sideデミウルゴス
「凄い威圧だったねお姉ちゃん。」
「うん。凄かった。」
「アレが支配者として目覚めた御方達の姿。」
「ええ。私達もより一層の忠義を見せないといけないわね。」
「そうだね。でもそれだけでは無いと私は思うがね。」
「どういう事?デミウルゴス。」
「アルベドがマーレに一言言った際にサスケ様はマーレの意見を聞いて笑顔を見せていた。恐らくはサスケ様はマーレが自分の意志で正しい判断が出来た事を嬉しく思ったんだろうね。」
「僕の意見が正しかったんだ。」
「私はそう思うね。サスケ様が求めるのは恐らくは盲目的に命令に従う事ではなく考えてサスケ様とモモンガ様の意見を読み取り行動に移す事が出来るようにする事だと思うね。」
「そうですね。・・・それよりシャルティアはいつまで座っているの?」
「貴方達も感じたでありんしょう。あの御二方の威圧感を。その為に少し下着が濡れてきてしまったでありんす。」
とシャルティアが言うとアルベドがそれに噛みつき少し2人の喧嘩に
でもそれよりも気になるのは最後のサスケ様の当たり前すぎる一言。
「第一階層はナザリックの玄関口。」
という言葉だ。それは誰であろうと理解しているしシャルティアも嫌という程わかっているはずだ。あのようなわかりきっている言葉を敢えて言うことに意味は普通に考えれば無いと思うが・・・サスケ様の思考はやはり私ではまだ届かない様だ。そう思い私はアルベドとシャルティアの喧嘩が終わったのを確認して情報伝達の件と警戒度を最大まで引き上げる件の準備に取り掛かることにするか。
sideサスケ
俺は部屋に戻りルプスレギナに黒歌、白音を呼び出しある指示を出している。
「ルプー。さっきはスムーズな対応、ありがとな。」
と言ってルプスレギナが俺の事をなんて呼ぶか少し期待している。すると帰って来た言葉は予想していた中で最も嬉しいものだった。
「サスケ兄さんの指名は確実にこなすっすよ!」
と言っていて。サスケ兄さんか。好きだな。次に黒歌に指示を出す。
「黒歌はマーレに協力してこのナザリックの隠蔽作業をして欲しい。」
と伝えて今度は黒歌がなんで呼ぶか楽しみにしていると
「任せてほしいにゃん。サスケ兄。」
サスケ兄。これも好きだな。最後に白音に指示を出す。
「白音はアウラと協力して魔獣達の世話をしてくれ。」
と伝えて白音の俺の期待値が高い呼ばれ方を期待している。
「わかりましたサスケお兄さま。」
白音からサスケお兄さま。頭の中で白音のサスケお兄さまが何回もループしている。わかっていたけどこの3人は天然男誑しだ!特に白音。誰一人として寿命設定がしていないナザリックのNPC達。俺達・・・俺とモモンガも寿命という概念は存在しない。だからこそ将来白音がどこまで誑しになるのか心配だ。
取り敢えずセバスからきた情報と五感を持って体感した事、忍術と魔法の使用で分かった事を頭の中で整理して纏めて見る。
分かった事は4つ。
1
精神が種族に引っはめられている。
(俺はカルマ値が善の俺はあまり影響を受けていないがモモンガは極悪のカルマ値を持っている。)
2
ユグドラシルと違う異世界である事
恐らくは・・・間違いなく続編では無いこと。
3
この世界では死という概念が確実に存在する事。
4
そして最後はこの世界に過去・現在・未来においてユグドラシルのプレーヤーは存在していたと思われる事。
モモンガがどう考えているのかを知る必要があるな。そして俺は俺の考えも確実にモモンガに伝える必要がある。そう思って俺はモモンガに伝言を繋げた。