哿(エネイブル)のルームメイト   作:ゆぎ

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夜の血族

 防御に徹した腕ごと、ジャッカル男の脇腹をルビーのナイフが刺し貫く。転倒したジャッカルの頭を踏み抜くと黒い砂となって頭が崩れた。

 

 すっかり体に馴染んだナイフを縦に一閃、砂に潜んだスカラベを二つに裂く。フロアにはジャッカルの亡骸とも言うべき黒い砂がそこかしらに散っていた。

 

「ちくしょうめ、数が多い。星枷、頭の場所は分かるか?」

 

 返答を待つ暇もなく星枷の左右から二体の使い魔が打ちかかる。星枷は異常な速度で一回転すると、左の使い魔の腹を、右の使い魔の頭を斬りつけ、そのまま二人を蹴り飛ばす。ハイヒールでよくやるぜ。

 

 本来の得物であるイロカネアヤメより天使の剣は射程が短い。刃の触れる距離に馴染むまで苦労するハズが、星枷は苦もなく天使の剣を取り回している。武装巫女の技量に肩が震えるが味方なら頼もしい限り。背後から近づいてきたジャッカルの首を落とし、次の瞬間、黒い砂がフロアに舞い落ちる。

 

「大きな魔力を感じるけど、正確な場所までは──駄目、絞りきれない」

 

「頭を切れば終わりなんだが……」

 

 見渡せば四方八方に振り上げられた斧が見える状況。まるで小さな煉獄だな。大将を討てば兵は纏めて四散するが肝心の大将がどこにも見当たらない。パトラの無駄に目立つ格好ならすぐに目につくはずだが…‥カジノの中はどこを見渡しても使い魔だらけだ。

 

「雪平くん、上から!」

 

 天井を這うようにに移動していたジャッカルの上空からの奇襲攻撃。星枷の声に体が動いてなければ頭は斧に潰され、赤い間欠泉が吹き出した事だろう。まさか天井を這って移動するとは……俺も計算外だぜ。

 

 落下の速度を加えた斧は俺の眼前でテーブルを真っ二つに折った。詰まれていたチップが宙を舞い、テーブルはおしゃかだがジャッカル男の奇襲は失敗。殺傷圏内だ。

 

 カウンターで腹部を斬りつけ、ぐらりと崩れてきた胴体に、足を跳ね上げ直上に蹴りをたたき込む。腹部からオレンジの火花を立たせ、ジャッカル男は背中から地面に叩きつけられ口から砂を吐いて絶命。真下に投げたナイフで潜んでいたスカラベを後ろから串刺しにする。

 

 不意に仰いだ天井に俺は舌を鳴らした。天井には同じジャッカル男が10人はいる、床より天井が気に入ったらしい。蜘蛛みたいに張りついてあれじゃまるでイムホテップのミイラ軍隊だ、常識が通用しない。そのまま降りてこなくて結構だぞ化物め。

 

「切、キリがないぞ!」

 

「このドベ! 洒落言ってる場合か!」

 

 そうは言ったがキンジの気持ちも分かる。ナイフも銃も点での攻撃だ。これだけの使い魔を処理するのは骨が折れる。

 

「はぁー。また、こういうタイプね?」

 

 刹那、明滅する発砲閃光に薙ぎ払われるようにして──天井に張り付いていたジャッカル男が落下した。二人、三人と落下した使い魔へ続けて発砲音。倒れたところに浴びせかけるように大口径の弾が連発。ガバメントの弾丸が使い魔に黒い穴を穿つ。

 

「あんた、怪物を引き寄せる磁石なの?」

 

「……認めたら負けだ。個人参加は風当たりが冷たくて仕方ない」

 

 呆れるようなアニメ声で聞いてくるのはちびバニーガール……ではなくガバメントで武装した神崎だ。ベレッタやトーラス、9mmと45ACPではやはり火力が違う。天井の四方に散る使い魔は逃げの一手。神崎の参戦で形成が一気に傾いた。

 

 頭数が増えるのはそれだけで価値がある。それが一騎当千の手練れなら尚のこと。小さな両手にアンバランスな大口径の銃が吠え、空薬莢があちこちに跳ねる。そして、俺と星枷が悪魔と天使の武器をそれぞれ振り回す混沌とした状況。ここがカジノだと言われても誰も信じないだろうな。

 

 悪魔退治のナイフで使い魔狩り。元々が魔女だった彼女のナイフで魔女の使い魔を退治するのは実に皮肉だ。銃剣付きのドラグノフでレキが逃走を決めたジャッカル男を背中から狙撃。天井から転落した使い魔がレキの狙撃を機に一斉に逃走を始める。神崎とキンジも引き金を引いて残党を狩るが──速いな。

 

 屈強な体は神崎には及ばないが俊敏な動きでフロアを駆け抜ける。一体はハイマキに首を捕らえられ、一体はレキの凶弾に倒れるが残った最後の一体が窓をぶち破って屋外に飛んだ。

 

「神崎、キンジ、俺は奴等の飼い主を探す。使い魔のことは頼む」

 

 キンジと神崎は破られた窓から敵の様子を窺い、俺は単身でカジノの外に飛び出した。レキは残弾を切らし、星枷はパトラの超能力と相性が悪い。それに今は天使の剣に頼った即興の装備だ。俺は星枷に頼った甘い考えを払拭する。

 

 トーラスのスライドをコッキングし、魔女の気配を探るが目に止まったのは海上を走るジャッカル男だった。水面を走ってやがる……使い魔に常識は通用しないな。キンジと神崎に追撃戦は任せるが使い魔が逃げた先にパトラがいないとは限らない。単身ででしゃばったのは正解だったな。レキの絶対半径は2051、カジノには海上遠くまで援護射撃を行える狙撃手がいる。狙撃科の麒麟児に二人のことは任せるさ。

 

 海辺はキンジと神崎に任せて、俺はハンターらしいやり方でパトラを探してみる。蛇の頭を切り落とすべくカジノの反対側から捜索を始めようとしたとき──

 

「……おい、冗談だろ」

 

 道の街灯がフッ……フッ……と、消え始めた。それが続く。自販機の蛍光灯も、カジノの前の横断歩道の信号も消えた。街灯の明滅、電気系統の突然とした乱れ……幸いにも吐き出した息が白く染まることはなかったが、目の前で起こっている現象はハンターなら誰もが説明できる現象だ。胸がざわめつくのを感じる。ちくしょうめ、パトラに隠れて面倒な奴が紛れてやがったか……

 

 俺はトーラスの用心金から指を離さず、ざわつく胸を必死で黙らせた。温度が急に下がるのなら悪霊、硫黄の匂いと黒い煙なら悪魔。そして──赤い瞳と燦然たる翼が広がれば──いや、そんなわけない。ありえるわけがない。ありえるわけがないんだ。生暖かい風が肌を撫で、冷や汗が頬を流れ落ちる。

 

(……ありえない、奴は檻の中だ。騎士の指輪なしで檻を開けるのはロウィーナだけだ。一度自分を殺したあいつをロウィーナが解き放つわけがない)

 

 震える肩で呼吸を乱し、俺は図形を描くためにナイフで腕を斬っていた。腕から赤い血が滴るのに自傷行為に及んだ数秒前の記憶すらない。ありえない、ありえるわけがないと分かっても体は保身の為に動く。意思の外で動き始めた手は、何かに操られたように天使を吹き飛ばす図形を歩道に描いていく。

 

 ざわつく胸を黙らせても脳裏では危険を知らせるアラートが鳴りっぱなし。手元に天使用の聖なるオイルはない、もし奴がその場しのぎでも器を手にしていたら……全部終わりだ。誰も止められない。魔女を探すどころの問題じゃなくなる。

 

 周囲の電気系統は乱れ、最低最悪の悪夢を……微かでも予感させる状況で『それ』は起こった。横断歩道から黒い影が……伸びている。影は水を溢したように広がり、やがて人間の頭蓋骨……髑髏の形を描いた。脳が警笛を鳴らして止まらない。

 

 続いて、どこからともなくコウモリの影が辺りの地面を飛び交い出す。色を変え始めた夕焼け空には、誰かに呼び出されたかのように──カラスが、集まっていた。足下には、ドブネズミが現れる。それもワラワラと、何十匹も、流れるように群れて駆け回ってから側溝へ飛び込み、パニック状態で次々とそこに集まっている。

 

 普通から逸脱した景色、だが俺は少し眉を寄せるだけの反応で済んだ。これは悪魔や大天使の仕業じゃない、それに霊や悪霊とも違う。カラスやネズミを使役できる魔女、それに通ずる怪物。もしくは──その両方か。

 

「うっとおしい天気。まだ夜には早い時間、私の時間ではないのだけど。あんまりパトラがうるさいから──出てきてあげることにしたわ」

 

 誰もいない歩道で透き通った女の声が聞こえてくる。俺の前方すぐ先、髑髏の形になった影の真ん中から……黒いフリル付きの日傘が浮かび上がってきた。まるでそこが地面ではなく、湖面になったかのように。地面の下に何かいる……

 

「お前、何者だ?」

 

 くすくす、と笑い声がする。それが契機となり、声の主はようやく姿を見せた。縦ロールの金髪ツインテール。黒を基調とした、不気味で退廃的なゴシック&ロリータのドレス。膨らんだミニスカート。クモの巣柄のタイツ。光沢を放つ黒いエナメルのピンヒール──こいつ本当に怪物なのか?

 

「警戒心を剥き出しにして不粋な男ね。四年前のノースダコタでは会えなかった。ウィンチェスターに会うのは今日が初めて。思ってたより若いのね?」

 

「上物のワインと同じでね、これから優雅に年を取っていくんだ」

 

「ワインとは笑わせる、どう見ても賞味期限切れのビールでしょうに。さて」

 

 甘ったるい香水の匂いは何かを隠すためか。赤いマニキュアをした手の甲を、バラ色の口元に添え──白い顔で愉快そうに女は笑った。

 

「──初めまして。この国ではそう言うのでしょう?」

 

 とても日本人とは思えない風貌で、あまりに綺麗な日本語で、目の前の女はそう言った。カジノにいた使い魔の群れが束になっても出すことのできない重苦しさがこの女からは滲み出ている。さっきの派手な登場からして、人間じゃないのは明白。だが、それならこいつは何だ……

 

 ウィンチェスターの名前を知っている怪物は今までにもいた。四年前は煉国からリヴァイアサンが解き放たれた時期、そしてノースダコタで会った怪物で今起きた奇怪な状況を真似できる怪物はいない。直接的ではなく間接的な繋がり、彼女が口にした時期に一体だけ……ハンターの物差しでは測れない怪物に心当たりがある。

 

「四年前、リヴァイアサンの頭を退治するためにノースダコタでアルファに会ってる。アルファ・ヴァンパイア──万物の母イヴから最初に産み落とされた吸血鬼」

 

「原点にして種の頂点。最後はお前たちと兎の死骸に群がるハイエナに討たれたけど、私は復讐なんて醜い蛮行には及ばない。パトラにはお前の足を止めてほしいと頼まれたけど、やめたわ。こんなに早い時間からウィンチェスターを相手にするのは対価に合わないもの」

 

「……吸血鬼か。なるほど、連中がハイエナって意見には同感だ。俺もUKの賢人には小さくない恨みがあるんでな。恨みしかないとも言えるが」

 

 まずは彼女の正体が魔王でなかったことに安堵するべきだ。彼女が吸血鬼でも魔王よりはずっとマシだよ。それに見たところだと、アルファと同じで吸血鬼にしては話ができそうなタイプだ。警戒心を落とすつもりはないが最悪の事態にはならずに済んだぜ。

 

「パトラに足止めを頼まれたって言ったよな。それはつまり、あんたとあの女はそれなりの仲ってことだ。母校はホグワーツ? ケンドリクス? それとも──イ・ウーか?」

 

 女はニヤァ……と唇から牙を覗かせる。神崎の八重歯とは違ったモノホンの吸血鬼の牙だ。

 

「さっきの言葉、もう忘れたのかしら。警戒心を剥き出しにして不粋な質問ばかり。私はお前の相手をするつもりはないと言ったでしょう?」

 

「俺だけ素性を知られてる。そいつはアンフェアだと思ってさ。俺はあんたの名前や電話番号さえ知らない」

 

「元気の良さには9点あげる、でも知性でマイナス1ね。口の減らない男、吠えつく子犬と一蹴してあげるところだけど。でも、気が変わったわ」

 

 夕焼けが──外の景色から光から消える。日が沈んで景色が夜に変わりやがった。必要なくなった日傘が閉じられたまま影の中に捨てられる。傘が消えた影を女が今一度踏み、ヒールで何かを蹴り上げた。

 

「パトラに恩を返す建前もあるし、ちょっと──遊んでいきましょう」

 

 影から飛び出した三叉槍が女の手に渡る。三つ叉に先端が別れた槍は遊び心など皆無の殺傷性を秘めた武器だ。俺は一剣一銃の構えで鼻で笑ってやる。

 

「アルファやアメリカの吸血鬼は人間の武器に頼らなかったぜ?」

 

「そう。でもお前は串刺しにして飾るって決めたの。心臓を潰して、喉を裂いたくらいで訪れるのは一瞬の死。その程度ではダメ。お前はすぐに戻ってくるでしょう?」

 

 紅寶玉色の瞳が冷静に細められる。おどけてる様子じゃないな。この吸血鬼、本気で俺をゾンビ扱いしてやがる。挑発に乗って槍を捨てる気配もないか。高慢に思えて今まで出会った吸血鬼よりもずっと頭は良さそうだ。

 

「お友だちのジャンヌにも言ったが俺はゾンビじゃない。人の命や魂はゴム毬じゃないんだ」

 

「地獄や煉獄から帰ってきた男を普通の人間と見なすほど、私は抜けていないの。リヴァイサンを葬ったこと、私はお前たちに感謝してるわよ?」

 

「連中は人間だけじゃ満足せず、お前らも喰おうとしたからな。それに他の怪物に食事を渡すゆとりがリヴァイサンにはなかった。全人類を食卓に並べても奴等は満足しない」

 

「気品の欠けた怪物。だから──煉獄に閉ざされた」

 

 ヒールがカツンッと音を立てる。白磁のような素肌にはうっすらと白い目玉模様が浮かんでいる。同じ模様を見たばかりだからな。忘れられないよ、目玉模様は体の内側にある魔臓の証だ。そして魔臓を備えた吸血鬼はこの世に二体だけ。今の俺には女の正体が即答できる。

 

「お父様は煉獄の情報を欲しがってた。ブラドに煉獄のことを吹き込んだのはお前か?」

 

 以前、ジャンヌが口にしていた無限罪のブラドの一人娘。イ・ウーに潜んでいるもう一体の吸血鬼は、目の前の女で間違いない。ブラドが監獄に身を置いていることを考えると、俺やキンジは父の敵とも言える。俺の場合は一族の祖であるアルファの敵でもある。すんなり自己紹介してくれない程度には嫌われてるな。

 

「煉獄はリヴァイサンを閉ざす監獄。そしてまだ手のつけられていない魂の原子炉でもある」

 

「ああ、煉獄を開けば隔離された魂が力となって流れ込む。隔離されている魂の規模とその力は絶大だ。一般の天使ですら大天使を簡単に捻り潰せるようになる」

 

「力を求めることに理由は必要ない。お前も自分や家族の死を目の前にすれば──Yes.と口にするでしょう?」

 

 吸血鬼は僅かに言い淀んで、例の三文字を口にした。死を肯定する意味でのYes.ではない。それは奴等を受け入れることへのYes.。俺はゆったりとかぶりを振った。

 

「天使のタクシーになるのは願い下げだ。もう二度と器になる気はねえよ」

 

「でも狂ったように悪魔の血を飲み干して、彼が敷いたレールの上を歩いている。自分で食卓に上がる準備をする気分はどう?」

 

 悪魔の血、こいつもジャンヌと一緒だな。理子や神崎よりこっちの事情に精通してる。少なくとも悪魔の血の本当の役割、それを理解する程度には知識を蓄えてる。俺はトーラスの用心金に指をかけたまま一切油断のない視線をぶつけた。十中八九、手を抜いたら首を奪われる。

 

「最悪だよ。だが、俺はレアだぜ。魔王や地獄の王にも体は貸さない」

 

「そう。でもお前の中に流れるのは原初の殺人者たる "カイン" の血。兄弟殺しの血が流れていると聞いているわ。大天使の器になるべく受け継いでいる血は特別な物。ゆっくり、首を差し出しなさい。ゆっくり……ゆっくりと……」

 

 この、緩慢な喋り方、暗示術──催眠術か。先手を奪われたが開戦の合図としては悪くない、運の良いことに俺に催眠術や暗示の類いは通用しない。外にも内側にも大掛かりな魔除けが刻まれてるからな。

 

「お前にやる首はない」

 

 銃の反動で腕が跳ね、女の両足と露出した目玉模様を撃ち抜く。魔臓は吸血鬼の体にそれぞれ四ヶ所存在し、どれか一ヶ所でも残っていれば他の魔臓と肉体が再生を始める。不死性の一点を比べればブラドもこの女もアルファの野郎と肩を並べられる、種の頂点と言っても不遜ない。ランドマークタワーで飽きるほど見せられた弾が独りでに摘出される光景が、目の前に広がった。

 

 ブラドの第二形態と一緒だ、煙が上がって銃創も最初からなかったみたいに塞がってやがる。ブラド戦の反動で法化銀弾をケチったのが悔やまれるぜ。今度は戸惑いなく額を撃ち抜いたが……そんなもので絶命するハズがなかった。金髪のツインテールは軽く揺れるが、手は槍を握ったままで握力を失わない。倒れていた首がゆらりと動き──唇がつりあがる。

 

「……Baaang♪」

 

 化物め……人指し指を伸ばしたピストル型の左手で、自分のこめかみを撃つ自害の仕草までしてやがる。魔臓を同時に撃ち抜かない限り、こいつは倒せない。顔を血で塗らしながら平然と嘲笑う吸血鬼に背筋が冷たくなる。

 

「さあ、私の首をあげたんだから、今度はお前が首を差し出しなさい。お前はアンフェアが嫌いなのでしょう?」

 

 そう言って、構えた槍の矛先の間を青白い閃光が行き来している。あの槍、どう考えても普通の三叉槍には見えない。まさか、電流でも流れてやがるのか……? 突き刺す上に感電もさせる、電撃槍──

 

 だとしたら一撃必殺の武器だ。触れた途端、麻痺した無防備な体は串刺しにされる。槍から迸る高圧電流の音に俺はルビーのナイフを解いた。開いた手は図形の真上でいつでも閃光を放てる体勢をとる。

 

「本当にアンフェアなのは誰なんだろうな?」

 

 

 

 




そろそろヒルダも表紙を飾らないでしょうか。作者はひっそり応援しております。

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