数日後…エ・ランテルに着いた俺とナーベは検問を問題無く通り抜ける際に冒険者になる為に必要な場所を確認して向かっている。するとアインズから伝言が入り
『サスケさん。いま大丈夫ですか?』
『問題無いぞ。』
『今どこに居ますか?俺は昨日着いて登録を済ませましたけど?』
『すまん。俺は今着いて登録をしに向かってる所だ。』
『そうですか。なら、出来るだけ早めにお願いしたいんですけど。』
『どうしてだ?』
『さっき名指しの指名を受けて依頼を受ける事になったんですけど師匠がいると説明して黒歌がその師匠の妹で師匠には妹弟子が着いていると簡単に説明する事になっちゃって会いたいと言われたんです。出来れば偶然を装いたいので登録を終えて依頼を見ている所に話し合いを終えた俺達が遭遇・・・みたいな形に出来れば自然かなと』
『了解。少し急ぐ。』
そう言って俺は伝言を切ってナーベに声を掛ける。
「ナーベ。少し急いで登録を済ませるぞ。」
「畏まりました。」
ここからはかなり速く俺とナーベは移動して登録を終えて依頼を見始めているのだった。
依頼を見て暫く経つとアインズ・・・モモンとムイが人を連れて降りて来た。
「モモン。速かったな。」
「師匠。」
とモモンは俺を待てから後ろを向き他の人達に俺の説明を始めた。
「皆さん。この方が私の剣の師匠でムイの兄です。隣にいるのがナーベ。少し訳ありだから口が悪いかもしれないが勘弁して欲しい。」
そう言ってナーベを、見ると
「ナーベです。・・・初め・・・まして」
としっかりと・・・とりあえずまともに返答したから良しとしよう。
「初めまして。モモンから聞いたかと思うが俺がモモンの師匠でムイの兄のリクだ。」
と言うと恐らくは依頼人である少年が
「えっと初めまして。僕がモモンさんに依頼させて頂いたンフィーレア・バレアレです。よろしくお願いします。」
と言って後ろの4人組の一人が少し前に出てくる。
「私達も初めまして。漆黒の剣と言うチームで冒険者をさせていただいてますリーダーのペテル・モークと言います。こちらがメンバーの4人でレンジャーのルクルットにドルイドのダイン、マジックキャスターのニニャです。」
と答えた。
「こちらこそよろしく。ンフィーレア君に漆黒の剣の皆さん。それとンフィーレア君が弟子のモモンに、依頼をしたんだね?」
「はい。」
「もしよければ同行させてもらえないだろうか。移動の際に腕が落ちていないか見たいのとさっき着いたばかりだから漆黒の剣の皆とも話をしたいんだ。」
と言うとモモンがンフィーレアに話しかける。
「ンフィーレアさん。実力は安心して欲しい。ナーベは第三位階まで使えて師匠はその魔法と剣を私に教えてくれた。私達3人で掛かっても勝てない位強い方だ。」
と説得する。
「わかりました。リクさん。お願いします。それと少なくて申し訳ないのですが依頼料を払わせて貰います。依頼はカルネ村周辺の森での薬草の搾取です。」
といい返事が聞こえたので
「任せてくれ。護衛は問題無く行おう。」
「はい。お願いします。それでは明日の早朝に出発でもいいですか?」
「構わない。俺も少しモモンに妹と話をしたいと思っていたからな。」
と言うとンフィーレアは頷きながら
「ではお願いします。」
そう言って離れていき俺はモモンの案内でモモンの借りている部屋へと向かうのだった。