俺にモモン、ナーベにムイは4人でモモンとムイが借りている部屋へ行き、話を始める。
「黒歌。アインズは範囲内に力を抑えて出来ているか?」
「はいにゃ。身体能力が少し範囲を超えてますが技術が無いから上手い具合に見えますにゃ。」
と黒歌が答えたのを見てモモンが不満そうな顔で
「黒歌よ。私は元は生粋のマジックキャスターなのだ。剣が使えないのをレベルで誤魔化していると言ってくれないか。」
とモモンの言葉に対して俺は
「黒歌よ。よく本当の事をわかり易く詳しく言ってくれた。モモン・・・アインズの圧力が少しでも・・・ほんの少しでも些細なレベルでもあれば一言言えよ。その時は俺が絞める。」
と伝えると黒歌は目をキラキラさせて
「わかりました。リクお兄ちゃん」
とキラキラした笑顔で設定通り兄妹だと言うことを守ってくれた。それを俺の後ろから見ているナーベは
「リクお兄ちゃん・・・リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん、リクお兄ちゃん……………………」
と言って顔を赤くしてクネクネしていた。それを見てアインズは
「サスケさん。ナーベが壊れかけているのでどうにかしてくださいね。」
「わかってる。」
と言ってナーベの顔を見る。
「ナーベ。」
「はい。リクお兄さん。」
・・・ナーベのお兄さん呼びはなんか嬉しいような違和感な様な
「・・・取り敢えず2人部屋を取るぞ。」
「は・・・い。」
そう言って俺に着いてきてカウンターで相部屋を一部屋借りて翌日の話をナーベと始める。
朝になりモモンと集まってバレアレ商会の前に行くと漆黒の剣のメンバーとンフィーレアもいて俺から伝える
「ンフィーレア君に漆黒の剣の皆。少し遅れたようだね済まない。」
と言うとンフィーレアが「大丈夫ですよ」といったように
「問題ありません。リクさん達は時間通りで遅刻をしていませんし。」
と答えてくれたので
「それじゃあ行きますか。」
そう言って俺達はンフィーレアが乗る荷馬車と馬を囲むようにして歩き出した。
2日程歩くとルクルットが何かを感じたようだ。まぁ気付いていたけど放置でいいかと思っている俺達とは違う考えのようだ。
「ゴブリンとオーガみたいだ。」
と言う。
「ならばまずは俺の力を見てもらおう。モモン達は何体か後ろにやるからその対処だ。」
と言うと
「わかりました師匠。」
と返してきた。
「漆黒の剣の皆もよければ護衛などせずに見てあるといい。ムイ。荷馬車に馬、漆黒の剣の皆を結界で守ってあげな。」
「分かったよ、リクお兄ちゃん!!」
そう言って黒歌は結界を張り始める。
sideモモン
サスケさんが腰に携えている刀を抜きかなりゆっくりめに走り出した。そんな時、漆黒の剣のリーダーのペテルが
「モモンさん。リクさんはモモンさんとは違う武器を使うのですか?」
と聞いてきた。
「そうですね。師匠はメインはあの刀ですが基本的になんでも使えます。凄い時は手足に1本ずつ刀を持ちながらもマジックキャスターのように魔術を繰り出す事もあります。」
と説明してしてる間にリクは3匹のオーガを後ろにやり
「ナーベは一体!モモンは2体。」
と言っている。
「やれやれ私は2体ですか。」
そう言って2本の剣で1体ずつ一撃で両断。ナーベは第三位階のライトニングで一体を倒した。
sideペテル
ンフィーレアさんがあの3人の戦いを見て
「ペテルさん。リクさんがあの数を1人で相手にするのが凄いというのははっきりわかるんですがオーガを一撃で倒したモモンさんとナーベさんはどの位凄いことなんですか?」
と聞いてきました。
「ンフィーレアさん。リクさんの今の戦闘は凄いの一言で片付けられるものではありません。オーガとゴブリンを何体も・・・しかもお1人でと言うのはまさに英雄の域に達していないと出来ないと思います。オーガを一撃で両断したモモンさんも冒険者としては最高位のアダマンタイトでないと不可能だと思います。魔法に関してはニニャに聞かないとわかりません」
と伝えたらニニャが
「今のは第三位階のライトニングです。第三位階はそう簡単に辿り着けるものでは無いのに簡単に使用するナーベさんもとても凄いです!」
と答えてくれました。それにたいしてンフィーレアさんは
「そんなに凄い方なんですか!」
と聞いてきました。
「はい。私達の見た中であそこまで凄い方は初めてです。」
と答えるので精一杯でした。モモンさん達の装備に嫉妬していたのが少し恥ずかしくなりますね。あれだけの実力を持っているのであれば当然なのかも知れません。私達にはそう思う他ありませんでした。