バンドリ世界に響かせたい!   作:Krescent

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カチッ!
バン!バン!シューティング‼︎

蘭「変身!」

ガシャット‼︎

「第弐戦術」

ガッチャーーーン‼︎レベルアーーップ‼︎

ババンバン!バンババン!(イェア!)
バンバンシューティング!!
ライダー少女、スナイプ‼︎

「あたしらでミッション、開始。」chan♪

_______________________________
???「共通するキーワードは
メッシュ、ツンデレ、お化け嫌い、だ。
因みに作者もグロい物やホラーは苦手らしい。」



Re:WAKE UP‼︎心の音を解き放て‼︎

ライブステージへと入ってきた

彼女達、しかしそこには

無人のステージにギターケースが

ポツンと置かれていたのだった。

 

「あれ?ギターだけ?

今日のライブに招待したっていう

響さんという人は?沙綾ー知ってる?」

 

「ううん、何も聞いていないけど?」

 

「響ってばどこにいったんだろ?ね、友希那。」

 

「そうね。」

 

その時、何処からか声が聞こえてきた!

 

Welcome to my stage‼︎(俺のステージへようこそ)

 

その声と共にステージの

全ての照明が一斉に消えたのだった!

 

カッ‼︎

 

「キャッ⁈」

 

「な、何事⁉︎」

 

「急に真っ暗に⁉︎」

 

「皆〜どこ〜⁉︎」

 

「出してェェェェ‼︎」

 

「今の誰だよ⁉︎」

 

「パンくださ〜い。」

 

「だから誰だよ⁉︎」

 

カッ!

 

「あ、戻った。」

 

「ねぇ薫くん?キャッ!て言ってなかった?」

 

「フフフ、気のせいさ。」

 

「う〜、ホラーは苦手なんだって。」

 

「大丈夫?リサ?」

 

「あー、ビックリしたー‼︎」

 

「ひまり、大丈夫か?」

 

「あ!皆、ステージの上を見て!」

 

そして彼女達がステージの

上を見てみるとそこには

マントの様な物を羽織った

黒ずくめの人物が

()()()()()()()()()()()()のだった。

 

「あれどうなっているんだろ‼︎

ね!日菜ちゃん!」

 

「うんうん、すっごくるん♪ってくる!」

 

「お〜。」

 

「うわ〜、ねぇりんりん!

あれどうなっているんだろ⁉︎」

 

「ワイヤー、かな…?」

 

彼女達が困惑する中

その人物は宙を蹴るように

空中で一回転してギターケースの

後ろ側に着地したのだった。

 

「うわ〜、カッコいい!」

 

「また身体能力がおかしい人が出たよ...。」

 

「おぉー、ニンジャですね!」

 

そして彼女達が見ている中

その人物はゆっくりと立ち上がると

外嚢をバサリと翻し、ポーズを

決める共にこう言い放ったのだ。

 

俺、参上‼︎*1

 

「おぉー‼︎カッコイイ‼︎ね!りんりん!」

 

「う、うん。そうだね。」

 

「今のすっごくるるるんっ♪て感じたよ!」

 

「りみりん?おーい。」

 

「ふわ〜カッコええ。

ね!ひまりちゃん!」

 

「うんうん!」

 

「今日は俺のLiveへと

来てくれてthank you‼︎

さぁ、楽しい時間を始めようぜ!」

 

「はーい‼︎」

 

「すっごくキラキラドキドキしてきたよ!」

 

(やっぱり、微かだけれど見覚えがある。)

 

「っとその前に

自己紹介をしていなかったな。

俺の名は紅 響。

いつか世界中に俺の音が

響く事になるだろう。」

※服装はキング*2の衣装をイメージして下さい

 

_________________________________

やっぱり誰かの驚く顔や

笑顔を見るのは楽しいな。

どんどん心を躍らせたくなっちまう。

そう考えながら俺は今日来てくれた

オーディエンス達を改めて見回してみた。

(この一週間で見慣れた顔に昔の知り合い

後は...どこか見覚えがある顔だな。

さぁて飛ばして、いきますか!)

 

そうして俺は置いていたケースから

斬り裂く鬼から轟く鬼へと受け継がれた

黒と赤を基調にしたギター*3

そっくりな物を取り出したのだった。

_________________________________

 

「うわ〜!あのギターすっごくカッコいい‼︎」

 

「うん、あんなギター見たことない。」

 

「おぉ〜、なかなかに

イカしたデザインですな〜」

 

「あのギター、触ってみたいです!」フヘヘ

 

そんな彼女達の視線の中彼は

ギターを持ったままクルリと

その場でターンをした後

()()()()()()()を光らせつつ

こう言い放った。

 

「さぁ、show timeだ‼︎」

 

\Life is SHOW TIME‼︎/

 

※事前にまりなさんに渡している

USBメモリにギター以外の

楽器音が入っています

________________________________

《♩〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜♬ー》

 

その時に聴いた音は

まるで、太陽と月が重なるという

滅多に起こらない日食の様な衝撃だった。

そんな中、必要不可欠なエナジーを

奇跡を待ち続ける者達の

夢や理想を良い意味でルラギル力に変え

記憶を辿りながらも、理想はいつも高く

目の前で届かないけれど...

絶対にその誰かに希望を届けて

全てを宝石(jewel)へと変える

勇気(brave)をくれるそんな...魔法使いの歌。

響、あなたの音を聴けば聴くほど

私は...あなたの事がもっと知りたいわ。

それにしても...弦巻さん。

あなた、()()()()()()()()()()()()()()()()

合いの手を入れていたわね。

____________________________

 

 

「素晴らしい、演奏だ...。」

 

「えぇ、ジブンもそう思います。」

 

「ねぇ彩ちゃん、気付いてる?」

 

「え?なにが?」

 

「あの人、ビッキーが最初

手に持っていたピックって

最初は何色だったっけ?」

 

「え〜と、確か黒だったような...」

 

「ビッキーの手をよく見て。」

 

「え?わ、分かったよ。

う〜んと、あれ?()()()()()?」

 

「そう!あたしもさっき

気づいたんだけどね。

まさか演奏中にピックを

取り替えるなんてますます

るるるん♪って感じがするよ!」

 

「続いて2曲目!

どこまでも行こうぜ‼︎」

 

\Anything Goes‼︎/

___________________________________

《〜〜♪〜〜〜〜♩〜〜〜♫〜〜〜》

 

「うわ〜...!凄い!凄い!」

 

「ギターの演奏も歌もジブン達

パスパレとは比べ物にならない程上手です...!」

 

「最初にイヴちゃんから招待状と

一緒に『師匠の演奏を聴きたいです‼︎』

何て聞いた時は師匠って何?って

なったけどすっごくるるるるん♪って感じ♪」

 

「それに聴いていると

いらない、持たないからこその

夢も見ないフリーな状態でも明日は白紙(blanc)!」

 

「だからこそ結局は進むしかないんだって。

そうして自分自身の心に正直になって

足し算を飛ばして掛け算で昇って

負ける気なんてしないから

どこまでも進んで行こう。って

何だかすっごく元気になる曲だなって感じたよ。」

 

「そうだ!今度の新曲の参考にしてもらおう♪」

 

「えぇ〜!日菜さん、いいんですか⁉︎」

 

「大丈夫♪大丈夫♫」

 

「さすが師匠!とってもカッコいいです‼︎」

 

「いつか、未来で...か。」

 

「あれ?千聖ちゃんどうしたの?

握りしめているそれって...

お守りだって言っていた()()()()()()だよね?」

 

「え?あ...!な、何でもないわ。

さぁ演奏の続きを聴きましょう。」

 

「う〜ん...でもね千聖ちゃん。

私は千聖ちゃんの力になりたいの。

だから何か悩んでいるのなら言ってね。」

 

「...!ありがとう、彩ちゃん。」

(今が...その未来、という事ね。)

___________________________________

 

「続いてturning pointの3曲目‼︎

まだまだ、俺のステージはここからだ‼︎」

 

\JUST LIVEMORE/

___________________

つぐみから話を聞いた時は

どんな奴かと思っていたけれど。

 

《〜〜♪〜♩〜〜〜〜♫〜〜〜》

 

これは...圧倒される。

明日が...夢が見えなくても

今という風が伝える何かが

問い掛ける、精一杯生きているのか?と

それでも俯かずに真っ赤に燃える空の(もと)

ビビらず、止まらずに誰もいない世界の果て

自分が選んだ道がどんな道だったとしても

自分が信じた道を突き進め!って

だから、あたし達のバンドを...

繋がりを...歩みを...止めたくない!

絶対に!夢物語なんかで終わらせない‼︎

だって...最後まで残った奴が勝者...なんだから。

__________________

 

「さぁ4曲目!皆の絆で

宇宙を掴むぜ‼︎青春、スイッチオン‼︎」

 

\Switch On!/

__________________

《〜〜♫〜〜♪〜〜〜〜♩〜〜〜〜〜♬》

 

 

「うーん♪やっぱり響ってばまだまだ

アタシの知らない、笑顔になれる曲を

いっぱい知っているのね♪」

 

「こころちゃん。さっきから

思っていたんだけど響さんを知っているの?」

 

「あ!それ!はぐみも思ってたよ‼︎」

 

「知り合いなの?こころ?」

 

「えぇ!響は...

アタシのヒーローなんだから‼︎」

 

「ほぅ、あの華麗な王子様がヒーローとは。

あぁ、なんて儚いんだ。」

 

「そうだわ!ねぇ美咲!はぐみ!

今度アタシ達も学校の曲を作ってみたいわ‼︎」

 

「ふぇぇぇ...。い、いきなりだねこころちゃん。

 

「でも学校の歌かぁ。

それってこの歌みたいな感じかな?」

 

「えぇ!この歌を聴いていると

ワクワクドキドキしてこない⁉︎

イメージは...こんな感じよ!」

《♪〜〜〜〜♫〜〜〜〜〜〜〜♩》

 

「おぉ〜!はぐみ、ワクワクしてきたよ‼︎」

 

「かの、シェイクスピアも言っていた。

"光る物全て金ならず"と

つまり、そういう事さ。」

 

「ふぇぇ〜...ど、どうしよう美咲ちゃん。」

 

「しょうがないですよ、花音さん...。

ああなったこころは誰も止められませんからね。

諦めて作曲しましょう。」ヤレヤレ

 

「う、うん。が、頑張るね。」

ワイワイガヤガヤ

 

(また...あの歌を聴きたいわ...響。)

 

(こころ......?)

 

________________

 

「ふぅ...。楽しい時間はあっという間だな。

だけど、まだまだclimaxは続くぜどこまでもってな!

5曲目!いってみようか‼︎」

 

\Climax Jump‼︎/

___________________

 

《〜〜♪〜〜〜〜〜♫〜》

 

「約束の場所...」

(あの時見た、満天の星空...)

 

「想いが導く...」

(夏希達...CHISPA...)

 

「望む未来...」

(みんなが居てくれる今...)

 

「始まりは突然...」

(かくほーーー‼︎)

 

「変わる事を恐れないで...」

(素直になれねぇ自分...)

 

(((((誰よりも、昨日よりも高い空へとjump。)))))

 

「ねぇみんな、私たちも

あんな風になれるなかな?」

 

「なれるよ。きっと。」

 

「うん、がんばろう。」

 

「う、ウチも頑張るから...!」

 

「けど、また無茶して倒れんじゃねぇぞ。」

 

「わ、分かってるよ〜。」(^^;)

 

「って図星かよ‼︎」

*1
皆の合言葉

*2
チェックメイトフォーの王が着る衣装の事で本編中でも主人公が着た事があるがオーダーメイドなのか代々受け継がれる物なのかは不明、受け継がれる物だとしたらキング臭が凄そう

*3
本編との違いは鬼石と鋸状のパーツの有無に本体に描かれているのが三つ巴ではなく蝙蝠が翼を広げた様なクレストになっている




以前のお話を削除し
大幅な改稿をした理由ですが
投稿した後に見直してみると
自分で満足出来ていないと
感じてしまったからです。
これからは週一更新はあくまでも目標にし
身体を壊さない程度に自分が
満足出来るものを書こうと思います。


以下これからのプロット的な何か

「フフフフフフ...フハハハハハハ!!!!!!
閃いた...閃いてしまった!!!!!!
これぞ正に悪魔、悪魔的発想!!!!
やはり!!私の敵は、私自身だァァァァ!!!
〇〇に◇◇させるため!!!
△△を□□させるゥ!!!!!
『カタカタカタカタカタカタ!!』
イイ!イイぞ!!もっと来い!!!!!!
私は...私は此処にいるぞォ!!!!!!
ヴェハハハハ!!ヴェハハハハッ!!!!あ...。」
〈ピチューン〉GAMEOVER...

☆×999→☆×998







待て、しかして希望せよ‼︎

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