俺は黒歌を呼んで自分の部屋へと呼んだ。
「黒歌。来週からアインズと、ともに冒険者になってもらう。ただお前はアインズが暴走しないための監視も含めてだ。」
「わかりましたにゃ。」
「それとアインズは前線に出て戦うみたいだからな。最悪は俺がアインズの師匠ということにしといてくれ。後で黒歌からアインズに説明してくれ。」
「はいにゃ。」
「それと最後に黒歌に1つ忍術をかける。信用している人にしかかけないものだ。これからの仕事の前報酬と思ってくれ。」
と言うと黒歌は満面の笑みになり・・・服を脱ごうとする。それを止めて黒歌に問いかける。
「黒歌。」
「はい。」
「何故脱ごうとした?」
「サスケ様とヤるのかにゃ〜と思ったにゃ。」
「違う。」
そう言って俺は右親指の指先を左人差し指の爪で切り血を出す。そして黒歌の口元へ運び
「この血を飲め。簡単に言うと俺達はこれから血縁上の親子になる。そして人化の指輪をした時の姿が少し俺に似る。まぁ全く変化は無いと思うが。」
と言うと黒歌は少し残念そうな顔をして小声でつぶやき始めた。
「舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘、舐めたらサスケ様の娘」
と連呼して俺の親指を「パクッ!」と効果音が着きそうなくらい勢いよく指の血を吸い始めた。すると少し顔が赤くなり目がとろ〜んとしてきた。
「あれぇ~シャシュケシャマァ」
と明らかに酔っている。
「どうしたんだ黒歌。」
と聞くと黒歌はフラフラし出した。
「アリェ~目がグルグル」
と言い出して膝に頭を載せて床に膝を付いて寝始めた。
「俺の種族の血は他種族が吸うと酔うのか?・・・少し調べる必要があるな。」
と思いながらも黒歌を起こすのは可哀想なので起こせずメイドを1人呼んでナーベラルが部屋に来るようなしてもらう。
10分後部屋の扉の前でコンコンとノックの後に声が聞こえた。
「ナーベラルガンマ。サスケ様の命令によりこちらへ参りました。」
「入ってくれ。」
と言うとナーベラルは部屋の外で返事をする。
「畏まりました。」
と言って扉を開けて部屋に入って来た。そして黒歌が俺の膝を枕に寝ているのを見て羨ましそうに妬ましそうに黒歌を見る。
「ナーベラルよ。俺とお前は五日後にナザリックを出て王国へ向かい冒険者としての活動を始める。その際のお前の役割等の説明をしようと思ってな。」
と伝えると俺の方に顔を向けて声を上げる。
「サスケ様が下等生物如きの国へ行かれるなど成りません!その役目はぜひ私達プレアデスにやらせていただきます!」
と言ってきた。
「ナーベラルが俺達の事を気にしてくれるのは嬉しいし素直に受け取ろう。だがなこの任は俺とアインズが中心にならないといけないんだよ。」
と答えるとわかっていないような顔をしている。
「簡単に言うとナーベラルは人間をどう思う。」
と聞くと
「下等生物に対してどう思うと聞かれましても・・・私は人間と・・・オーレオールオメガ以外に話した事が無いので。あの子は大切なの妹なので可愛いと思いますが他の人間はゴミ以下の存在と認識しております。」
「そこだ!人間は確かに不要な争いをして非効率的な歴史を歩む必要がある無駄の多い生き物だ。だからこそ俺とアインズがこの任務の中心に立つ必要がある。・・・ナーベラルはカルネ村に行ったことはあるか?」
「まだありません。」
「そうか。・・・俺は人間が好きなんだよ。確かに俺達みたいな人外に比べると何もかもが脆弱で取るに足らない。でも弱いからこそ恐ろしくもある。」
「弱いからこそ恐ろしいですか。」
「そうだ。あいつらは弱いからこそ、手を組み対抗する。知恵を搾る。力を求める。確かに手を組んでも底は知れているし知恵を搾ってもある程度予測は着く。力を求めても限界は直ぐにくる。でもな・・・俺達に届きうる天才は存在する。だからこそ人間は怖い。」
と伝えるとナーベラルは何となくではあるが理解したようだ。
「理解してくれたなら準備を進めておいてくれ。一応人間基準の装備といつでも完全武装になれる準備をな。」
と伝えるとナーベラルは頭を下げて
「畏まりました。」
そう言って部屋を出て行った。