うような顔をしてサスケに返す。

 

「流石にそこまでやって頂くわけには!」

 

と言い出した。

 

「なに。手を掛けて守った村だ。俺が居なくなってもここにいるカレンを置いて行くが防衛をどうにかしないと普段からここで生活するカレンが守り切れないからな。」

 

と言って俺は村の真ん中に近い場所に行き

 

「木遁大四柱家の術!」

 

と言って印を組手を地面に当てる。するとそこから4本の木が出てきて1件の家を作り出す。そして

 

「カレン。ここが普段お前の過ごす家だ。そして俺のこの村に来た際の拠点になる。それと村長とエンリにはこの村での俺との通信手段になってもらいたい。だから2人はこの部屋に何か俺に連絡をしたい事があった時は部屋の中にある水晶に手を当てて話し掛けてくれ。そうすれば俺と会話が出来る。」

 

そう言って俺は村外れの更に外側へ行き

 

「木遁木城壁」

 

を発動させ村全体を囲う木の城壁を作る。そしてこの城壁の使用方法を説明して俺は黒歌達を連れてナザリックは1度帰還したのだ。

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